アプリコットの 雨に唄えば！

シンギング イン ザ レイン　(Singing In The Rain　または Singin' In the Rain) 　
雨に唄えば！　映画を見ていなくてもメロディは知っているポップスの名曲の
ひとつですね。そんな名前のバラに敷島公園で出会いました。
アプリコットカラーの Floribunda ですが Hybrid tea の花型を持ち、強いムスク
の香りがあるそうです。　咲き進むとやや花色が淡くなります。

Singing In The Rain は歌が先に出来たそうで、作詞アーサー・フリード (Arthur
Freed 1894 – 1973)、作曲ナシオ・ハーブ・ブラウン (Nacio Herb Brown 1896
– 1964) で1929年に発売されたのですが、1927年の前半に書かれ演奏された
という説もあり、いつ作られたのか正確にはわかりません。
歌は評判となり多くのアーティストがレコードを出しましたが、1929年のアメリカ
MGM映画 『ハリウッド・レヴュー』 の中でクリフ・エドワード (Cliff Edwards) が
歌ったことが決定打となったようです。

同名の映画 （1952年公開、103分） は歌が出てからほぼ四半世紀後、MGM
社がアーサーとナシオの名コンビのヒット曲を集めたミュージカルとして企画し
たそうですが、ジーン・ケリー (Gene Kelly 1912 –1996) が土砂降りの雨の中
でこの主題歌を歌いながらタップダンスを踊る場面は、映画史に残る名シーン
とされています。　　　 (参考:Wikipedia英語版、日本語版)

なお別名に　　　• Love's Spring
　　　　　　　　　　• Spek's Centennial　(オランダのSpek社100周年のバラ)
があるそうです。
作出者　ニュージーランド　　マグレディ四世　Samuel Darragh McGredy IV　1984年。
販売者　アメリカで　　エドマンズ　ローゼス社　Edmunds' Roses　 1994年。
　　　　　　　(群馬県前橋市　敷島公園　091108)　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
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咲き進んでやや淡くなっています。