赤ワインの クロヴージョ

深い黒赤が美しいバラ、シャトー ドゥ クロヴージョ
Chateau de Clos Vougeot (Hybrid Tea)。

姫野バラ園によると、現代の黒赤ばらの祖というべき品種で、
戦前は 「大黒天」 の名で販売されていたそうです。
濃厚なダマスク香があり、咲き進むと暗紫色になります。

コトバンクによると、現地名 Chateau du Clos de Vougeot は
フランス中部ブルゴーニュ地方の、「ワイン街道」 の一角で
あるヴージョ村にあるワインシャトーです。
12世紀にシトー派の修道僧がぶどう畑をつくったのが始まりで、
以来1790年代まで同派の修道会が所有しワインづくりを行って
きました。
ブルゴーニュワイン（赤ワイン）の産地として世界的に知られて
おり、シャトーは歴史的建造物として観光スポットになっている
そうです。

作出者　フランス　デュシェ　Joseph Pernet-Ducher 1908年。
　　　(埼玉県上尾市　BARAFAN = 移転済 2012年5月19日)
　　　(神奈川県川崎市　生田緑地バラ苑　2012年10月12日)
　　　(群馬県前橋市　敷島公園バラ園　2010年10月23日)

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上２枚は　BARAFAN = 移転済 2012年5月19日。
咲き進んだ状態かもしれません。

これは　生田緑地バラ苑　2012年10月12日。
これが本来の色のようです。


下２枚は　敷島公園バラ園　2010年10月23日。
黒味があまり入っていません。