予想外の指揮者

クリスマス会にはそれぞれのクラスが合奏をします。小さいクラスは数人のお友達で一緒にする楽器ばかりなのですが、大きいクラスには大だいこ小だいこなど一人でする楽器もあります。年長さんの合奏には、「指揮者」がいます。他のお友達に「楽器、用意」とか声をかけるところもあり、なかなか難しい役割です。
誰が何の楽器をするかも「ご相談」して決めました。基本は立候補。さて年長さんの指揮者には誰がなるかなと思っていたら・・・。
先生達の予想外で、決まったのはＳちゃん。いつもはおとなしい方のお友達です。「指揮者はＳちゃんになりました」とＨ先生から聞いたとき、思わず「エーッ！」と声をあげてしまいました。「指揮者になったんだって」と声をかけるととても嬉しそうにうなずいたＳちゃん。その後の合奏でもいつもなかなか堂々と指揮をしています。案外みんなの前に立つのは嫌いじゃないのかな？
当日も緊張しないでやってくれるといいなぁと願っています。

かわいすぎるＫ先生

職員室の隅の机での年中さん達の会話。
Ｋちゃん「Ｋ先生ってかわいすぎるよね」
Ｙちゃん「そうだよね」
らんこ先生「え、そうなんだ・・・」
Ｈくん「Ｋちゃんのお母さんよりかわいい？」
応えないで笑っているＫちゃんとＹちゃん。
らんこ先生「じゃ、Ｈくんのお母さんとＫ先生はどっちがかわいい？」
Ｈくん「お母さんかなぁ・・どっちかなぁ」
お母さんも担任教師もＨくんにとって「かわいい」事には間違いないようです。

ページェントの記憶

現在小５のＭちゃんのページェントの記憶。
「お星様の役だったから、ずっと手をあげてキラキラさせてたから、手が痛かった。」「歌が流れたら手をおろしていいと言われていたので、早くうたにならないかなと思ってた」
お星様役の子はせりふはないのですが、出番は多いので、まじめに手をあげてキラキラさせているのは本当に手が疲れる・・・。

どうすんの、オレ？

玄関付近でうろうろしているＮくんとＨくん。
「小さい折り紙ないし・・・」「どうしよう」「折り紙もらおうか・・・」
「何しようか・・・」
何して遊ぶかご相談中。
「どうすんの、おれ？」とはやりのコマーシャルふうに迷っておりました。
「何して遊ぶか」で迷っていられる幼稚園時代は幸せな時代です。

お金ごっこにも性格が・・・。

年長さんと年中さんにはだいぶ浸透してきた「お金ごっこ」。
少額のコインを集めてより大きいコインに両替し、そしてお札に換えるという両替も進んできています。今のところ今年は男の子が一生懸命お金を貯めております。コツコツためていって１万円札になるというのが嬉しいのはなぜか男の子が多い。女の子の方はいろんな色がある５００円玉をいろいろ集めたり、いろんな種類のあたり手裏剣を持つ方が嬉しいらしい・・・。
さて、両替にもその子の性格があります。１円玉には目もくれず、５０円・１００円だけを両替する子がいると思えば、１円５枚で５円というところからコツコツやる子もいます。今日は１０円を５０枚持ってきて「５００円」という両替をした子もおりました。その横で５円２枚で１０円を１０回繰り返している子も。なんだか一人一人の性格がでます。
５円から５００円までいろんなコインをまぜて１０００円にする事が出来る子も登場しました。１０００という数の中にいろんな数があることがわかってきたのかな？
お家に帰ってからも一生懸命数えている子もいるかと思います。面倒くさいとは思いますが、大人なら当たり前の事ですが、子供達には大変な学びです。興味を持った時に教えてあげて下さいね。

マリア役決定の時

昨日からはじめたページェントの役決めのご相談。年中さんは昨日でほぼ決められたのですが、年長さんは今日もう一度初めから希望を聞いてご相談。
男の子の方は昨日と違う希望を言う子もおり、気がつくと昨日とは違うヨセフ役が決まっておりました。さて、注目のマリアは・・・。
去年お星様役をしたＡちゃんとお姉ちゃんがマリア役をできなかったＭちゃん。他にもしたい子はいたのですが、この二人の気持ちが強かったようで、二人が残りました。結局最後は去年のページェントでお星役をしたＡちゃんがゆずり、Ｍちゃんがマリアとなりました。Ａちゃんの目に涙。
そういえば、Ｍちゃんのお姉ちゃんがマリアになれなかった時も、涙涙だったけ。
うん、その涙があなたを大きく成長させてくれるんだよ・・・と感慨にふけっていたらんこ先生。ところがその時ふと黒板を見ると・・・
Ｈ先生の文字で、配役が書かれていた黒板。そこに「ひつじつかい」という役があったのです。“ひつじつかい”？それって“ひつじかい”じゃないの！
らんこ先生の指摘に子供達は、「気づいてたよ」「おかしいと思っていた」との声。あわてて「つ」を消すＨ先生。お部屋のみんなは大爆笑。涙顔のＡちゃんまで大声で笑って・・・。
うーん、もしかして今年のページェントで一番心配なのはＨ先生なの？ま、はじめてだもんね。

Ｋ先生にヒゲ？Ｎ先生にツノ？

クリスマス気分を盛り上げようとあれこれ工夫する教師達。
Ｋ先生はサンタのヒゲ＆帽子をつけてみました。先輩がしたのですから、もちろんＨ先生もやってみました。「先生、おひげはえとった・・・」と子供がいってもそういう事です。どちらが似合っていたか？は子供達それぞれ評価が異なります。
ちなみにＮ先生はトナカイカチューシャをつけました。頭にツノが生えていたと子供が話したとしても・・・、それもそういう事です。
幼稚園の中では照れていてはいけません。もちろん園の外ではしませんよね。

ただいま配役相談中

少し前にビートたけしと爆笑問題が司会をしていた教育に関するテレビ番組で、幼稚園の発表会でみんなが主役になりたがり、桃太郎ばかりのステージというのがセンセーショナルに取り上げられていました。それを見てすぐの時には思わなかったのですが、少し冷静になると、「あれは何歳の子のステージだったのだろう？」と思うのです。もし２歳児や３歳児だったら、大きい桃から桃太郎ちゃんでみんなが出てきて、それから先生がするオニをみんなで退治する、なんて展開もあり得るのです。
でももしあれが年長のクラスだったらマズイですよね。
さて、ただいま年長さんと年中さんのクラスでは、クリスマスのページェント（聖誕劇）の役のご相談中。どんな事があってもマリアさんは一人ですし、博士は３人です。悪役のヘロデ王も必要です。（その他の役は多少前後しますが・・・）
まずは立候補が第一。「自分はこの役をやりたい」という事を言わなくては話しがすすみません。あまり表に出たがらない子、大声ではない子も自分の気持ちをちゃんと言うようにが話しのスタート。
教師は合奏の楽器も含めて、、全体のバランスを考えて話し合いをすすめていきます。
控えめな子がこのページェントで立派に自分の役をすることで、大きく成長する姿も毎年見てきたので、今年の展開も楽しみです。
今日は休んでいる子もいるので、最終決定は明日以降になりそうです。どうなりますか？

紙テープの使い方

昨夜、ＮＨＫで「キャンディーズ」の特集をやっていました。当時はキャンディーズにはあまり興味もなく、まあ歌は知っているけどという程度です。らんちゃんなんて私と似たような名前のアイドルがいるのは正直迷惑だぁ！と思っておりました。（園長先生はキャンディーズ世代ではなく、園長先生の弟がキャンディーズファンだったようです。）
昨日解散コンサートの様子を見て妙に驚いたのは、そこに飛び交う紙テープのすごさ。うーん、紙テープってこういうふうに使うのが元々の使い方だったのですよね。今のアイドルのコンサートではこんなじゃないだろうけど。
そして、朝、職員室の隅では紙テープとセロテープを使ってなにやら不思議な制作が始まっているのでした。

子供たちはお飾りが大好き。

今日はあちこちのクリスマスツリーを子供達と飾り付けしました。
ホールのツリーは一番小さいお友達も一個ずつはお飾りをつけました。その後、玄関のツリーも有志で飾り付け。子供達は飾るのが大好きで、とにかく次から次へとつけていきます。
子供達は自分の目の高さのところにつけるので低いところにいっぱいついてしまいます。それを後からこっそりと少し上につけるのが先生達のお仕事です。（ナイショですが）
子供達がほとんど帰ったところで、ライトをつけて完成。予想より大きいツリーだったので、ちょっとライトが少ない感じですが・・・。