らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

何度でも

2011-12-01 18:44:34 | Weblog

絵本原画展以後、すっかり定着した年少さんの「お帰り前の絵本」。ゆっくりお支度している子に「絵本の時間なくなるよ」というとテキパキ動き始めるのがほほえましい。人は目的があるとがんばるものなのです。

「今日はどんな絵本かなぁ」とらんこ先生が声をかけると、「さんさんさんかく!」と言う声があちらこちらから聞こえました。

なんでみんな一斉に同じ本の名前を言うのかな?と思ってT先生に小さい声で聞いてみると、「昨日もおとといも読んだ絵本なんです」というお返事。おととい読んでみんなが好きになり、昨日読んでもっと好きになった、ということでしょうか。

内容がわかっていても、いや内容がわかっているからこそのお気に入り絵本。わかっている内容をお友達と一緒に楽しむからこそ、嬉しい。

寒い冬。先生といっしょに、お友達と一緒に、そしてお家ではお父さんやお母さんと一緒に、何度でも何度でも同じ絵本を楽しんでくださいね。

コメント
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