怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

インゴルシュタットの歩き方⑥学校博物館

2010年05月02日 | インゴルシュタット観光案内
かなりしょぼい博物館なのだが、実際の学校施設内を堂々と見学できる、という点で面白いと思っている。





主に戦中から戦後のしばらくまでの学校内の写真、当時使われていた教科書や文具などの展示品がある。




ここまで写真をアップしていたら、何故か「アルプスの少女 ハイジ」を思い出し(左上の少女の写真のせいだと思う)Youtubeで主題歌を検索したら、しばらくはまり、スペイン語やドイツ語吹き替え版を見てしまった~
ああ、集中力に欠けるブログ作成・・・

かなり昔からこちらの小学校入学時には「シュール テューテ」(直訳:学校袋)と呼ばれる円錐形の入れ物に学用品やお菓子などの贈り物を入れ、子供の就学を祝っているようである。



ペリカン、博物館で宣伝か?



戦時中の教科書類だろう。鉤十字が何気に印刷されているところに目が釘付け。

これは成績表。

もっと大きくしてみたら・・・

1939年に作られているようだ。1923年生まれのこの人、いまでもお元気にしているのかなぁ~


この博物館の紹介に使われている展示物。等身大、結構怖い。


こんな展示物もある、おもしろい。

この博物館をお勧めしたい最大の理由は、
ここが普通の学校内の、普通の教室のある建物内にあることである。
生徒や先生、掃除のオバサンなどが普通にうろついている中を見学するのが面白いのだ。
私以外の見学者などほとんどいない。「何こいつ?」って目で見られること確実だが、ちゃんと博物館なのだから、どうどうと見学してよろしい。
この校舎を含めたこの辺り一帯が職業学校で、生徒の年齢は推定10台半ばから20歳くらいのようだ。
夕方からは自治体が主催する「市民大学」の各講座が行われ、私はそのなかでドイツ語講座を受講している。

学校博物館(Heinrich-Stiefel-Schulmuseum)
住所:Am Brückenkopf 1, Haus D
行きかたなのだが・・・・
カメラの具合の関係で、画像で紹介できなくて申し訳ない。
街の中心から行くときは、インゴルシュタット中央駅へ戻るように南下する。バス通りの道を歩き、ドナウ川にかかる橋を渡ったすぐ角にある建物集団だ。
その内部の中庭に入り、Haus Dという校舎を探す。
こんな風に紙で表示されている~


開館時間:月曜日から木曜日まで 8時から16時まで
     金曜日は14時まで。
     正午前までに来ると、学校の授業があるのでおもしろい~(正午を過ぎるとほとんど人がいなくなる!)
学校が休みのときは休館。夏休み、冬休みや、ほぼ6週間ごとに2週間の休暇があるこちらの学校システムが恨めしく思える。

そうそう、入館は無料、これはよい点