梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

「KARA、少女時代 のち、LOVELYZ」さんへ

2017-11-23 14:47:16 | 日記
  いつもながら何一つゆるがせにしない丁寧なコメント、感謝申し上げます。しかし、何と申し上げるべきか、私はTWICEを初めて見た瞬間、この子達は紅白に出るな、と直感していましたので、今回の出場については来るべきものが来たという気持ちでしかないというのが本音です。

  歌唱力については、初期のKARAは目も当てられませんでしたね。生歌では音程も定かではなく、スンヨンですら声量がありませんでした。私はKARAのCDもいくつか持っていますが、聞くたびに思うのは、「この子達、少女時代と比べるとが歌ヘタ!」ということです。私は彼女たちの声を聞き分けることができるのですが、素人の感想としては、ジヨンとハラは声に艶が足りず、声量も無し。ニコルは発声が飴でも舐めながら歌っているかのよう。ギュリは艶も声量もあり、柔軟性には欠けますが、聞かせることはできる、という印象です。スンヨンについては論評を待ちますまい。

  もっともKARA解散後にジヨン主演のミュージカル、ニコルのファンミーティングにも行ってみましたが、独立して独りになってからは、かなり努力していることがうかがえました。特にニコルは総合力が上がっていると感じましたが、日本人受けするタイプではないのが残念なところです。

  KARA本体は、聞くものではなく、見るもの!というのが私の実感です。アリーナなどで鑑賞すると、特にそれが感じられます。へたくそなジヨンも、観衆をパーフェクトに味方につけてしまいます。何よりも客席の盛り上がり方は他のどのコンサートにもない、舞台と一体化した熱狂的な盛り上がり様でした。ヨンジが加わった4人体制になってからはその部分が弱まり、横浜アリーナですら満員に出来ない日が続きましたが・・・。

  TWICEに関しましては、更に「聞くもの」ではなくて「見るもの」という感が強いと思っております。女子高生でもないのに私の年齢の男性でTWICEを舞台で生パフォーマンスを見たという人間は少数派だと思いますが、おっしゃる通り、華があり、ルックスも良く、ダンスもなかなかのレベルなのです。同じ9人組でも少女時代は「私たちのパフォーマンスをじっくり鑑賞して味わってね。」と念を押されている様な感があったのですが、TWICEはデビュー間もないこともあり、見ていて疲れるということがありません。それは女子高生の言う「軽くてゆるーい音楽」という言葉にも表れているのだと思います。

  しかし、問題は正にそこにあると感じます。要するに、TWICEはそうした時流にピタリと照準を合わせた、見ていて疲れないパフォーマンスを演じているのだと思います。それが時代の流れに沿ったものであったからこそ、一年目にして一気にトップに躍り出ることが出来たのではないでしょうか。次の課題は、KARAのように観衆を巻き込むパフォーマンス力を身に着けることでしょう。

  歌唱力その他について考えてみますと、確かにTWICEの力量は今一つ足りず、曲も軽いものなのでしょうが、その点を突いてしまいますと、ほとんどすべてのジャニーズ系グループは紅白出場資格無しということになるのではないでしょうか。AKBグループもまたしかり。特に欅坂46の歌唱力不足は目に余ります。支持層の偏りについても、「ししゃも」などというグループは一部に支持者がいるとはいえ、紅白に出場できるほどの人気を背負っているとは思えません。他にも同様な歌手やグループがいくつも見かけられます。

  ど素人の私が音楽に精通された「KARA、少女時代 のち、LOVELYZ」さんに向かって反論めいたことを書いてしまいましたが、いかがでしょうか。LOVELYZの新曲については、私のところへもメールで案内が届きましたが、まだ購入には至っておりません。「KARA、少女時代 のち、LOVELYZ」さんがそこまで推奨されるのであれば、AMAZONかどこかに発注しておきましょう。私は「一般」の範疇に入ると思いますので、楽曲の良さが理解できるかどうか不安ですが、何はともあれまず現物を手元に置いて聞いてみないことには、始まりませんからね。

P.S. ご存知かもしれませんが、私は元々は高校の教員でした。三校に渡って、ダンス部の顧問も経験しております。そのせいで、少々点数が甘くなっているのかもしれません。

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1 コメント

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まさしくご指摘の通り要点は、Twiceは「見るもの」であり、‘聴くもの’・音楽鑑賞するもの ではないということなのです。 (KARA、少女時代 のち、LOVELYZ)
2017-11-23 17:44:08
 早々にとり上げて頂き、誠に痛み入ります。私の書き込みは、専ら楽曲及び ‘トータルとしての音楽の次元’ に焦点を当てたものですので、一般的に広く行なわれるように ‘人気’ の次元を軸にした場合と比べて差異が出て来ることは、折り込み済みです。
  Twiceのように ‘単純明快なゆるい擬似レゲエPOP’ が若年層、とりわけ女子を中心にかなり広く人気を得るであろうことは、私も結構早いうちから直感していたところです。それが日本においても中高生女子中心にかなり広くファンを得ることも、想像に難くありませんでした。
 ただ、楽曲・トータルとしての音楽の次元に焦点を当てる限りにおいては、‘これくらいのものでも紅白に出してよいものか’ との思いを強く持つ以上でも以下でもありません。
 的確にご指摘の通りTwiceは ‘聴くもの’ ではなく「見るもの」であることを慮った上で、<紅白>も一種の<お祭りエンタメ・ビジネス>と達観する限りでは、Twiceが出場グループとして急浮上したのも意外ではないとも言えましょう。同時に、KPOPの駆け出しグループTwiceを出場させねばならないほど、JPOPが沈んでいるとも捉え得るでしょう。
 一方 LOVELYZ は音楽スタッフたち自身が明言している通り本気で「POPS史に残る音楽」を目指していて、 「聴くもの」であり「音楽鑑賞するもの」(実際、スーパーハイレベルな欧米Progressive系を聴き込んできたファンが多い)ですから、紅白を含むショー・ビジネス の次元にあっては、真っ当評価されにくいのもわかるだけに、なおさら応援に力が入るわけです。(^^♪
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