雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

司会者、評論家VS橋下

2008-02-18 05:08:16 | 大阪維新の会、橋下徹氏
テレビ番組の司会者や評論家の人たちも橋下徹に議論を仕掛ける場合は、気をつけたほうがいい。

大体、番組側もはじめから予想できるような質問はしないほうがいい。
「机上の空論」と言う言葉尻からあなたの考えは間違っていたので改めますかとか、
「原則ゼロ」と言ったのに、もう百何十億もといった、普通の人ならちょっと困るかなといった類の質問のことである。

弁護士と言ったら、言葉で相手を論破するデイべートのプロである。
そんなプロに、はじめから予想できるような質問をして困らせようとしたりするのは、どだい無理な話のようである。



今朝もある番組で司会者がムキになって言えば言うほど、橋下さんの術中にはまってしまって、
「そんな机上の空論を言っている司会者や評論家はとーーー」逆襲されてしまった。
横にいた現場で政治を担当した出席者に意見を求めると、橋下さんを弁護するような論調になる。

現場というのはいろんなものがあって、単なる理論では片付けられない複雑な要素がいっぱいある。
そんな一見矛盾があるような状況を解決していくのが実務なのだが、本来それは口で説明するのは難しいことも多かった。
私などの経験ではそうなのに、橋下さんは絶対に負けていないのである。

論破するとはあんな風にやるのだと、私など感心しきりである。


それと、最初から喧嘩する相手と引き下がる先輩とをちゃんと決めている。
この辺の計算はしたたかである。

どこかで「計算してますか?」という馬鹿な質問に「計算してないのは、単なる馬鹿じゃないですか}と返されていた。

揚げ足を取ったり、言葉じりを捉えた質問はしないほうがいい。
口先だけでなく、ホンネで本質の議論、改革をしようとする姿も見える。
先輩に対する敬意も、間違ったことを改める素直さも持っている。

今までの政治家と違うところがいい。
NHKに対しても、特に権威を恐れないのがいい。
間違っていることもあるだろうが、1年も経てば結果は明らかにでる。

何年経っても、どこが変わったのか解らないようなのより余程いい。
テレビの司会者も評論家も記者諸君も、気をつけて質問するほうがいい、相手は弁護士出身デイべートのプロ、アタマもいい。それが勉強した上で答えるような質問は避けるべきである。

足を引っ張って困らす積りが、ますます橋下人気の手助けをするような結果になる。
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