雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

温泉めぐり

2007-06-20 06:28:20 | カワサキ単車の昔話
国内の担当が永かったので、日本国中知っているほうである。

当然、あちこちの温泉にもお世話になった。
仙台にいた頃は、東北6県を車で飛び歩いていて、温泉の方が市内のホテルに泊まるより安いような環境だったので、大げさに言えば東北の温泉の9割は訪ねたことがあるだろう。

北海道も地方の温泉も含めて、多分8割は行ったことがある。
それもツアーなどではいけないようなところが多いのが自慢である。


あまり豪華な建物のホテルよりは、昔ながらの和風の温泉のほうが温泉らしくていい。

訪れた回数では仕事の関係もあって、今は竹田市となっているが、大分県直入町の長湯温泉が圧倒的である。
宿泊日数のべ50日は多分越えるだろう。

大丸旅館の大女将(おばあちゃん)には本当にお世話になったし、名物のしいたけなどよく送って頂いた。
丁度その頃、次男の首藤文彦さんが荒地から一人で小さなブルで土地を造成して造り上げた広大な敷地の、
「宿坊翡翠之荘」 にはオープン当初から大丸の大女将にそちらに泊まるように頼まれたりしてよくお世話になったものである

その後も、お客とご一緒したり、お客ではないが当時カワサキにしょっちゅう出入りして、ジェットスキーやサーキット走行を楽しんでいた岩城洸一などもよく泊まったものである。

直入町には大分空港からレンタカーで湯布院経由であったので、湯布院も懐かしいまちである。
駅の建物など風情があっていい。



昨日の武雄市長物語。 樋渡さんはその由布院を訪れている


その記事の後ろの方で、「まだ僕の案に過ぎないのですが」と断わり付きだが。

湯布院、武雄を含む7つの九州の温泉、名湯が組んで周遊、広域的なプランを提示する。
7つは直ぐには無理なので、
もう一つ加えて「九州三湯物語」を「食」をテーマにというプランである。
こじんまりした温泉で「食」と「湯」に自信があるところ。

樋渡さんのプランはいつもコンセプトが確りしていてブレがない。
ほぼ実現が可能な段階での発表も、結果的に早く実現したというイメージになる。

こんな楽しく夢のある話、大好きである。
武雄の枠の中に止まらず常に外を向いてネットワークでというところがいい。



面白そうなので、一つ提案。
竹田市直入町、「長湯温泉」を是非お奨めしたい

まず間違いなく、「名湯」である。
「周遊」というから将来どこか4つ目に向かうには、久住高原から阿蘇を通って行くだろう。その通り道である。
竹田市そのもののイメージもいい。

「食」はしいたけ。「魚」はヤマメ、地の人は「ヤマメ」とは言わずに、地方の呼び名で「エノハ」呼んでいる。
その他にも湧き水で栽培される「わさび」「豆腐」「地鶏」など。

コンセプトにはないが、ドイツ村やSPA直入があったりして、旧いだけでなくかっこいい


将来、7つをお考えのときは「オートポリス」の近くの黒川とか菊池温泉も候補に入れて欲しい。
どうしてもSPA直入とオートポリスが出てきてしまうのは、カワサキOBなのでお許し願いたい。

だけど周遊の息抜きに、2輪でも4輪でもサーキットランを経験されるのも余りないチャンスでお奨めである。


樋渡さんの夢に便乗して、早速ですが三つ目が決まる前に、(ひょっとしたら既に決まっているかも) 私の夢物語を申し上げました。
コメント (2)
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ジェットスキー新商品ULTRA250X

2007-06-20 05:19:16 | ジェットスキー&KAZE
水の上を走るジェットスキー。 ジェットスキーはカワサキの商品名である。

パーソナルウオータークラフトと一般に呼ばれるこの分野で、カワサキは文字通り先駆者である。
ただ、昨今は競合メーカーも頑張っていて、カワサキの独走などとは言えぬ状況が続いていたのだが、

今年3月、「ULTRA250X」という画期的な新商品が発売されて、販売も好調で久し振りにシェアも50%を越える実績を上げているようである。



日本船舶海洋工学会より「シップオブザイヤー」を受賞した、この商品のセールスポイントは、馬力である。
通常ネーミングに使われる数値は排気量が一般的だが、
この「250」は排気量ではなくて馬力なのをみても、如何に「馬力をウリ」にしているかが解る。

この圧倒的な馬力で、
水の上の最高速の制限速度65マイル(105km)などはいとも簡単に出してしまう出足加速がセールスポイントである。
昔の海軍の魚雷などよりはずっとずっと早いのである。



この「ULTRA250X」の開発チームの責任者だった山田浩平君が、
「私が老骨に鞭打ちつつ開発したULTRA250Xの記事とインタビューが載っている」 KAZEの広報誌と、
これに注いだ彼自身の熱い想いを自筆の手紙に記して送ってくれた。

山田君は、以前にこのブログでもご紹介した
サーキット専用のレーシングカーX-11の開発を担当したエンジニアである。




二輪エンジンは、高回転高馬力が一般的で、
「ミスターホースパワー」とあだ名されたZ1の開発責任者、大槻幸雄さんなど有名だが、
やはりカワサキにはその伝統や流れを汲むエンジニアたちがいるのである。

過給機エンジンか何か知らぬが、1500cc、250馬力はハンパじゃない。

開発のコンセプトや、もう少し詳しく知りたい方はどうぞ。)



こんな素晴らしい商品が出たら、この夏は販売も楽だろう。
JJSBAやJJSFのレースの世界も活気づくに違いない。

モーターサイクルやジェットスキーの世界はなんと言っても商品力が第一である。
コメント (3)
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