今回のペルシャからギリシャまでの特別展は、当時の貴金属やぜいたく品などの展示。
上2つの頭像はキプロス島で発見された。
鼻が欠けた石の像はギリシャ、ペルシャの影響大で、特にひげの表現はペルシャ、冠はギリシャスタイルである。
ブロンズの像はギリシャのアポロ神で460-450BCの作であろう。
古代社会では紫色は自然に取れるのが難しく、此の巻貝からとれた紫染料は金より高価だった。紫色の衣服はペルシャ、ギリシャ、ローマでも最高位を表す。
王族による饗宴に使われた、Drinking Cup。こんなもので飲んだワインなどおいしくないと思うがどうだろう?
ペルシャのドレスを着た女性が小鳥とザクロの花を持っているのが彫刻されたペンダント。
古代社会では金が高価でありまた加工しやすい金属であったため、このような精巧な腕飾りなどが作られた。
550-331年BCまでペルシャを統治していたアケメネス朝の朝廷衣服。こんな古代社会で細かい模様の布が織られていただけでも驚く。それに小さな金の飾りが縫い付けられている。
ギリシャのアテネ人たちは銀やブロンズで作られた高級品を真似すべく、黒の輝く陶器で形をまねた。これらは飾りだけにしか使われなかった。
9個の金の飲み物容器はブルガリアで発見された。この地域は過去においてはペルシャ文化とマセドニア文化をつなぐ橋の役目をしていた。
トルコで発見されたマセドニア・アレクサンダー大王か息子フィリップ2世の冠をまねたものと思われる。(350-300BC)
古代アルメリアのブロンズ像はギリシャの女神アフロディーテかアルメリア・ペルシャの女神アナヒータといわれる。目には高貴石かガラスが入っていたらしい。
ブルガリアから出土した金の飾り。一つ一つが顔になっている。
古代ギリシャに影響を受けたヘレニズムの芸術作品。ガラスの皿
ガラスに金を入れた芸術作品は300-200BCの作品。小さなガラスの壺。