Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

エルサム パレス (Eltham Palace)の花

2023-06-02 22:12:56 | 日記

此のところ雨が降らない。地面はからからに乾いて鉢植えのプランツがしおれてきている。せっかく芽を出した野菜も水が少ないから大きくならない。

それに毎朝曇り空で風が強く気温も10℃から14℃くらいで寒い。午後になると日が差してくるからなお地面はからからになる。

木曜日の朝遅く娘が孫と友達の娘を連れてエルサムパレスへ行くと言う。今週は学校のハーフタームで一週間のお休み。5月の終わりに冬のコートを着込んで出かけた。

娘と子供たちが家で巻きずしを作ってきてくれたから、私は何の準備もせずに連れて行ってもらった。このパレス何度も行ったことあり、以前に内部は写真をブログに載せているから、今回は庭のお花を載せてみた。

遠くから真っ白に見えたこの花、なんじゃもんじゃの花ではないかと思う。英語ではフリンジツリーと呼ぶそうだ。

きれいなハナミズキ英語名はドッグウッドと呼ぶ。

ナデシコ科かすみ草属のGypsophila あまり花のない庭中に咲いていた。

この花は珍しい今まで見たことがなかった。インターネットでしらベてみると、チリやアルジェンチン原産とのこと。名前はFabiana Imbricata またの名をピチピチと呼ぶ。

宮殿のレンガの壁に登っていたCliming Hydrangea 蔓アジサイ。

此の強烈な色のジャーマンアイリス、ヴァン・ゴッホの絵、アイリスを思い出させる。

ひとつづつの花の形が面白いビバーナム(Viburnum)日本語ではガマズミと呼ぶそうだが?

 

優しい色合いのアイリスとオリエンタルポピー、此のけしの花苗は私の庭にも植えてあるが今年も花が咲かなかった。

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ナショナルギャラリー その2

2023-06-02 04:15:11 | 日記

ヘンリー・エドモンド・クロス(1856-1910)By the Mediterranean (地中海にて)

この人も同時期点描画をえがいていた。

テオ・ヴァン・リセルバーグ(1862-1926)の巨大な点描画で Alice Sethe アリス・セス この人はブルッセルで活躍していたがオランダの織物商の娘アリスの全身像を描いた。この絵はスーラが展示するよう勧めたという。モーリス・デニス博物館フランス所有 素晴らしい点描画

上と同じ画家の点描画でThe Sceldt upstream from Antwerp, Evning (アントワープの上流の夕暮れ)この作品ますますスーラの風景画に似てきている。この絵はベルギー、フランス、ヴェニスなどで展示された。

パブロ・ピカソ(1881-1973)の初期(1901)の絵、画題の人はガスターヴ・コクイオという作家・評論家でピカソのパリでの初めての展覧会に展示された。

上2枚の絵は背中合わせに展示されたピカソの初期1901年の絵、上の絵は特別席の女と題され、下はアブサンを飲む売春婦。説明によれば、2枚の絵は手法が全く違う。

上2枚の絵はガスターヴ・クリムト(1862-1918)の絵でロンドンでこの人の絵を見るとは思わなかったので驚いた。

2人の女性はウィーンの上流社会のアーティストで自分のサロンをもっている。上の作品は1904年作、下は1912年作。

エドワード・ムンク(1863-1944)の The death Bed この絵は一目でムンクの作品とわかる。私はこの絵をオスロの美術館で見たことがあった。と言っても好きな画家ではない。

Kathe Kollwitz(1867ー1945)カス・コルヴィッツの Pair of Lovers (恋人たち)

題名にふさわしくないこの像、子供を亡くして嘆き悲しむ妻を抱きしめて嘆いている夫のように見えて、悲しみの表現が心打つ。

カス・コルヴィッツ博物館 ケルン所有

此の鮮やかな色彩、一目見てカンデンスキー(1866-1944)と分かった。ロシア生まれのカンデンスキーはミュンヘンで絵の修業をし、ドイツババリア地方で住んだ。Bavarian Village with Field(ババリアの村とフィールド)

Andre Derain (1880-1954)アンドレ・デレインは1905年地中海沿岸の小さな魚村でマチスの家族と過ごし、この絵 Madame Matisse in a Kimono (着物を着たマチス婦人)を描いた。 個人所有

上2枚はピカソの絵、上が Woman with Pears  (女と梨)女性に見えない。ピカソの1909年のキュービズムの作品。

下は1910年キュービズムのポートレート

一目でベートーヴェンではないかと思ったらやっぱりそうだった。この製作者Antoine Bourdelle (1861-1929)はベートーヴェンの音楽を聴いて彼をイメージしたそうで実際ベートーヴェンは1770-1827で会っていない。

電車がストライキというのであまり人がいないと思ったのに、ナショナルギャラリーの無料展示場は人でいっぱいだった。水曜日の午後と言えば働いている人たちが見に来るはずはなく、観光客だろう。有料は一人24ポンドもするから、特別興味のある人でないと入らない。だからゆっくり見て歩くことができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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