モーゼル河畔で一番有名かつアクセスが便利な町、コッヘムは観光客で大賑わい。川辺に観光バスの停車場と小さなキャンパー駐車場があり、バス駐車場の片隅にひっそりと駐車した。駐車料金3ユーロを払って町の中心へむかう。
町の広場は中古ガラクタ市が開かれて、物凄い人出、狭い通りも観光客でごった返している。狭い広場がバス停で、着いてすぐにコッヘム城へのシャトルバスに乗れた。
往復のバスチケットを買ってしまったが帰りに30分以上も待たされて,登りだけにしておけばよかったと悔やんだ。
コッヘム城は1000年の歴史を持つ古城で歴史の変遷とともに城主が変わり1689年にはライン川のほとんどの古城のようにフランス軍によって破壊されてしまった。その後19世紀に入りベルリンの金満家によって再建され旧ゴシック様式から新ゴシック様式に更新された。城内も19世紀上流社会の邸宅に似せている。1978年からコッヘム城はコッヘム市民の所有になった。
城の壁面を飾るモザイクは守護神クリストッフェルスの像であるという。
昔の城塞は色彩豊かな城で有ったらしい。ところどころに昔の面影をひそめているという。場内見物は団体40人ほどが連れ立って、説明はドイツ語のみ、外国人には英語、日本語、フランス語の説明書が渡される。
私を日本人と見破った案内者は2枚も同じ日本語の説明書をくれた。
暖炉の上を飾るマイセンのタイル。当時から有名な陶磁器であった。
半身女性と魚像のランプは中世には魔よけのシンボルであった。おなかの丸いところを触るといいとのことで背の高い男性しか触れない。
騎士の間の2枚の絵画のうち一枚はルーベンスのサビーナ女の略奪で、このイメージは過去の芸術家によって絵画や彫刻が多数世に出ている。
この城で一番高価な家具と言われるのがこの大ダンス、家の前正面のデザインをまねて寄木細工で作られている。
モーゼル河はほとんど湾曲した河でまっすぐ流れているところがない。
巨大なクルーズボートが何槽も停船しているから、モーゼル、ライン河をゆっくり船旅するのもいいかもしれない。