つれずれなるままに  193 千の風

2007-01-26 14:18:19 | 雑記
    作詞不明、訳詞、作曲 新井 満
 

私のお墓の前で 泣かないでください 
      そこに私はいません 眠ってなんかいません
      千の風に千の風になって
      あの大きな空を
      吹きわたっています

               秋には光になって 畑にふりそそぐ
               冬はダイヤのように きらめく雪になる
               朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
               夜は星になって あなたを見守る

     私のお墓の前で 泣かないでください
     そこに私はいません 死んでなんかいません
     千の風に
     千の風になってあの大きな空を
     吹きわたっています

               千の風に
               千の風になって
               あの大きな空を
               吹きわたっています

     あの大きな空を
     吹きわたっています

作曲家、新井満さんの幼なじみである川上さん、とても明るく幸せな家庭生活を送っていましたが突然、奥様がガンの病でなくなり、後に残されたご主人と子供達は悲しみのどん底に。奥様は地域の社会活動に力を入れていた方で、たくさんの仲間が「千の風になってー川上桂子さんに寄せて」と言う文集を作りました。その文集の中のある「千の風」の翻訳詩を紹介されました。これに感動是非、曲を付けてみたいと、日本語訳詩を作り、作曲したそうです。
先日、ブログに寂聴さんの「あの世は居心地がいい」愛する人の幸せを願って、いつも側にいると書きましたが同じですね。私も、このようにいつも見守られていると思えば、心強い気がいます。そしてまた、亡くなった方も、あんな冷たい石の中に一人寂しく居るのではなく、自由にこの空を駆け巡っていると思うと、安心します。