つれづれなるままに  180 モスクワ・サンクトペテルブルク

2007-01-05 12:55:23 | 雑記
正月は旅のテレビに見入っていました。4年前ロシアに行った時の事、思い出しました。ロシアは中々行くことが出来ないと思っていましたが、エカテリーナ宮殿の「琥珀の間」が復元され、一般公開とか早速出かけることにしました。関西空港を飛び立ち10時間、やっとサンクトペテルブルクへしかし、事故機ありとの事、空港閉鎖とかモスクワへ変更、到着後、乗客を残し乗務員は全て降りてしまいました。乗客だけが、わからぬまま3時間も機内に、ロシアの人達は自分の決められた時間以外は仕事はしないそうで、この旅行先、全てが時間になれば、お客が居ようが店は閉めて居なくなります。
このサンクトペテルブルクには、世界を代表する名だたる美術館、ルーブル美術館、大英博物館と並ぶ、エルミタージュ美術館があります。この美術館は、大帝国ロシアの時代、全世界から取り寄せたコレクションの数々が展示、全てを見るには数日掛かるとか、面たる名画、レオナルド・ダビンチ「ベノアのマドナン」ローランの「港の朝」などの名画を見て回りました。

サンクトペテルブルクから寝台車に揺られモスクワ早朝到着、早速観光、エカテリーナ宮殿へこの宮殿は、第二次世界大戦で破壊され1957年、宮殿の15室のみしか、まだ復元工事が完成していないそうで、この一つが「琥珀の間」でした。あまりに美しくて言葉が出ませんでした。クレムリン、そして「赤の広場」ロシア正教の寺院の円屋根の重なり、政治と宗教が一緒だったことを物語っていました。テレビでは世界各国が紹介されています。その場に居るような錯覚でよく見入りますが、やっぱりこの目で耳で確かめたい。まだまだ私の旅は続くでしょう。元気な内は。
また何処か紹介しますね。