King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

冬の終わりに

2012年02月20日 09時25分44秒 | 珈琲
昨日の見狼記というNHKの番組はおもしろい
ものでした。

秩父を中心にした狼信仰を取り上げた物です。

でもなぜ今なのか。

そんな思いもあります。

先日の新日本風土記も秩父を取り上げていました。

自然が猛威を振るうとき、その自然に向き合って
暮らしてきた人々の姿勢が振り返られるという
ことなのでしょうか。

私も三峰の山中で仕事をしていたことがあり、お犬様
信仰というものはよく聞きました。

聞くだけでなく体験したといってもいいと思います。

自然の濃い山の中にいるとやはり神とか霊とか引き
出してしまうのです。

今まで安泰と思っていた日本のエネルギー事情に
暗雲がたちこめ、今も続く地震におびえつつ収束
の先の見えない放射能被害と世界的経済の崩壊に
おびえるという日々に、我々は冬の終わりを見たい
のです。

寒かった冬もやはり、確実に暖かく冬は間もなく
終わるでしょう。

今日もアンデスマウンテンの豊かなぬくもりで
朝を迎えました。

カップの中はいつもの温かみ。

いつもの温もりがそこにはある。

それだけで毎日飽きもせずここに戻れる。

これが一番重要なことです。

特別や特別の意味をしることより飽きない力と
いつもたどりつく安心感。いつもあります。
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