King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新季節のブレンドは

2013年06月30日 22時59分49秒 | 珈琲
明日から新季節のブレンドに切り替わります。

今までの『青嶺』から『夕焼け』になります。

秩父の夕焼けは海も見晴らしのいい平原もありませんが、
それはきれいなものです。

そして、川にはホタルがいます。

それは気を付けて探さないと解らないほどの数ですが、
それでも身近に見られるというのは素晴らしいことだと思います。

夕焼けがきれいなのも空が映える自然の山並みがあるからです。

暑さの厳しい日も夕焼けを見れば一日の終わりを実感して
ほっと息がつける感じがします。

長い雨空も激しい夕立も夕焼けを見てしばらくの安息を感じられる
それに応える味、それを実感できるあじをイメージして深くてコクのある
ブレンドにしました。

ほっこりとしたチョコ味をご堪能ください。

このブレンドは7、8月と販売いたしますが、7月と8月では味を
変えて販売の予定です。
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雨の音を聞け

2013年06月29日 22時34分41秒 | ジョギング
最近、雨が降ると走るのを中止してしまいます。

というのも随分体調が悪い感じが何日か続いて、
朝起きても疲れが抜けてない感じで胃の辺りが
じっとりともたれて違和感があり、力も入らない
感じの日があり、トイレで小水の色を見ても今までに
ない感じなのでした。

雨が降って一日走らないで次の日に走っても疲れが
とれて快適に走れる感じもなく、この感じはどこから
出てくるのかと続けて同じコースを走り、どこで何を
感じるのか検証してみました。

雨が降りそうなときには帽子と雨用のウエアとか
コースも短めにしたりと雨だからというのを一時は
気にしていましたが、どうやらそうではなくて、どこか
不調があるのならその原因を探ろうとして連続で
同じコースでタイムとその時々、何を考え体の変化も
記憶して走りました。

結局、最終的には足の痛みや尻の筋肉などのいつも
痛くなるところとかそれを理由に走るのを止めたり、
トイレに立ち寄ったりとタイムはいつもよりずっと悪い
最初の日から続けるごとに段々いつものタイムに
近づきだして、これは思ったほど体調は関係ないのか
と思えてきました。

やはり少しづつごまかしながら痛いところは痛いと
知りつつ走るしかないのかと思うようになりました。

結構気分的なものでだめだと思えば走れなくなるし
走るのをやめても誰かに批判や注意があるわけでも
ありません。

自然と付き合い、安全に楽しく走っていくしかない
のでしょう。

多少の雨なら走るし、雨の降り方でコースを変えたりも
いいのかもしれません。

ただの義務感だけでなく目標と成果は追及しつつ、
走るしかありません。
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雨上がりの駐車場

2013年06月28日 09時55分03秒 | 日々のこと
昨日は久しぶりに晴れ間が現れました。

そうすると気温はどんどん上がり、少し動くと汗が出るような
気候です。

それまで雨が続き、夜のランニングも休んでいて体力的には
万全の状況のはずなのに、夜は眠れなくてどよんと疲れて
いる感じの日が続きます。

そんな梅雨空が晴れたときには庭の木が気になったり、駐車場の
伸びた雑草が気になったりしてあちこち手を出します。

途端に汗だくになり、部屋に戻り珈琲を飲みます。

こんな時に冷えた水出し珈琲が飲みたいところですが、まだ
冷蔵庫に常備されていません。

アイス珈琲を作る気もこの寒暖の激しい時期はしません。

まだここはホット珈琲の出番です。

草を削り取った駐車場にできを観察に出かけると、近所の
お年寄りが通りがかり声をかけていきます。

お年寄りにはお年寄りの事情で昼間から移動があるらしく、
それぞれの活動に向かう人が行かいます。

少しでもお客様をお迎え易くなった駐車場を後にして、知り合いには
珈琲を飲みに来ればと勧めますが、それは日々のあいさつとして
受け取られてお年寄りは去って行きます。

風邪のひきはじめの悪寒に気が付く、ぞくっという感覚をその門から
受けたという漱石の門の一文を思い出し、寒暖の差が激しい時こそ
体の疲れを抜くことを考えました。

一番いいのは一番気に入っていることをすることです。

今一番気に入っていること。一番のお気に入りのものを思いっきり
楽しむこと。

さて、自分には何があるか。

食事で言えば何か。

そして気になっているものといえば、最近多い新規開店の店とか、
街で見かけた酸素カプセルの看板とか。

やらねばならないこととか、そうそうぼんやりしてはいられないです。

みんなそうですね。何かに急き立てられて日々生きていくのです。
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ブレンドください

2013年06月27日 09時48分23秒 | 珈琲
コーヒーというとブレンドという言葉がよく出てきます。

喫茶店や豆屋でブレンドくださいというセリフは頻繁に聞かれます。

当店でもとりあえずブレンドという人がいます。

さて、季節のブレンド『青嶺』が昨日売れて在庫が尽きたのですが、
指名がなければこのブレンドはもう焼かないと思います。

ちょっと前から売っているモカジャワがブレンドをくださいという
人に対して出すものとなります。

それも今月末まででしょう。

今日は雨でちょっと肌寒い感じですが、これが明日は汗の出る日に
なっているかもという日々変わる温度差に体もほしい飲み物もくるくる
と変わります。

こんな時こそホットで飲みたい夏の珈琲がカロシトラジャです。

ブレンドなら深煎りのモカシダモやブラジルセラードにちょっと足したもの
がアイスでも飲めるし、ホットでも飲めるブレンドです。

アイスコーヒーならマンデリンの香りがしっとりとチョコの香りが
深く香るものが丁度いいですね。

また、この珈琲しか持ちえない香りと風味ということで、インドも
この夏ブレンドに生かしたいものを持っています。

次の季節のブレンドは冷たいもので疲れた体をいやすものになる
予定です。
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ふとそこに半夏生

2013年06月26日 09時58分01秒 | 日々のこと


昨日の配達の途中に見つけた半夏生。

当店の入り口のペチュニアもくたびれてきたなと思っていた時に
見つけた半夏生はやはり今の時期一番ぴったりと似あいます。

今年は咲いたアジサイも、秩父の庭先にはいろいろな花種が
あり楽しませてくれます。

そんな中次の看板前の花は何がいいかふと思いついたのが、
コーホネとカラジュームです。

先日、町の方から飾る花をもらったばかりですが、まだ花を
付けるまでは育っておらず、そうでなくても入りづらい当店の
入り口に何らかの訪れやすさを生んでくれるものがもっとほしい
と思います。

が、しかし、当店は路地裏のそれもさらに引っ込んだところにあり、
日当たりもよくなくて植物にはつらい環境です。

多肉植物とか飾りたいものはたくさんありますが、寒暖のはげしい
秩父の自然にも耐えて美しく育つ植物は少ないのです。

今花屋の店頭にはテッセンやひまわりなどが売られていますが、
地域にベストなものというものまで考えて売っていないような
そんな印象もあります。

ペチュニアの次に何が当店の入り口を飾るかお楽しみに。

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夏珈琲はアイスばかりでなく

2013年06月26日 09時40分43秒 | 珈琲
雨が降っても蒸し暑い日が続きます。

こんな時はアイス珈琲よりホットです。

特におすすめはカロシトラジャです。

ホットでもこの清涼感は独特です。

当店に訪れるお客様がよくいう酸味の珈琲は
苦手ですというそんな方でも飲んで納得の酸味です。

もちろん酸味がどうのこうのといっては勧めません。

夏はこの珈琲一押しですと言ってお出しします。

独特のチョコ味と香りはホットならではの味わいです。

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ホタルランをつづけて

2013年06月25日 09時36分47秒 | ジョギング
梅雨時らしい空模様です。

最近、ごたごたとしたことが続き、そんな空模様と
合いまりまったく重苦しい日が続いています。

走りに行く時間も削られ、満足にいつものコースを走れ
ません。

でもどうしても確かめたいことができて、走りに行くコースも
それに合わせて行きました。

それは前日見たホタルに関連して、思いついたのです。

桜橋。それは荒川本流にかかる橋です。

昔からホタルがいたところです。

その場所に今もホタルがいたということは、秩父はやはり
どこでも自然豊かで今でもどこにでもいるのかもと思ったのです。

とはいえ、小さな掘割や田んぼの用水でさえふたがされ暗渠になり、
三面コンクリート舗装され、流れも浅くなったりと昔遊んだザリガニや
ドジョウ、フナなどを取った川とは様変わりしています。

ホームページなどでホタルスポットとなっているところは宿泊客の
バスが来るほどの観光スポットとなっていてそのホタルも人口的な
養殖で放たれたような人為的なものを感じて魅力もないような気が
していました。

昔は気にしなかったものの、普通にどこでもホタルはいたものでした。

それがいなくなっても別に気にもしなくてホタルを見た話をする人も
まれでした。

それがホタルを保護している地域の活動などが話題になりだして、
ホタルスポットとしてにぎわっているのですが、じゃあそれ以外は
もう本当にいなくなったのでしょうか。

桜橋なんて街中にも近いところにもホタルが見られるのだからと
ふと考えたのです。

その下流の公園橋のちょっと上の方で、何年か前に野生の鹿を
見たことを思い出しました。

昔は見なかった鵜や鷺などの野鳥も見られるようになりました。

野生動物は昔より身近になっているように思います。

昔より車も減ったし、人も減ってきている、そんな秩父に自然は
戻りつつあるのではと思ったのです。

とはいえ桜橋の上流があの上町の放流ホタルスポットなので
それが流れてきただけかもしれないとなると他の川も調べてみようと
思い立ちました。

昨日は、いつも走る横瀬方面の川を見てみることに。

かつて思い橋という名でテレビドラマに登場した橋がまず第一の
目的地になりました。

国道299号から高篠、定峰峠へ向かう県道と羊山、聖地公園と
続く低い峰の間にもう一本抜け道のように道があり、それと並行して
横瀬川が流れます。

昔から高篠には織物工場やしょうゆやみその工場、鉱泉宿などが
ある古い町並みです。

旅館や料亭などはその川沿いに立ちしっとりとした佇まいのところで
川にはホタルが似合いそうです。

かつての山田橋も山田旅館も昔の風情はなく、鉱泉宿も廃業して
しまったところも多く、昼間走ってもうっそうとしているこの道は夜は
近所の人が散歩や犬を連れて歩いていたり意外と人に会いました。

最初の旧山田温泉のすぐ上の橋では周りが明るく、木も多く茂って
いて確認できず、さらに下流の新しく料亭ができた山田橋で、何匹か
飛んでるのを確認。

さらに走って、不動の湯の下の河原にも行きました。

ここはもはや車も入ってくるのもまばらな細い道で、一台しか通れない
細い道となっています。

ただし、道から川への高さが低くなっており、容易に河原に降りられ
ます。

この先で荒川と合流するのですが、旅館側は切り立った高い崖になって
いて、滝もあり風情のいい河原です。

ここでは、飛び回り力強い光のホタルを確認。

そして、確信しました。

こんな市街地の川にもホタルがいることから山間の小さな川にはもっと
野生のホタルがいるのだろうと思います。

数年前はミューズパークのホタルスポットに通い、あまり知られたくない
自然の風景だと思っていましたが、わざわざ出かけなくても身近に
ひっそりとホタルたちはいたのだと思うと何ともばからしいことです。

ほんの身近な近くの川にちょっと足を延ばせば見られたものをわざわざ
山の上まで車で行っていたのです。

ほんの歩いて数分の川を見に行くことさえ現代人はしないのです。

上町のホタルスポットは近くの中学を駐車場にして早くから体制を
整えベンチやらテントやら張って協力金などの呼びかけなどもして
アピールしていますが、自分の足で近くの川を丹念にあるってみれば
ホタルとの出会いはいくらでもできそうです。

とはいえ、田んぼの用水路といっても近くに民家はあるし、夜中に
ホタルを探していると歩き回ってもただの不審者と思われるのが
おちですから、あまりお勧めできるものではありません。

私の場合夜のジョガーとして実績もあり、運転代行の車やパトカーにも
いつも遭遇して不審尋問など受けたことは一度もなく、通行人にも
不審者と間違われたこともないですが、単純にホタルを見に行くとなると
変なトラブルになることも予想されます。ご注意を。
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今朝の珈琲は

2013年06月24日 10時44分24秒 | 珈琲
こんなしっとりとした朝にはすっきりした珈琲が
似合うでしょう。

夏の珈琲としてカロシトラジャをずっとイメージして
いました。

日本人の好みとして、いつも好きな珈琲の上位に
君臨するのがマンデリンです。

日本人は珈琲の酸味が嫌いらしいです。

酸味がなくて苦みもそんな強くない珈琲ということで
マンデリンは好まれるようです。

このカロシトラジャも香りはマンデリンそのもので、
味も上質のマンデリンといってもいいでしょう。

マンデリンというと今の時期、深く焼いてアイスで飲むものと
いうのが定番でしょう。

しかし、そうすると味に深みがないとかコクがないとか
何か足りないという不満が出てきて何がよく似合うかという
議論をよく耳にします。

そして、どこどこのマンデリンがどうとか焙煎がどうとか豆が
どうとかと切がない話になります。

カロシトラジャはマンデリンの上位豆で終わらない特別を
感じます。

とにかく、夏はこのホットに限るという感じです。
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今年もホタルラン

2013年06月23日 23時59分35秒 | ジョギング
日曜恒例の16K90分ランの日です。

これは前もって精神的にも準備して、今日は90分走り切るぞと
意を決して走るのですが、ここの所雨が良く降り、心をくじきます。

たかが雨ですが、前回雨の中一時間あまり走って体調を崩してから
少し神経質になっています。

雨に濡れようがそのあとヒヤッとしようがもはや風邪をひくような
ことはなくなっているのですが、この間は久しぶりに風邪をひくと
こういう頭がじとっ水浸しになったような気分になるよなあともう
一歩で風邪という状況になり、それから体調不良には気を使う
ようになっいました。

雷を伴うような天候の時には走り出すのをやめたり、途中で降られたら
距離を短縮して早めに帰ったりとかなり消極的になっています。

雨でも走り切るときと雨で帰ってくるときの違いといえば、ランニング
キャップとサングラスをしているかどうかというわずかな装備の違い
だけなのですが、それでも体に受けるダメージや走る気持ちが
大分違います。

言い訳が長くなりましたが、今日は直前まで走る気満々でしたが、
夕立のような雨がボツボツと大きな雨を降らしたら、その後降ったり
やんだりでこれは中止しようかどうしようかという気持ちになり、
結局、コース変更して短めのコースにしました。

自宅から公園橋に向かい、橋を渡って桜橋へ向かいかえってくると
いう9Kぐらいのコースです。

今年もホタルの季節になりましたが、昨年見たホタルから秩父の
ホタルスポットがどこも人口的な感じがするのでどうもわざわざ
出かけるほどのこともないように感じていました。

もっと自然な感じの誰にも知られていないところとか、ネットで
ホタルスポットと出てないところはないものかと思っていました。

そして、それが実にも思いがけなく見ることができました。

桜橋はいま二本橋がかかっていますが、その下の方の橋を走って
いると川岸の草むらに蛍光色の光が見えました。

昔はどこの川でもたくさんいたホタルですが、限られたスポットで
しか見られないようになったと思い込んでいるだけで他にも今でも
ひっそりと生きているのかもしれません。

かつてはこの橋の辺りも沢山のホタルがおり、最盛期には橋を渡るのが
怖いほどだと言っていた人がいました。

キノコや苔、夜光虫と光る生物は他にもたくさんいます。

人間の体も発光する能力があります。

そんな自然の能力ではありますが、いまやホタルのスポットには
観光バスで人が集まる時代です。

夕陽のスポットや月を見るスポットもそんなスポットマニアにより
人が集まる場所になっています。

カメラを持った人々があふれたり、ネットで中継したり、しかし、
今でもカメラ持ち込み禁止だとか携帯持ち込み禁止のところも
あります。

そもそもその必要がないと思わせる現実も実はあるのです。

今やだれでもカメラを手にして簡単に世界に発表できるという時代に
逆に心に秘めておきたい事柄も多いのです。

一枚の写真が物語ることの多さもありますが、語らないから逆に
伝わる物もあるかもしれません。

ホタルの光に人々は郷愁とか懐かしいものを感じたり神秘的な
イメージを持ちますが、安っぽいイメージの光という感じもあるかと
思います。

電気のない時代ホタルで本を読んだという逸話も現実なのか、
原発がダウンした日本においてホタルはまた違った意味の光を
放っているかのようです。

他の地でもホタルが見られるのかまた調べてみたい感じがしました。
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おいしいコーヒーの淹れ方のうそ

2013年06月22日 15時29分58秒 | 珈琲
ネットの動画を見比べる機会があり、その時の感想です。

おいしいコーヒーの淹れ方という動画がいくつもアップされています。

言っていることはみんな同じなのですが、微妙に数値に差があります。

お湯の温度、豆量、蒸らし時間、これらは共通そうで数値に差がある
項目。

共通なのは、紙の折り方、絶対にしてはならない事項、注ぎ方。

ただ、気になったのはそうはいっても実際にやっていることがどうも
おかしいのです。

実際口で言っているのの字を書くようにそそぐとか、絶対にろ紙に直接
そぞがないとかみんないっている割に映像の方ではああだめだねそれと
いう淹れ方ばかりなのです。

予想としては、全くコーヒーの淹れ方を知らない人がドリップセットを
買って、さて自分で淹れたらどんなものかとわくわくとしてネットで
淹れ方を検索して、実際やってみたら意外とめんどくさく、飲んでみたら
喫茶店よりまずいとなり、もうやらないという感じの落ちなのだと
予測されます。

人により、思ったよりまずいので、さらにいろいろ研究してよりうまい
淹れ方にたどり着く人と日常のことなので、日々工夫するうちに自分流を
見つける人などです。

実際は日々日常なことなので誰かしらに最初は聞いて、基本は知って
いてもさて自分の出番になった時に正しい淹れ方とはと検索するので
しょう。

問題となるのは微妙に食い違う数値のところか、言っていることと異なる
映像かとなるのですが、結論から言ってしまうと数値化されていることが
全てを物語っているように正解はないということです。

でもポイントはそこではなく、みんなが絶対にやってはいけないこととか
言っていることと違う映像です。

そして、蒸らしを最初にやることは共通ですがやり方が違っていること。

そこに違いが見いだせる人は、普段からおいしいコーヒーの淹れ方を
しているのでしょう。

別にハンドドリップが至上であるとも思わないので、これができないと
おいしいコーヒーが飲めないとも思っていません。

今や新鮮な珈琲豆が誰でも買える時代になり、ドリップマシンでも
熱湯で淹れるフレンチプレスでも金属フィルターでも喫茶店をしのぐ
味はできるようになりました。

つまりはこだわるべきはよい豆という簡単な結論で終わりにも
できるのですが、あえてもっと踏み込むと、紙を濡らさないとか
のの字より点滴で落として蒸らすとかポイントはあります。

適当なコメントの締めくくりとしてどの動画でも心を込めて落とすとか
精神的オカルト的な言葉が必ず出てきます。

絶対にやってはいけないと言っておきながら簡単に蒸らしの段階から
外側から紙に直接お湯が伝わっていたり、犯さざるべき事柄が
実は簡単に教える側もミスしている点が重要で、気持ちを込めるとか
おいしくなれと念じることに頼らざるを得ない知識の貧困をそしられて
当然の軽薄さです。

当店にいらっしゃるお客様もどうしたらおいしく淹れられるかという
質問もありますが、新鮮な豆を新鮮なうちに飲みきることが一番で、
豆の保存方法を聞いてくる時点で普段からおいしい珈琲を飲み慣れて
いない証明になってしまいます。

ですから、当店では少数派ですが、挽いた豆を買っていく行く人の方が
通かもしれません。

そういう人は、下手なミルで少数g豆を挽くより、一気に電動の高性能ミルで
挽いた方が粒がそろいドリップ速度に差が出ることも知っているし、味も
ミルにより差があることも知っています。

まして、それを酸化する前に使い切ってしまうという最低の知識もあるから
挽いてくれと言って買っていくわけです。

こんな梅雨のときこそマニアックな人がやってきます。

試飲しながらいろいろな話ができるのも醍醐味かもしれません。
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ファイナル G6 ヒート対スパーズ

2013年06月20日 21時59分03秒 | バスケ
秩父で最近できたお茶処とイタリアンレストランそれに秩父の
行ったことのない温泉といずれも行ったことのないそれらの店を
ざっと梯子してきました。

秩父の場合下手をすると一年もたたずそれら新しい店は跡形も
ないなんてことがあるから新店舗は早めのチェックが欠かせません。

さて、スパーズ王手で迎えたヒートのホームでのゲームでした。

先発は前と同じで、スピードと高さと優位に立てるところを前面に
出してきたスパーズにリードされて始まりますが、ヒートも高さの
ないゴール下でダンカンに連続得点されるものの前回まで許して
いたグリーンやニールなどのスリーはケアしているようでした。

そして、なぜかアンダーセンを今回使いハスレムを使わないという
その使い分けは意味が解りません。

インサイドでのファウルが心配なのでハスレムとアンダーセンと
積極的に投入して守るべきなのではないでしょうか。

前半ダンカンに多くを決められてしまうのはある程度織り込み
済で、あえて速攻も積極採用せず、レブロンも突出しないよう
セーブしつつ、相手が一番やりたい形でヒートが勝って見せたように
も見えました。

とにかくベテランやけが人が多いスパーズにはスピードをある程度
保って長く戦うのは不利であり、このようなタフな試合は本来は
やりたくないはずです。

そしてヘッドコーチの性格からこのように選手に無理を強いるような
形でも勝ちを取りに来ることも十分予想してのこのオーバータイム
までもつれ込む形を望み実現してきたものと思います。

土壇場に目立ったレイアレンの勝負強さと、残り5秒を残しても最後
決めきれなかったスパーズは、これでシリーズでの勝負の分かれ目で
不利なカードを選んでしまったのではないかと気がかりです。

確かに、レブロンのワンノンワンが実はハーフからでは大した脅威とも
ならず、インサイドに飛び込んできても一人ならつぶせるというシーンが
今回目立ちましたが、これも明日はまた都合よくそのままのヘタレの
ままでいないような気もします。

ヒートは明日はそれこそ全てのリミッターを外してオフェンスを
短期集中型で守りからフルスピードで攻めるかさにかかった姿で来るでしょう。

それを早目にファウルなどで止めてがっぷりと四つに組んで戦えるか
それとももはやベテランでがたの目立つ選手たちにまだ今回のような
力が残っているのかという感じです。

最後までどちらに転ぶのか解らないような今回の二転三転する主導権
争いの中で冷静なコート上でのスーパープレーの数々がまた最後の試合で
どれだけみられるか楽しみです。

私の予想は、この試合がオーバータイムにもつれ込んだことと、最後の
5秒というNBAでは十分な時間がありながら再逆転できなかったスパーズに
もはや残されたものはそんなに多くないのではないかと思います。

いずれにしても最後の試合で秋までまたしばらくお預けなので、十分
楽しみたいと思います。
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『色彩を持たない田崎…』を読んでみた

2013年06月20日 13時40分07秒 | 読書


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 』を読了。

ゴールデンウィーク中の日経の文化欄でこの小説が取り上げられていてそれが
とてもよく内容的にできていたのでとても興味を持ってみました。
それと、テレビのワイドショーでカフェでこの本を読む人が取り上げられていたり、
この本を読んだとバイト先で話題に出しただけで扱いが変わったとか世間の関心の
高さをうかがい知ることができ、小説と世間というのはこんなに隔絶した社会構造なのかと
思ったものでした。

さて、これの本は例によって積んであった本の中から無造作にすぐ読めそうだから
選ばれたものですが、いつものブックカバーとは違い、珍しい名前のカバーがかかって
います。

私の記憶によれば、秩父の本屋さんでは一時平積みになって特設コーナーができ
それがすぐ売り切れになり、直ぐは入ってこなくてネットでも予約状況になっていた
のです。

それが、旅先で見かけたから買っておいたというものです。

ことさら売れた本ということや世間の反響のせいで期待も高まるのですが、結果から
いうと何とも落胆が強く、これはこんなので小説としては合格点なのかと疑問が
湧くのです。

というのも、前半の山場である、死のトークンの話は実に興味深く深遠なところに
話が向かうのかという期待と私の実体験も重なる部分があり、作家の力量と才能の
動くさまが実感できたのですが、それもそのままで結局、その話をした年下の友人も
行方不明でジャズピアニストもいたのかどうかというあやふやな回収されず物語は
配置はしたけど回収せずの結末で、これでどうしろというのかという気持ちの悪い状況で
終わってしまいます。

今朝思ったのは、私の良く見る夢の方がはるかにリアルで怖くてもう一度寝るのが
いやになるくらいで、実に複雑でいてそれが実は人生とか世の中の仕組みそのもので
それを語ってはいけないようなばらしたそばからそこにとらわれてしまうような奥まで
知ったがためにもうそこから抜け出せない世界があるというばらしたら終わりの物語を
結局自分は語る資格も能力もまだ十分でないと感じつつ、でも他の作家に世間が
認めているような人気につながるほどの実力があるのかとまったく疑問に思い、
その筆頭であり、張本人がこの村上春樹なのだと思います。

確かに、語られるのは巡礼の旅であり、本人が書きたかったというのは共同体を
追い出される物語であり、なぜとか巡礼そのものやその構造は全然バックにすら
ならないのです。

ただ、そんな物語が書きたいがそもそも小説の出発点で、そして書いただけです。

意味もなく、深くもありません。

かつて、ノルウェイの森や海辺のカフカで書中の主題に絡む登場する音楽は何度も
聞きこんでその物語を音楽の側から投影してみようと聞いてみましたが、今回は
やりませんでした。

それは日経文化欄に書かれたコラムを読んで結局それは道具立てだけで、物語を
深く意味づけるほど作家が音楽に精通してストーリーに絡む意味も音楽的雰囲気も
感じて曲を登場させているのではないと解ってしまい今回のリストの巡礼の年も
買ってみませんし、改めて聞いてみることもありませんでした。

ただ、今回の場合、巡礼の年は何度か耳にしたことのある曲で、この曲に触発されて
作られた映画や映像関連の話は事欠かなくて、この曲からある映画がずっと思い
出されてくるものがありました。

それは、フランスの資産家が亡くなり、相続人が遺産を相続するにはスペインに
巡礼の旅をしなくてはならないというものでした。

日本の札所巡りのようにヨーロッパにもキリスト教の聖地を歩くコースとそれを支える
仕組みが今でもあり、それをドキュメントにしたテレビなども何度か紹介されています。

ときにクラッシックの名曲とその巡礼道が紹介されるビデオなどもよく目にすることが
あります。

それらに映画や番組でのテーマは現代社会とは違う歩いて巡るヨーロッパの古い町と
その風物だけでなく、歩くことにより発見されるさまざまな現代社会の矛盾や体験的
文化紹介です。

小説には何の昇華される体験も魂の救いも結末もありません。

このほおっておかれて投げ出された感じにに浸りたい方には打って付けですが、
世の中これだけの対価を払えばそれに見合った体験なり感動なりを受けらるのが
資本主義社会では当たり前とされているのに、世の中の人があれだけ騒いだのに
実際には何の心の糧も得られずというのは逆に珍しいのではないでしょうか。

この間『冷血』などは直後にNHKの番組に作家本人が事件の現場に取材する姿を
みて、作品にするためにこれだけの努力と行動があるのかとちょっと感心するような
合田刑事の目線と合田刑事の心の動きとはこうして作られているという作家の良心を
見るかのようなことがありましたが、一方の村上氏といえば次のノーベル賞候補と
いわれ、京都の大学で講演しただけでそれがニュースに流れ、何を語ったのかが
探られて情報番組で特集されるというちょっと動くと世間も動くような扱いに、増々
それほどのことという白けた思いが増してしまいます。

作品の中に音楽が度々使われるというのもひところ羊がよく出てきたのも、ひょっと
して漱石へのオマージュなのか、今行われている展覧会の夏目漱石の美術世界に
みるように音楽を登場させて場を盛り上げたり謎めかせたりさせているのは漱石の絵
に対して自分は音楽なのかと思ってしまいます。

人々はこれらの行動に小説の小道具として使うという見方をしますが、芸術世界として
それは一部であると作家特に漱石は感じて絵に触発されて物語を作ったような感じが
します。

しかし、村上さんの場合は、自分の今の人気からすればこんな誰も聞かないような
クラッシックの音楽も取り上げれば社会現象になるとばかりに無理無理な感じで
主人公が大昔の貴族のために書かせた曲を繰り返し聞くという芸術世界とは無縁の
沙汰を演じているように思えてなりません。

それは高村作品でも作家自身が好きでブラームスの交響曲がでてきたり、合田の趣味
がバイオンだったりそれは作家の体験であり、思考経路に沿ってでてくるものだと
思われます。

芸術を語るときに同時に織り込まれた自身の芸術感性が反応して音楽にも触れずには
いられないのです。

それに比べると村上作品の音楽の使われ方が実に軽くて芸術感性的に必要もないのに
やたらと道具立てしないと物語が成り立たないという小手先のテクニックに過ぎない
ような違和感を最近は先に感じてしまいます。

ただ、この本の死のトークンにはビックリとさせられました。

多指症については『螺旋』でも出てきましたし、歴史をよく知る人には初見でもなく
ピアニストと絡んでこれも最後回収されるネタとして配置されたのだと思ったら
使い捨てだったのです。

身近に起きたこととしては、猫とかカエルも多指症がよく話題になるのですが、
当店の看板猫は少指猫で左の前足の指が二本なく、最近は朝確認する度に
いろいろな傷が増えています。

この猫も不思議な猫で、今まではおとなしくあまり家にいない猫だったのが、
つっつくん亡き後は看板猫となり、少指猫となってからもずっと外でお客を待ち続け
呼び込みのために人を見かけると鳴きかけるという任務を忠実にこなしている
のですが、困難な猫生もあるらしく、日に日に毛の抜けるような生傷が増えています。

ほうらこう書くとなぜ看板猫に傷ができるのか知りたくなるでしょう。

なぜ看板猫の指が二本足りないのかも。

最近小説はそういう配置があっても自分だけが発見した人生の秘密や教訓を
やっぱり書くのが惜しくなって書かなかったり、書いているうちに書くほどのこともなく
放置してしまう出来の悪さが目立ちます。

やはりそれは作家の力量とか安易に放置プレーを許す読者の責任かもしれません。

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濃い珈琲と苦み好きに一言

2013年06月19日 09時38分16秒 | 珈琲
いつも一人で焙煎していると色々と考えたり、悩んだり
してしまうこともあります。

ひとつ、気になっていたのは色です。

豆の色というのは、それはその豆がどれだけカロリーを受けて
来たかという履歴書です。

プロが使う焙煎機には温度計やら圧力計やらでその豆がどれだけ
煎られたかを知るように計測できる装置がついていますが、それ
だけじゃなくというよりそれよりもこの豆の色で優先して判断すべしと
言われています。

そのためにテストスプーンという豆を釜から取り出してみる装置があります。

その色目をちょくちょく見て目的の焼き目にするのです。

しかし、釜の中には直火と熱風という釜構造でどちらも換気ができないと
中で豆の外側が熱で脱げたものが燃えるため焦げ味とか苦みになって
いることがあります。

喫茶店などで見かけるまっ黒な色なコーヒーにはうちの豆ではならず
透明感があり紅茶のようだなどとけなされていますが、如何にも珈琲通の
好みの濃くて苦い味こそその珈琲じゃない苦みと焦げに由来している
可能性があります。

今の時期アイス珈琲のご注文もあるので、苦くて黒いものをとかガツンと
苦いものを心掛けるのですが、どうしても苦いだけではなく甘味が苦みより
前面になる感じになります。

当店の釜の設計者の意見も世間に信じ込まれている味と本当の珈琲の
味と色がいかにごまかしの中にあるかという点でいつも一致し、それを
打ち破るためにもよりよい豆を広めていくしかないと感じます。

とはいえ苦いものを欲しているのに本物は苦くないといって済む話でも
ないですから話は複雑なのです。

相手はそんな見えないもので、相手が思っているものと違うものを出して
さらに納得願うには相当のものがなくてはならないでしょう。

そのために日々試飲をどうぞと多くの方に試してもらっているのですが、
試飲の時に出る話は酸味がどうのこうのという話ばかりでまだまだ
本来の到達点は先のようです。

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はっきりしない空にモカジャワ

2013年06月18日 15時06分28秒 | 珈琲
蒸し暑いんだか、寒いんだか、降るんだか、晴れるんだか。

なんだかはっきりしない空です。

こんな日にはモカジャワですね。

はっきりと主張する珈琲でメリハリつけましょ。

ということで、これから今にも降り出しそうな空を見上げて、
あれやこれややらなければならないことを一通り思い浮かべて
みて、どれも今すぐやらなくてもいいなと判断して少しのんびりと
してみることにしました。

別段、のんびりしていなくてはならないということでなく、暇に
なっているだけれど、こういうことではいかんなあと珈琲を飲んで
みます。

看板猫のM茶君も今年はよく咲いてくれたアジサイものんびりと
静に準備万端お客様をお迎えする姿ができています。

我が家の来客より、看板猫を訪ねに来る猫友の方が多い日も
あります。

なんでこいつそんな人気があるのだろうと声をかけても見向きも
しません。

先日、巻き爪を切ってもらいに病院に連れて行ったら、指を二本
切られてしまってから、すっかり外出を控えていつもうちで寝てばかり
です。

そのせいか訪ねてくるおともだちが引きも切らずですが、それで
外出するわけでもなくひがなずっと寝続けています。

なんとうらやましい生活態度でしょう。

とはいえこのままで当店もいいはずもなく、少し営業活動を強化して
せめてM茶君に負けない集客を心がけねばなりません。

そんな午後の珈琲タイムでした。
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ファイナルG5 ヒート対スパーズ

2013年06月18日 09時34分16秒 | バスケ
スパーズホームで迎えた二対二でのG5。

前回と同じスタメンというのはちょっと意外でした。

それなのに、スパーズはしっかりと修正してきました。

相変わらず、トニーパーカーの突っ込みだけでは決めきれず、
インサイドへパスするのですが、それが今までスクリーンからゴール下
へ下がるダンカンへパスでなくて、最初からゴール下へローポスト
気味に陣取るダンカンにパスとなりました。

これなら拡張型のエースレブロンでもブロックできません。

スパーズのオフェンスは全てそのようなシステム化されいちいちベンチの
指示があるようで、繰り返し同じパターンで攻めてきます。

好調のグリーンのシュートも三段階パスで必ず45度の位置です。

レイアレンの長距離は必ず誰かついて警戒されているのに対して、
インサイドを運動能力で守らなくてはならないヒートはダンカンや
スプリッターがペイントでボールを持つと数人で囲む形になり、
外で合わせる選手には楽に打たせてしまう結果になっています。

これを繰り返しくらってしまう辺りはベンチに策がなさすぎでしょう。

スパーズにしても本来なら最後まで接戦で行って最後に決めの
スリーなどで一歩抜き出て勝つだけでいいのです。

しかし、前半17点差もあっという間に追いついたようにヒートには
そんな点差もものともしない爆発的なオフェンス力があり、それを
見たスパーズはとにかく入れ続けなくてはということで通用する
インサイドへの攻撃を続けます。

レイアレンの4ポイントプレーが二度ありましたが、それだけ執拗な
マークがずっとこのシリーズ続いており、この日はファウルまで
してしまい、余計な一点を付けてしまうという形になりましたが、
相手はそれだけすべてに対策しているような布陣なのに、ヒートの
攻めは相変わらず、フリーオフェンスのような個人のオフェンス能力
に寄ったものです。

そして、ハーフからのセットでは成功率が悪く、ターンノーバーから
速攻が一番成功率が良く、相手がテンポよくスピードに乗った攻撃を
仕掛けてくれば来るほど倍速で返すということもできるのです。

前半の二桁得点差を一気に詰めたときもレブロンのポストからの攻撃や
べりメーターからのシュートといった楽な攻撃が目立ちました。

結局、スパーズの高さのあるインサイドへはスピードに乗った速攻で
しか崩せないという結論を得たのか、一貫してスモールラインナップに
終始して、この試合もアンダーセンを使うことをしませんでした。

ヒートのホームに戻った時に、アンダーセンの高さとレブロンのオフェンス集中が
あるのかもしれません。

下手をすれば次の試合で決まってしまうので、前回今回と同じような
展開はヒートも望んでいないでしょう。

スパーズもかつての守りのチームからガード中心のチームに変わっており、
このファイナルで目立つのはグリーンやニールの確率の高いスリーと
ディアウのディフェンスです。

相手はそんなすべて出してきているのにヒートはまだ出ていないものが
あるの気がするのは、レブロンがまだ前面に出てきていないからで
しょう。

それが最後の土壇場で展開されてやはりレブロンがということになって
決まるのか、レブロンがメンタルでは弱いという定説で終わるのか
そんな結末を見極めるところまで来ました。

NHKの放送予定がG6までしかないのが気になりますが、それも水曜日に
解るでしょう。
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