King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

年度末に聞く悲愴

2024年03月31日 17時59分45秒 | 珈琲

ベートーヴェンビアノソナタ悲愴ショパンバラード第1番、ノクターン第1番ノクターン第2番ドビュッシーアラベスク第1番バッハパルティータ第1番ブラームスの8つのピアノ小品集と盛りだくさんな演奏会を聞きました。
場所はいつもの伝承館ホールで地元ピアニスト高橋望の演奏でした。
以前は譜面を睨みながら聞く人もいたので、かつてピアニストの本でやって欲しくないやるべきではない行為と読んだことがあったので、本人にどう思うか聞いたとことがありました。自分もやっていたから気にしないという答えでした。ですが、今回望氏は全ての曲は暗譜されていたようなので悲愴のような有名曲は同業者なら暗譜の上何を挟んでで何を省いてなんてのはお見通しなのかもしれません。私とて色んな人のCDの演奏は記憶していますがとにかく生演奏はCD以上に豊かな奏感を与えてくれ僅な音の違いなどより時空の変換のようなものを感じます。
またあるフォークシンガーの方に聞いた話では秩父の人はこことここが間違っていましたねと指摘されたとプロレベルの点検のような聞き方で楽しまれてないという指摘でした。それを敢えてなぜ私にしたかはその人が私のブログで
普段の感想を読まれているから話をしたようです。
解り合うこと通じ合うこととはと考えさせられるこの年度末に聞いた悲愴は今までに何度もCDで色んな人の演奏を聞いているのですが生演奏はなんともいえない贅沢な時間のなかにいる、それも聞いている時間だけでなく一連の朝から昼何を食べて今に至ったかという全てが特別なことと気付かせてくれる時間なのです。
なんでもないことが幸せだったと気付くとはドラマでも歌の歌詞にもありますが、そんな苦労や絶望を経験しなくても今が染み、今みた風景や朝眺めた山やお昼に食べたものや秩父という地が特別に思えて脳内麻薬もバシャバシャ湧きまくりなのです。
年度末最後の日曜でちょっと荷物の配送に出てあまりの暑さにビックリしいつもと違う車の流れにいらだったりしても、なぜか悲愴の音階を思い出して春だなあと皆さん遊びに来てるんだなあと思ったりしているのでした。
年度末の買付は色々な話をいただきましたが、この円安は一時的なものであり買い場は夏頃やってくると思います。
それでも紅海封鎖でどこの商社も問屋もモカやエチオピアは壊滅状態なのに当店はエチオピアモカイルガチェフのナチュラルを仕入れられたのです。
安いスペシャルティや味のよく珍しい豆などを売りにしてやっていけそうな春なのでした。





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秩父に住む醍醐味

2024年03月30日 23時58分00秒 | ライブ・コンサート・展覧会
毎日武甲山の削られた山肌を眺め、そこから連なる回りの山々に目をやり、朝の珈琲を飲む。
昨日はそんな毎日やっていることがとりわけ特別なことのように感じられるのでした。
寒いといっていた日々もそこら中さくらや木蓮やらが咲きだし、町にお昼のパンを買いに出ると町に溢れる半袖姿の人が春を謳歌するかのような観光地の風景に変わっていました。
私はまだ山に雪が見られ、風が吹けばまた山に雪が降っているとスキーに行く日を夢みといった日々が続いて欲しいのですが季節の進みは確実で早いようです。
武甲山の雪もなくなっています。
そして冬の楽しみとも言えるお気に入りのリトルマーメイドのデンマークダブルチーズの石窯パンの焼きたてのお昼と昨日届いたばかりのエチオピア•モカイルガチェフハルスケと共に味わい、ベートーヴェン•ピアノ・ソナタ悲愴の生演奏を聞くという贅沢な時間を過ごすのでした。
これは新雪のパフパフを味わうのと同様、脳内に特別な物質があふれでる状況です。
それも朝の武甲山から始まる秩父という地でしか味わえない最高の組み合わせで豪奢な気分にさせてくれる1日でした。
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またまた雨

2024年03月29日 11時22分04秒 | 珈琲
年度末ということで慌ただしく色々なことが絡まってまとまってやってくるそんな感じの日々です。
そんな慌ただしさの中、なんとかスキーに行けないか時間を作ろうとしますが、だんだん条件が厳しくなり、雪の状況もよいよ志賀高原くらいしかなくなって、あとはこぶ滑りにかぐらに行くかといった具合ですが最近こぶを滑るのは避けぎみでわざわざこぶだけ滑ってあのかぐらのだらだらの移動を思うとどうしようかというためらいしか残らないのでした。
年度末なのでお買い得情報の処分価格の引き合いも多く、日本政府の思惑とは裏腹な円安のニュースなどもあり今買っておけという圧力も強まる週末となり、電話もひっきりなしです。
ただ、当店の倉庫はもはや満帆で格安品で溢れていてさらに買い足すにはお預け買い付けか納品を遅らすかになります。
それでも売りたい人は多く、当店で手にしたのは今は全くはいってこないモカだけです。
昨日電話して先程到着したのですが、当初横浜入庫とのことでしたがいつの間にか名古屋から発送になり、手元に来た請求書では配送料が2640円にもなります。
そしてなんと今までないことですがドライバーが車から下ろすのを手伝ってくれといい雨の中ドライバーと麻袋を運んだのでした。通常荷物は貨物便と宅配便とあり、今回は西濃運輸の宅配便でした。
麻袋は通常福山運輸か武蔵貨物といった会社が持ってきます。どこもドライバー一人で2トンのアルミのはこのトラックです。
貨物便のドライバーは一人でこの麻袋を車から下ろして玄関まで運びます。先日は腰を痛めたとかで台車では運んだ人もいましたが、今回のように一緒に運べといったのは始めてです。
何かと宅配ドライバーやら人手不足とか重労働とか労働時間が問題視されてますので、手伝いましたが、これは完全に不完全履行であり契約違反です。
つまり宅配料金の支払いを拒絶できるケースです。
まあ、ここで愚痴るだけで西濃運輸にTELすることもメールして苦情も出しませんが世の中こんなトラブルだらけなのです。
なんでもネットで解決でネットで完結ですが、実際に動いている生身の人は変わらずでこんなことも起きます。
まあ在庫が増えてどんどん焼いて販売先やら開拓して売りさばきたいところですがどうしたものでしょうか。雨だしやることたくさんでまずは玄関先から麻袋をなくすことからやらなければ。
今回倉庫満杯にもかかわらず手を出し即届けさせたのは豆の品質をとにかく早く見極めたいとの思いからでした。
珈琲の場合、よく鮮度がいいような挽きたてといった売り文句がつきますが、そばのような新豆といった売り言葉はあまり使われません。スペシャリティの時代になりオークションやコンテストの豆で10k程度の箱で空輸されて来るものは確かに収穫して乾燥され出来立てで届くのですが、世の中オールドビーンズなどといって10年以上寝かした豆を売っている人もいるわけで鮮度はあまり問題視されません。ただし個人で焙煎する人が増え生豆を売る人も増え商社のネット販売のように入れたてを売るところから個人が安売りするところまで様々でその質も定かではありません。
当店では自分で飲んで確かめた豆か確かな人が飲んで確かめたものしかいれませんのでたまに生豆だけ売ってくれという人もいますが断ります。
焼かなくていいので楽ですが。
仕入れは色々な手を尽くしたもので苦労してますからご理解ください。
さて、昨日も雨の中走るという状況でしたが、最近走っている人が増えてきて昨日は神社から集団で走る人までいました。
昨日も走る距離は短くてそれでも夜一度も起きないのは一緒です。この変化はどうやら寒さの関係ではないでしょうか。
雨の寒い日といってももはや三月でさくらも咲いているのです。
あとしばらくすれば羊山の芝桜も騒ぎだすでしょう。
やはりなんだかんだ言っても春なのです。
皆さんは春に合う珈琲を飲んでいますか?


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不思議な雨のランニング

2024年03月27日 19時04分43秒 | ジョギング
ここのところ雨の中走っています。
数日前は久しぶりに転倒もしました。
夜のランニングで一番多いコースは、秩父神社まで走り番場通りから西武駅前、五宝の信号から羊山入り口のお地蔵さまへ向かい、クランツまで行き、そこから右折、線路を渡り職安通りに出て金仙寺入口信号を国道通り安田屋の前を通り日野田病院の通りを抜け水戸屋を曲がり秋葉神社、番場通り自宅に帰るというコースです。これで1時間15分ほどかかります。クランツを曲がってから27分なら最後のラップは成功としています。
雨の時はスリップしやすく距離も短くしようと相生からキヤノンの通りをウッディ小池の信号で折り返すだけとシンプルで短めにします。ウッディから秩父病院まで800mと表示されており、通常の金仙寺、秩父病院満天信号を回るコースからすれば2k程度短いと思います。しかし、ここで不思議なことが起きます。一昨日の夜雨がほぼ止んだ中、ウッディまでの短縮コースで1時間7分、昨日雨の中通常金仙寺秩父病院コースで1時間4分なのです。
満天の信号から相生までの直線を走るとなぜかタイムがよいのです。これはキヤノンの通りの歩道が暗いものの舗装もよく平坦で走りやすくシャトレーゼの橋のところまで信号が二ヶ所あるもののランニングモードで走り抜けられるのです。矢尾から市街地になり、信号も多く、ペースは落ちてしまいます。それでも満天からの最後のラップは23分とクランツのラップより4分も早いのです。そして早く走ったほうがからだのダメージや筋肉の疲労も少ないのです。まあ、その時々でスローで長く走ったり、ランニングペースを大事にしたりテーマが違うのでなんともいいがたいのですが、昨日は不思議と夢もみず一回も起きずに目覚めたのです。これは単にからだかつかれたとかではないような気がします。所謂整ったというやつです。クランツのコースを多用するのは体力を削ってよく眠れるようにという意味もあったのですが、逆に一番登り下りがなく走る時間の短いコースが一番深く眠れるというのも不思議な感覚です。さて今日はどのコースで走ろうか。
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雨に求める珈琲の味

2024年03月27日 13時16分20秒 | 珈琲
下の開店早々のドラッグストアに行ってみました。
雨の中でしたが、店内運んでいてレジには行列ができていました。確かに他店より安く野菜や果物などはありませんが納豆やパン冷凍食品など食品も豊富です。ですが、目新しいものとか他店に無いものがあるというわけではなく面白味がありません。
今日は久しぶりに晴れて気持ちのよい春の日となりました。でもまだ例年からしたら暖かさが足りないそんな感じです。
この時期、暑さ寒さが繰り返し辛い時期だからこそエッジの効いた珈琲をと高カロリーバーナーをいかした強火で追い込む焙煎に挑みましたが、今年は雪も多く寒い三月で結局元のじっくりととろ火で甘さを引き出す焙煎をまたしたりとなりました。
今回思った一連の行動で大事なことや優先すべきことは何かといったことも考えさせられその季節やその時々の気分に合わせた味を引き出すというより今現在の豆の味を引き出すこと、さらにいえば完全に焙煎する本来の芯に熱がしっかりと通った焼き方が意識されました。
結構膨らんでればよく焼けていると判断している豆屋さんが多く、電気のジェット焙煎では簡単に短時間に膨らませることができますがそういった熱風焙煎にありがちな味が抜けてすかすかなのを気がつきもせず売られているのを見かけます。
手網焙煎から入った人もこの熱風焙煎の罠に陥る人は多く、目の前で焼かれる豆の香り高いさまに味が抜けているとも思わず新鮮の豆を有り難がって買われるのです。
中には新鮮さを維持するためミューレージまでつけたみまま輸入するケースもあるようです。しかし、最近の嫌気発酵にみるようにミューレージから発酵の過程が実の味作りに重要なのです。
つまりまだ味がつく前の豆を仕入れて全部焼き捨ててる可能性もあります。
摘み取りから乾燥の仕方に手間をかけわざわざそれを日陰干しとか特別な仕立てであることを宣伝しているのに否定しているかのようなやり方です。
まあ、やり方は千差万別で最近は味がいいのに扱いが面倒なのかナチュラルの高級豆などが処分価格出回っているのを見かけますのでやはり大量消費で大量生産の現場では緑色のウォッシュドの豆が扱いやすいのでしょう。
当店でもはいカロリーバーナーの追い込みをかける焙煎を挑むのには古い乾燥した豆は厄介で時にですぎるチャフは釜の中で燃えたり煤を発生させたり味に影響を与えます。
インドモンスーンのようにカラカラの大粒豆は時に焼くのが難しく熱が入りすぎて10円ハゲができやすい豆です。しかし、じっくりと甘味を引き出した焼き方ができればこってりとした味が出来上がります。
昔はこんな珈琲は大きな鋳物の釜でなければできない味だと思われていました。しかし、最近は熱源にIHなどがありただの熱風焙煎ではできない焼き方もできるようになりました。
それなのに見た目にこだわり時間をかけて色を揃えるのに固執して本来の味を逃していたりといった例までみられます。
古いものがいいといった固定観念や最新の技術や機械の進歩の知識なと珈琲の今を意識すればやはり折に触れ情報の刷新はされて当然です。
自家焙煎を謳う喫茶店は多いのですが、誰かに教わった最初の焼き方になんの疑問をさしはさまず焼き方を変えたり釜を変えたりする人は少なく教わったままの人が多いのです。
歯医者みたいに珈琲の資格状を掲げてあったり、現地の農園から仕入れたと農園主とツーショットが飾ってあったりします。
そういったお店の主張の数々は面白いことにそうするとなんのためになるとかどうしてそうしてるのかとか聞いて答えられる店はないのです。炭火焙煎や薪焙煎もそうです。
当店に来店される方も、一番多いのはどんな珈琲ですかと聞かれるパターンです。
逆にどんな味の豆を求めているのか聞くと酸味の無い豆をくれといわれます。
エッジを利かせつつ、じっくりとろとろもしばらく続きそうです。
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それでもさくらは咲いている

2024年03月25日 23時54分00秒 | 珈琲
冷たい雨の月曜日です。
昨日はまた一日バスケット市民大会で留守にしまして誠に申し明けありませんでした。
これで試合は8月の大会までありません。日曜日に出掛けることも多分ありません。今週の土曜は午後ピアノを聞きに行きますので、午前中のみとさせていただきます。
それとスキーには平日また出掛けるかもしれません。
先週の若者パワーに圧倒された試合から気持ちを奮い立たせての昨日の試合でしたがまた最後にリーグ決勝戦でみたチームは先週戦った若者チームでした。このチームとやったんだということでまじまじとみましたが、誰もが早いというそのスピードとシュート力も私の持たない技であり、長年プレーするも身に付けようとも思ってこなかったものです。というのも私がプレーを始めたときには3p何て無かったしペイントエリアから得点するのが当たり前でありオフェンスシステムはそのためのもので速攻なんてなにもシステムを持たない技術の無いチームが取る戦法と思われていました。この最後の決勝をみているときにコーチが我がチームの参加を次のリーグどうするか聞いてきましたが、もちろんやると答えました。
それだけチームの年齢やら参加者やら思いやられる事態をこの試合でもたらしたのかと気にするも私より年上の先輩は改めて審判資格の更新を決めたというし気になり調べたらeラーニングでできるようなのでこれなら私にも取れそうです。
まあ取るかどうかは別にしてどうせeラーニングだけなら取っておいて苦はないと思います。登録料も2000円だし実際には経験とか実際のゲームで笛を吹いた経験とか実務の経験の方が物を言うのにそんな経験をさっ引いてネットで完結できてしまうなんてという違和感もありつつそれなら取っておこうかとも思うのでした。
さて、当店のすぐ下に新しいドラッグストアがオープンしたのですがこれは夏ごろから工事していて看板には今年春開業と記されていたのが実際土曜日から開店したのですが、すぐ対面にはスーパーもドラッグストアもあるのです。まあ、コンビニでもスーパーでも対面に違う競業店があるのは当たり前の風景かもしれません。
一昨日昨日はアドバルーンまで揚げていて駐車場にはガードマンが交通整理をしていました。
昔は国道のわかされから秩父駅入り口まで商店がびつしりでしたが今では櫛の歯が抜け落ちるように空き地だらけですが大型店舗が郊外にできるというのはこんな田舎でも起きることなのだと思い知ります。
そんな猛烈な世の中の動きとちっとも暖かくならない春の日ですが、早く咲くさくらは花をつけており木蓮やヒュウガミズキなども咲いてます。
先日みた『ゾディアック』『ロードハウス』はどちらもジェイク・ギレンホールの主演です。
ロードハウスは今まで何度も映画化されてきた物語で飲み屋に雇われる用心棒の話しです。西部劇を現代版にしたような話でそれをさらに現代風にアレンジしたといった趣です。主人公は総合格闘技の元ファイターで、カッとすると見境無くなるためリング上で対戦相手もぼこぼこにしてしまい今はアンダーグランドの賭け試合のファイターになっているといった設定です。そこにうちの飲み屋の用心棒になれと声をかけた女性オーナーが現れ、どこぞの海岸線の幹線道路沿いの飲み屋でヘミングウェイも来店したことのある有名店なんだとか。そこに毎晩バイカーが来て店を荒らし、警察も見て見ぬふりでそこの用心棒になれというわけです。これはアマゾンによるリメイクでそれにしてもなぜジェイク・ギレンホールなのかです。ゾディアックの新聞社の漫画家で間抜けとあだ名のなに考えてるのかわからない男がゾディアックと名乗る連続殺人犯の謎を追うという実話を元にした映画の男の方が本来のギレンホールであり、ムキムキのファイターは意外なのです。そんな意外な配役でも楽しめる作品になっており、イメージの固定は可能性の否定でこれは色々と考えさせるのでした。
まず、我々のバスケットチームの行く末だとか。
さらに、日々の珈琲も季節に合わせて焙煎はいいのですが、下手に焙煎すると珈琲の味は丸で違ったものになり、そもそも豆の味を引き出すのが狙いで焼き方で十分なポテンシャルを引き出せずにいるのは失敗です。
今本来なら色々の花が咲きその香りが漂うなか、春を堪能するには暖かさだけ足りないそんな今の季節にやはりそれに答える豆は何か。どんな焼き方にすればよいか手をつくし見える景色やみた映画やプレイしたバスケの試合や若者の躍動する試合。アドバルーンを上げた新店舗などなどそんなものを全て吸収しやはり豆の力を一番引き出すことだなあと思った夜でした。






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花桃の里

2024年03月22日 17時33分17秒 | 珈琲

今朝のモーニングショーではやはり大谷選手のことばかりでした。
ネットニュースで知った通訳一平氏の解雇でしたが危うく大谷選手の選手生命にも関わる問題だったことやそんなことしなくてもいくらでも楽しいことがあったのではと思ってしまう事件でした。
20日また上信道の一部が開通したとネットニュースに載りました。草津にしろ上越にしろまた新雪がつもりトップシーズン並みといいます。
今年の3月はずっと寒いままで雪も多く、武甲山の山肌にも雪がみられます。
早咲きで有名な河津さくらや靖国神社のさくらの状況などがニュースにのぼりますが、花桃の見頃などはあまり騒がれません。山梨県や長野県に多いそれらの見頃はこれから咲いてゴールデンウィークまでみられます。その割に花見の話はでないように感じます。桃源郷などといわれ満開になるとこの世ではないかのようないわれ方で表されるのに秩父の芝桜ほど有名でないかもしれません。
昨日の船形山もそれより回りにある柱状節理の岩々や五城郭や秩父事件の墓が先に目が行き三度通って今回改めて目が行ったという通りすがりの気になるものや人の話題に上るものもその時々のことなのかもしれません。
日々飲む珈琲もそれほど味にこだわったり人はしないのかもしれません。
もっとこうなったらとか自分のこのみの味や欲求も追い求めてみたら実は深いものだったと気がつくのかもしれません。
この間から取り組む強火で追い込む焙煎も当て方によっては丸切り味が飛んですかすかにもなり得る難しいものでその境界を求めて工夫し今の季節にあった焼き方を探るのも楽しいものです。
あのテーブル状の船形山の頂上にたつとにどんな景色がみえるのかそんな想像と似たものかもしれません。

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岩船山

2024年03月21日 23時53分00秒 | スキー




毎日関東では強い風が吹き寒い毎日が続いています。これは低気圧の通過で日本海や山にはまた新雪が降っているということです。
というわけでまたそれを狙って出掛けたのですが、たっぷりあるところは風でリフトが止まっているというしどこにいこうかとなったのですが、この前当たった小海エリックの温泉入浴券が最初期限がないものと思ったら、よく見ると2023-2024のスキーシーズンに限るとなっていてこれはいかん入りにいかなくちゃとなりましたが、シャトレーゼにいくのもなんか芸がないしと近くを調べたら八千穂高原スキー場というのが小海の上にあります。調べてみるとシャトレーゼと同額割引券を使うと2500円になります。他の大きなスキー場が6000円7000円するなかこういう小さいスキー場は年々姿を消し、大きくて有名なところでさえ名前を変えて存続するなど厳しいなか小さいスキー場がこの界隈ポツポツとあり生き残っているのです。大きいスキー場は滑り応えがあるとはいうものの移動ばかりで繰り返し滑りたいコースがあるかというのが重要でこれはリフトの数だけでは判断できないのです。
それは八方コルチナでも経験しました。SNSでこの八千穂高原の紹介をしている人がいてそれではいってみるかとなりました。
コースは吉井下仁田佐久から無料の高速で八千穂高原までといった道筋でリフトの写真の中央のテーブル状の山が岩船山です。今季この山の絶壁の脇を抜けるのは3回目ですが前日の積雪で山肌に雪が輝いて山の上の林もきれいに見え実に美しい光景でした。遠くからもこの山は見えここを通ってきたのかと目印になります。下仁田から佐久は交通量も少なく信号も少ないので今回高速でなく行き帰り下道です。そして佐久から無料の高速道路が使えるのですが、これは埼玉の人のルートで東京神奈川の人は中央高速利用で小海から上ることになります。土日でも空いてるスキー場と紹介されていました。八千穂高原インターからは山道で半分ほどは前日の雪で圧雪道となり、まるでシーズン中の志賀高原のような雪道でした。今シーズンはどこも3月の方が雪が多く今になり新雪が滑れるという報告が相次いでいます。といってもここは人工雪のスキー場で標高が高く晴天率が高いものの雪質は保たれているといいます。到着すると曇り空で-7度と寒く駐車場も圧雪でおおわれ真冬のスキーでした。その代わり雪は固く板はよく滑るのでした。こぶのコースもあちこちありジャンプ台やらアトラクションもありました。がらがらだという報告でしたが、ついてみると駐車場はほ半分は埋まり予想したより賑わっています。券を買いに行くと割引券を提示したら今日はシニアディで2000円だといいます。草津のシニアディのランチパックが4800円ですからその安さが際立ちます。ただ小海もそうですが駐車場から距離があり車で着替えてスキー靴を履いてスキーを担ぎ結構歩くことになります。リフトは4本しかありませんが小海よりコースも多彩です。全てのコースをたどるのに1時間もかかってしまいました。全て低速のペアリフトで時間がかかります。しかし、なれてしまうとそれほど苦にならず休憩して回復できます。
センターハウスに無料の休憩待ち合いスペースがありレストランも暖房が効いており施設は古いものの居心地はまあまあです。メニューは今時で定食も1500円となっていました。シニアディでお安くしてもらったのでお茶休みはケーキセットを購入しましたがケーキ単品400円コーヒー付きにして800円で安くなっている感じはないのでした。
3時半には終了し、小海に向かいます。ほぼ小海まで圧雪の山道でしたが、前後に車はなく途中富士山が見えるところがあるのですがそれどころじゃなくホテルについて浅間山や八ヶ岳の冠雪した美しい姿をみることができました。
それにしても白樺の群落や雪の冠った山々や温泉といくらでも美しいところのある日本は本当に素晴らしい。こんな景色がいつまでもみられるようにと願ってやまないのでした。
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マイナス金利終了

2024年03月20日 10時58分09秒 | 珈琲
昨日の夜いつもと違うコースをたどると木蓮が咲いてるのやら発見し、沈丁花の香りやら花の香りのなか走りことができました。
昨日からテレビのニュースやワイドショウは韓国でのメジャーリーグ開幕ゲームの話題ばかりです。昨日の昼、日銀のマイナス金利解除の報が速報で流れ歴史の流れの変わり目を印象付けましたが、日本のとってきた経済政策や政治的取り組み、戦略的財政投入とかに触れるものはなく、住宅ローンの相談で変動を選ぶか固定がいいか聞きに来たという全く国民の関心はその程度というようなあまりに馬鹿げた報道にあきれるばかりなのです。
ここのところの春闘の満額回答に至る物価高騰などは政府の半導体工場出資やオリンピックや万博、新幹線のインフラや需要創出の効果なのか誰もそれを検証し進んでいる道が正しいのかと問いただしもしないのです。
今までとってきたそういった政策の原資は大量発行の国債であり、それを可能にしていたのはゼロ金利だったからいくら発行しても痛みもないただ刷ればいいだけだったのです。まあそれでも日本の国債などほとんど国内の金融機関が持ってるだけだからまだ刷ればいい状況に変わりはなく、今までの土地とバブルのように象徴的に上がるものがないだけでバブル状況は変わらないのです。
そもそも資本主義や銀行の行っている信用創造こそバブルそのものであり預かった金を10倍まで貸し付け、また別の銀行が10倍まで貸し付けといくつもの銀行が同じことをしてこのバブルを増やしているのです。新しい需要を創出しつづければバブルもバブルと思われず膨らみ続けられるのです。誰かが危ないとか所詮泡だと騒がなければいいのです。
だから今まで緊縮政策や金本位制など財政規律を強く訴えた政治家は皆暗殺されてきた過去があります。そんな強欲な資本主義が容認されるのも一部の資産家に富が集中していても昔より生活水準は上がり暮らし向きも安定してると皆感じているからさしたる騒ぎにもならず本当の安心と豊さを忘れおばかなニュースと大谷などの活躍でとりあえずはOKなのです。
少しでも豊かな暮らしの裏付けとして日々飲む珈琲に真実の味をと安くて美味しいものを揃える努力を続けておりますが、豆をどう焼くかでこれが簡単に覆ることを人々は知りません。
まず入り口として新鮮な焼きたての豆からと思うのは当然ですが、実は焼きたてはまずいと言うことを大概の人は知りません。
確かに焼きたては香りが高く、豆に湯を注いで見るとふくふくと盛り上がりいかにも美味しそうな見た目です。
まあ、それだけだと知るようになるのは色々な焼きたての豆屋に出会い色々な豆のうまさを知り何に自分が心動かされているのかを知るところまで来ないとで千利休が茶の湯を道として型やら飾る軸から茶室に入るまでの手順まで決まりとして求めたことや毎年決まった茶屋がその年の葉をブレンドしていたことなどから要素を規格化すると現れるものがあったからだと思います。
そんな中世界的に豆の需要と供給はスペシャルティという今まで飲んだことの無いようなフルーティーで爽やかな飲み口のものを尊ぶようになり珈琲本来のうまさや甘さ、ナッティで爽やかでいて複雑な酸の変化を持つというタレーランの詩そのままのような味が頭に浮かぶものとは違う方向のようです。いえ違わないでその特質の中でさらに取り分けフルーティーでトロピカルドリンク的なものを特化しただけなのかもしれません。だから私が昔ながらのと騒ぐのもその特化する前の段階で十分美味しさに浸れるといっているに過ぎないのかもしれません。それだけ世界最高峰の珈琲は高くなり昔のブルーマウンテンのように手軽に楽しめるものと欠け離れてしまいました。だからこそ世界の状況からこぼれ落ちて安いのにうまいを世界の最先端の製法やこんな国のこんな味の珈琲と知らしめたい味を揃えて、日々の季節を感じその空気と自然に触れそれにマッチした焼き方を模索するそんな毎日です。

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サンドラ・ブロックとブラジルはたまたパカマラ

2024年03月19日 12時14分36秒 | 珈琲
秩父の一番早く咲く桜はもう既に5分咲きです。その他の木蓮や山茱萸等はまだ咲いてるのをみません。ソメイヨシノは都心より1週間は遅いでしょう。
しっかりと毎日現れる課題やらミッションを確実にこなし、週末のバスケット市民リーグに臨むと何やら頭に描いた完璧ムードも幻影だったのかというような想定外な結果に落胆してしまうのでした、
そもそも我々のチームは数あわせのためのような寄せ集めであり定期的に練習していつもバスケットに親しんでいる人はいなくて普段全く運動すらしていない人も多く、半分は他のチームにはいない高齢者なのです。
他のチームもおっさんが多くなり年齢は高めでしたが、この春のリーグは高校生や大学生のグループなど若い人も多いのです。
その運動能力の高さを目の当たりにしてなぜかいつものペースやフレキシブリティを欠いた動きになってしまったのです。途中からこれはいかんと気持ちを奮い起こしたものの不完全燃焼な感じが残るのでした。日々の困難なミッションを順調にこなしてきた完璧なイメージが損なわれかなりへこんだ気持ちになったのでした。
それも最初の萎縮してしまった気持ちや戦わずして負けてしまったかのような若さには勝てないといった自分の気持ちに激しい違和感と嫌悪感が募るのでした。そもそもポンコツの寄せ集めなのだからなにも誰も期待や勝利など求めてもいないのに勝手に負けを決め込んだり尻尾を巻いてしまったことがいつまでも悔やまれるのでした。
そんな夜にみたのが『ロストシティ』でした。主役のサンドラブロックは我々と同年代なのに未だにお姫様キャラで主演で見た目もスタイルも昔のまんま物語の中心で女王様のごとく君臨しています。回りにでてくるキャストも豪華でさらわれたサンドラブロックを救助に向かうのはもと特殊部隊の金髪をなびかせた人探しのプロはブラッド・ピットなのです。そのキレキレのアクションと活躍で易々とサンドラ・ブロックにたどり着くと後は脱出だけとなったと思ったらあっけなく狙撃銃でブラビは即死してしまうのです。何と言う期待の煽りと解き放しでしょう他の人もブラビの無駄遣いと言われています。まあそのまま彼の活躍を描いていったらブラビの映画になっちゃうわけでもっと屈折したものも織り込まないととなるわけですが、この映画は所謂ハリウッド映画で単純明快ながらやはりみたいものを裏切らないところはすごいと思います。スピードが1994年の映画ですからそれから丸々30年たって違和感なく女王様キャラのままというのもすごいと思います。昔みたトリックを今見直してみると映画版のトリックなど仲間由紀恵の劣化が感じられ、まあ贔屓目に言うならば味を増したふくよかに変わっているのは明らかですがそれを感じさせないサンドラ・ブロックには本当にハリウッドの中の人だと銀幕の中の人類なのだと感じます。まあ、変わり果てたキャリーフィッシャーとマーク・ハミルを出してしまうという幻滅もあったりしますがこれを見てまた週末のバスケット市民リーグに新たな闘志を募らせるのでした。そして、またワンミシシッピというドラマではゲイのDJが経験する複雑な家庭環境の告白からがんサバイバーとしての経験と自分の母の死を経て明かされる家族の話をブラックユーモアで表現したドラマなのですが、舞台のミシシッピではゲイを認めない人が未だに多くいることや黒人の差別とか、恐竜を信じない人や聖書のなかのことしか信じない人とか普段語られないありのままのアメリカ人の考えが語られるのです。一方日本では見せかけの正義やまやかしばかりで政治資金規正法やらパーティ券キックバックなど当時の幹部に証人喚問しても国会に呼んでも誰も知らなかったと本当のことを言わないのです。テレビをみた国民がそれを真に受けるとでも思っているのでしょうか。今や二人に一人はガンで死ぬといわれるような世の中で有機栽培の規制など年々使っていい農薬が増えているのだそうです。先進国の中で食品添加物の緩さも度々指摘されます。何か正しいことや事実がきちんと報道されずねじ曲がったままの社会そんな感じがします。そんなものを晴らすのはせめて美しい自然を眺めて飲む珈琲ということになるのですが、最近の焙煎で取り組んだのはしっかりと強火を当ててスッキリとキリリとエッジの効いた味でありこれは毎日飲むブラジルのアルタモジアナなど強火で引っ張るとこうも変わるのかという変化を見せます。まあ、ここのところの気候と同じで効きすぎたと思えばまたもとの甘味を意識したとろ火利用の焙煎に戻り、また暖かくなればエッジを効かせと行きつ戻りつするのがこの時期なのかなといつものブラジルに対峙するのでした。また面白いものでエルサルバドルのパカマラのように日々の気候の変化で同じ豆でも日々酸味の味が変わり毎日違う顔の変化を見せる豆もあるのです。サンドラ・ブロックばりに今週末はまたバスケの試合に臨みます。

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次々現れるミッション

2024年03月16日 13時18分03秒 | 珈琲
昼間は16度と暖かくなるこの頃ですが、まだ冬の記憶から抜け出せず、夜のランニングでは未だ真冬の装備を解くことができず、ウインドブレーカーを着たまま走っています。そうすると汗が滴り鼻からポタポタと落ちます。それでもまだ指先は冷たく悴んで風呂に入って指先に血流が戻るような感覚もあります。
特に風は冷たく走り出す時間もなかなかはやまりません。
そんな夜から朝を迎えると日々様々な問題やら課題やらが襲い、帳簿やら資料やらなにかを探さなければならないといったミッションが次々に持ち上がります。
時にどこどこに行って誰かさんに何かのレクチャーを依頼されたりどこかのグループにアドバイスやら協力をといった依頼まで様々です。
そしてその一つ一つを解決するとまたなにか次のステージがやってくるような起承転結があり、課題はその日のうちに解決するよう奮闘しています。
さて、先日紹介した困ったお客様の注文の件ですが、世がスペシャルティブームでコーヒーじゃないようなフルーティーでトロピカルドリンクのようなものになっていくなかそうじゃなくてダークチョコとナッツの香りの本格的な深い味わいの珈琲がほしいという人もいます。それこそ砂糖とミルクをたっぷりいれないと飲めないようなこーいのがのみたいという人も。
ブラジルのカルモ下坂とか原種の珈琲の木のアラビアンモカとかそれに近いものがいくつかありました。特に印象に残るものではブラジルのロンドムノ農園です。これは検索すると今売ってるところがありますが商社サイドでは聞かないので私が知っている豆と同じかどうか判断着きません。
産地がミナスジェライス州セラード地区となっており広大なセラードの中にあの農園はあるのかと思わせます。
カルモ下坂の方は今でも検索すると出てきますし、日本にその名前の付いた喫茶店のあるのも知っています。いくつか試してもいて後継者の農園の豆も試して全く違ったものなのも確認しています。今ではもはや単一農園ものがもてはやされ現地で直接買い付けたという喫茶店だらけでしたが本当に実績のある農園は浸透してきていてそうなると知らないような農園名を付けるのは最近やめて逆に田中さん、佐藤さん、的な農園ばかりになってきました。
今でも希少種とか木の種類で売り込むケースはありますが、本当の珈琲の味がすると言う売り込みは今だかつて無いのです。
そんな本来的な味の珈琲豆は今なら何があるかと言えばバナマのナチュラルとニカラグアのコンテスト豆にお気に入りがあります。これは売るほど量がないので農園名やら木の種類は控えますが、テーマのこってり感を味わうのであればインドモンスーンとパプアニューギニアのスペシャリティがあります。
ただ、本当に日常的に飲むのであればグアテマラのコパンなどを深煎りにしたもので十分だとも言えます。
さらにもっと日常的にニカラグアのサンタアナをシティにして苦味とボディの厚さを楽しむのもいいといえます。
マンデリンに関しては本当に難しくて、ただ今の店頭での感触では現在のアチェのスペシャルティが値段と味で素晴らしく、あえてこれより味が落ちて値段の高い豆を売る気にならないのです。実は従来のマンデリン製法の豆も在庫しているのです。それをどのように焼けばただガツンと苦いだけとなるのかも知っています。ただそれをやるのが正しいことなのかとは思えないのです。
そんなわけで何が正しいのかということも問われるのですが、今現在クリスタルマウンテンやケニアが2000円以下で売っているということがまず驚異的なことでそれを理解していただきたいのです。
例えば当店で一番安いブラジルのコピカルなど他店では1100円で売られています。サントスNO2も持ってますがどうしてもサントスがといわれれば1100円はいただくことになります。
商売なのでほしいと言われれば売りますが、やはり味と値段に正統性とか安くて美味しいものをさしおいてまで売っていいのかと思ってしまいます。
秩父でもパナマのゲイシャを売っている店があるのですが100g3000円ぐらいでしょうか。
これなど正しいとかうまいとかの前に需要と供給の問題を学だ方がいいのではと思えます。
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『ブリッジ』の罠

2024年03月15日 11時35分40秒 | 珈琲
先日、アマゾンで『ブリッジ』が視聴可能になってたので喜んで見始めました。
イギリスとフランスに置き換えてリメイクされた『トンネル』はみましたが、あちらはなぜか3シーズンでこちらは4シーズンあるんですね。
始まり方とメインのキャラの設定は同じです。しかし、何か本家の方がノロノロとしたストーリー展開でなかなか本質というかメインの敵が解らない。心臓移植の夫婦とホームレスやら女性を支援しているらしいNPOだかの男性が伏線的に同時進行で進みますが、被害者と心臓移植の男性と繋がったと思った瞬間の第4話でなんと後はレンタルしてねになってしまいました。
やはり本家の方が主役のキャラが立っている感じでスウェーデン側の女刑事サーガノレーンはコミュ障害のような仕事はできるけど人との関わりとか交流に難があり何でも規則や法律優先の捜査をして行く。一方コペンハーゲンの刑事マーティンローデは人情派で二回の離婚歴で5人の子持ちで事件当時パイプカットしたばかりという設定。このでこぼこのコンビがお互いの長所短所を補い会いながら難事件を解決していくという訳ですが、やはり本家のサーガノレーンは違和感なく明晰な推理と分析力と規則に杓子定規なところが行動や捜査に現れそれに振り回されるようなマーティンローデも味がありまだまだみたいのにレンタルに切り替わりやがるとは。
それも一話350円と高く、シリーズまとめていくらという格安パックもありません。
そうなると町のビデオ屋さんが安いのかなと思い覗いてみようかと思います。
ともあれまた日曜は市民リーグの開幕で1日試合で留守になります。珈琲豆がなくなりそうな方は今日明日中のお出掛けをお願いします。


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困ったお客様

2024年03月15日 09時51分35秒 | 珈琲
スキーから帰り昨日10キロ走り風呂の前に体重計に乗ると1.2キロも増えています。
今までのスキーで二泊三日で三食しっかり食べてきても全く増えなかったのになぜ。
これはやはり新雪を滑り脳内麻薬が出まくり幸せぶとりというやつでしょう。
夜走ると毎日違う匂いが町のなかに立ち込めています。
毎日お散歩をする人もそんな町の変化は知らないでしょう。
昨日は沈丁花の花の香りもしました。
これからは色々な花やら木の芽やらが出て匂います。
昼間は花粉がものすごく外にはでないようにしますが、家にいてもくしゃみ鼻みず目のかゆみはとまりません。
毎日目をやる回りの山々。これだけ山に囲まれたならそりゃ花粉も飛ぶでしょう。
雪をかぶった山々を眺め飲む珈琲は実においしく、南にそびえる武甲山にはなにかから守ってもらっているような安心感を抱かせます。
そんな山をまだ削り続けるのはどういうことかなどと考えたりしますが、これは豊島区と秩父市が未だに交流することと同じで江戸ができたことと繋がりがあるのと同じことです。
秩父のアーチストとか自称詩人とかが神の山だとか神社の宮司を担いで自然保護やら神の山を守ると騒ぐ人もいます。
資本主義が宗教より多くの人を幸せにしてきたからまだ削られ続けるのでしょう。
秩父氏と豊島氏が江戸誕生に力を尽くした歴史は連綿と続き今でも秩父のセメントが東京のビルを作っているのです。
昨日は困ったお客様の注文がありました。
普段はどんな珈琲を飲んでいますかとかどんな珈琲を探してますかと聞いても言葉を濁す人がほとんどなのですが昨日は言葉にはしないのですがその人の求めるものが何なのか解っているので厄介な注文なのです。
と、言うのはマンデリンを注文する人は多いのですが、これを注文する人の多くは酸味が嫌いでマンデリンならガツンと苦いだけでよいというものですが、さて、世の中はスペシャルティの豆が流行りで世界中の国でパナマのゲイシャに続く豆を作れとなり、嫌気発酵なる製法まで編み出されました。
インドネシアも例外ではなく、今までのマンデリン製法から6割の豆がウオッシュド製法に変わりました。そればかりかハニー製法も取り入れられています。当店のマンデリンも今売っているのはそんな豆です。多くのお客様はこのスペシャリティの豆を喜んで買われるのですがこれはマンデリンではないと言う方もいるのです。
世の中花の香りやらフルーツの香りの珈琲が流行るなかやっぱり昔ながらの珈琲らしいガツンとくる珈琲がほしいという人たちです。
普通なら仕方ないですね今はこういうのが流行りだからとすませるところですが。そう簡単に切り捨てられないのです。と、言うのも私も実は昔のカルモ下坂とかこってり珈琲らしい豆をずっと探しているのです。
濃い珈琲でエスプレッソを飲む人もいますが、そんな何気圧もかけなくても重力だけでドリップしたこってり珈琲らしい珈琲は永遠のテーマなのです。それが時代遅れだと言われればそうなのかもしれませんが本質の味は譲れないのです。
いつも回りの山の姿を眺め飲んで美味しいと思える豆。それはいつも季節のブレンドで表現しているわけですが珈琲の本質を示す豆はまた別で私と同じでそれがほしいと言われれば出さないわけに行きません。次回はそんな豆を紹介していきましょう。


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脳に変な汁湧いてしまいます

2024年03月13日 23時58分00秒 | スキー
今日はタイミングを見据えて日帰りで草津にスキーに来ました。
3月南岸低気圧通過で雪が降っているスキー場は今まで暖冬と小雪に苦しんで来ましたが、インバウンドの外国人も居なくなった今、また絶好の新雪を味わえるのです。前回の最終日に新雪を滑り、もしかしたらと天候と日程を睨み狙って出掛けました。
前回久々の新雪でボロボロの敗退となったイメージに今回はファットスキーを携えての挑戦です。
草津の新雪は何度も滑っていますが今では火山ロープウェイは亡くもうあのパフパフは味わえないものと思っていました。
しかし、前回夜積もった新雪は久しぶりに転倒でなにもできないという難しさとうっかり踏み込んではいけない危険さを感じそれならばという闘志も湧くのでした。
というわけで久しぶりにファットスキーを取り出しワックスを入れたのですが、なんとも重たくごつい姿にこれに乗れるのかと思うのでした。前回友人に最新の板を見せてもらい持った時に私の板の半分くらいの重さにビックリしました。そして最新の板というのもレンタルしてみたらだいたい傾向と特徴は解りました。
そんな経験から私の持っている板やらブーツももはやコロナでまごまごしているまにすっかり時代遅れになっていたようです。
そんな意味でこの新雪を楽しむようにファットも持ち出したのですがこんな重たい板がそう易々操作できるだろうかと不安も感じつつの持参でした。
昔の板だから傾けたら回るというわけには行かず踏み込む、乗り込むという昔ながらの乗り口を思い出させてくれる変な懐かしさがあります。
最初はまごまごしましたが、そんなことより新雪と誰も踏んでないところを突っ込んで行くのでした。
草津は8時20分頃着いて着替えてリフト券売場で券を買うも前回と同様リフトは動いておらず雪は強い風と共に舞い果たして今日は滑れるのかと危惧するもまた相変わらず券売場のお姉さんは払い戻しはできませんと言うだけで今風が強くて運転してないとかの説明やいつ動き出すの説明も相変わらず無いのです。
リフト券を買ってリフト入口で待つも動きそうもないので動き出したゴンドラに乗りまたまた新車の香りのゴンドラに乗り前回はそのまま天狗の壁を滑りましたが、いきなりこの重い板であの急斜面ではとまだ誰も踏んでないコースを行くのでした。
思った以上に履いてしまえばこっちのもので乗り方も感じもつかめました。
しかし、リフトはなかなか動かずしゃくなげリフトが動いても青葉山は全く動いておらず青葉山で待機するも前回のように動き出さず一度天狗レストハウスでコーヒータイムとしました。
飲み終えるころアナウンスがあり動き出したというので青葉山に向かいますがしゃくなげにしろ青葉山にしろ横殴りの雪と風で今までに無いほど搬器が揺れます。
真冬の装備でもリフト上で風にさらされているだけだと寒さが募ります。
やっとたどり着いた青葉山を一本慎重に降りたらすぐ第二リフトもオープンしそちらに向かいます。
ここには前回突っ込んだらクラスト状ですぐに転倒しそれから先へ進むのを断念したコースがあります。前回はリフト上からその無様な姿をみんなが見ていて誰もその後そのコースには踏み入りませんでした。
今回はちゃんと武装済みなのでそのコースもいただきました。それを察知したのかいつもは誰も滑らないリフト脇に人が集まりだし、競って新雪を踏むのでした。
風で時により視界がなくなる真っ白の世界で足裏の感触を頼りにすすむと不思議な浮遊感のなかに漂っているような別世界にワープした感覚となり脳内にドパドパと脳内麻薬が湧くのでした。
ランニングハイとは違う脳が現実の世界にとどめようと必死の攻防の末、最後はこれだしちゃいましたというような心地のよさです。
新しく積もったのは20センチ足らずのものでたいした量ではないのですが、吹きだまったところは膝が埋まるほどあり突っ込むと胸くらいの雪煙が上がり雪のトンネルを行くようなところに風で雪が吹き付けワープしてるような感じと新雪の踏み心地がたまらないのです。
しかし、すぐに真似して入る人が続きフカフカ感はすぐに亡くなりお昼としました。
午後いつもの板を履いて青葉山にに上るも風はいっこうに収まらず
荒れた斜面を滑るといつもの筋肉のような板の反発を感じ、古いとは言えまだまだ機能は衰えてないと感じるのでした。
さらにその感じを確かめようと人のいなくなった時に大廻りをしようとした矢先3時過ぎにリフトは止まってしまいました。仕方なくそのまま4時まで下のリフトで滑ることなく帰ることにしました。
そしてなんと日本一の名湯の地にいてそれをスルーして今回は別の温泉に向かいました。
渋川から草津まで街道に温泉はたくさんありそれも源泉掛け流しという本格的なものがいくつもあるのです。
何度も通う草津ですが、いずれも道中の観光などしたことがなかったのです。
もちろん四万温泉や尻焼温泉は行ったことがありますが、川原湯温泉や岩櫃城温泉、小野上温泉ははいったことがないのです。
今回行ったのは上信道のインターの手前県道35号線を川原の方に降りたあづま温泉桔梗館です。草津から1時間程で着いて川沿いの広い駐車場には盛んに車が出入りしています。おもむろに入っていくとお帰りなさいと声がかかります。カウンターの女性に日帰り入浴お願いしますというとそうですねと答えられそもそも旅館ではなく日帰りの入浴施設なんだよと知らしめる答えでした。メンズディで400円だといいます。毎週水曜がそうなのかツキイチなのか定かではありません。湯船は6畳ほどの内湯と8畳ほどの露天風呂で露天風呂には全く屋根がなく開放的です。カランが7つほどでほとんどが埋まる感じに人がいて湯船には二人ほどいる感じでした。全て老人のお客様で、湯船に入った老人はそのまま動かず設備に同化すかのように気配を消し全く動かず物音も立てません。
お湯は伊香保温泉を極薄めたような色合いで香りも無しです。
休憩室がいくつもあり食事もとれるようで地元の老人の拠り所になってるようです。
こういう施設が秩父にも横瀬にもありましたが施設が古くなると改装されず取り壊されました。
秩父は元々鉱泉で沸かしな上に最近では地下から無理矢理掘り上げた温泉施設が幅を利かせ値段も高いのです。
しかし、群馬ではこんな規模で沢山の人に愛される施設がごろごろありしかも500円程度で源泉掛け流しという本物の温泉です。
そして便利な道路はどんどんでき帰りに高崎を通りましたが、またお店が増えて賑やかになった感じがありました。
そんな効率的魅力的な投資がされ人々をを引き付けるそんな循環を感じます。
帰ってその事を話すとじゃあ移住すればいいよと言われます。そんなことはとうに検討済なのです。そんな簡単なことではいそうしますよで済む話ならいいのですが。






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ニカラグアは二種あります

2024年03月08日 10時25分53秒 | 珈琲
当店の釜はガスの直火とIHの電気の釜の二種類あります。
IHの釜は他の電気の熱風式とは違い豆の芯から熱が伝わり、電気の釜によくある膨れてはいるけどなかはすかすかといったこともありません。
それに釜温度と豆温度が別々に出るので味のコントロールも自在です。
3月に入りどちらもどこでハイカロリーでの追い込みをかけ豆の持ち味を出すかという焙煎に取り組み真冬スタイルからまた一皮むけたイメージに達っせたかと思います。
小さい釜の豆屋さんにおおむねあることですが、当店との違いは明らかです。
豆を一粒見せてもらいそれを半分に割ってみてください。
完全焙煎の豆は簡単にきれいに割れます。そして中まで均一に火が通っているのが見てとれます。
大きい釜の焙煎屋さんの豆は膨らみきっていないか煤かむりのようかのどちらかです。
豆を一粒見せてもらえばわかります。
最近は少なくなりましたが、炭火焙煎とか薪焙煎を売りにしている豆屋さんになぜ薪や炭なのかを聞くとすんなりと答えられる店は少なくしどろもどろとなり何が豆にとって必要か、何の必然により熱源を敢えてコントロールの難しい炭や薪にしたのか答えを持っていないのです。
逆に美味しい珈琲を求める消費者の方も具体的にこんな珈琲がほしいというイメージを持っている人も稀です。
そんな提供する側も消費者も何がどうなったら美味しい珈琲なのかを知らない世界なのです。
とはいえ最近は色々な人の参入や釜も焼き方もネットにより情報交換が盛んで、当店のバレットのようにパソコン連動で世界の有名店と同じ焼き方が再現できたり、従来にない熱効率のよい焙煎機等でてきています。
豆の方も嫌気発酵の豆といった今までの珈琲の概念を覆すような豆も出てきています。
それなのに喫茶店では未だにブルーマウンテンが最高峰のコーヒーとして時価などと表記している店もあります。
当店では今はもうブルーマウンテンは在庫していません。
嫌気発酵の豆では、エキゾチックハニーという4500円の豆があります。
それでは手のでないというお客様にも嫌気発酵の豆を知ってもらうためグアテマラのグアルパドール農園があります。
こちらは1300円ほどですからグッとお求め易く、世界がどんな方向へ向かっていくのか知るのにはいいかもしれません。
そもそも世界中でそんな製法を取らせたパナマのゲイシャとはどんな豆なのかこれは200g5000円から1万円で売られています。当店でも在庫してますが、発注は7000円くらいしますよと言うとじゃいいですとなってしまいます。
まあ、当店でクリスタルマウンテンが2000円以下でケニヤやイルガチェフも2000円以下なのですからまずはその味を知ってからでもいいかもしれません。



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