King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

青と白の世界二日目

2024年02月29日 23時54分00秒 | スキー



宿はオオルリグループのホテルニュー紅葉です。
今回は、最上階の角部屋でした。
ここはスキー場からも近く、スキーでひとり旅なら安くていいかもしれません。
ホテルの客層もほとんどスキー客のようでした。

いつもひとり旅だと孤独が際立つようなホテルでの食事会場でもひとりの人は多くいて意外でした。
それも年齢は様々で、性別も様々です。

朝から今日も天気よくこうなると雪の減りが気になるくらいです。
8時早々にゲレンデについてもろくにリフトも動いておらず8時に乗れるのはゴンドラと天狗クワットだけで二本ばかり滑っているとまた昨日あった常連さんがいて挨拶されます。
前回の二泊三日で三日とも見かけた人がまた昨日も今日も顔を会わすのです。特に朝からこのクワッド乗るような人はリフト券に顔が載ってる人ばかりで顔と顔が合うと自然とゴーグルとネックウォーマーで顔が見えなくともお互い頭を下げて挨拶してるのです。
そうこうしてるとしゃくなげリフトも動きだし青葉山に向かいます。
しゃくなげもそうでしたが青葉山も営業開始まで並んで待って乗りました。
青葉山のペアリフトは常連でもほとんどひとりづつ乗りますが、昨日も話しかけられご一緒した方がいました。
今日もこの青葉山のリフトを繰り返し滑るのはいつもの人たちです。
朝イチの誰も滑った跡のない山も
次々にシュプールが刻まれます。
私は敢えてスピードを抑え小回りで感触を確かめつつ降りました。すると私より先に下りた人がリフト乗り場で何か言い話したそうだったので一緒にリフトに乗りました。
ピステンの跡が所々消えているのは人工雪のパックでそこに勢いよく突っ込んだら激しく板を捕まれて危うく転倒しそうだったというのです。私はそれは昨日から感じてきたしかつて朝イチでここに来て転倒する人を見ていますからいつものつもりで飛び出すこともありません。
それにしてもまた前回の人と同じ人が滑っていると言うのもまた不思議な感じも湧くのでした。
相変わらず自衛隊の迷彩服の団体もいて斜面の端から端まで使って斜滑降していますが、混み工合からしてそんな苦にもなりません。
リフト下の不整地は幅が少なくなっていましたが、どちらも変わらないくらいすぐに踏まれ荒れてきたので気持ちよく飛ばすことも朝のうちだけでした。
昼頃になると雪が緩み板が走らなくなって不整地で小回りしたり天狗の壁に行ってみたりしましたがどの斜面もところどころブッシュが出たり土色が見えたりし始めました。天狗クワット横のコースが一番ひどく黒々と土が出そうな所だらけとなってしまいました。
午後は風が出始めて小雪も舞うようになり斜面がまた締まって板が走るようになりました。昼のままだとこのまま上がろうかと思いましたが回復してよかったです。
夕食の時駐車場の車を見るとうっすらと雪が積もっているようでした。






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上信道

2024年02月28日 11時55分00秒 | スキー

小雪と温暖化で壊滅的なスキー場もまた冬が戻り出した三連休の後、また草津にやってきました。
前回、三日間スキー以外なにもしない時間を過ごしたことで何かまたパスを得た感じで、スキー以外寝るだけだからそんなリゾート感も高級な宿も要らない、ただ寒くなければいいかなと今回はいつものヴィレッジでなく安い一万円以下の宿です。以前伊藤園ホテルなど安い宿は経験しているので大体予想はしていたのですが、メインになるものがスキーだけであればそう気にすることもないでしょう。
さて、前回何やら新しい道の存在が明かになり今回はそれも体験すべしと入口を探しながら進むと金井小のところにインターと上信道の標識があります。これは前回の旅の後検索して上田まで延伸して上信越道に繋がる高速道路になる道で一部が昨年開通したのを知りそれではと乗ってみたのです。わずか箱島IC小野上温泉のところまでですがこの間対面一車線の自動車専用道路ですが、信号もなく快適であっという間に箱島まで来てしまいました。不思議なのは結構この自動車道を使う人がいること
 でよく少ない情報ながらみんな知っているものだと思います。上信道などという名前からしてどこにつながっている道路か解りづらく、果たして草津に行くのに時短になるのか予め知ってなけらば乗れません。ですが、金井ICに入ったのは地元の車だけでなく、スキーを積んだ車や事業、工事関係車もいて情報としてかなり知られているようです。私は事前にネット検索で経路確認して乗ってみるかと確信しましたがそこら辺皆さん抜かりないのでしょう。私は松島の旅行以来車のナビの当てにならなさは十分悟りネットの最新地図を活用する大事さを実感しました。それと今回この新しい自動車道を通ってみて感じたのは群馬の道路行政の素晴らしさです。
もともと八ッ場ダムで付け替えの道路などかでき行きやすくなった草津でしたが、それにとどまらずさらにまた新しい道路が作られているのです。いつもより30分ほど早く着いて便利さを実感するのでした。草津の最大の欠点はインターから遠いことだったのがぐっと行きやすくなりそれは今後さらに短縮されるのです。これは昨年行った小海でも佐久北から八千穂高原の無料の自動車道路と各地に高規格の道路はあるのに埼玉はずっと昔のままでなおかつ未だに有料道路が多いのです。例えば秩父から東北道に乗るのに花園から高崎を回って乗ることになり高速料金は割り高になります。しかし、直線的に埼玉を東に行き加須から乗ったとして時間は変わらないのです。下手に渋滞してたら花園から高速からの方が早くて楽です。それに何故埼玉側の我々は有料道路なのでしょうか。寄居からの道路は甲府側の甲府インターに至る道路は無料で運用されているのです。草津からの帰りも渋川から17号に乗り関越というナビ通りで帰るのが今までは恒例でしたが、それを17号に曲がらずに直進すると今までの渋川市内を通らないバイパスにつながり高崎まですいすいと車が流れるのです。その後高崎循環、深谷バイパスと行けば高速とさして違わぬ移動が可能です。そしてこの高規格道路は皆無料なのです。私は角上魚類による都合もあるので帰りは前回も駒寄から高速でしたが。
まあそんなことを考えながらまた冬に戻った草津のスキーを楽しみました。いつものように青葉山に登るとまたいつものような光景が前回と全く同じ繰り返しのように展開します。ただ違うことはいつものメンバーの人と同じように滑っていると何やら彼らも私をお仲間と認知したらしく、今回は別に名乗り合わないし、リフトに同乗することもなかったのが、今回はやたらと挨拶されリフトに同乗して会話もあったのです。今回も青と白の世界に身も心も染まる気持ちのいいスキーでした。宿が16時までのチェックインだったので15時30分で終了宿に向かいます。




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冬の終わりに

2024年02月26日 10時58分18秒 | 珈琲
昨日は天候の悪いなかご来店いただきありがとうございました。午前中と1時半までにお越しいただいた皆様にはバスケット市民リーグ参加で不在となり、ご迷惑をお掛け致しました。また、水曜から3月1日は店主スキーに出掛けお休みとなります。2日は11時半までの営業。3日は午後から営業となります。よろしくお願い致します。
昨日の雪も寝る頃には雨になって朝起きると昨日積もっていた雪もすっかり溶けていました。
最初にこの題のコラムを見つけたのは日経新聞の文化欄でした。そのエッセイが気に入り、2月の季節のブレンドの名前にしたこともありました。しかし、2月前半ではまだ時期尚早であり、二回に分けて冬の終わりにをだしたこともあります。
昨日見た映像の世紀では石油の100年ということでした。イギリスの100年も素晴らしくテーマをひとつにして映像を集めるとこうも浮かび上がってくるものなのかという感じがします。
このシリーズで過去にも同じ映像が使われることは何度もあるのです。石油の回は前にもありました。プーチンのガス戦略50年というまとめもありました。そういうくくりで見ていくと時代のあやなすものも顕になる感じです。ただ恣意的使われたら誤った刷り込みも可能だという危険も感じます。今回石油の100年では私がずっと疑問に感じてきたなぜ日本は国力の差があり地理的にも困難な戦いをすることになったのか。そして世界で最初で最後の核攻撃を受けるという終末を招いたのか。ずっと謎でした。学校の教育では満州国を建国して、さらに本体の方もほしくなり日中戦争になり、世界世論と対立。国連脱退、アメリカに奇襲して戦争に突入。というものでした。なぜという疑問に教師は日本は神由来の天皇陛下をいただくありがたい国で、列強の欧米の植民地となるアジア各国を解放し大東亜共栄圏を創出するというものでした。神の国の日本にはいざとなれば神風が吹き守ってもらえるなどというものでした。
そんな子供だましを当時の大人たちは真剣に信じて天皇万歳といって死んでいったのでしょうか。なぜ、勝てもしないアメリカに戦争を仕掛けたのかずっと謎でした。しかし、映像の世紀の石油をテーマとして見ていくといとも簡単に謎が解けます。ABCD包囲網というのは習いますが、日本は東南アジアの油田を確保はするものの何故かシーラインを確保せず、無謀な戦端拡大を続けるのです。インパール作戦とかいざとなれば神風とか国民の命が如何に軽く扱われたか今の感覚からは想像もできないものです。しかし、事石油に限ってみていくと真珠湾攻撃で第二波を行わなかったという本来の目的の補給基地能力の壊滅を果たさなかったのが一番の失敗で言い訳が下衆の戦いであるから日本は取らなかったというのが明らかになります。戦後失敗は旗艦エンタープライズが入港しておらず叩けなかった。それが最大の敗因であり失敗と聞かされてきました。日本の旗艦大和は世界最強の不沈艦で世界最大の46センチ砲を持ち相手の射程外から攻撃できるというものでした。それならなぜ沈んでしまったかと思いますが、それについて日本は資源封鎖で物資がなく、主砲も打つことなく沈んだと聞かされてきました。私の少年時代は大和のプラモデルが売ってました。戦後生まれの少年の心にも強く影響を及ぼし、後に宇宙戦艦ヤマトや沈黙の艦隊などにヤマトは登場するのです。
近年、武蔵の引き上げやらドキュメントでなぜ大和は沈んだかは明らかになって、世は戦艦同士が打ち合う時代でなく空母の時代で魚雷を積んだ飛行機により沈んだというのが明らかになっています。残るはなぜ無謀なアメリカへの戦争をしたかですが、やはり石油から見ていくと明らかです。後、軍部の暴走を許した官民統制が十分でなかったことが最大の鍵ですが、これなど226事件515事件という軍事クーデターを適切に処理してこなかったから第二次大戦も起きてしまったということがわかります。226事件など日経新聞履歴書で柳家小さんの証言など生々しい声を聞け、この日経の文化欄は折々に影響を受けてきました。そんなこともあり私もこの時期冬の終わりを語りたいと思いました。2月なのに20度を越える日が現れたり、少雪で各スキー場が苦しんでいたり、景気拡大にインバウンドに頼ったりと冬の姿が歪むなか、また、寒さが戻り土曜日には当店にもジョウビタキの姿が見られました。冬の渡り鳥ですが、姿を見るようになったのは当店が相生に引っ越ししてからです。熊木ではヤマガラとかトンビとか色々見られましたが季節的な変化を感じるのは今の方が強いかもしれません。
この冬の終わりを語るとはまさにニカラグアやエスプレッソレディと同じで広く世の中に目を開くことであり冬にニカラグアやエスプレッソレディのようにエッジが効いて冬になると身近に迫るような山の景色そのもののような気がします。そして冬に感じたあの味の深まりも冬の終わりを語るのに欠かせません。


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ミケーネ、ヒッタイト、エジプト同時崩壊

2024年02月23日 18時55分08秒 | 珈琲
ここ数日は雨のなかを走ってすっかり冬に戻った寒い夜を味わっています。秩父は昨日の夜はみぞれか雪かと思われましたが、ずっと雨のままだったようです。こんな暗い休日は、さっぱりした珈琲を飲んでしっとりとした静かな時間を楽しみたいものです。
グアテマラの嫌気発酵でもいいてすし、コロンビアスプレモでもいいでしょう。こんなはっきりしない日にはやはりチョコ味の珈琲がいいという人もいるでしょう。
昨日のトップニュースは株価が市場最高値ということでした。日銀総裁は国会質問で今はデフレでなくインフレと答えました。かといって今までの低金利や金融緩和をやめるのかということはなく賃上げと景気拡大の好循環を見極めたいということでした。他の国では株価は10倍くらいに上がっているし賃金も三倍くらいに上がっているわけで円安で企業の延命を図ったいた日本は結局円安で貯まっていた富を吐き出しそれを他の先進国に貢いだ形です。
紀元前1600年の地中海沿岸の古代文明、ミケーネ、ヒッタイト、エジプトは同時期に崩壊したそうです。これは先日のNHKのフロンティアという番組でやっていました。この番組はろくな番組がない最近のテレビのなかでは秀逸なできです。最新の研究と多方面の取材で浮き彫りになる事実は私たちの近未来にも起こり得る事として温暖化と自然災害の拡大と重なって見えるのでした。さらにその前の週の番組では世界に広がる鍼灸術と漢方生薬の話でした。私はサイモン・シンの『代替医療のトリック』という本でWHOも針治療やホメオパシーを科学的根拠に乏しいと完全否定しており科学的には効果は見られないものだ思っていました。昔はテレビで中国の心霊治療師は素手で盲腸を手術し傷痕も残らないというのをやっていました。後にインチキだったというのが報道されたり、最近改めて否定されるというのが多いのですが、今回のテレビでは鍼灸や生薬について世界的に広まっていて活用されているというのです。その導入に現れたのは6500年前の氷河から発見されたミイラの映像です。このミイラはアイスマンと呼ばれ発見された当時の新聞記事も読んだ記憶がありますし、鍼灸のつぼの入れ墨があり青銅の斧を持っていたと他の書物でも読んだことがあります。しかし、映像として見たのは今回がはじめてでサイモン・シンには否定された経絡や気の流れは6500年前のヨーロッパで普及していたことを如実に語るこのミイラの姿には雄弁な証言者を見る思いでした。そして米国の軍隊でも採用されている絆創膏型の小型の針とか電気と針など即効性持続性で進化を遂げている姿を見ました。私の実際の感覚では現代医療というのは多くの病気を発見し、治らない難病を増やしはしても昔ながらの風邪さえ未だに特効薬もなく治せない頼りないものだいう認識です。ところが学者は人類の進歩は死も克服すると見られているのに驚くばかりです。とりあえず鍼灸について自分自身の今にどのような効果をもたらすか試してみたい気がするのでした。



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臨時休業のお知らせ

2024年02月22日 08時17分49秒 | 珈琲
記録的小雪となって各スキー場は苦しい営業を続けています。すでに営業を断念したところもありもうコンデションもぐしゃじしゃの春の雪といいます。
でもこのままスキーシーズンを終わらせられないと28日29日に宿を取ってしまいました。
25日の1時過ぎまで市民大会で留守となります。2時くらいから営業します。28日29日1日はお休みで2日から3日お昼まで豊島交流でお休みです。2日は11時からですのでそれまでは大丈夫です。お店は4時までですが品が決まっていてお渡しだけの場合4時以降でも対応いたしますので、お電話ください。大変ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
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ダークチョコのような味わい

2024年02月20日 17時09分22秒 | 珈琲
もうここ数日の暖かさや雨が降る天候にスキーももはや楽しく楽しめない状況がしてくるのでした。
そんな中新しい豆を仕入れたり道の駅用にタンザニアやエルサルバドルの豆を焼きました。
サントスや南米の豆がまったく安くならず、200g1000円を切る豆がなくなる危機でもありますが、安い豆は入港したてを確保して当分は現状の価格帯を維持できそうです。他所では小売価格に転嫁を完了しておらず豆の値上がりは続きそうです。
そんな中で当店で在庫しているキューバやエチオピア、ケニアは本当に安くて味も良いと思えます。
さらにタンザニアやエルサルバドルの豆はどれもお手頃価格で味もその国の特徴をよくあらわしています。
先日今みているビデオを紹介しましたが、その内容について書きたいと思います。
ドラマシリーズでミスターアンドミセススミスというかつてブラビとアンジョリーナジョリーでヒットしたスパイ映画のドラマ版です。
映画では対立する組織の凄腕エイジェントがお互いの真の姿をしらないで夫婦でいるという設定ですが、ドラマは最初お互いの面接シーンから始まりひとつの組織に夫婦として偽装して生活して任務をこなすというストーリーになっていました。ただ、登場人物が黒人の男とアジア系の女性で日本人の母とスウェーデン人の父を持つ女性で台詞上は美人で素敵な女性と表現されるのですが、画面に出てくる顔はどうみてもブスでスタイルも寸胴短足で貧乳と敢えてそういう人を選んだのは明らかで監督やら製作者、脚本などに日本人がいて最初から米国におけるアジア人とかアフリカ系米人の差別を表しているのは明らかです。格闘やらガンフアイトといったアクションがあるのですが、スタントが使われているのが明らかにわかりミッションは次々こなされていくようなスパイ映画にありがちなヨーロッパの石畳でのカーチェイスやアルプスのスキーリゾートでの任務とそれらしいお膳立ての派手なアクションシーンや打ち合いなどがみれるのですが、どうみてもこの女性にそんなアクションやら人殺しは無理だろうという違和感が画面に漂います。その夫婦の会話も辺りを憚ること亡く自分の経歴やら任務のことを監視対象や殺害対象を見張りながら大声で会話していてそんな明け透けなスパイはいないだろうとみていると任務に3回失敗して味方のエージェントに始末されるという一連の話しで納得できず違和感ばかり募り、最初から被害者意識の固まった米社会批判が目的なのかとかんじさせるのです。
そんなドラマをみてこの雪解けを急速に感じる暑さを受けてどうしたものかと途方にくれつつタンザニアの豆を飲んだらあまりのチョコ味の見事さにやられ前回のスキー行きをもう一度やってみようと思い立ったのでした。前回のスキーと温泉以外なにもしない時間はなにかまた新しい段階に進む一歩だったような気が日に日に感じていて、また同じところに予約させたのです。多分もう雪は溶け春スキーのような状況で楽しくはないだろうと思えるのにまだお楽しみはこれからだと頭の上から声がする気がして‥
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ベニシアさんとミスタアンドミセススミス

2024年02月18日 11時24分41秒 | 珈琲
先程知ったベニシアさんの訃報と関連した検索でブログとか記事を読んでいたらとても気分が落ち込み嫌な思いが募るのでした。
それほどファンというほどの存在でもなく、でも京都に行ったときにはベニシアさんのおともだちのチーズケーキのお店を訪ねたり気になる存在だったわけです。ベニシアさんの古民家の暮らしが番組として10年も続いたのはやはりそれだけファンがいたという証でもあり、また、その画面から伝わるものがそもそも本来なら公共の電波によって流されるようなものでもないような不思議な番組でした。意味や教科書的内容でもないのになぜかまたみてしまう。なにも与えられないしなにか新しい視点を授かるでもないです。
実は温暖化とか奴隷制とか、日本がずっと世界に負け続け世界第4位になったことと関係しています。
今注目されている輪島塗の工房が存続されるのかとか日本人はこの手間がかかっているものとかずっと続いていることが大好きなのです。
手仕事とか人の手によって作り出される風合いだとか味わいとかいいつつ単調な仕事に費やされる人の手間や時間は思いやられない逆に機械にとって変わられて解放される人のことをどう使うかどう人生を転換させ更なる発展になるのかを述べる人はいないのです。しかし、温暖化を止めるとは今まで通り人の手間とか移動とかを効率悪いままにしておくという意味ではないはず。
イギリスの環境保護活動家で風力発電推進をしている人が新しい発電機の設置をしようとすると地元の住人の環境保護団体の反対に遭うといいます。そんな高い構造物に景観を乱されたくないというのです。しかし、石炭や石油を燃やし続けると後戻りできない破壊が起きてしまうのもしれわたっています。
ここ数日この温暖化と日本転落の問題がぐるぐると頭の中を回っています。20度近い日が現れたりするからでしょう。
最近、白物家電のCMをみないというSNSの書き込みがありました。ネットでは安い中華製の聞いたことのないメーカーの品で溢れています。大きな4KTVが8万ほどで買えたりします。日本の家電製品など黙っていても買って10年は普通に動くのが当たり前です。しかし、ネットで買える安い家電は1年持てばお買い得程度の製品です。買って1年の製品保証がついており壊れたり最初から動かなかったりしても無償で交換してもらえます。日本人の感覚からすればそれは極限られたケースで、普通は何事もなく10年は動くものが電化製品だと思っています。そう思う人はネットの安い知らないメーカーの品は買ってはいけないのです。私も先日ドアセンサーを購入しましたがホームセンターなどで探せば安くて動くものがありそうですがネットでそれらより高くても数と種類があり選びやすいのでネットで買ったところ翌日届いたものはまったく動きませんでした。ユーザー登録して保証を受けられるというのでバーコードから登録して連絡するも何も言ってこないので返品。一連の顛末に費用はかからなかったものの1週間以上の時間で実に不快な思いと取り付けやら設定やらメールを待ち続けたもやもや感など貴重な時間の喪失と共に損失は大きいのでした。返品が無事に済んだので今度は日本製の品をネットから購入。4割りから5割りほど他の製品より高いのですが、届いてすぐなんのストレスもなく稼動してあっけないほど普通に使えます。これが合理主義の競争社会による製品の差で日本がここ50年にわたり世界との競争に負け続けている実態です。海外製品では一年の保証というと本当に一年しか持たない安い品が溢れ競争に破れてなくなってしまう企業もたくさんあります。それが競争原理で良い品をつくり続け信頼できる企業が生き残ると言われているわけです。しかし、最近の競争激化でトヨタやダイハツで検査に不正を働いたというようなニュースを見ると利益を出し続け社員を雇用し続けなければいけない企業は激しい競争こそが正義なのかという感じもしてきます。日本が負け続けて来た間、米と中国の経済は拡大し二酸化炭素の排出も増大したのです。京都議定書で二酸化炭素の排出を地球規模で管理しようとなったときにも発展途上国扱いで中国は規制に参加しなくて、米は科学的根拠に欠けると規制を拒否し現在の温暖化の拡大と悲惨な自然災害の増加を招いています。一番の排出国と二番目が、共に規制拒否したのですから地球が後戻りできない破壊の危機にあるのもそれから抜け出せるのかもまったく望み薄なのです。そんなときに今みているアマゾンのビデオがミスタアンドミセススミスです。これについては後述とします。



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ベニシアさんも亡くなってた

2024年02月16日 12時47分30秒 | 珈琲
昨日は夕方買い物に行くとなんと19度もあり、ダウンの上着は要らない感じでした。
武甲山の積雪も明らかに溶けた感じで頭の三角に縞々が戻ってきました。
とこうなると気になるのはスキー場です。朝のニュースでは明日から営業をやめるスキー場が紹介されていました。
それでも未だ秩父を囲む山々の冠雪はしっかりと残っておりそれを眺めて珈琲を飲むためだけに秩父に住む価値があると思うくらい見飽きない景色です。
武甲山の縞々は年々増えており、一年で60センチほど掘削位置が下がっているそうです。いつまで掘るのかもうそろそろやめてもいいんじゃないのかと思えるこの頃です。
実は草津から帰ってからまた草津で過ごしたスキーと温泉しかしない時間の過ごし方がまたしたくなり先日のような過ごし方ならちゃんとしたベッドと温泉さえあれば料理はまた同じものであれば食べなくてもいいしもっと安い宿でもいいと思えてきて今月末辺りに予約しようと思ったのですが、この暑さが続いたら雪は持たないでしょうしどうしたものかと思うのでした。
今朝の新聞をみていたら書籍の広告におかしな題名を見かけました。『ベニシアの「おいしい」が聴きたくて』という本でおかしな題名と思い説明文を読んだら、あのベニシアさんが昨年の6月に亡くなり、旦那さんの梶山正さんが書いたエッセイだといいます。なにかこういろいろと続くと選択肢とか可能性まで奪われてしまうような息苦しさを感じます。
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銀嶺

2024年02月15日 10時23分37秒 | 珈琲
今朝いつもの秩父の山々を見るとはっとするほど今までの山が近くに迫ってくるような圧力を感じました。
これは山々が冠った雪により、よりくっきり山肌が感じられるためなのですが、いや正に今の山並みは一度見に来ていただきたいほどきれいで心迫るものがあります。
特にだんだんに削られた武甲山の三角形の山の頭などは普段何気なく眺める山が急に静かに怒り出したような迫力があります。
私達は自然に対して何をしてしまったのでしょう。
地震やら噴火やら温暖化は人々の自然破壊、地球破壊の報いなのか。
そんなもろもろの思いに静かに音もなく山々は人々を見守り、普段は諸々から守られている感じしかしないのに、今朝はくっきりと見える山肌になにか思い知らされたような感じがしたのです。
さて、その感じはなんなのか改めて山からのメッセージを受けようと珈琲を淹れ、ひとつひとつの山を眺めてその美しさと空気を味わうのでした。秩父で飲む珈琲はかくも変化に富み日々味わい深いとは。
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小澤征爾の訃報によせて

2024年02月14日 10時28分50秒 | 日々のこと
2月になると最初の雪に降り込められて閉じ籠るイメージでしたが、実は春節やら連休やらとやたら忙しく騒がしい月で株も上がっていたり商社から売り切っておきたいという安売り情報も引きも切らずハチャメチャに忙しいのです。
そして節分を過ぎると春のように暖かい日も現れます。
そんななかで聞いた小澤征爾氏の訃報。もう10年も前にガンで死期が近いという話はきいていましたが、明るい本人の様子や密着のドキュメンタリーなど元気な様を見た記憶しかなかったので突然現実を突きつけられたかのような感じでした。
新聞にはテレビと違いまったくジャンルの違う有名人からの訃報によせてという手記が載りました。村上春樹氏のものです。
テレビで多くの音楽関係者のインタビューを見ていましたが、師と仰ぐ人や世界の宝を失ったと嘆く声は同じでしたが、村上春樹氏の寄講はジャンルも年代も違うもののトップ同士の交流があった様子とか街角でのマエストロの様子とか人柄を感じさせるエピソードなど味わい深いものでした。
一般の人としては彼の何がどんなにすごいのかということを知りたいと思うのでしょうがテレビのインタビューがそれを埋めようと多くの有名人やらオーケストラでの共演者などにカメラを向けたのに対し、作家の見た彼の姿は私たちに深い味わいを刻むのでした。
私はこの一連の報道を目にしてかつて見たドキュメンタリーや日経の履歴書の記述を思い出していました。彼の語る世界的音楽家に至る話はヒッピーのようにヨーロッパにでかけてついでに受けたコンテストで日本人で初めて優勝。天才の目に止まりその変人ぶりに悩まされた話と自分の師のサイトウキネンオーケストラの話と松本の話とが印象に残っています。
するとなぜか今季限りしまってしまうスキー場のことが思いやられ中でも赤沢スキー場とか苗場に行くときよく目にした村営のスキー場もなくなると聞き一度滑っておくべきかなどと思えてきます。同じくマウントジーンズも今季限りといいます。インバウンドでばか高い昼食の店に行列ができたり、SNSで有名になった観光地をよく耳にしますが村のスキー場など誰にも気づかれぬまま廃墟になっていくのです。今季限りと聞くと行ってみようと思うものの残された時間と資金で考えるとやはり行かずいつものスキー場に行くんだろうなあと思います。
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リンクする世界

2024年02月11日 12時07分13秒 | 珈琲

今回久々スキーにでかけ留守になりますのでと告知させていただきましたが、ご来店のお客様にはご迷惑をお掛け致しました。
昨日の夜はバスケットの練習から帰る時には雨となっていました。それでも秩父地方の積み上げられている雪は消えることもなく寒々とした景色を作っています。
そんな凛とした冴え渡る冷たい空気の景色のなか飲む珈琲は空の色や雪をかむった山の白さも心を広げてくれるような景色にリンクして染みていきます。
リンクすると言えば、禅とか精神世界のことと現代医学はまったく別物でリンクはしないものだと思っていました。ところが現代医学の病名のなかにクンダリーニ症候群なる病名があり、チャクラを物理的に開いてしまったり意図しないで開いてしまったため起きる症例として認知されていると言うのです。ということはチャクラの存在は現代医学的にも認知されていると言うことでしょうか。にわかには信じがたいことですが現実に診断が下した例を見ていますし、となると医師はクンダリーニヨガやチャクラの存在や構造を理解していることになります。
映画などでチャクラの開発に物理的強い刺激が必要と車でビルに突っ込んだりするシーンまであります。実際には瞑想により師からイメージを受け開発できるものなのに物理的ショックが加わっても開いてしまうとはどんなものなのでしょうか。実際仏教では悟りを開く一貫で開発をしますが、開かれることによる超能力が発揮され最高のチャクラは天丁にありそれが開発されるとオーラが現れると言い、古代から天使やキリスト像の頭の環や仏像の光背として絵画や彫刻にも描かれてきました。その超能力は仏教ではあくまで余技であり、獲得すべきは全ての苦しみからの解放であり解脱や涅槃を目指すことが真の目的です。
しかし、それが開かれるべきでないのに開かれてしまったら病気として認知されているとは驚きです。
さて、他の宗教では神と契約すると永遠の命がもらえるというのが主題です。古代より人類の死を克服するというのは一番願ってきたテーマで不老不死の薬を探したりという話はどこの国の神話にもあります。手塚治の「火の鳥」もそれがテーマでした。火の鳥を捕まえて食べれば永遠の命が獲得できるという言い伝えに各々永遠の命が必要となる背景とその獲得が描かれます。世界で一番古いシュメール王国の神話も黄泉の国で神と戦う話です。テーマとしては不老不死の薬は見つからず失意のうちに死ぬのです。古い神話の全ては太陽に挑んだイカロスとかバベルの塔とか驕り高ぶったものが神に挑んだり、神からしっぺ返しをくらい命の価値とか限りある命だから精一杯にいきるとかの教えになっていわけです。ところが現代科学ではエジプトのミイラのごとく遺体を冷凍保存したり、精子やら卵子を冷凍保存する人が増えていると言います。近い将来人格をネット保存して電脳空間で永遠に生きるとかips細胞やナノテクノロジーでウィルスなどの感染を防いだりどんな臓器も交換できたりして死を克服するだろうと考えられているのです。実際科学者じゃない人たちは近い将来aiが自我に目覚めて人類を滅ぼすと見ている人が多いというのもあまりに創造性と発展性に乏しいと思われます。これからはギルガメッシュの失意がどう転生していくのかを人類が作る時代なのかもしれません。






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ひとりの草津三日目

2024年02月09日 23時55分00秒 | スキー
あちこち痛い全身筋肉痛は相変わらずですが、目覚めは昨日より良い感じで深く眠れたようです。9時に寝て6時に起きてとスキーと温泉以外なにもしない日の三日目。宿ではテレビもつけないのです。さて、朝食事会場に行くと一番乗りで誰もいない状況でした。つまりほとんど外国人で日本人はごく一部の感じでした。朝のメニューで気になったのは味噌汁がなくてけんちん汁と豆乳スープしかなくそれだけが気になりました。7時半には食べ終わり8時にチェックアウトに向かうとチェックイン機がブラックアウトしていてフロントで普通にチェックアウトでした。このチェックイン機いくらか省エネとか人件費削減になっているのでしょうか。こちらには煩わしいだけです。ホテルというとブタペストホテルという映画を思い出します。豪華キャストで夢のような話ですが、何となく納得してしまうホテルの話。ブタペストホテルという名のかつての有名豪華ホテルの成れの果ての素敵な廃墟ということでお客は皆訳ありのお一人様。なんかリブランドしたホテルの多い日本の現状を見ているかのような不思議で夢の中の話なのか現実風刺なのかといった内容で大好きな映画です。コロナパンデミック後見るとまた味わいが増した感じです。
ヴィレッジも明るいうちに見上げてみるといつも泊まるタワー館は細長いタワーのイメージでしたが割りと低層な建物の集合体のような感じでシャトー館の方がタワーぼかったのでした。前はシャトー館をとっていましたが別に居心地に差はなく安いタワー館ばかりになりました。売店前のカフェがなくなり、今年訪れて前テナントコーナーで託児所のとなりに新設されていました。5時までの営業でホットドックのテイクアウトなどもあるようです。
さて、三日目の草津も晴天でくっきりと元白根も見え休前日で青葉山レストランも復活。いつもトイレとコーヒーを頼んで無愛想で不機嫌そうな男性従業員ひとりから4人の人が働く現場になっていました。火曜水曜木曜が休日なのは残念です。ということで昼は
青葉山で五目ラーメンを食べました。具が餡掛けになったラーメンです。
昨日と違い12時過ぎまで滑ってお昼にしました。朝方青葉山のうえの方にカモシカも現れました。スキー場内あちこちにカモシカは無害なので見守ってくださいという看板がありましたが割りと長い時間とどまっていました。以前火山ロープウェイの上からよく見かけました。写真を撮りましたがうまくおさまりませんでした。午後は今までより一番人が少なかったのに斜面のコブ化は激しくコブができるとしりで滑るボーダーがならしていくという繰り返しでした。2時にはまた人がいなくなり、私も3時に上がってホテルに温泉に入りに行きます。帰りはまだ明るい4時にかえりました。
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ひとりの草津二日目

2024年02月08日 23時55分00秒 | スキー
平日の夜はパティオ、朝食は白根は定着しているようで、7時に大挙して押し寄せる日本人の特性をこの日もまざまざと感じました。でもさしたる渋滞もなく朝食を済ませました。辺りを見回すと例によって背広の団体や家族連れ、若いグループと様々の人がいます。以前はひとりで泊まるとものすごい疎外感やら他の人の注目や視線を感じていたたまれない思いにさいなまれることがありましたが今やまったく動ぜずなにも感じませんし気にもなりません。
ただ朝身体中の筋肉痛のなか目覚めると5000円もリフト券を払って滑るより一日温泉とベットを行ったり来たりで良いのではないかとふと考えたりしてそうしたら他の7000円や8000円のスキー場で滑ったこともをなんか大変無駄なことなんではというそもそも的なことを初めて考えたのです。
しかし、朝食をとってからは自動的に着替えて車でスキー場に向かいラインから送られてきたランチパック券を買っているのでした。朝のこの色々値上げされてる状況を改めて感じまたスキーすることになったらインバウンド用の寿司など食べる気がまったくわかなくなってきてしまいました。そもそもは新しいゴンドラや寿司レストランでの食事を楽しみにしていたのです。おまかせ寿司で5000円弱というメニューもおまかせならもっと高いから気にもしなかったのになぜか急に支払いを続けるのみの状況に危機感のようなものを持ったのは確かで休憩で青葉山による時には400円のコーヒーを頼んでいます。以前は300円のミルクティーなどにしたこともあったのですが、味でなくて経営のためにコーヒーをここで飲まなくてはいけない気がして律儀に3日ともここでコーヒーを頼んだのでした。そう言えばこの青葉山に来ると思い出すのはいつも同じ人がスクールの先生とマンツーマンでレッスンしているのをよく見かけました。その他グループのレッスン風景も随分少なくなったなあと思ったのです。まあ全体の入り込み客が減少しているのですから仕方ないのかもしれませんがこの日も前日より明らかに客は少なく、客を呼ぶイベントやらシステムやらをやるべきとか勝手に思ったりします。
自分のスキーについてはひとりで青葉山を繰り返し滑っているだけで、人がいなければ大回りのターンで加速を楽しんだり小回りのターン弧を検証したりして疲れないように足がつらない程度に繰り返していました。その為不整地にあまり突っ込まないようにしていました。よく見ると昨日見た人が結構います。そうやって見覚えがある人は皆やはりお年寄りでウェアでかなり年代物の人もいればムーブスポーツのスキーウェアの人などもいます。ベテランになるとヘルメット率も高くなります。スクールの先生はヘルメット率が低めなのもここの特徴かもしれません。お昼は昔ケンタッキーだったレンタルハウスと併設のランチ処でとりました。すると昨日の天狗レストランのようなタッチパネルの券売機でなく従来のラーメン店等にある券売機でランチパックはレジで購入なのでした。そこで気がついたのはその店員が中国人だったことです。レンタルコーナーにいた人は皆外国人らしくその外にいた人もほとんど外国人で回りから聞こえる声は外国語で昨日のステルス化が薄れて感じるのでした。上のゴンドラ下り場ではハーネスを付けた団体が見られなかには阿波おどりのような躍りをしている人までいてでたな春節という感じでした。それでもおおむね不快な思いとか迷惑と感じることもなく彼らにはたっぷりインバウンドをお願いするだけだと思い、この旅行でのレストラン天利用は見送ることにしました。この日もリフト終了まで滑って宿に向かいました。夕食の時間がラインからできなかったのでフロントに行くとこちらでいれておきますとのことでした。ラインからでなく端末からできるようにしておけば良いのではと思えるるような出来事でしたがそのときにロビーできいた外国人の日本語とかバスで浜松から着たツアー団体の到着を見て旅情がわくのでした。夕飯は昨年から比べて変化はお刺身や前菜系が皆小さいカップになっていたり小振りな盛りになっていたのでした。でも味はいつものヴィレッジでした。


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ステルス化する中華民

2024年02月07日 23時57分00秒 | スキー

10年前の大雪を思わせる5日の雪ですが、また再現されるのなら一週間後にまたドカッと大雪は十分あり得るのですが、既に宿の予約はしており10年前24時間かけて帰ってきたことをあれこれ思い返しつつ草津に行くのでした。昨年の教訓から今回は一人で二泊予約しました。
新しく新設されたパルスゴンドラや寿司ラウンジを見てやろうと出掛けたのです。
もはやゲレンデ的に魅力はないし高速を降りて1時間も走るのは効率悪いにも関わらず、やはり愛する草津からは離れられないということで蟹がないヴィレッジに一人でも予約できたので宿を取りました。今でも1万円以下で一人okの宿ははあるのですが、ヴィレッジの心地よさを標準としてしまうと安くても泊まる気にはならず19000円と割高なのにとってしまいました。とってから春節であのうるさい団体と一緒になるのかと訝る気持ちも沸き上がり、こちらで降った雪が待ち受けていることを思いまた宿に閉じ込められるようなことも懸念しての出発でした。
朝、6時半ごろ秩父を出て丁度高速を降りる辺り通勤の車が多い時間帯ですが、概ね時間どおり3時間で草津到着。途中気になったのは伊香保に行ったときにも思ったのですが、いつも通る道の上に新しい道路があるようなのです。高速道路の延伸のようでもあり気になるのですがナビに出るはずもなく、八ッ場ダムで通行がしやすくなり身近に感じていたところさらに高速が近くなるのであれば大歓迎です。
しかし、今回のパルスゴンドラや
寿司レストラン新設は明らかにインバウンドを狙った投資であり今まであったコースの復活はこれでさらに遠くなったと感じるのでした。到着するとよく晴れた晴天で青と白のくっきりとした世界が広がり体に染み込むような気持ちの良い景色です。
数年前にはゲレンデに明らかにスキー客でない団体がたむろしていたり始めてみる雪に歓声をあげたりする風景がありましたが明らかな外国人観光客とか外国人スキーヤーという目立った人はいない中に地元の小学生の団体や迷彩服の団体が目につくくらいです。
以前はウェアの違いや体格からどこの国の団体かはっきり区別が付いたものです。例えば黒のウェアで無線を持ったグループは韓国と近づかなくてもわかりました。我々世代の人は朝から一日券を買いリフト終了まで滑るのが普通ですが、朝リフト券売場に並ぶのはシニア券を買う人ばかりです。水曜日はシニアディでランチパックが4800円でした。普通の一日券は5400円とまた値上がりしていました。昔は8時から5時までが普通でナイターも毎日あるのが普通だったのですが、2時頃リフトに乗っている人はまばらになってしまいます。シニアの人が一番朝から乗って最後までいる感じがしましたが、それは自分だけかもしれません。朝の雪質の良いときだけ滑って帰るシーズン券の人もいるわけで私のようにひとつのリフトに繰り返し乗る人はまれです。くっきりと元白根やロープウェイ山頂駅が見えあの山のどこから噴火したのかと見つめるばかりです。あの山の上までリフトが動いていたことを思うと今のスキー客では規模縮小はやむを得ないことなのかと考えても仕方のないことを繰り返し思うのでした。
おなり山ヒュッテと青葉山レストランは火曜水曜木曜は閉鎖、青葉山は飲み物だけ提供になっていました。この青葉山のリフト乗り場にはこれより先上級者専用と書かれておりよくある警告ではあるもののその意味を理解できる人間は少ないらしく斜面に立てずしりを付いたまま滑落していくボーダーや板をはずして転倒しそのまま歩いておりるスキーヤーが多くいるのです。火山ロープウェイがある頃はこの青葉山は中斜面で中級者用となっていました。1月など強風でロープウェイが止まることがよくあり2泊しても3日全て全山滑走できるのはまれでした。そんなこともあり一シーズンに何度も通って来たりリフト券とスクールが込みで安かった時代通って来ました。すっかり温泉の虜になり火山ロープウェイがなくてもまた来ることになっていますが、しっかりと元白根の全容が見えるとあの山から滑ってこれたんだと見つめてしまいます。
新設になったパルスゴンドラは思ったよりしたの方からスタートとなっていてなぜかゴンドラは三台くっついてその位置からもう外れたりくっついたりをすることなく固定のようです。それは何のためかにわかには理解できない機構でした。終点はリフトの終点と同じ位置でこれはインバウンド客をジップラインやレストラン天に運ぶためのものでわざわざ板をはずすメリットはかんじず繰り返し天狗の壁を滑るためのものではないと一度しか乗りませんでした。お昼のメニューはカツカレー1500円とまた値上げを感じますが、カレー、ラーメンは1000円でランチ券だけで食べられいるメニューがあり、ランチ券で食事できる体制は保たれているのですが、他ではランチの最低1400円となっていてランチパック券の意味がなくなっている所も多いのです。チェックインの時間を5時と伝えてありましたがリフトが4時で終わり宿に向かいます。するとチェックインはセルフ受付になっていて説明を受けながら機械でチェックインし食事券を受けとり時間はラインから自分で予約しなくてはいけないと随分客に負担のかかるシステムでビジネスホテルのようになってしまったのです。スマホ持参が前提になっていて持っていない人は泊まれなのでしょうか。宿は明らかに以前より混んでおらず快適でした。夜の食事の時には子供連れの喧騒がありげんなりとしますが外国人の会話やグループの喧騒はこの日一切聞くことはなく、それでもチェックインのロビーでは外国語を聞いているのでいるのは間違いないなですがステルス化してるなと感じたのでした。

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芝浜

2024年02月06日 09時38分56秒 | 日々のこと
10年前の大雪を彷彿とさせる昨日からの雪です。まだ降り続いていて塀の上には20センチ以上の積雪があります。昨日の夜には当店の前の道を通る車もなくなり除雪をしなくては車もだせない状況です。まあ、これから気温が上がり車が通り出せば溶けるのも早いでしょう。電車は止まり高速道路も本庄児玉まで通行止めと都市機能はストップ状況です。まあ、最近は予防的通行止めで早くから止まりますから仕方ないことで明日の回復がどの程度になるかです。私は予定どおり板にワックスをいれ明日草津に向かいます。10年前の大雪では7日の日にも20センチほどの大雪で、14日から16日まで降り続き今までに見たことのない1メートルを越える積雪となりました。その14日に二泊三日の三日目に草津にいて草津から24時間かけて帰ってきました。そんなことにならなければいいのですが。
さて、先日アドマチック天国を見ていたら港区芝をやっていてあの立川談志の得意としていた芝浜とはこの辺りのことだったと知り得心がいきました。
題名の芝浜とかその昔そこに雑魚河岸があり庶民の台所だったという事情ははじめて知りすべての辻褄があったのです。
もともと三題咄の即興的に作られた話らしく古典落語というよりはライブ感の溢れる勢いでやる話で人情話とかほつこりと良い話聞いたとなる話芸で有名な有力古典落語とか庶民の無知を笑いにするスタイルや活劇的な話芸のらくだなんかとも違うものです。立川談志が持ちネタとしたことから話のステータスも大ネタ扱いになり簡単に二枚目などがやるのが憚られるものとなっています。林家たい平
も持ちネタとしており、林家ブランドなのに古典落語とか正統落語をやる違和感を感じたりしましたが今回芝浜とはそんな出来上がりの勢いの話なのを知り落語に正統も古典もありゃしないという思いもしてきました。道に50両落ちていて一生遊んで暮らせると飲んだくれるお金が落ちてるはずもなく、江戸時代の価値だと650万ほどで現代ごみ捨て場から3000万とか昨年の最高額3400万とかまったくない話ではなく、昭和の1億円拾った大貫さんの話も記憶にあります。それがあんな都会の真ん中で今ではまったく面影もない海だった地でしかも雑魚河岸という庶民の台所の話なんだと理解すると急に身近な感じになり、さらには薩摩藩邸があり、勝海舟と西郷隆盛会見の地という歴史的な地というのを知ると私もかつては名店モカの焙煎を継ぐ自家焙煎店を訪ねたことを思い出し、鉄道時代にはセールスに冬の間訪れたビジネス街の印象と慶応があったなあというくらいですが、グッと身近になった感じがします。さてそんな感覚を抱きつつこれから10年前の再現が起きるのかはどうなるのかという朝でした。

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