King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

流れ星と低い金星に

2020年02月19日 10時36分06秒 | 珈琲

当店のすぐ下に札所17番があります。

住職のいない寺ですが、なぜかこんな何もないところに土曜日曜ともなると

ひっきりなしに人が訪れています。私はポケモンのジムとなっているので

自分のポケモンを置きに来たりとよく訪れますが、なぜ人がここに来るのか

というのはかなり不思議感じで眺めます。

 

駐車場などはかなり県外のナンバーの車で一杯でこんな何もないところになぜ人が

来るのかということと訪れる人の年齢層もお年寄りから若者まで幅広く、みんなアニメの

舞台になったからということでなく札所巡りという本来の巡礼者もいます。

その巡礼者も白装束の人から普通の普段着の人までさまざまで一見観光なのかアニメファンなのか

という見分けも付かない観光地的にきている人まで実に様々な人がきているのです。

 

私同様ポケモンのために来た人というのは逆にまったくいないように感じるのですが、

ジムの色がころころ変わったりしているので誰かが姿の見えないまま更新しているのは

間違いありません。

 

春の秩父路の風物詩として笠をかぶった巡礼の人が菜の花の咲いたあぜ道を行くという

光景をニュース映像にしていますが、実際にそんな光景を目にしたことはなく多くは

バスで乗り付けてお経を挙げることもなく納経帳にハンコと筆書きをもらい去っていくと

いう団体旅行ですが、暗黙の取り決めのごとく未だに四国のように歩いて田んぼのあぜ道を

白装束と笠に杖の人たちが行きかうかのようなイメージはみんな持っているようです。

 

実際に目にするものと共通認識で持っているイメージが違うことはしばしばあるのは

当然ですが、国会で繰り返されている野党のタイの頭が腐ったとか政策とか今行われている

事に対する論戦というより責任者としての資質を問うような攻撃ばかりで一向に日本の今が

見えてこないやりとりなどみんなそんなことなのではないかと思えてきます。

 

毎日増え続ける新型コロナウィルスの感染者や聞こえるニュースにはいかんともしがたい

ものばかりで自身の周りでは花粉の影響が出て鼻水とくしゃみが毎日出る状況です。

毎日まだ氷点下まで下がり、寒いのですが梅の花は咲いていますし、クロッカスや

福寿草が咲いたという映像をネットで見たりします。そうすると人々は春を見つけて

それに浸りたいという欲求もますのです。

 

私はまだこの寒さに味を増しているケニアを楽しみたいですし、まだ冬の醍醐味の

寒さに味を増す現象も続きます。

季節のブレンドやケニアやマンデリンの深入りがおいしい季節は続いているのです。

それでも春を感じたい方にはスペシャルティの花の香やフルーツの風味珈琲を

お勧めします。

私は今でも夜に走っているので昼間見る梅の花や蝋梅の香に春を感じるというより

まだまだ冷たい夜の風にいつまで続くのかという気持ちとこれがあるからケニアが

味がよくなるという気持ちで冷たい風をつんざき走っています。武甲山の上に

オリオン座が輝き、ミューズパークの上には明るい金星が低く掛かり、星はきれいに

輝いています。昨夜は珍しく大きな流れ星を見てその色がいつも見る明るい黄色の

ものでなく暗いオレンジ色だったのが印象的でした。そしてその直後、秩父橋の

ローデンに躓き久々の転倒をしてしまいました。

 

今走っているコースは歩道に斜度が現れたり、車の往来も多く、ヘッドライトを

アップのまま走る車もいてそんな時には歩道が見えづらく緊張しているのでいい

のですが、歩道の街路灯のないところで気が抜けたとき現れたほんの少しの段差に

けつまずきバランスを保てず転倒しました。普通ならひざの力でステップを入れて

どうにか体制を整えるところですが、あっと思った時には倒れていました。

 

こういう何でもないことの重なりに人というのはその前に見た赤い流れ星との関係とか

余計なことを考えてしまうのでした。

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まさかのジム復活

2020年02月16日 12時37分14秒 | 珈琲

昨日在庫がないよと連絡を受け朝一で吉田道の駅に納品に向かいました。

朝から雨の日曜日、人出も少ないだろうし前回訪れて随分さびれてしまい

ポケモンのジムさえなくなっていたのを思うとあまり足の進む行動では

ありませんでした。

 

それでもこの冬で一番の珈琲の季節です。在庫を切らしてはなりません。

 

毎日氷点下に下がり、暖冬とはいえひんやりとした秩父はやはり冬の寒さが

毎日身に沁みます。昼間街を歩いている人は薄いスエットとかパーカーとか

実に軽装で闊歩しています。あちこちにあるイチゴ農家に車が多く停まり、

秩父の春を探しているようです。

 

こんな冬がまだ続いているのか終わろうとしているかというときの豆は

何がいいのかという人もいますが、俄然ここはケニアという寒さに一味味を

増すというのを未だに言い続けています。でも、ここで一味違う味という方のために

グアテマラの豆も焼いてみました。

 

吉田の道の駅で昨日焼いた豆を納めてポケモンを起動するとなんとなくなっていたジムが

一つ復活していました。

そりゃそうだろうと思いつつ、何か明るい兆しを見つけたような気分になりつつ

戻りました。

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妙高の峰にヒントを得て

2020年02月14日 23時15分48秒 | スキー

今日は曇りで西から崩れてくるという予報です。

走らない雪は相変わらずですが、さらに雪解けも進んでいるので

不整地コースはクローズになってしまいました。

キングやビレッジラインが閉まりこうなると斑尾で昨日は敗退した感じの

ワールドカップとかジャイアントのどこまでも続く不整地急斜面に挑むかと

昨日からの走らない雪に滑りがダメダメとなった後、そのリカバリのための

整地トレーニングがどれだけの成果かと試しに行きました。

確かに昨日よりはましですが、それでも例年だと楽しさのあまり一番下

まだ滑りきり、あとはひたすら登りの坂を戻ってくるという苦行のような

横移動で元の斜面に戻るということをしないでフード付きのクワッド乗り場へ

滑りこむ短絡コースで済ませてしまいました。

途中感じたのはこの日はさらに駐車場の車もめっきりと減り、ガラガラの駐車場

が雪もなくその空きスペースが目立ちます。いつも混んでいるジャイアントの

クワッドもさほどの混雑もなく昼に戻るために途中駅で降りてクリスタルボウルの

ツリーに入りますが、雪がなくなり木や草が出ていて板も走らずでこれはもう全然

楽しいなんて次元でなく何のためという感じになってしまいタングラムにもどると

滑れるコースは限られてプライマリーで昼に戻ると結局三日いてこの脇のももやあんずは

滑っていないなあと思いました。ネットのニュースでは寒波で新雪が積もった9日には

タングラムで新雪に埋もれたボーダーが意識不明の重体とのことで、不整地の閉鎖が

早いのはこの事故の影響なのかとも思ってしまいます。毎年死亡事故があるのがスキー場で

今年のように小雪で暖冬でも死亡者は出ています。山から帰らないと捜索もされています。

それだけ楽しさと危険も背中合わせということですが、林間も全く板が走らないこのような

状況ではやることは限られてきてこの三日間初心者のような滑りになったのも昨年はいつも

降りしきる雪の中新しいスキー場巡りのようなことばかりの後、春のぐさぐさ雪でのトレーニングを

怠りその悪雪でいかに滑るかというトレーニングをしてないことによるのではと結論して今後の

計画も考えてみるという行動になりました。三日ともよく見えた妙高の山容にその思いは重なり、

田中陽希が登ったコースの説明通り、外輪山に一度登りさらに再登頂というそのままの山姿に

このようなかつての火口の中にまた新しい山の隆起が起きて山があるという姿は珍しいものでなく

日本中に山という漢字のような山容はいたるところにみえるのです。それはでも田中陽希の行動に

改めて気づかされたように他人の行動により明らかにされたり注意が行くことは実は多く、当たり前に

みていたものが実はこういうことだったのかという気付きというのは何かしらの作用があって知るのです。

そんな三日間だったなあと思います。そして概ね快適に過ごせたのはとにかく空いているということで、

コロナウィルスか景気のせいなのか道路も帰りもいつもならトラックの競争のような追い抜きのために

しばし減速されるようなこともなく、スムーズに流れストレスなく帰れました。

自分には全く関係のないこととそれでも前ならこの景気で車も少なく、感染を恐れ人が外出しなくなって

いるのかとか人出の少なさにさらなる景気後退を気にしたり、前後のリフトに誰も乗っていないような

時など自分一人のために申し訳ないような気分を味わったりしましたが、今回はそういうのはもう当たり前で

あり自分の遊びのために多くの人が働いてくれているという申し訳ない気分とか乗り降りの際に仕事で言われさて

いるのだろう挨拶の掛け声など何度も繰り返して乗るのでやめてほしいと思ったりということも今回はまったく

どうぜすこれは仕方のないことと受け流す余裕もあり、逆に外人さんだとこのマニュアルでいやいやといわされている

挨拶に普通にフレンドリーに挨拶を返しているのを見るといわされていることにもちゃんと返せば挨拶になると

感心するのでした。

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雪質でこうも変わるリゾート二日目のタングラム

2020年02月13日 23時47分45秒 | スキー

朝目覚めると窓の外はバシャバシャと水が流れています。

これはまた二日目は雨かと暗澹とした気持ちになりましたが、徐々に明るくなると雲が晴れ

青空がのぞいています。どうやら雨に濡れながら滑るのは避けられたと朝食会場に向かうと

昨日よりさらに人が少なく、草津のように定刻にどっと人が詰めかけることもなく、のんびりと

リゾートの朝の朝食が楽しめました。やはり昨日から朝の道にしろスキー場にしろガラガラなの

です。高速道路など未だに台風の災害工事があちこちで行われており対面通行のところさえありました。

そして、長野のスキー場なども台風で崩れてコース閉鎖があるスキー場などの報告をネットで

読んでいましたが、道路や鉄道にまで未だ多くの爪痕があるとは今後の日本は心配です。

そんなことを思いつつ、時間をかけ食事をしてゆったりとゲレンデに出て徐にホテルを振り返ると

大きな虹がかかっていました。八方で滑っている方も朝雨で虹を見たという報告があり、

スキー場からこの光景を見た方は多かったようです。春スキーではよくこんな虹をみたもの

です。

しかし、この雨上がりのスキー場というのはなかなかなところがあるのです。

クィーンで足慣らしをしてやはり野尻湖テラスからの光景が気になり朝のコーヒーを飲みに

寄ろうかと考えたところいやいやもっと上から見ればいいことよと斑尾に行きます。

私がよく訪れる三月には第二リフトが止まっていることが多く、スカイラインやレイクビューを

行くにはクリスタルからアドベンチャーアイルを行くしかないのです。とはいえ第二リフトが

止まっているということはスカイラインやレイクビューやキングスラロームも閉鎖されていること

が多く、滑るのはパウダーシアターというスカイラインの脇の斑尾側となります。三月には既に

パウダーなどという雪質ではないことがほとんどでこのアドベンチャーアイルもずっと通っていませんでした。

クリスタルのシングルリフトとこのクリスタルを繰り返すことがほとんどでした。

しかし、久しぶりに訪れたアドベンチャーアイルは半分まで圧雪されており、かつてのように

細く登りばかりという感じではなくなっていました。できたばかりのころはこのように登り坂を

登りボーダーは歩いて行くので穴ぼこだらけで板を通すスペースも限られ狭く困難な道でした。

ですが、ご褒美のように途中に開けたところに出てこのように野尻湖の全景が望めるのです。

私が昨年福島で感じた斑尾に行き野尻湖を見たいと感じたのはまさにこのアドベンチャーアイルから

の光景だったのです。これですべて昨年からの課題を果たした様な気分になり、朝の虹から

素晴らしい光景を見せてくれた山の景色ですが、スキーの方は春の全く走らない雪に変わっており、

一日苦労させられました。

これをいかに克服すべきかあちこちに出かけていろいろと試してみますが、自分の技術が突然

昔の初心者のように後退したように感じてこんなにへたくそだったかと余計じたばたとツリーランやら

スカイラブラインとかとにかくいろいろと挑んであがいてみるのでした。かといって滑らなくなった雪は

そう簡単ではなく、圧雪したところで低速で繰り返し基礎訓練を最後はすることにしました。

リフトは4時半で終わりというアナウンスを聞き、部屋に戻りますが、風呂から帰り窓から見るとナイター照明が

点いていて幻想的な光景の中圧雪車が繰り出して整備されています。

夕飯は昨日より人が減りまたまたゆったりと食事でき前のように人がいなくて申し訳ないということは思わず

逆にこの人の少なくて快適な空間を堪能したのでした。

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やはり今年も訪れたタングラム

2020年02月12日 23時58分31秒 | スキー

昨年、福島のスキー場巡りをした後なぜか斑尾に行きたいと思ったのでした。

タングラムは毎年訪れていてベースにホテルがあり、温泉とリゾート感のあるホテルと

何度も訪れる条件はそろっているところです。

それに昨年は一番雪の多い時に訪れて、それまでは三月のホテルが安くなる時に

行っていた感覚とまた違うものがあり、今回訪れたのも最小の投資で最高のリゾート感

とスキーを楽しむという目論見のもとタングラムに宿泊したのです。

今年はどこも雪がなく、それでもここのところの寒波で例年並みの積雪量になったという

事で楽しみにして出かけました。心配された天候も良い天気で雨の予報が出ていましたが、

駐車場から見る黒姫山の山容など実にくっきりとみられて久しぶりの感じです。

とはいえこの山は何度も見ており、ゲレンデでもいろいろなトレーニングや出会いがあった

ところです。田中陽希の三百名山でこの山の景色もみていますし、相変わらずの山容という

印象です。ですが、昨年は滞在中ほぼずっと吹雪状でこの景色は見ていないのです。

インターから降りてずっと道路にも雪はなく、途中みた斑尾の斜面も上までよく見えました。

そして、当然のごとく昨年したように第二リフトで一番上まで登り、その眺望を楽しみました。

田中陽希が日本海が見えるといった通り、斑尾山山頂から日本海がはっきり見えます。

写真だとどれが空でどれが海だか良くわかりませんが、実際に目には景色はパノラマで見えて

いて、解像度では海辺の海浜設備と思われる港のコンビナートのようなタンクやらクレーンやら

の設備もはっきりとみて取れました。昨年はたっぷりの雪と新雪でツリーランの新しい魅力も

感じられ、一泊ではもったいないと今回二泊にして出かけたのです。しかし、前回の草津と同様

真冬なのに汗が滴るような気温の高さで雪質は寒波襲来で降ったものがたっぷりあるものの、その後

降った風はなく、もっちりとした雪質でした。

下の方はどんどんと溶け、やはり三月のような春スキーの様相でツリーランに入ってもブッシュが

出ていたり、土が出ていたりで昨年のような楽しさがありません。

パウダーウェーブやどこまでも続く非圧雪コースも今回は楽しくなくもっちりとして板に張り付く雪に

一番下までいかずに圧雪コースに戻ってしまいました。

人が今までで一番少ない感じでマックアースの撤退、新型コロナウィルスなど様々の影響なのか景気の

実態が現れているのかこんなに空いているというのも珍しいと感じました。それでも第二クワッドと

いうリフトは相変わらずリフト待ちがあるという集中ぶりです。この斑尾というのは微妙な配置で

繰り返し一つのコースを滑りこむというスタイルもとりづらいものとなっています。ベースのスキー

センターハウスみたいのはなく、日帰りの大きな駐車場からインフォメーションやリフト券売り場まで

距離があったり周辺のホテルから送迎で乗り付けるところがあるわけでもなく、何か非常に分断されている

雰囲気があります。一方隣接のタングラムはベースのホテルは一軒だけで駐車場もすぐ目の前で車付けも

容易です。ただそのせいかお昼などの食事はどこも高くて一番安いメニューでも1200円程度で毎年メニューに

変化があるものの年々食べずらくなっている感じです。今年は雪の幼稚園がフードトラック出店と休憩所に

なっていて西洋系外人がよく食べていました。500円からハンバーガーやホットドックといったものがありました。

とまあ色々勘案して宿泊はタングラムなのですが、毎日報道される新型コロナウィルスの日本国内の感染も

拡大をつづけホテルの食事会場などホテル従業員など全員マスクと手袋着用で物々しい感じです。昨年感じた

中華民と日本人の住み分け的な感じもなく、スキー場の中のホテルなのにスーツの団体がいたり、いつもより

リゾート感がない感じもします。さらにこの暑さで雪質の悪化と各ゲレンデのコース閉鎖などであまり楽しく

ないのでした。特に昨年のような新雪があるわけでないのでツリーランは厳しいコースでそれなのに何度か

昨年の楽しさをまたとクリスタルボウルなど行ってしまい、汗をただ流すだけという感じになってしまいました。

それに加えてタングラム斑尾はポケモンgo環境は悪く、ソフトのつながりが非常に悪く、しょっちゅうフリーズと

サインアウトに会い、さらにジムやポケストップも非常に少ないのです。出てくるポケモンも草津のように独特と

う感じもなく、お土産になるような出会いもないのです。

昨年復活したレイクビューラインは今年もクローズで細い尾根コースを行くことになります。昨年はこれが山盛りで

ならばと右の林に入ったのですが、進入禁止山林と解放山林の区切りがよくわからないところで今年は見通しがよく

ずっと林内はコース閉鎖となっていました。昨年のツリーランの面白さを新たに知ったところにこれは残念なのですが

斑尾の方は昨年楽しかったクリスタルボウルやニンジャ、パウダーウェーブなど楽しめました。ただ、雪質が

踏んでいない雪ももうぐさぐさで板は全く走らず、ひどいところは雪中行軍のようになってしまいます。それでも

コースじゃないところを滑っているという非日常感や冒険体験みたいなわくわく感があり、さして楽しくもないのに

入ってしまうのでした。

ホテルに帰るとかつては食事会場に現れるのは日本人が圧倒的に多く、外のゲレンデより人が多いと感じる食事

会場でしたが、今年はいつもの半分ほどしか人がいない寂しい状況でそれでも中華民のグループなどがいたり

子供を何人もつれた家族がいたり、それなりに賑やかでした。団体旅行のグループがいない分、料理があっというまに

なくなったり取り散らかされたりということもなく、ゆったりと食事ができました。部屋もいつものゲレンデ側で

二階でエレベーター移動もなく快適でした。この概ね快適で満足に感じた最大の原因は客が少ないということなのが

ちょっと気がかりという点です。平日で団体客もいないリゾートホテルはかつてなら気持ちが落ち着かなくなるような申し訳ないという気分が漂いましたが、最近はもう毎度のことなのでホテルの営業的にはお気の毒とは思えますが、

お客の立場としてその閑散ぶりを十分楽しんだのでした。

第二リフトを上ると今年も昨年復活したレイクビューコースへ向かいますが、今年も野尻湖テラスの

上でコース閉鎖となっています。これはゲレンデ受付マップなどではレイクビューコースはなく

尾根がつながっているだけの表記になっていてコース名は記されていません。もともと昨年ここを

訪れたのは斑尾山山頂から見える野尻湖を見たいという気持ちから発しています。それは今回

キングスラロームの上から簡単に果たされますが、その湖を見たからと言ってなぜか満足しない

自分がいるのでした。それは私が思う湖全体を見渡す景色でなく、レイクビューコースが閉鎖されている

からくるものと思っていました。第五クワッドから登ってみても野尻湖全体を見渡すことはできず、

昨年できた野尻湖テラスまで登らないとだめなのかと今度のお茶の時に寄ろうと思うのですが、

リフトを降りて板を外し、さらに階段を上るというのが面倒で今回もなかなか果たせないのでした。

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寒ざらしに遭いながら見た他人のランニングに

2020年02月10日 10時25分30秒 | 珈琲

昨日は配達と色々と調達のためお店を回りふと出会った路上の捨て看板に道路規制の表示と

駅伝の文字をみて、改めてわらわらと沿道に出てきたスタッフらしき黄色のウィンドブレーカーを着た人や

警官たちの姿にもしやこの辺りに選手が走りこむのかとそのスタッフに聞くと間もなく荒川の運動公園を

出てキヤノンの通りからこの大通りに向かってくるといいます。

ならばと少し待つことにして15分程度歩道で待つと先行の宣伝車が通り間もなく駅伝の選手がとおりますから

沿道の皆様の声援をお願いしますとスピーカーで呼びかけていきます。

 

しかし、かつて自宅近くの羊山の登りで見た秩父トレイルランの時には道一杯に選手が走り壮観でしたが、

この駅伝は秩父で一番の大通りを通るのに沿線に応援の人もまばらで選手もわずか

300人程度と長い歴史と伝統があるレースといいますが、やっと来た先頭の選手の姿もそれに続く選手も

かなり間延びしていて長いこと冷たい風にさらされて待ったのに実に寒々しい光景を見た思いにさせられた

だけでした。

 

この大会はバスケット関係者も参加していたり、友人の走友会も参加するなど関心はあったのですが、

今回のように偶然外にいてみることになったのですが、先頭の選手がいってしまいもうこんなものかと

解ったつもりでも最後尾の選手が通り過ぎるまで結局ずっと観戦してしまいました。友人知人が監視人と

して参加するとも聞いていましたし、偶然通りかかりそのまま最後まで見てしまうのならもっと積極的に

かかわってもよかったかとか思わなくてもいいことを思いその場を後にするのでした。

 

なぜか見終わった後はすっかり冷えてしまい身も心も寒々としていて最近のやっと遅れてきた寒波の威力を

まざまざと感じました。テレビのニュースでも氷柱が出現と映像でやっと凍ったさまが流れていたり、寒いのは

感じていたものの外にいてその寒さを感じるのとはまた違います。

 

ここのところの眠りの深さとか寝付きの感じはまたいろいろなことを整理して更新されやっと熊木の

頃と同じ感覚に近づきつつあります。

 

こういう変化や日々の変化を語ることは毎日忙しく流れる日々に何かしら刻むもので、

それは珈琲の味と同じでいつもあるものとしてその時に飲んだ珈琲とかセットに考えて

いつもそれからいろいろなことを思い出したりもします。

 

先日書いたキーコーヒーで思い出したことのようにある時代を一杯のコーヒーで

思い出したり、旅行先で飲んだコーヒーとかふとしたこともセットにして思い出させて

くれるのが珈琲です。

 

今たくさんの荷物を整理してまた押し入れにしまい込むようなことをしていますが、

そうするとはるか昔の手紙やら古い年賀状やら捨てずに取っておいたものからそんな

ものたちはただのごみでしかないかもしれないけれど今またみてはしまいながら捨て

ずにおいてよかったと思っています。

 

昔描いた絵なども捨てずに額に入れておくと目にして色々なことをその絵が教えてくれる

ことがあるように、日々飲む珈琲もその時と空気と考えた思考の数々が練りこまれて記憶され

ふと珈琲をたどりその記憶に出会うこともあります。

 

ですから、私が毎月提供する季節のブレンドもただ季節に合う味という単純なことではないのです。

 

昔のことと現在を結ぶ思考の果てであり、それが今を表現する今感じる珈琲になっていてそれは

単純に味だったり香りだったり、今この香りの豆がこういう思念を呼びこういう気分に浸れてと

いうところに収束していたり人の気分や期待それを推理し逆照射するにはという俳句の達人が

言葉の配列に感じる感性からより鮮烈に残せる効果を考えるのと同じものがあります。

 

さて、そんな人生の指標でもある日々飲んだ珈琲の記憶を思いながら家に戻ると引越しした当店に

いつも一年に一度くるお客さんが何もなかったかのように現れたり、冷たく冷えた体も珈琲を挟んで

会話すると本格的冬の日もまた陽だまりの温もりで温まるのでした。

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ジョウビタキの姿に

2020年02月08日 11時44分13秒 | 珈琲

当家の庭にはかつての熊木のような植生もなく、冬枯れした草や冬でも枯れない雑草くらい

しかなく、もう毎日訪れる野鳥の姿を楽しむこともないかと思われていました。

ところが昨日訪れたのは渡り鳥のジョウビタキが姿を見せてくれました。

人懐こいとはいきませんが、鳴くときに挨拶しているかのようなしぐさが愛らしい鳥です。

まだ熊木の植木鉢やら植木やらを運べていないので庭を整えるのいつになるのかわかりませんが、

徐々にやっていくしかありません。

 

そんなことをこの鳥の姿を見ながら思うのでした。

 

必要なのに必要とするところに物が整わないとは往々に起きることですが、

今起きている新コロナウィルスの流行に巷ではマスクが不足していると騒いで

います。どの機関もウィルスの感染防止効果はないと言っているのになぜ皆

マスクを今求めているのでしょうか。そのおかげで工場などで使う防塵マスクまで

品薄となり、塵肺対策のため必須の道具なのに手当できないと憤る人がいます。

 

報道機関もマスクがないと報道して争奪戦をあおるようなことはやめ、マスクで

ウィルス感染は防げませんと報道すればいくらか買いあさる人も減るのではないで

しょうか。

 

先日のNHKの番組で化学調味料というものはないという内容のものをみましたが、

これなどはマスコミが作り出した悪影響の最たるもので、その歴史をまざまざと

体験したものとしてはテレビで秘境探検やらUFO番組が特番でバンバン流れたころ

幼少期を送った世代としては無駄な情報にかなり振り回された過去を思わないわけ

にはいきません。

 

オーパーツと謎のムー大陸とかトンデモ本とかデマを信じて生きてきてそれを

実はそれはあやまりだったというあまりにひどいウソの数々を平気で信じさせて

きたマスコミへの不信は大新聞やテレビ局などというのは実に信用できないと

いう強い印象を与えたものです。

 

ラーメン界でよく言われる無化調というのも結局自然食品信仰や食品添加物に対する

過度の恐れをあおりいわれのない不信からかつてはどの家庭でもテーブルにあった

味の素の容器が消えたのもそんな偽情報のせいでしょう。

 

無農薬や有機栽培のものがよいとして珈琲などもそれをうたったものを買う人がいますが、

そういう人がもしスーパーに虫食いだらけの穴の開いた葉物野菜を買うでしょうか。

日本では野菜でもなんでもきれいに洗われて不必要なトレイやパックに包まれている

ものが野菜だと思われています。それもみんな同じ大きさにキレイそろったものでないと

商品価値がないとされ、見てくれが悪いだけで商品とならないで捨てられているものも

多いのです。

 

秩父はここ数日ものすごく寒くなり、やっと冬らしくなってきました。

今までも毎夜氷点下にはなっていたものの、冷たい風が吹き日中も気温が上がらなく

なり温かい飲み物て癒されたい人は増えているようです。

 

余寒という立春後も寒いのを見越したような名前で申し開けない感じのこの頃に

だからこその味だと感じられれば幸いです。

 

 

 

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知子の情報に慄然とする

2020年02月06日 11時52分38秒 | 珈琲

新型コロナウィルスのニュースは毎日聞く度にその猛威のほどを感じる

数字を示していますが、しかし、それはテレビの画面だけのことで実際私の

周りや地域で発病者がいないのですぐどうこう事態が動くわけでも身の回りの

危機が迫る感じもありません。ただ、世界的影響の大きな伝染病で各国が

入国規制までしているのにWHOはパンデミックではないといっています。

 

世界的流行でなくても中国内で猛威ということだけで隣の日本としては

影響が大きいわけで、武漢の工場が再開できないので日本の国内の工場でも

生産体制に影響が出ているようです。

 

もともと野性域での生物と人間界の病原菌はそれぞれ感染に使う動物が違うため

人間にすぐ被害が及ばないのが普通です。豚コレラなどはその例ですが、この豚が

原因でインフルエンザなどウィルスを変異させもともと鳥由来のものが豚は鳥と

人間の両方のインフルエンザに罹るため、人間にかかるウィルスを作ってしまうと

いいます。つまりは家畜を飼うようになり人間はより多くの病気を背負うことになった

のです。

 

まあそれを言えば人間が進化して森を抜け生活域を広げたことに由来するといっても

いいかもしれません。

 

これからオリンピックにも影響する世界経済にも深刻な打撃となり日本もそれに

大いにかかわることになるのに国会の議論は桜を見る会の追及など余りに低次元な

ものにとどまっており人類が月に再び人類を送り人類の共同基地を作るという計画が

進む状況とあまりにかけ離れたことに愕然とします。月の共同事業は国を越え人類の

村として国境もなく協力して行われるといいますが、今は中国人は入国させないという

中国さえ排除しておけばいいという国際協力とはかけ離れた対応になっており、

自国ファースト的意識が覗きます。

 

そもそもマスクなどが品薄で高値で転売する中国人がインタビューされたりして

いますが、マスクなどでウィルスを防御できるわけもなく、保菌者の隔離で

伝染能力がそがれれば収束するはずです。ですが中国では病院に患者が収容しきれない

という報道もあり、人から人に感染しているとなればさらに被害が拡大するのは

間違いありません。

 

そんな世の中の状況と節分明けにやってきた本格寒波により、今日は気温も上がらず

風が冷たい寒い日となっています。

 

焙煎と配達とその合間には運び込んだ荷物の整理と新たな帳簿の整理と二重に重なる

業務に厳しさが増します。昨日は友人の身内の不幸があった報に触れ、避けられないこと

とはいえ人にはこのようにだれにでも訪れることであり、かつては私にもあった時間である

ことを静かにただ考えさせました。

 

昨日は偶然整理した机の引き出しから見覚えのないソフトの

パッケージが出てきてこれは何かとしばらく考えてしまいました。というのは知子の情報と

う文書型データーベースというものでこれはMS-DOSではやったカード型データーベースの

より進化したバージョンでマルチメディアといわれる言葉がはやりなんでもコンピューターに

入れてデーターを整理すると検索してすぐにそのデーターを利用できるという非常に便利な

情報グッズとして売れたソフトです。

 

ただ、このソフトは98用となっており、私が使っていた98ソフトではユーカラとかN88日本語

BASICであり、これは果たして使っていた自分のものなのか記憶にないのです。すでに98も古い

windowsもみんな処分してしまいもはやこれなどはまさにごみでしかないのにこのパッケージに

付けられた値段などみると中身はfd一枚であとは分厚いマニュアルだけです。それでも

2万もするのです。

 

インターネット時代でなんでも検索して出てくる時代でこのようなソフトはもはや何の役にも

たたないと思いきや現役でこれを使う人も多いようで、私のように過去の遺物として感じる

人がいる一方大事なデーターで死活問題という人もいるのです。

 

今年に入り新生活となったようでいて何か塗り直しのようなイメージの生活でもあり、このように

古いものを整理していると自分の中もいろいろと整理再編されていきます。それに突如聞く変化も

あり、D-lifeが放送終了になるというのも今日知り、ゆうちょ銀行の手数料の変更なども三月末から

切り替わるなどいろいろと変化がある年度末となりそうです。

今日は日があるものの風か冷たく気温は上がらず何もかも心寒く感じてしまい、せめてわずかなぬくもりをと

淹れる珈琲に生き返る思いがします。

そんな一杯があると心強いもので冷たい冬の日もカップから伝わる温もりに今日も支えられまた午後がんばれ

そうです。

 

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ジムとジム

2020年02月05日 13時18分10秒 | 珈琲

うちの近くに24時間営業のフィットネスジムが開業したとの報に

どんだけ需要があるのかとその存続に疑問を感じるのでした。

先日の降雪の時にこれで何日か走りに行けないと大野原の文体に出かけましたが、

行ったら休館だったのにびっくりしました。

何のためのジムだよと。

そんな経験をすると私のほかにも時間に関係なく運動したい人はいるのだろうなあと

思いますが、昨日の夜公園橋を走っているといつも出会うお年寄りの団体などは信号待ちに

なったら縁石に腰かけて休むという仕儀にこんな夜に毎夜でかけて運動のために歩いているの

だろうに信号待ちで立ってられないってどういうこととはっぱをかけてやりたい衝動に

まあウォーキングの人はそんな運動負荷しか求めていないのだろうなあと逆に納得して

すれ違いました。

昨日は吉田の道の駅に納品に出かけこれまたここでまたびっくり体験をしました。

前回訪れた時までここにはポケモンgoのジムがふたつあったのですが、それがふたつとも

なくなりポケストップに降格したらしいのです。

 

多分当店下の公園がポケストップからジムに昇格したときと同じ時に変更になったものと

思われます。しかし、一番交通の要衝で人がいつもにぎわう場所でいっぺんに二つともなくなると

うことは情報的にも経済的にも重要地点でないという表れのようでなんともさみしい思いをさせられ

ました。このように利用者の少ないところはどんどん施設がなくなっていって地域的に偏りが

どんどん増えていくのかもしれません。

 

ただ、いつもの自分の街だけでなく地域的な特色とか観光地ならではという楽しみとしてやはり

出てくるポケモンに変化をつけたりご当地色が出てきてこそゲームとしての面白みもあるわけで、

私も最近もはや目新しい感じのものもなくなり、周りに出てくるポケモンもいつも同じものばかりに

感じだし、それがたいしたCPでもないどうせ捕まえても博士に送ることになるのに生意気にもそいつが

何度もボールから逃げ出し簡単に捕獲とならないなどいらいらとさせられるばかりで、こんなこといつまで

やるのだろうかという気分になりだしており、よく他の人は何年も続けているなあと感心します。

吉田の帰り配達があり、ミューズパークを越えて行くことにして、そういえば前回ミューズパークに

来た時にはワンリキーが立て続けに出てきてやはり来たかいがあったように感じたところ、今回は

あまり珍しいものもなく、吉田に続き寂しい感じを受けかけたときに南口の駐車場に行ったらそこから

なんとエアームドが連続で現れるという草津以来のエアームド連続に出会いました。

 

まあゲームをやらない人だと何のことだかわからないことを書いてしまいましたが、普段の街並みの

ほかにゲーム上のマップが重なるという感覚があるとまた日常もちがったものになったりするので

また触れることがあるかもしれません。

 

節分を過ぎましたが、これから最強寒波が来るとかで相変わらず夜は寒く、昼間は10度を超える日と

いう余寒的な気候のようです。

この昼間の日の当たるときの陽だまりでのまったり感がこのブレンドのテーマであるだけに、今日の

ように風が強いとその陽だまりでさえぬくぬくと温かいというわけにもいかず厳しい冬の日という

ところに新型コロナウィルスのニュースとなかなか心温まるところに行けない状況でせめてブレンド

の中でその温かさと癒される香りに浸り午後を過ごしていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

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蕎麦の味と余寒

2020年02月04日 22時04分06秒 | 珈琲

この冬は暖かいといいますが、昨年同様この時期に亡くなる人も多く、また法事や

葬儀の連絡が続くのがこの月と来月で昨年はついに三月のスキー行きをあきらめる事態に

なり、三月辞めたら四月も五月も結局スキーに行けなかったという残念なシーズンに

なったのは記憶に新しく、今年はどうなるかと頭の痛いものとなっています。

 

そして回数がいけないということになるとその質をどう上げるかという意識も働き、

ふかふかのパウダーを狙ってゲレンデを選んだり、まだ行ったことのない地に足を

運ぶことを優先するべきかとかいろいろと考え、それでも昨年福島に行き、まだ

未体験のゲレンデを三つ制したのはとても良い思い出のように思い出したり、はたまた

そのあとそれを経験したらいつもの斑尾で滑るという行動をしたことを重要なこととして

思い出します。

 

人生は一度きりなのだから何度も同じことを繰り替えす愚は侵さないようにという

ある人の言った人生訓はことあるごとに頭に去来します。

 

しかし、毎日飲む珈琲にこうあってほしいという願いが切実に積み重なり、今の

結果となったことやいつもある珈琲の味により人生を考え、人生を感じることも

できるようになっていることなど基本のベースに流れるものというのは人にはあり

それを確実に築くというのは大事なことであると思います。

 

そういうものがあり、新たなものに挑戦したり、やりたいことに挑むということも

でてくることで、一度やったからもうやらなくていい言うことはないのだということも

感じます。

 

先日当店の入り口に示したやなぎやの駐車場のポールですが、今日はお昼にそのやなぎや

のそばを食べてきました。

 

もう何度も食べていますが、こうして改めて対峙してみると味はいつものあじであり、

何も変わらないのですが、昨年行った長野で食べたものと比べている自分になるほど

こういうことか言う気もしました。

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最近の眠りの質と旧正月のこと

2020年02月02日 10時10分07秒 | 珈琲

暖冬とはいえ毎夜氷点下に下がり、北側の珈琲部屋はいつもはなるべく暖房をつけることなく

珈琲豆の熟成のため冷蔵庫のような寒さを保たれています。

この寒さこそ珈琲豆の醍醐味を存分に引き出し、冬の恩恵を感じることのできる現象なのです。

とはいえ一般の人にはこのようなことはなかなか理解されず、冬は嫌なものとずっと敬遠される存在で

二っパチと表現される二月と八月はとかく景気の悪い象徴のように扱われてきました。

とかく正月の反動やそもそも他の月より二日少ないというハンディがあり、冬という不活性の月と

いうことでそのイメージが定着していますが、中華民が大量移動し、日本の各観光地にはこの時期

春節という言葉が根付き、また違った趣も持つ人たちも増えていると思います。そこに来て今年は

新型コロナウィルスの影響でまた違った年となっています。

 

そしてそんな世の中の動きとはまるで関係なく、私は引越し後の整理と帳簿付けや決算に追われ

その合間にいかにスキーと温泉を堪能するかという苦心をつづけるのでした。

 

一方ポケモンではこの春節にちなんでイベントが行われていて普段出ないポケモンが大量発生して

いたりします。

 

なかでもコイキングという地味なキャラが今は大量に発生し、そもそも進化させるのに400個の飴が

いるという過酷な成長ノルマの難しいキャラがなんとその進化した姿のポケモンすら野生で出てしまうという

大放出ぶりでした。

 

もう三年も経ちこのコイキングの成長型のギャラドスというキャラももう珍しいものではないからなので

しょうが、このコイキングを集めるというのは普通のニュースでこれにこだわり集めている人が取り上げられ

て私の記憶にあり、自分もいつか進化させられるだろうかと始めたときに思ってストックに入れていましたが、

にわかにこの春節に至る所に鯉が跳ねている光景と野生でギャラドスが出ていて捕まえられるのは唖然と

してしまいました。

 

あと春節も一日で終わりという今、私もギャラドスに進化させられストックの充実を感じているのですが、

その反面レイド戦では玉五つのレベルでの成果が上がらず不満が募る結果となっています。

上里ウニクスで星五つのレイドを成功し、秩父では西武秩父駅や秩父鉄道秩父駅と人の多そうなところを

狙ったものの参加者はなく敗退とまったく成果がありません。

 

周りのジムのポケモンの入れ替わり模様を見るとプレーヤーの数はそこそこあるようですが、つい昨年辺り

には見受けられたレイドをする人の群れというのはもはや見られないようです。

 

さて、移転してから既にひと月が経ち、もはや自分の家としての違和感もなくなり、それではなにが

変化しているかと問うてみれば、ここのところの眠りの質を振り返ってみるといいのではと思いました。

そもそも枕が変わると眠れないという体質で特に枕なども高さやその材質にこだわったことがありました。

しかし、毎夜の10Kのランニングで布団に入れば朝まで目覚めないというのが普通となっていました。

 

ただ冬の間というのは寝るまでについ余計に水分をとってしまったりすると夜中に何度もトイレに起きたり、

そのトイレも寒さの中布団を出るのが苦痛で余計眠りの質というものに気を遣う日々なのでした。

 

ところがかつては部屋の中でもコップの水が朝凍ったりする熊木の寒い家から今の家に引っ越し、多少は

普通の人の家事情に近くなり、より眠りの質も向上するかと思われましたが、夜目が覚める頻度は今の方が

多く、熊木ではやはり朝まで一度も目が覚めることなく寝つけていたと思えます。

 

これはいろいろと諸々の条件が重なり今後の課題ともなりますが、これは今やっている片付けとか整理の

作業や環境整備に伴いまた変化していくものと思われます。

 

一つだけ気が付いたことを書いておくと昨年暮れに引っ越し作業で物を運びだしがらんとなった自分の部屋の

ど真ん中に布団を敷き寝たところいつもは家具や本棚のせいで床柱の横の部屋の隅で寝ていたのと違い妙に

どっしりと落ち着いた雰囲気の中寝入ることができ、これはまるでピラミッドパワーと同じで部屋の中心に

自分がいる自覚と家の中心の本来自分がいるべきところにしっかり収まった実感も感じいつもより深い眠りに

けたようでした。

 

ところが、そんな経験をして次の日にはまた部屋の隅の廊下側に寝床を移動したところ、これはこれでいざとなったら

この位置でないともしなんかあったら自分は家とともに死んでしまうだろうという思をしてこの位置なら何かあっても

すぐに目覚め逃げだすことも可能だと安心して寝たのでした。なんとも自分勝手な解釈と論法ですが、要は自分が

納得できればよいことで深く寝入って火事でも地震でも気付かずそのまま家とともに亡くなるのがいいのか

はたまた何かあるかもしれないのでそれを察知すべく備えるのがいいのか。

 

古来から日本人は残心という考え方をして会心の一撃を放ち相手をやり込めたときも必ず反撃や返し技がある

とそれを心にとめることという教えは人生を重ね色々なことを乗り越え経験した身には重要に響きます。

つまり、赤ちゃんのように何かの保護され大事にされる身であれば堂々と家の一番中心のところに寝かしつけ

ピラミッドパワーを感じつつ宇宙やその深淵の中に寝付くのもいいことでしょう。しかし大人の責任あるものと

しては残心という観念は忘れてはならないことなのです。

 

そうしてみると今の寝付きと目覚めの頻度などもまあ仕方ないのかなあと思ったり、今後の課題を感じたりと

ひと月ほどの変化の中に考えるのでした。

 

しかし、そんな時にもその変化の基本ベースにあるのは変わらない珈琲のいつもある味であることは

間違いありません。心のブレや感情の変化もそんないつも癒してくれる珈琲があればそんな気持ちの変化を

語るもととなるのです。

 

当店を訪れる人の概ねの意見として前より見つけやすくなった、通いやすくなったという人が多く、

安心しています。ただ、まだ移転後訪れていない人もいてわかりやすい目印を示しておきます。

国道299号線を秩父から小鹿野方面に向かうわかされの交差点の手前に

道路左側にこのポールがあります。これを目印に左折して次の十字路を

右折すれば直ぐに当店です。秩父の人ならこの説明でOKですが、わかされと

いうのは秩父での通称ですので信号機に付いている名前は相生です。

 

他市や他県からくる方はこの相生の信号から秩父方面に国道を走るでしょうから

このポールは右側に見え、左側には歯医者の看板があります。

郵便局まで来たら行きすぎです。

 

 

 

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今月の季節のブレンドは『余寒』です。

2020年02月01日 10時23分22秒 | 珈琲

今朝のニュースを見ていたら、超暖冬に意外な異変という

ものがあり、今年の異常ぶりが窺がえます。

 

毎度季節を感じる今の季節に飲みたい味を提供していますが、

なんといっても秩父の冬ではケニアの大粒豆をこの冬飲むのが

醍醐味であり、それは常々いいつづけ、来店とともにすぐケニアは

ありますかと問う人も増えています。

 

ケニアのおいしさに気が付く人がいる一方、お正月からの一連の流れの

中での味の変化を楽しむということでは、この余寒の味はまさにお正月を経て

経験する本格珈琲の味です。

 

昨年暮れより私の話によりブラジルの味を堪能される方は増えていて、ブラジルの

特徴である平衡した味という突出したものがない平均の味でコーヒー通ですらばかにして

飲まないそのブラジルにこそ、珈琲の真実があり、醍醐味と魅力があることに気が付かれる

方も増えているようです。

 

その平衡の向こう側、に感じる充実とはまさにこの正月雅とこの余寒とあじわってみると

解るのではないかと思います。

 

昨年の今頃の記録を読むと毎回出かけるスキーでは、地吹雪のような道中を経てやっと

たどり着き、新雪がたっぷりあるのにふかふかのパウダーではないという過酷な環境で

滑り、ひざなども故障を抱えてのシーズンだったことを思い出させます。

今年は打って変わって暖冬で小雪と過酷な環境はなおさらですが、突如湧いた新コロナウィルス

の脅威でマスクが品薄になるとかオリンピックが中止になるのではというネットでの噂に

また複雑な思いをするのでした。

思えば春節でにぎわう各地の観光地というのはもはや当たり前でそれは日本にとって新たな

収入の道で歓迎するものでした。ところがコロナウィルスでそれが激減してしまったという

ことからそもそも日本のゲレンデなのにスキー客のほとんどが外国人という状況を危ぶむこと

なく歓迎ムードだけで過ごしてきた日本人にこれはいい課題となったのではないでしょうか。

 

日本人はスキーを卒業してしまい、豊かになった外国人が日本の温泉とスキーを楽しむと

いうのは日本の若者がスキーを楽しめない環境にあるという危機的なものを提示していた

のにその危険サインを見逃していた政府や世の中がまた目を向けるきっかけにしないと

いけないのではないでしょうか。

 

日本人の近眼率は年々上がりいまや80%以上だといいます。

 

これは外で遊ぶ習慣がなくなった表れであると気が付いた人たちにより

対策されて政府も官庁もそれに取り組む準備を始めたそうです。

これなどは日本のスキー場なのに外国人ばかりというときに日本のゲレンデの

すばらしさを誇ったり、文化を誇ったりしていましたがそれが完全にあやまりで

彼らは安いレジャーとしてやってきているだけで、それだけ安全で平和という

ものの尊さになれた身にはその享受が受けられずスキーに行けなくなった

お年寄りや若者のことまで思い至らなかったことや格差の拡大に目をつむって

きた結果だと反省すべきです。

 

そもそも安倍政権の行ってきた政策が大企業優先や自分のお友達優先という

ものでそのためには弱者切り捨てであり、耳障りの言い政策や無関心をいいことに

防衛費拡大という米追随で根本の沖縄基地問題とか日米安保、北方領土などもともと

安倍氏が言う戦後レジームの脱却とは裏腹に動いており、なされているのは

戦前のように軍隊を持ち平和憲法のない国への改編です。

野党が森友問題や桜を見る会を追求すればするほどその裏の実態は余計強まり

どんな無関心で国際感覚など持ちえない人でも格差拡大や国際関係の緊張に寄与し

何も解決せず国民が危険になり、増える災害にも有効な手立てなどされていないことは

実感されているはずです。

 

コロナウィルスの対応でも他の国が帰国者を強制隔離したのに対して日本はろくな

検査も実施せず帰してしまい、さらに検査を拒否した人までいたのです。その人が

拒否するのなら隔離するという処置をとられたのかそのまま帰されたのかは報道には

ありませんでしたが、その後三回の特別機で帰国した人が各地で隔離されていると

いうことですが、国内で接触していない人にウィルスが発見されたり、症状がでてなくても

ウィルスが確認されていることから初期の扱いから対処が失敗していることは明らかで

今後に禍根が残るのではと心配されます。

 

このように何かとちぐはぐな行動をとる日本に事ある毎に安心安全を口にする政府、国と

いう機関にもっと責任ある行動をお願いしたいものです。

 

 

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