King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新しい総理大臣と感染激減

2021年09月30日 10時51分40秒 | 珈琲

九月の半ばでは都内の感染者が一日2000人を超える医療崩壊の危機と

言われたコロナウィルスですが、ここのところ300人程度と激減しました。

これは緊急事態宣言や人々の自粛のせいではなく、ワクチン接種のおかげでも

なかったのです。テレビなどでは第5波を招いたのは五輪開催を強行したから

だとか夏休みで人が移動したからとかいわれて感染力の強いデルタ株の

脅威で起きた第5波でしたが、結局五輪に関係ない他の先進国でもこの時期

感染者が変異株の脅威で拡大しそして今現象に転じたのはやはり人々の

努力や対策の効果ではないという現実が浮かびます。

 

九月の連休で繁華街での人流は増えているのに都内の感染者は激減したのを

みるとこれはウィルスの今の活動状況でかかる人がひととおりかかるともう

それ以上には拡大しないという自然なあらわれです。

 

自民党総裁選をコロナ対策に専念したいと出馬しない意向を示した菅 義偉総理でしたが、9月17日告示、29日党大会での投開票河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子という四人の候補により行われました。

八月の時点では衆議院の満期と総裁の任期の九月末が迫る中、解散かいなかと

騒がれる中、若手を中心に菅 義偉総理では選挙を戦えないという声で突然の

不出馬となりたった一年の首相となりました。週刊誌などでは使い捨てとか

はしごを外されたとかいわれていますが、国会での答弁やインタビューでのやりとり

を聞くと権力をまとい仕事を進めて来たのに人気がなく関連する選挙は負け続けで

確実に仕事をこなしているのに不人気という不幸な結末です。野党では後手後手とか

まったく対策ができていないと批判していますが、多くの国民はあの大震災の時民主党政権で何も決められなくて国際的対応もできずという悪夢のような体験をしているので彼らの言う政権交代など誰も望まないでしょう。

 

新しい首相がデジタル化や新しい資本主義という掲げたものが実現できるのか

身のない日米同盟でなく日本に実のある国際関係を築けるかだと思います。

 

大きく報道されたのはこの自民党の選挙と秋篠宮家の長女眞子さまの婚約者の

小室圭さんが帰国するニュースです。国際的ロックスターでもこれだけ逐次カメラで

追っかけられる人はいません。

マスコミではそのあらわれたポニーテールスタイルに国民に気を使えとか最大の関心を

寄せていますが、私はそれらのニュースについて感じたのは小室さんがかっこいいということです。

 

最初久しぶりに明るいニュースとして交際を報じられやがて母親の金銭トラブルからお騒がせなひとくらいでしか感じずやがて消える人と思っていましたが、

秋篠宮様のビデオ発言など国民に認められる結婚とか言われだしたときから

結婚に国民の許可がいるのかという疑問と何がそんなに関心を集めているのか不思議に感じました。結婚一時金を辞退して結婚後はニューヨークで新生活とか伝わるものを聞くと国民の税金がかかわるからこのような報道になり、相手の小室さんの警護に1000万以上の税金がかかるとかとかく批判を集めようと必死にこのような情報をばらまくマスコミから見える小室さんの姿をテレビで見てこんなかっこいい人は久々だと思いました。

 

本来結婚は私的なことであり、誰の許可も必要ありません。

皇室を離れる一時金を辞退されるのも戦後初めてといわれる中、非難は一切ご無用とばかりに辞退して結婚後はニューヨークで生活など実にご立派でかっこいいと思います。それに引き換えテレビではその長髪はと容姿やファッションにまでケチをつけその身辺警護には税金が払われているとくだらない輩を寄せるかのようなエサの巻きようです。

 

競争の激しい米のニューヨークで大手弁護士事務所に職を得るなどなかなかできないことです。

それができない人のやっかみなのか皇族との恋を得たやっかみなのか私が資産家なら私から一時金を差し上げますよ。お祝いしてあげたいです。

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ピアノの名曲ABCを聴く

2021年09月26日 23時05分55秒 | ライブ・コンサート・展覧会

先月いろいろやることがやっと片付き、月末の忙しさの中

束の間念願の佐藤久成のリサイタルに行ける可能性がでてきて

行こうか行かまいかと悩んで結局お出かけは自粛の声に負けて

断念したのでした。

 

それから緊急事態宣言の中、急速に感染者が減少しだした第5波ですが

雨のばかりの九月の最後の日曜日、いつもの地元ピアニストのリサイタルに

でかけました。

 

ここの所のお出かけというと昨年の今頃、家族の病院の付き添いで

練馬まで出かけたあのドライブ以来となるものでそれも文化的な

行事では二年ぶりくらいでしょうか。とはいえ毎日夜走っているので

その範囲内の文化伝承館ですし、土曜日にはバスケットの練習も再開

しているので人の集まるところに出かけるのは久しぶりということでも

ないのです。

 

リサイタルは感染対策をしてということで各回が会場の容量の半分の

80人定員で二部構成で行われました。

 

一部が正午から<ピアノの名曲ABC>

二部が午後三時からの<バッハの見たイタリア&フランス>

 

で私は一部の乙女の祈り、子犬のワルツ、月の光、バッハのパルティータ

といったいつものよく聞く曲ばかりの回です。

 

九月の期末で色々とやることがあり、このピアノリサイタルも

行けるかどうかというなか諸々が片付きやっとでかけました。

相変わらず天候の悪い曇り空でいつまた降り出すかという感じの

日曜日のお昼でした。

 

土曜日曜はお客様いらっしゃるのにお昼から一時間のリサイタル

だからと店を閉め会場に着くと会場にはリサイタルの看板もなく

いつもの日曜の市役所の駐車場はひっそりとしていました。

 

開場は一時間前でしたが開演間際についてみる久しぶりのホールは

ピアノから離れた席しかなく配置された椅子も随分とまばらな遠巻き

となっていました。

 

今まで何度となく聞いてきた曲ばかりで当たり前の感じで始まりあっと

いう間に終わってしまい、最後にABCのAの作曲家が抜けているというので

スペインの何とかという人の曲とショパンのワルツをやり終わりました。

一つ一つの曲が終わりすぐ次の曲という感じで名曲ばかりをひとつの曲の

ようにさっと弾かれたようなギュッと凝縮されたかのような名曲の羅列で

アラカルトのようなぜいたくさなのでした。

 

色々なイベントや楽しみがなくなる中、なくならなかったいつもの楽しみの

ひとつが味わえて心豊かな時間が持てました。

 

 

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ダニエル・クレイグ考

2021年09月24日 11時34分59秒 | 珈琲

最近感じる持続可能な社会とか格差問題とか人類共通の認識とか

価値観とかに珈琲が対峙する問題ですが、特にこのコロナ禍で

より良い味の珈琲は切実なものとなってきていると感じます。

 

それなのに供給する側はその欲求とは裏腹にコロナだからなのか

こんなものという態度があり、コンテナ不足とか人手不足とか

本来あるべき努力がされていないものが少なくないように感じます。

 

農産物の場合、生産する努力や精製にかかる手間とか大変な思いを

してもそれに世間が答えているかという問題もあり、最近の相場や

値段の高騰は生産者の思いとはかけ離れた誰かの儲けのために

利用させ日々の味の切実な欲求などは思うこともなものとなっています。

 

そんな様子と人生のテーマとを対峙させつつ語る当ブログはまた日々の

アマゾンビデオで見た映画などの感想なのですが、今回は007のダニエル

クレイグです。

 

世界的に大反響とファンのアンチ勢とか否定的なメッセージが巻き起こった

ダニエル・クレイグのボンドですが今回アマゾンでも配信がというテレビの

CMをみたのでダニエル・クレイグのシリーズを続けてみたのですが、それで

今までは新作が出るとその復習みたいな感じで前作をテレビでやったりして

それをみてから劇場に行くという感じでした。しかし、一作目のカジノロワイヤルと

慰めの報酬が連続する物語だったのかというのは今回初めて強く感じました。

それに比べて三作目のスカイホールではまるで関係なく唐突に始まり最後に

ボンドは戻ってくるというメッセージがながれる完全単独回となっています。

 

今見ると一話の血の涙を流すギャンブラーはテレビ版レクター博士の人だし

二話のカナダの諜報員はミステリー作家のNY事件簿のベケット刑事だしと

違い思いで見ることができます。中でもこのダニエル・クレイグがボンドらしく

ないと嫌われた存在ながら、シリーズ史上最高の売り上げを記録し、一番成功

したのも彼のアクションのおかげです。しかし、そんな肉体的に鍛えられた

体と身体能力ながらアップで見る彼は現役の人というには年を取りすぎている印象も

受けるのです。それとハンサムで都会的というボンドのイメージに合わない

不細工で悪人顔なので役としては非情の殺し屋というイメージばかりが残ります。

 

そんな年寄で時代遅れな存在というストーリー展開をしてきて、次回作があるのか

というのが気になりますが、それはなんと来月新作が公開が決まっています。

そけだから今テレビても旧作の放送を取り上げてるのかと今更納得するのでした。

 

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ギレンホールとジャッキーチェン

2021年09月14日 09時53分54秒 | 珈琲

9月になった途端涼しい日が続き、アイスコーヒーの注文もなくなりました。

道の駅には水出しのパックがあります。ご利用ください。

雨ばかり降る9月のビデオで見たのはジャッキーチェンの映画と『ドニー・ダーコ』です。

 

ジャッキーの映画は『ラストソルジャー』でこれはカンフー映画の流れでイップマンの

映画を見ていてそれが実にブルースリー並みにヒットしてシリーズとなり

様々な続編やら外伝やらパロディや現代版などができているのに驚き、

その流れの中でみつけたのがラスト…です。

 

これは10年前ぐらいの映画でジャッキーが55歳ぐらいの時の作品です。

カンフーの達人とかカンフーはテーマになっておらず、主人公は戦国時代の

中国で敵の将軍を捕虜にした下っ端の兵士という設定です。将軍を捕らえて国に帰れば土地と褒美の品がもらえるということで、両軍全滅の中、生き残った

兵士ジャッキーと負傷した敵の将軍を連れて戻るというストーリーでこれは

直ぐに色々な映画になった鎖でつながれた捕らえたものと囚われたものの

旅物語で途中に奇妙な友情が生まれて最後は放すというものでいくつも作らた

話です。

それがジャッキーが20年も構想していたことというのでそんないままでいくつも

作られたお約束のようなものをいまさらなぜ作ったのだろうと思ったのです。

 

それに50歳でもはや超人的カンフー技もメインの見どころから外れてしまい

彼の特技が石投げになっています。

それでも時に見せるからだ捌きやワイヤーアクションでなく木や壁を登るシーンなど

やはりただものではないものがあります。

 

今までコミカルな演技が持ち味だっただけに年を取り渋みを増した大人の魅力と

いうわけにもいかず撮ったのがこの作品かとなんともしみじみとしてしまうもので

現代設定では香港という返還がされ民主化がままならぬ不安定な状況でとる映画は

やはり時代劇しかないのかという行き詰まり的なものも感じます。

 

ブルースリーより彼の師匠のイップマンが伝説として映画でスターになったように

過去は描きやすいが未来は誰も描きずらいという今の中国の状況を見るようです。

 

スターウォーズにも登場するイップマンをやった役者は存在感を感じましたが

なんかやはり場違いな感じも強かったです。

 

中国とカンフーを考えるときにぜひ見るべきはNHKでやったドキュメンタリーで

総合格闘技を身に着けた中国人がカンフーの達人たちと対戦したというものです。

これをみるとカンフーの今が見えてきます。

 

さてもうひとつのギレンホールの『ドニー・ダーコ』です。

『ブロークバックマウンテン』や『ラブ&ドラッグ』をみていて似ている人が

出てるなあと思ったらやはりジェイクギレンホールでした。しかも2001年という

ことで役は高校生役なのです。

 

しかも、周りの役がキャサリンロス、ドリューバリモア、メアリーマクドネル、ノアワイリー、ジェームズデュヴァルという強力さです。

なぜこうも周りに強力人気絶頂の人たちが脇についてまだ有名でもないギレンホールに

付いたのかという不思議があります。

さらにギレンホールは周りの演技に負けていない存在感を持っています。

 

しかし、ストーリーは私の嫌いなタイムトラベル物で当時は収益的にたいした

ことなくヒットということにはなりませんでした。ですがDVDになってから売れて有名になった作品です。

それだけ一度見てもピンとこない複雑で関連サイトやホームページの内容を読んで

なるほどと思う作品になっていてそんなじわじわ来る作品は昔日本にもあったなあと

懐かしく思いました。

ギレンホールという名はジレンホールと表記しているところもあり、まあレーガン

みたいなもので日本ではギレンホールが先に有名になって耳になじんでいるので

使っていますが特長はあのトロンとした目と長い顔です。

 

最初は学園ものかと思うと精神障害を克服した主人公とか暴力亭主から逃れた親子の娘といったサスペンス要素のヒロインとそれを彩る国語先生が問題小説を

課題図書として授業に使っていたり、精神科医が催眠療法で事件の犯人を特定したり、主人公がカリスマ相談員の正体を暴いたりといったにぎやかな展開で

ひ弱な感じの科学教師が重要な物語の鍵を主人公に渡したりとなにかと印象に

残る事や意味のある事に思わせる仕掛けが盛りだくさんなのです。

 

だから、この二作品はここのところ走りに行ったり寝入る前の重要な時間に

思い出したりします。

 

そして思うのは持続可能な社会とは格差の定着なのか、それとも真に平等とは

不幸の拡散なのかと人類のためとはなどと考えるのでした。

 

 

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単純なイルガチェフ

2021年09月13日 12時47分36秒 | 珈琲

今、夜走りに出ると濃密な金木犀の香りとコスモスの香りに包まれ

秋豊穣のゴージャスな季節の中にいることを知ります。

様々な実りの秋、この時期味わいたいものも多く、毎年季節の訪れと

その豊かさを思い四季のある地に生まれたことをありがたく思います。

 

この自然というのはことごとく全人類にとって平等であり、誰でも

365日24時間という与えられたものは毎日昼と夜が必ず訪れ誰にも日は照ると

いうのは同じです。

 

それなのに今格差問題というのはこのコロナと温暖化で際立ってきています。

 

例えばこの暦にしてもどの国でも天文台があり、その運航を観察して独自の

暦を持ちます。

大体グレゴリオ暦に準じているようですが、なぜ月ごとに日にちがまちまち

だったり二月だけ極端に少なかったりと疑問の多いものなのにもう誰も気にして使ってはいません。

 

どの国でも星の運航を観察して暦を作成しているのは、それだけ国にとって大事な

問題であり、公務員の給料を決めるための根拠となっていたり農業の基盤となる

基準日を決めていたりと経済に結び付き国の収入の元にもなっていることから

各国で独自に観察を行う機関を持っているのだと思います。昔はその星の運航から

悪い兆しとか災害やら疫病を予想したりもしていたようです。

 

エジプトのナイルの氾濫を予測していたという話やピラミッドの設計に夏至と冬至の日の光の指す点を取り入れていたりという話があります。文字ができる前から

それ等の観測と運用がされていたというのは驚くべきことで学校ではそんなところは

あまり詳しくは教えないというのも国際感覚とか各国が抱く宗教観とか思想とかの理解のためにも

最初の出発点としてそれらの星の運航を昔から観察した人類が経済や科学を生みだしたことを教えるべきです。

 

いまでは100年に一度という災害が毎年起こるようになったわけですが、カーボンニュートラルとかプラスチックごみの削減とか我々庶民に生活の是正を

迫るようなことになっていますが、たとえそれ等をなしたとして我々の生活が

この先前のような生活になるという保証もありません。

 

コロナもこの先感染が収まり元の生活に戻れるとも思われません。

 

これは温暖化と同じく現在人類に突き付けられた問題で人類が導入した資本主義と

民主主義に対してこの先持続可能な社会があるのかという問いなのだと思います。

 

世界ではこの民主主義をとる国というのがここ20年で半減しているそうです。

それだけ危機的状況になり多民族を抱える国など民主主義で議会を重ねるより

専制的な指導部と指導者で専制的な政治をとる道を選んだ結果です。

 

9月11日以来とかく米の同時多発テロから20年というニュースが伝わります。

結局米はアフガニスタンから撤退してタリバンが国を制圧という結果になり

米は何をしていたのということになっています。あのビル攻撃でなくなった人が

2000人余りでこの20年のアフガン駐在で亡くなった人は米だけで6000人以上です。

これは誰しも失敗だったんじゃあないかと思わないわけにはいきません。

そもそも米の戦争で明確に勝ったのは日本だけです。

それなのにその後勝利も正義も明確でない戦いを続けているのです。

 

それで自由と民主主義が守られてきたのでしょうか。キリスト教と民主主義と資本主義が広まったのでしょうか。

 

日本のここ20年といえばよく言われるのは2000年当時世界トップテンに入る

企業が10社以上あったのに今はゼロということです。

それだけ国際的な競争力がない国となってしまったのです。

それはどこからきているかというとGAFAといわれるようなスタートアップ企業が日本にはないことです。

つまり、戦後急速な経済発展を遂げた米を真似た大量生産大量消費の経済は

実現したもののその先は米のように展開しなかったことを意味します。

 

まねでは同じ状態にまでは届くもののその先を行くことはできないということです。

 

大量生産と大量消費で物質的には豊かになったもののもたらされたのは災害化

する気象と格差の定着です。

よく言われる持続可能な社会という押し付けも実は何もその裏に格差の解消や

環境の保全はないのです。

それを問題にする人もいません。

 

しかし、毎日日は登り、止まない雨もありません。もともと本来は自然は平等である点

とそれを利用する人類もみな平等である事に思い次なる未来を考えたいものです。

 

さて、珈琲の値上がりは今月も来月も続き、よいよ当店の発売以来ずっと同じ値段で通してきたブラジルサントスにももはやこの値段では売れないというほどに

なってきました。

今月いっぱいはどうにか維持していくつもりですが、このまま値上がりが続けば来月は値上げしなくてはなりません。

 

色々値段は変わっていますので、ご来店前にご確認いただければ幸いです。

 

そんな中、安くてよい豆をということで入れたレッドガヨとイルガチェフは

今までガヨマウンテンというと1800円ということでしたが、それより安く

入れることができ好評です。同じくイルガチェフの最高品はコンゴ村と特定し

以来ずっと入れてきましたが、それが広く知られるようになるともはや2000円でも買えなくなってきました。

ということで今回はチェルペサ村というところで今まで知られていない零細な

ところでそこに今回セラミックミルという施設を作り品質の向上を見たという

ことで入荷してみました。

 

あのイルガチェフの濃厚で特徴のある風味という点では弱いのですが、単純な

うまさと味の良さがあり、誰にも理解される味になっています。

 

当店に来店される方の多くが語ってきた酸味が苦手ということでは当店の豆は

皆酸味がありそれが特徴なので所謂スペシャルティの豆とはそういうものなのですが

皆さんのおっしゃっている意味では酸味がない嫌な味はない単純な味といえるのでは

ないかと思います。それがコンガ村のものより安く入れられましたから

この値上がりが激しい中当店の豆は皆少しではありますが前より安くなっています。

 

ここら辺の説明は大変複雑でお客様もどう理解されるか難しいところです。

まあただサントスNO2がついに値上げするかもというのは理解してください。

 

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山河を巡り、月日をまとう

2021年09月08日 19時46分25秒 | 珈琲

緊急事態宣言延長で毎週のバスケット練習は中止となり、九月に入り

雨ばかりで昨日唯一晴れただけとすっかり走る気分がそがれる状況です。

 

まあ毎日走っていると雨が降っているという状況でも今月に入り休んだのは

一日だけでした。そして通常走るのをやめてもジムに行くのですが、そのジムも

19日まで閉鎖とまったくどうしようもない感じです。

 

雨の中走るのはおなかの調子が悪くなったり、ランニングペースに上げることが

出来なくなったりと支障があります。

 

すっかりいつもジョギングペースのまま時にはコースを短縮したりとどんどん

後退していく感じなのです。

 

それでも何とか毎日雨の中を走るのも山河を巡り、月日をまとうかのような

生活が珈琲を焼くという使命に必要だからです。

 

この山河をというフレーズはカンフー映画で武術の達人がある境地に達するためには

と説く奥義への道へ至る過程を述べるもので珈琲を焼く過程においてもまったく

同じではないかとうなずいてしまいました。

 

それからお気に入りで使うことにしました。

 

さて、珈琲まで取り上げられるのではないかというブラジルの霜降りから

珈琲相場は乱高下しており、まあこれもコロナと温暖化の影響のひとつです。

これらはことごとく私の人生の楽しみを奪いさらに珈琲までもかという

追い込みのようでしたが、今日来たメールを見たらどうなってるんだという

衝撃を受けたのでした。

 

それは今年会員登録をするとリフト券がただというもので、私も登録したもののこの冬はスキーには一度しか行けませんでした。

それも近くの軽井沢日帰りです。

なんと今日来たスキー場からのメールによると今年もそのリフト券無料は継続して

やるそうで、今までの登録で何も手続きなしで今年も平日はタダだというのです。

 

そして、シーズン券もたったの10000円でそれを周りのスキー場でみせても

一日券をくれるということで何やらとっても魅力的な感じです。

とまあこれを見て今年の冬はと期待できるという状況でもなく、コロナは

いつまで続くのかという感じで若年層の死亡確率も30%などと伝わりどんどん

深刻化していくようです。

 

それにしても平日ただでどうやって売り上げを上げていくのかと思ってしまう

このスキー場ですが、ただと聞いても出かけられない今の状況と本当に温暖化と

コロナと環境は厳しさを増す感じで持続可能な社会は果たして実現可能なのか

コロナは収束するのか全然見通せません。それでも毎日この雨の中走り続けているという日々です。

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退陣の報に

2021年09月05日 10時09分41秒 | 珈琲

3日のお昼に菅総理の総裁選不出馬にびっくりしたとともに

その日株価は29000円を回復するなどそれを受けて反応しました。

さて、本人は胸中はいかばかりかと、自分にはこれだけ株を上げる

力がある思ったか、無念を募らせたか。

 

その後真相とか裏側とかを伝えるマスコミ報道を色々見ましたが

その度デジタル庁とか彼が手掛けたものが生かされるのかばっさりと

違う形に様変わりするのかそんなことが気になります。

 

九月に入りまた雨ばかりですっかり涼しい日が続きます。

 

こんな時にはやはり温かい飲み物が欲しくなるものです。

 

昨日は雨ですっかり走る気もなくなり、ひさびさに雨で

休み、さらに体育館も行く気になれずまったくなにもせず

それでも焙煎やらなにやら疲れもたまり早く寝てしまいました。

 

こういう気温の変化や季節の変わり目こそ体の不調に

つながるので気を付けたいものです。

 

まだ、夏の終わりのやり残しを引きずっていたりします。

 

昨日の夜見たテレビで久々面白いと思ったのは芥川賞と直木賞の

発表のドキュメント番組で何時も夏の休みのお供として芥川賞受賞

作を読んで軽井沢や上高地のリゾートホテルで過ごすなんて夢を

みていましたが、今年は全く買い物にも出かけないのでニュースで

受賞作は聞いていたものの本は買わずでした。

 

その受賞作自体も『火花』以来あまり興味もなく過ごしてきて

魅力も感じなくなっていたのですが、夏のカウチには文藝春秋が

定番でしたが今年はまったく買う気も起きなかったのです。

 

それでも番組を見ていたら書店員や本のセールスの人やら

密着で色々な動きを見ていくとこんなドラマがあったのかと

改めて思うのでした。

 

アマゾンビデオではブルースリーの生涯とか力道山の生涯をみたり

していました。あとLife below zeroも暑い時には見たのですが、

なんとシーズン1が終ると途中交代していた猟師でガイドの男が

復活していました。ガイドが終わり密着が可能になったのかこれは

よかった変化でさらに夫婦で犬ぞりツワーのところには氷点下生活の

体験セミナーの参加者が密着に加わり生活を学ぶということで夫婦から

色々教わる体験を伝えていました。このシリーズはシーズン4であり

まだこれが続くのかというなぜそれまで人気なのかと不思議な番組

なのでした。

 

さて、一時は珈琲も飲めなくなるのかという7月の霜事件から

8月の長雨や各地での洪水報道とハリケーンの映像とコロナの

更なる拡大をみて思ったのは今突き付けられているのは人類への

課題であり、どんな取り組みをしていくかでこのコロナも温暖化も

全て格差の是正であり、システムの変更を迫るもので世界的に

どんな取り組みをしてどう対処するかで決まり、直ぐすぐ解決して

元の生活などという安穏としたものではないということです。

 

しかし、民主主義と政治体制は世界的に見るとタリバンの

アフガン制圧をみるように専制的な政治体制をとる国が増えており

自由人権民主主義が今まで人類が獲得した成果が今問われている

といっていい状態です。

 

これは一見スターウォーズでルーカスが言った人々が専制的なものを

求めて民主主義から帝国があらわれるという話を思い浮かべますが、

ドロイドによる戦争に昔の騎士が活躍してお姫様が呼びかけた反乱軍が

勝利するのですが、専制的な国と原理主義者とコロナと温暖化と先鋭化する

気候にどんな解決をしていくのかと人類の行く末を思いつつ新しい解決を

思うのでした。

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九月の季節のブレンドは

2021年09月01日 13時23分10秒 | 珈琲

段々季節感のない生活を送るようになった人々と

普段の食事にも食品の持つ力とか手間をかけた食事というのが

縁遠くなった現代においてそれを憂いていたり危惧してきたのが

このブログで特に季節については、自分は毎日夜10Kのランニングを

することにより常に直に肌に感じて今の季節と今の自然を感じることにより

それをもとに諸々を語ってきたつもりでした。

 

ところがここのところの時代を思うと何やら今人類に突き付けられている

ことはそんな生やさしいことではなくなってきていると思えるのです。

 

それは雨が降るだけで人が死んでしまうような天候が毎年あり、台風でも

ない天候でも災害が起きており、これは日本だけでなく洪水の映像は

世界中にあります。これは温暖化という大量に放出した二酸化炭素により

もたらされたとして世界では脱炭素をとなえ実質排出ゼロの世界を目指して

います。

 

今後ガソリンで動く車はなくなり、販売されるのは電気自動車といった

世界になったとしても元には戻れないと感じるようになりました。

それは先月みたNHKの72時間のドキュメントで何年か前のコミケの映像を

見た時にその人出の映像を見たらもう昔の映像というのがすぐわかり、

その過去にはもはや戻れないという感じがしました。

 

コロナ禍という今の現状も皆すぐ元のように生活ができると思って

日々を送っていますが、実際過去のスペイン風邪のような様子ではなく

二年目でもまだ拡大している様子や日本でも新型ができている様子から

コロナはなくならずこれからずっと隣り合わせで付き合っていくものに

なるような感じもします。

 

コロナも温暖化も全て格差社会に対する是正を迫るかのように起きている

ことで人類がこれからどう生きるのかという課題でもあります。

 

つまりそういった問題意識を全世界全人類が共有しない限り、この

温暖化とコロナは解決しないのです。

 

ひとつ疑問としてはマーズやサーズでは起きなかったパンデミックが

なぜコロナでは起きて気候や地域に関係なく世界中で人類を苦しませる

に至ったかです。

 

色々な伝染病や病気はありましたが、これだけ世界的に流行していると

いうものは今までの歴史でもないことてなのではないでしょうか。

 

いち早くワクチンが開発されポリオや日本脳炎のように人類が勝利した

もののひとつに加えられるかのような勢いでしたが、ワクチンや治療薬が

出来ても世界的流行は収まっていません。これは根本的な問題意識が違う

ために解決できてないように感じてなりません。オリンピックがコロナに

勝利した証として行うと言っていた人もいましたが、一向に収まる様子も

なく世界的には規制が広がり重症化してなくなる人も増えています。

 

コロナも温暖化ももう一度人類に提示された問題としてとらえる必要が

あると思います。

 

そんな思いを抱きつつ、個人としては何をどうしてということもすぐに

提言もありませんが、自然を常に感じという気持ちは変わりません。

電気冷蔵庫がなかった時代に味噌やら醤油や細菌を利用した食品が

日本では発達し漬物やあらゆる保存食品やフグの毒まで解毒する方法まで

開発しました。

 

日本の食卓が簡素化してその昔の知恵をなくし、家庭で出汁もとらない

ようになりましたが、そもそも味そのものや季節の食材や旬といった

喜びもなくしていったように思います。結果物の味を知らない人や

味そのものの欠落を持つ人などもいます。

 

今月のブレンドは『林檎』ですがこのブレンドの誕生話も何度も

書いてきましたが、そもそも私のように林檎というと木箱ともみ殻で

八百屋の店先に届いた時代を知らないと理解されない話なのかもしれません。

 

物の香りとか味の記憶がなんでもスーパーでラッピングして売られている

物しか知らない人と昔の商店街で買い物した記憶のある人ではずいぶん差が

あるようです。

 

そんなことが今の気候変動につながっているといってもまあ個人には

どうすることもできないし、昔を知らない人にどんな食生活をしろとも

食品と味の理解を増せと迫るのも違うような気がします。

 

それでも季節を感じて生きることや旬のものに感動できる感性を

備えることは可能なことであり、季節のブレンドもそのはじめとして

飲んでいただきたいと思います。

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