King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ハリネズミは着ぶくれしない

2019年01月31日 08時57分35秒 | 珈琲

昨年のdesitnyの汚いサンダル問題より、今年のハリネズミの恋に

ついての議論は深く反響も強くその質も昨年より多くの人がこれに

触れていきます。

 

結局中島みゆきの売れた理由がこれなんだという感じです。

 

彼女の場合、他のアイドルなどに提供した曲もヒットするなどその

影響は大きく、そのヒットメイカーとしての才能はただ大衆に迎合するのでなく

時代を切り取り共感する人の心に寄り添う感性が優れているという事なのでしょう。

 

多くの人が望むものや感じていることをただ代弁したり、こんな時にはこれが効きますと

言われたとしても、ネット上で似たような話題のほとんどは今更なんだよという感じのものが

多いのです。

 

今朝接したニュースでもそうで、珈琲の飲み方と寝つきに関する記事などそんな程度かという

ものでした。これはのちに触れますが、眠りの質とカフェインや水分についてはこの冬の

寒さの中起きるという切実な問題が絡むため私には深く眠るというのは重要なテーマなので、

日々検討し研究を深めたテーマでもあります。

 

またもうひとつは昨年末に関西出張で走った東名道の件です。

現在第二東名と東北道の一部で実施されている暫定的速度制限の110Kが三月より120Kにされる

というのです。

 

私は最近高速を運転する度感じる煽り運転とはそもそもこの高速の速度規制と

トラックドライバーの労働環境から来ているのではと感じます。この問題を語るのにはコンプラインアンス

的に微妙な問題を語らねばならず、良い悪いは別にしてドライバー心理としては高速代金を払っている

のだからストレスなく早く目的地に着くためにある程度の速度を出して走りたいのですが、速度規制に

沿って捕まりたくもないという速度を保ちたいのです。

 

ですが、トラックなどのプロのドライバーは速度規制については一般のドライバーよりかなりきつい

規制を会社から課せられており、100Kをきっちりと守り左車線にずっといるという走り方をして

います。しかし、時には80Kしか出せない車が左車線にはいて、普通の乗用車から見ればそれらは

どちらもたいしたことがない速度でずっと左車線にいてくれればいいのに、100Kのドライバーは

僅か5K程度の差の前の車を右車線にはみ出てきて抜くのです。すると右車線を流れていたそれより早い

車はそのはみ出した大型車のために急に流れが悪くなり、その追い抜く間その速度に付き合わなくては

ならないのです。

 

つまり、ちょくちょく100K以下に減速させられるのです。そんなイライラを常に醸成させられているので

その攻撃性が弱いものに向けられるので、ちょっとしたきっかけで今度は自分の番だとばかりにあおったり

狂暴性を顕にしたりするのではないでしょうか。昔は一定速度で走りたいプロドライバーにレジャードライバーが

坂道などで減速するとあおられたという経験をしたものです。

 

ぎすぎすした世の中で、弱いものに日頃のストレスを発散させるという風潮がこれにはあり、ただ煽り運転を

社会問題化してもさらに高速道路の最高速度を上げてもこの問題は解決しないし、さらに交通事故を増大させ

ないか気になるニュースでした。

 

それと久々に関東地方にも今夜雨か雪の予報が出てカラカラの空気に恵みとなりそうです。

今インフルエンザはものすごい流行だそうで、予防注射をしていても罹患する人が後を絶たないと

いいます。この雨でいくらかでも収まればと思います。

 

このカラカラの空気の中思うのはまたあの真っ白の世界に遊ぶことです。

 

寒さと乾いた空気と珈琲と思うとき、来月はもうこの寒さもあとわずかという事です。

節分過ぎたらもう春はすぐです。ということで来月のブレンドもイメージ出来ました。

このハリネズミ問題とともにまたお話していきます。

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本当にハリネズミでも恋をするのか

2019年01月30日 09時40分03秒 | 珈琲

なぜかスキーに行く時車中には昔の古い歌をかけるケースが

多いのですが、高速だといちいち選曲するのに目線をしばしば

ナビに移したりするのは危険なので音声選択でアーティストで

選んで置くとしばらく懐かしい歌が続くという事になるわけです。

 

一番多いアルバムが入っているのは清志郎ですが、アーティスト選択だと

アルバム名義がころころ変わっているので意外と続きません。

 

一番続くのが中島みゆきです。最近の歌から昔の歌までその息の長い活動が

改めて思い返されたり、古い歌の意味を今聞いて考えると昔とは違う感慨に包まれたりと

意外と新鮮です。

 

この長いドライブならではの出来事かもしれません。

 

クラッシクの曲も通してなかなか聞くことができない曲を続けて聞けたり、

モーツアルトだけずっと流したり、月光を色々なピアニストで聞き比べたりと

ドライブならではのことかもしれません。

 

今回の福島のドライブで帰りに聞いた古い中島みゆきの曲が妙に印象に残り

事あるごとに思い返されています。

 

昨日のように強い風が吹く今頃の秩父の冷たい冬の日には、私には色々な

雪国でのシーンと結びついていて、つい今時味わえる極上のさらさらパウダーを

思わずにはいられません。

 

今期はその吹きすさぶ地吹雪の中スキー場に向かったものの、ふかふかでもなかったし

粉雪を吹き飛ばして滑る爽快感もありませんでした。

 

そして、帰りに聞く昔の曲たちはそんな自分に今はこうしておきなさいといちいち

忠告を投げかけて来るかのように降り注ぐのでした。

 

さて、休み開けて溜まった注文をこなし、毎日焼いては届けてはの毎日にふと

考える得られそうで得られなかったものを考えつつ、温めあって眠りたいと

いうときにそんなものがいつもあるのがいつも飲む珈琲に感じられるからか

ハリネズミの恋ってどんな切実な恋かといつもの珈琲の味に問うてみたりします。

 

例えばいつも飲むブラジルサントスNO2の何でもない普通の珈琲の味ですが、

そんな普通の味も旅先のサービスエリアの休憩やホテルのラウンジでも飲めません。

 

あるのはただきつい香料の付いた缶コーヒーやら世界初という豆から挽いて一杯一杯

抽出しそれを画面中継するという自販機です。ホテルのラウンジでもコンビニにあるような

機械で淹れるものと紙コップが置かれ一般の人はコーヒーのいい香りと感じる臭いがもれて

いますが、それらは私が飲みたい珈琲ではないし、そんな胸焼けと不快感しか連想させない

臭いとともに不快感しか湧かないのです。

 

ところが私が持参したドリップパックなどジップパックから取り出しただけでもうああ

良かったと思います。

さらにお湯を挿せばもう煮詰まったサービスエリアの胸焼けしかしないものとは違う世界が

広がります。

ホテルではこうしていつもの味を味わいいつもの世界に浸れますが、これがゲレンデで

休憩しているときにできないというのは唯一の完璧な世界に罅を生じさせています。

三月くらいの汗の出るコブ滑りの時期ならのどの渇きだけ潤すだけでよいですが、

視界も悪い吹雪のように降る雪の中しばし現実に戻って暖房の利いた部屋で休憩に

戻った時にやはり暖かい飲み物は必須でまずいと解っていてもコーヒーを頼んで

しまうのです。

 

一番当店で安い豆ブラジルサントスNO2でも感じられる珈琲を飲む幸福感が

どうしても何がどうなってこの平滑なものの陰にあるのかと考えさせます。

どんな味の構成になっているからこの安堵感と安心感とゆったり感がくるのか。

ただの何でもない味という何も突出していないものにやはりその裏と平均の

山の裏側を支えているものにはしっかりとした甘みやらうまみやらがあるのです。

 

それはゲレンデで休んで仕方なく頼んだ苦いだけのコーヒーを飲みああまずいまずい

と思うのでなく、つい本来の物を強く意識させるのです。

 

ハリネズミの切実な恋は意外と正直な心なのかもしれません。その求めているものも。

 

 

 

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ハリネズミの恋と川べりの家

2019年01月28日 09時28分26秒 | 珈琲

二週につづいてスキー休みをいただき、さらに昨日の午前中には

市民リーグ戦参加のためまたお休みとなってしまいました。

いつも大変ご迷惑をおかけします。バスケットの試合は二月二十四日と

三月九,十日と続きます。これは参加最優先せよとの要請もあり、また

お休みとなりご迷惑をおかけしますので気に留めておいてください。

 

私が今までやってきた仕事の影響や猛烈とか24時間働くとか言うキャッチコピーの

もてはやされた時代を経た経験で、常に時代とともに効率と効果を求めて生きていた

と思います。時代の最先端を味わいつつ、仕事でも結果を残すことを至上命令として

やってきました。

 

結局、所謂ミーハーで世の中の人が注目すると昨年の金足農業の活躍に心熱くし

直ぐにファンになり、一昨日の全豪オープンの決勝なども放送をずっと見守り

最初から最後までみてしまいました。

 

そういう時代を知り自身もそれなりの努力をし世の中と同時進行をする。

 

それはまさに今年NHKがばらしてしまったベストセラー本の主題であるホモサピエンスが

進化で来た一番の特長であり特殊である能力です。

 

最先端で一流の物に囲まれて生活している、時代とともに時代の最先端にいるという意識は

誰もが持ち誰もが望んでいることだと思っていましたが、それに疑問を感じることが最近は

多々感じるのです。

 

それは世の中で起きる事件や事故やらのニュースでもなんでまたという思いをしたり、

わが子を殺してしまった親が逮捕されたというニュースが後を絶たないことや政策を左右する

機関のデーターに信頼性がおけないとしらされたりするとそもそも共通の虚構に無理があるのではと

思わせるのです。

 

共通の虚構を信じることでその陰でゴリゴリと押しつぶされていく人の思いや生活があるのではと

思えてきます。

 

同じNHKの予想に反しての人気番組にドキュメント72時間というのがあります。

 

これをみるとそういう人の不思議というか人間模様に今感じている自分化の時代との齟齬を感じ

世の中の実像を垣間見たような虚構の裏側を見させられたような気がします。

 

この寒さのきつい時期に人はやはり少しでも温もりを感じたいと温泉に出かけたり、さらなるものを

求めて雪山へ行ったり、氷柱をみたりするのでしょう。

 

それと同じにそんな裏側を見てしまった人にもまだ人を信じ世の中を信じたいとさせるそんな温もりを

提供できるのはとふと考えて今のブレンドと来月のブレンドをどうするかというヒントになりました。

 

 

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この季節に感じる今飲みたい味とは

2019年01月25日 09時03分36秒 | 珈琲

今月の季節のブレンド『雅』というのはお正月を意識したネーミング

となっていますが、味については今月通じて飲んでいただけるものとなっています。

 

まず今の季節の秩父というのは乾燥して寒いということですが、反面空気が澄んでいるとか

夜の星空のシャープな印象とか何か普段とは違う際立つものを含んでいるのも事実です。

 

ですが、最近の高気密高断熱の家に住み常にエアコンの恩恵にあずかった生活をし、

いつも季節に関係なく同じような食事をしているとこういうものを忘れていってしまうものです。

 

私も常々秩父の寒さを嫌だと感じていました。

 

ただ、冬になるとスキーもできるしこの寒さも冬の恩恵も感じてはいたものの、何になるんだと

いう思の方が強かったのですが、こういうものが冬の味覚として親しんできたことを考えると

人間としても何かプラスになっているのではと感じるようになってきました。

 

ある人と秩父の寒さは雪に閉ざされる地域よりも寒いという話をしたところだからなんだと

大変叱られたことがあります。

 

私なんか秩父育ちで冬でも水で顔を洗い、寒くても隙間風の入るうちに住むけども風邪もひかないと

胸を張って言いました。そう昔の人はそんな感じですね、私自身も思えばそういう感じです。

 

野菜でも干し柿やら干し芋やら寒さにさらされたものは皆素朴な味を増し独特の甘みも

増えます。

 

人間にもこの寒さが影響しているに違いないと感じるようになったのは珈琲豆をやくように

なってからでしょうか。

 

そんな味の変化を感じていただきたいと年末のブレンドとガラっと変えているのもひとつの

手法でより新年の喜びと変化で感じるものがあると思います。

 

試飲した人の表情もそれが現れています。

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福島のスキー忘備録

2019年01月24日 23時58分24秒 | スキー

外国人旅行者には高速乗り放題2万円定額というサービスがあると

聞きました。常々このブログに書いているように休日の混雑の多い時に

休日割引という混雑を助長するようなものがあり、かつてあった通勤割引というスキーに

最適な割引はなくなりました。欧州先進国ではスキー休暇があり、それもみんなが同時に

とると混雑するというので割り振りになっているという気の利きようで人生の楽しみを

知る制度となっています。

 

ところが日本ではスキー場の破綻が相次ぎ都心から遠いスキー場は滑っているのは外国人

ばかりという状況です。

 

こういう状況はテレビなどでは紹介されません。

 

地方のスキー場というのは第三セクターという組織で立ち上がり、もともとつらい歴史に

さらされた中山間地に利権と税金が複雑に絡み合う構図があり、時代の激しい波にそういった

組織は経営的に行き詰まり、バタバタと消えていくのですが、同時にバブルの崩壊という

金融機関の整理が始まるとよりその行方に暗雲が立ち込めます。

 

ただ、毎年閉まるスキー場があるなか、昨今はしばらく閉鎖されていたものが復活するという

のもあり、ただ単に経営センスという事だったのではという感じもします。これは温泉地やかつて

リゾート法ができ作られたホテルが破綻したものが軒並み次のホテルに買収されていった

のと同じです。ただ違うのは今まで日本人が顧客だったのがほとんどが外国人になっていると

いうことで、彼らは税金負担がなく、安くツアーができる制度が整っているから日本の不便な

スキーツアーにやってきているのです。

 

今年消費税が値上げされますが、これなど何のための値上げか解りません。

 

国民が税負担して外国人にサービスが与えられている現状に誰も不安や文句を言いませんが

これは健全な状況ではないし、早急に外国人労働者を受け入れを決めたやり方などなにかに

強いられて国内の安全や税体系や社会保障にひずみを生じさせる行動をとるのは誰の指示なのか

非常に気になります。

 

少子高齢化と人手不足ばかりがクローズアップされ喧伝されていますが、日本の何かが

売り渡されつつあると感じるのは私だけでしょうか。

そもそも日本の主権が戦後本当に取り戻され元通りの主権国だったのかという疑問さえ、最近の

韓国関係とか国際的立場を考えると思えてなりません。それに比べ大国とはいえ所詮発展途上国と

思われた中国は着々とその覇権主義を発揮し世界の強国だという威勢をただの虚言でないことを

示し始めています。

 

そんな外国人にサービスする状況の高速道路にこの福島行きも面倒な手続きと制約があるものの

割引があることが解りました。冬のドラ割というもので、これはスキー場のホームページをチェックして

知りました。これにより花園から磐梯高原が定額になり、経由も自由ということなので少し遠回りですが、

花園から高崎に回って行くことにしました。一昨年シーズンに行った会津たかつえスキー場の時も

東北道に乗るのに二時間近くもかかりましたが、花園からずっと高速の方が早く着きます。もちろんその分の

高速代が気になるところですが、それが定額で安くなっているのでこれは私のための制度だと感じましたが、

実際埼玉県民のための割引なのか首都圏を含めた人がこれを使うのか疑問に思うものでした。

 

東北道に近い人は休日割引の方が安くなるし、首都高や圏央道はこのドラ割には関係無く定額で加算される

ので、どれだけの人がこの恩恵にあずかるのか甚だ疑問なのです。こんなのも外国人の消費税無税の旅行代金に

比べたら割引は微々たるものです。リフト券とかクーポンなども調べても百円二百円の割引なのです。

これなども二泊三日とかリゾート感覚で数日の旅行をする人には地域パス的なリフト券を出していちいち券を買う手間と

面倒を避けた方がお互いの利益になると思います。

 

一日券とか午後券とかの料金体系にそもそもおかしい点があるのです。

 

スキー場に来た人は皆リフトに乗るわけですから昔のように駐車場から高いリフト券からまずくて高い

食事などどれだけ分捕れるかというスタイルがいまだに残るスキー場もあり、ユーザーの需要を自ら

断っているという現状を思わずにはいられません。

 

まずスキー場に来てどう過ごすのかというモデルイメージを作り何を売りにするか考える時期に

来ています。今は外国人が来ているから良いというのでは日本の売渡に貢献するだけです。

長野パスとか上越パスという一週間単位のパスとか二泊三日のパスを高速から宿からセットに

してその間のリフトは地域のどこのリフトでも乗り放題の物を作るべきです。

 

そうすれば今まで気になっていたけれど行けなかった小さなスキー場にはしごする人とか

今までない需要にこたえられ、地域の魅力もより発信しやすくなるはずです。

 

特に日程的に平日パックとして独自のホームページから高速や電車の手配宿の手配ができその場で

コード発行で全ての支払いもできれば相互利益が増します。既存の旅行会社やネット業者は反対する

でしょうが、それは行政や各業者でみんなでそのページを作り利益を分け合う仕組みを作れば地域の

恩恵は強くなります。

 

そろそろ一日券と食事パックだけという現状から抜け出ていいころです。

 

それも生き残りに何が必要か考えれば新たな需要にはただ家族連れをターゲットにしたり

外国人をより呼び込む取り組みより実現性が高いものがあると思われます。

 

例えば今回の二泊三日だと初日は10時半から11時に着くわけですが、午後券がある

所と四時間券のところがあり、どちらも一日券の五百円引きくらいなのです。場所によっては

午後一時過ぎでも一日券を平気で売るところもあります。

平日だと福島のスキー場は九時から四時というのが多いのですが、実際には三時に閉まる

コースがあり、三時には帰り行動になり滑るのは三時半までというのが実際です。上信越では

八時半から五時まで滑れるところが多いのにこれは滞在して何日も滑る人が多いからかこの

意外と短い終了になっているのかもしれません。

 

スキー場としてはもう動かしてしまえば電気代は同じなのですから、地域でフリーパス的に使えるリフト券

にした方がいろいろな使い方ができ滅多に来れないからこそ、小さなスキー場から大きなゲレンデも

はしごして楽しみたい人もいるでしょうし、何泊もするので雪の良い時だけ滑ればいいという人もいるで

しょう。それを可能にするには滞在中どこのリフトでも乗り放題にして、いちいちチケットを買う手間も

省くことを考えた方がよいです。

 

長野群馬などのビックゲレンデでは8日券とか一度買えばずっと使える券が売っていますが、その便利さを

思うともっとその枠を広げればもっとお客も呼べると思わずにはいられません。

 

今回そもそも私は猫魔から動こうとは思わなかったのですが、それはついてからホテルに止めればホテルに

出入りとゲレンデが直結している場所だとイメージしていたからで、猫魔とアルツももっと便利に行き来できる

と思っていました。しかし、斑尾とタングラムほどの行き来の自由さがあるわけでもなく、スキー場には

逆にリフト券は共通といいつつ隣りに行ってはいけません柵がありますという標識まであります。

 

ネットでは星野リゾートで管理していて相互に送迎しておりリフト券も共通という宣伝をしているので

もっと自由さがあると思っていたらお互いに滑り込むことができないし、車で40分も移動を強いられ

リフトの終了も三時半ではとても二つのスキー場を楽しむことはできません。

 

売りにしている新雪も踏まれていない雪が結構残っているのに入ってみると繰り返してなくなるまで踏みたいと

思うものではありませんでした。

 

草津のロープウェイを何度も使っても滑ったあの斜面とは違います。

 

ただ、樹氷の美しい山に人が少なく幻想的森の中のスキー場という現実離れした雰囲気はあり、

これはこれでリゾート感を感じながらカップルで滑るのも良いのかもしれません。

ただ、平日は水木と閉鎖というのは騙されたと思うのも無理なからんことで、自分の車で移動と

なるとまた別な楽しみ方も考えたくなります。例えば猪苗代スキー場と猪苗代リゾートとアルツは

並ぶようにあり、まともに一日券を三つ買うのは負担でしょう。それでもせっかく高い高速を

払ってきてるとなれば二泊三日のうち真中ではしごを考えても不思議ではありません。

 

私は気に入った斜面は何度も滑っていろいろと試したいのでよっぽどのことがない限り

はしごはしません。それにスキーブーツを脱いだり履いたりするのもいやなのもあります。

志賀や上越などのように無料のバスが各スキー場を周っていたり共通のリフト券なら話は

違います。

 

スキー場の利益もそこで思わず休んで食べた特別の料理なり、名物なりがあれば観光客はその

虚構に付き合うでしょう。

 

それがまだその虚構の確立が不完全でいまだにクレープだとかソフトクリームだとか昼は

ラーメンとカレーとどこのスキー場も同じなのです。これでは二泊三日で来ても三日とも

カレーを食うことになってしまうのです。

 

もっと簡単にお金を使わせてしかも満足させられるシステムがあるのに未だに自分のスキー場に

客を呼ぶことに固執して需要を少なくしていることに気が付かないのです。

 

それには新たなドラマを構築することです。地吹雪の中、キッチンカーが営業していましたが、

そんなの誰が買うのでしょう。誰が地吹雪の中買い食いなどするでしょうか。それでも昼にそこで

買い物するのは三日も続けてカレーを食べたくない人とケバブ好きか物好きという事です。

 

スキー場の奥に行くと今は使われていない施設がトイレと無料休憩室だけで開けてあったりします。

それも地吹雪の中営業中ともトイレが使えますとの表記もなく何とも不愛想なのです。

 

それに一番いけないと思ったのはもう何代も経営が変わったはずなのに初代のコース名が

そのまま残っていて配布されているコースマップは違う名前というのは外国人の人にはさらに

遭難の危険が増す行為です。

 

林間も滑走注意という看板が立つだけで気を付けて滑れなのか絶対進入禁止なのか実に

不明なのです。外国人が半数以上になる現状にその辺の表示が各国語の表示がないのは

余計事故を誘発します。

 

アルツのコース図をよーくみると一番奥の猫魔ボウルと一番端のゴンドラコースは

繋がっているようです。私の記憶ではリフト乗り場から降りる口が開いていたような気が

しましたが、いざ全てのコースを滑り後はリゾートセンターへ戻るだけとなった時に

下のリフト乗り場にはロープが張ってあって下に行くコース表示もなく時間で閉めてしまったのか

ゴンドラコースを滑らせたくないので閉鎖していたのか不明です。

 

ネットでは星野リゾートが両スキー場を買収しすぐにでも連結されるのではと期待する人の声があり

宣伝ではあたかも両スキー場に自由に行き来できる環境があるかのようなリフト共通券とか送迎バスの

運行などがあるものの実際に現地に立つと夏場なら通れる道も閉鎖となっていてかなりの遠回りの移動を

強いられます。猫魔ではコースは山の上まで開いているのにリフトが途中までしかなかったり、見えてるのに

滑れないコースというのがとても精神的に良くありません。三本のリフトを乗りつくすともうやることがない

という絶望的な感覚になり、それから次のスキー場に移動するのも癪だし、駐車場までが板を担いでスキーブーツ

で歩くのも苦痛です。そんなこともあってか三時ごろ人がいなくなり、三時半にはリフトが止まってしまうような

状況でした。

 

猪苗代のミネロの一番上のリフトで出会った人は板を脱いでスノーシューを付けていました。

どちらまで行かれるんですかと聞くと赤植山だといいます。私は磐梯山でも行くのかと

思ったのですが、このリフトの掛かる山の頂まで行くらしいのです。時間は一時間程度

だといいます。それまでして行き観たい景色とかあるのでしょうか。リフトで登りあと一時間の

雪山行にどれだけの意義があるのかという気もしますが、昼頃帰ってきた彼らの顔には

明らかな満足感が漂っていました。

 

今回の斜面で一番印象に残ったのは猪苗代の大沢大回転コースで、ここはダブルブラック

ダイヤモンド表記でよいコースです。足が万全の時にぜひまたチャレンジしたいところです。

 

アルツの猫魔ボウルもチャレンジングな斜面ながら距離は短いし、アクセスするのに登りがあったり

とても苦労して辿り着くことを考えるとなんでこんな苦労させられてるのと考えてしまいます。

 

リフトはエントリーが少なく、平日でも混雑していてこれはオペレーションも含めて工夫が必要なの

ではと思えます。それにどこでも感じる貧相なイメージはリゾートと冠するにはけち臭いのです。

ホテルで出会う人はそのつもりで滞在しており、一週間いるとか家族ぐるみできているなどという

特殊というか奇特な人が集う地なのにその奇特さに即していないばかりか違う方向に向いているように

思われます。つまり、滞在中無料でふるまわれる諸々の物とかそんなので満足してしまう人は実は

少なく、もっと帰りの車中や後で感じるリゾート感でまた来たいと思うことはそこにもっと居たいという

秘めた物語なのです。

 

そのための虚構はちっとも用意されていないことに気が付くべきでしょう。

 

草津のフードコートなど毎年行き、もう食べつくしたものばかりでそれでも毎年メニューに加わるものが

あり、その内容はまだまだと感じるものの、福島のスキー場はまだそういった上越や長野のレベルまで

行っていない破綻の傷跡ばかりが目立つのでした。

 

そんなものを忘れさす今後の工夫がほしいところです。いつも行く草津の二倍の距離ながら4時間で

これてしまい、おおむね高速道路で運転も楽です。そういった利点をアピールしてねむっている需要を

掘り起こしてほしいものです。

 

最後に宿泊した旧猫魔ホテルについてですが、これはレークサイドに立つリゾートホテルで、この界隈唯一と

いう源泉掛流しの自噴温泉だという事ですが、私が以前とまった五色沼温泉が無色透明だったのに比べ、

有馬温泉を思わせる泥色の温泉でした。有馬温泉が明るい黄土色でさらっとした肌あいなのに比べ、こちらは

もろに泥を溶かしたような色です。最初地下から無理やり汲み出した系の物を疑いましたがそうではない

ようです。

 

露天風呂は本当に建物から出ると屋根は一切なく、出口は氷っており本当に外に出てしまったという感じで

自然の中で入浴している感じは相当のものでこれが夜星が見えるときに入ればさぞきれいだろうという感じ

でした。

 

宿泊者はほとんどが外国人で、私の泊まったフロアーはほとんどが外国人という感じでしたが別に不都合は

なく、かえって非日常的で楽しいかもしれません。ただ、やはり中国人のグループと一緒になるのだけはやはり

マナーとか音とか気になるのは相変わらずかもしれません。泊まっている人がスキー客だけでなく、様々な年齢層が

いて家族連れからカップルから若いグループやら結構な人がいました。

 

ホテルのサービスとしては滞在中いつ帰って来ても玄関の外までスタッフが出てきて対応してくれ、二泊目で駐車場から

直接玄関に来ても外まで出てきて出迎えてくれたのには久々そういう対応を受けたという感じでした。かつてヴィレッジなど

でも顔をよく知るベルボーイがいつも出迎えてくれたのに昨シーズンは一度も出迎えも声がけもなかったようなイメージで

家族が先にチェックインしていると大きな荷物を抱えて玄関を通過しても知らん顔という事さえ他のホテルでは多いのに

久しぶりにまともな対応をされた気になりました。裏磐梯は国立公園内からかガソリンスタンドやコンビニでも茶色の

一色の地味看板で雪と木立の雰囲気だとまるで外国のにリゾートにいるような感じでよい雰囲気です。これに雪質が

宣伝しているように粉パウならいうことなしでしたが、これはまだまだという感じでした。草津の寒さにさらされ風に

飛ばされ吹きだまった粉パウとはいきません。

 

ニセコやトマム、富良野といったスキーリゾートでは外国人から日本人まで様々な交流があり、思い出として

いまでもその時の会話とかその人の人生まで思い出すのですが、今回は私一人でもなく話すことも送迎バスなどの

一緒になるタイミングもなく会話はまるでありませんでした。これはこれで少し不自然かもしれません。

私が泊まった階の人々はほとんどが外国人のようでした。エレベーターで乗り合わせるくらいでその時も

依然ニセコの団体はコロラドから来たとかどこの空港でトランジットしてきたとか今でも覚えているのに

今回は彼らが私と同様車利用だということくらいしかしらないのでした。これは彼らに興味を失い会話の機会を

自ら少なくしたのかこれは注意して次はもっとお互いの相互理解を深めたいものだと思ったりしました。

 

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締めは星野リゾートアルツ磐梯

2019年01月24日 23時33分45秒 | スキー

始めていくスキー場というのはどうしてもすべてのコースを滑り

山の頂に立ち風景から雰囲気からすべてを味わってこそというのが

あり、全てのリフトに乗るのを目標にし、全てのコースを滑るものです。

 

ですが、初心者用のコースや迂回路などは滑らないのですが、この福島の旅でも

おおむねそれを果たしてきたわけですが、初日の猫魔は三本のリフトにそれぞれ右左と

コースと解りやすい配置で巡りやすく解りやすい構成のせいか滑りごたえとか繰り返し滑り

たい斜面とか新雪をなくなるまで踏みたいとか思わせるがつがつした意欲が湧かないこの世の

物とも思えない雰囲気のところでそれはもっちりとしたあまり踏んでも心地よくない雪質から

かもしれないと感じました。

 

そして本日のアルツ磐梯はその猫魔の反対斜面にあるスキー場で越後の舞子後楽園と岩原の

関係にあります。

 

初日の猫魔が非常にけち臭いと感じたのと同様このアルツもやるなら徹底的にという感じを

受けました。破綻したスキー場というのは使わなくなったコースとかリフトとかレストランの施設

とかがあり、歴史を感じたりするわけですが、コースがきれいに開いているのにそこに行けないと

いうのは非常にストレスを感じさせます。

 

初日と同様吹雪状に降る中、また同じ道を通りアルツに向かうと今までになくスキー場に向かう車

が現れ着くと駐車場には場内案内人もいて盛況です。ここにも大勢の小学校の団体もいて左端の

リフトは止まっていてキャットのコースとなっているようです。右端のゴンドラは動いている

気配がありません。結局真ん中のフード付きのリフトしか行き場がなく、四人乗りなのに相乗りも

させてないのでたいして人もいないのにリフト待ちがあるというストレスを感じる状況でした。

 

吹雪状で視界が悪く、コース状況も頭にない中どちらに行けばいいのか解らない状況で滑り出すと

コース表示も非常に貧弱で今ではブラックとかホワイトとかネーミングしているくせにその表記はなく

かつての19番コースとかの表示がそのまま残り、奥に行くとその表示板の取れた棒だけのところもあり

なんとも打ち捨てられたスキー場のイメージです。

 

華々しく、社長がマスコミにたびたび登場する最も進んだ企業のイメージながら今の顧客満足の時代に

外国人も多く滑るスキー場に打ち捨てられたようなイメージがあるのはいかがなものかということと、

昨今多い行方不明になって救助されたものの救助費用を踏み倒して帰国する外国人などあらわれるのも

こういう表示の不徹底があるのではないかと思われます。

 

私は最初乗った時に気が付かなかったのですが、フード付きのリフトのフードが手動だったというのも

非常に驚きました。

 

とはいえ真中のリフトから奥ヘ奥へと行くだけでも面白い斜面や未圧雪急斜面など滑りごたえのある

斜面が続き、一つ一つのリフトが冒険の連続のようなワクワク感もあります。これは野沢の動物シリーズ

みたいな斜面でひとつの尾根から三つの降りるコースがすべて急斜面で未圧雪です。ただしこの尾根の部分が

まっ平らですべて滑るのに何度もこののぼりのような平行移動をしないと行けないのです。

 

この様に各コースの移動はよいとは言えず、吹雪でリフトは減速運転をしており全てのコースを滑るだけで

三時までかかりました。上のリフトは三時半くらいが最終ですが、リフトに降りる上級者コースは三時には

閉められていました。

 

一番上のリフトから帰ってくるだけでも三十分くらいかかりますから、ここも実質三時に終了という感じです。

 

アルツは小学生の団体などがいたものの他はほとんどが若いボーダーであるというのも今までと違う雰囲気で

ただ、猫魔同様星野リゾートとわざわざ銘打つならもっとけち臭くない対応をと願います。

 

特に食事処のメニューなどもリゾートとは程遠くメニューも貧相で何日も通う人が多いはずなのに

選びようのないカレーとラーメンしかないという貧しさと食堂の寒さはとてもリゾートのイメージからほど遠い

のでした。

 

しかし、この三日間で巡った斜面ではやはりアルツ磐梯が最高であり、もう一度訪れたいと思うのも

ここなのでした。ハードな斜面の連続で思ったように滑れなかったところも多く、自身の進歩を感じて

いたところがもろくも崩れ去り色々と反省したり見直しを迫られたのでした。ただ、先週の草津での

ひざの故障があり、これが完全であればという恨みもあり、是非ともまた再挑戦したいという願いとともに

帰路に就きました。

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星野リゾートではないです。と、

2019年01月23日 23時57分29秒 | スキー

猫魔スキー場と猫魔ホテルで星野リゾートを体験する今回のツアーは

二日目にしてさらにすごい展開になりました。というのは宿泊した旧猫魔ホテルは

既に星野は撤退して違う会社の運営になっているとホテルの従業員に聞かされたのです。

これは今日明日アルツ磐梯にに滑りに行くから前売り券を買い、ホテルに戻らないで

アルツのホテルの風呂に入れるか交渉したところうちは星野リゾートではありませんと

言われてしまい私の幻想がガラガラと崩れたのでした。

 

東北二日目の今日は猪苗代スキー場に行きました。

 

かつて夏に五色沼を訪れた際、猪苗代SAから見た夏のスキー場の斜面があんなところを

滑れるんだと感動していつか滑りに来ようと思ったのでした。それを果たすという意味も

こめ、今回の二日目は斜面の情報から当初はアルツ磐梯に行く予定でしたが、昨日書いたように

猫魔山の反対斜面という位置なのにわざわざ裏磐梯から表に降りてこなくていけないという

ことで、すると猫魔からだとアルツの手前に猪苗代と猪苗代リゾートというスキー場があり、

規模や斜面から猪苗代に最初行っておこうと思い決めました。

 

猪苗代スキー場は昨日の猫魔と違い、昭和のスキー場の趣で、昨日の滑っている人が

殆ど外国人で景色も幻想的な夢の国のスキー場のようなところから急に現実世界に

引きもどらされたようなイメージです。ですが、昨日のスキーセンターから遠い駐車場に

止めさせられて吹雪の中よたよたと歩いてやっとたどり着いたスキーセンターと違い、

こちらはスキーセンターの真ん前に止められて、中は食事処が半分閉鎖されチケットセンターも

売店対応していますという省エネ経営となっています。それでもセンター内は明るく暖房も

景気良く焚かれていています。長野によくあるベースが二つあり、それぞれをシャトルバスで

連絡しているタイプで車を止めたミネロからもうひとつのベースの中央に行くと小学生の

団体が沢山いて昔のスキー場そのままです。そしてここも経営が変わりマックアースの経営と

なっています。

 

昨日の滑りごたえも面白みもない夢の国から日本のゲレンデに来た感じになり、さらに

それも時代が戻ったかのような古い昭和テイストが漂うゲレンデはこうも変わるかという

くらいのイメージががらりと変わったものの、こちらの方が滑りごたえがあります。

ただ、リフトが15時半には止まってしまい昨日と同じ三時には人がいなくなるのが

福島のゲレンデのようです。

 

昨日も今日も一つのコースに何度も繰り返し練習に適した斜面というのはなく、

ひと通り巡るともういいやという気になるのでした。魅力的なパウダー斜面も

非圧雪で新雪が残っていても踏んだからと言って何の喜びもないという斜面ばかり

です。

 

気持ちよく飛ばせるという広くて見晴らしのいいコースというのもなく、昨日は

吹雪で見通しが悪く、今日は晴れてもいないものの気温が上がり、結構汗が出るような

展開で、猪苗代湖もよく見えたのですが、迫力に欠け地図ではもっとでかい感じなのに

所詮農業用のため池かという印象なのです。弘法大師が杖を突いたら灌漑用水ができたという

話を聞いてそれが頭にあるからか、福島県民が海というと県民ショーなどで話題にするのを

聞いて実物の姿を見たのはこのスキー場から眺めたのが最初なのに感動もありません。

 

斜面は多彩で色々な滑りを思い出し、かつてああしたこうしたという色々な滑りを思いださせて

くれるスキー場でした。三時半にリフトが止まったのでまた昨日と同じ道をホテルまで帰りましたが、

昨日は地吹雪のような視界の悪い道でしたが、今日はすっかり道の雪が溶けていました。朝来た時は

除雪したての圧雪道だったのにこうも変わるのかという感じです。私の車の前後の車も同じホテルに

入って行きました。どうやら同じスキー場で滑ってリフト終了とともに同じような行動となったようです。

 

宿泊しているのは以前ニセコに行った時と同じでほとんどが外国人で日本人より外人が多いかというような

感じです。昨日見た顔も引き続きいるという感じなのですが、そんなよその国から来て一番近いスキー場が

平日閉鎖というのをどう思うでしょう。この平日閉鎖があるのは猫魔だけでなく裏磐梯スキー場も閉鎖が

あるのでした。ホテルの送迎は裏磐梯界隈は無料の送迎があるらしいのですが、猪苗代スキー場、アルツ磐梯へは

有料なのです。でもこれもバスなら4,50分かかるので仕方ないでしょう。

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裏切りの星野リゾート猫魔スキー場

2019年01月22日 23時43分22秒 | スキー

旅行で肝心なのはネットなどで色々調べ過ぎないことだと書いてきました。

まあそれでもそこそこは調べないと色々と最近はクーポンだとか割引情報があるから

最低限の事前調査は必要です。

 

昨年逃した星野リゾートを体験するツアーは今年磐梯山の噴火もなさそうだから今年

行くことにしました。星野リゾート猫魔スキー場は雑誌の記事や何よりバブル期の

華々しい記憶といつも目にする新聞の大きな広告など福島のスキー場は大変な賑わいと

喧騒があった事やその後のバブルの崩壊で運営会社がころころと変わり星野リゾートが

スポンサーとなったことで見事な再生を見せネットの口コミなどでもみんなが誉めそやす

状況でずっと気になっていました。

 

ネット予約でクーポンが配布され安い料金がさらに安くなるのを見つけて猫魔ホテルと

猫魔スキー場に行くことにしました。

 

前日ホームページなどをチェックすると驚いたことに猫魔スキー場は水曜木曜は閉鎖だといいます。

こんなシーズンの真っただ中が定休日のあるスキー場なんてあるでしょうか。

 

もはやこれは変更しようもないし、まあ周りにいくつもスキー場があるからよいかと出かけました。

猫魔とアルツは両方星野リゾートで共通リフト券やシャトルの運行もあるということでホテルから一番

近い猫魔が滑れなくても送迎があるだろうと思っていました。

 

ところが現地についてみると冬季は猫魔からアルツに行く道が閉鎖になっており、ホテルの送迎は

アルツへは有料となっています。

 

やはり現地についてみないと解らないことは多いのです。

 

猫魔は雪深くいつでもパウダーが味わえるという幻想も着いた日しか滑れず、着いてみると

印象はけち臭いという感じが強まりました。まず、駐車場はセンターハウスから遠く、センターハウスには

各宿泊施設からの送迎のバスが沢山止まっています。これは絶対送迎を利用しないと損だと思いつつ、

初日の猫魔は雪が重くてかたいモチモチとした感じの雪で快適ではありません。さらに、コースは

山一番上まで開いてるのに、そこに行くリフトは搬器が付いてないのです。

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『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』秩父ゾンビタウンになる

2019年01月20日 23時54分56秒 | 珈琲

友人の情報により秩父が舞台のドラマをNHKでやるからというので

録画しておいたら、朝メールがあり見たか見たかと催促のような連絡が入りました。

 

題とか番組告知とかが今風のグダグダ風で内容がなさそうなものだったので

とても見るつもりもなかったのですが、仕方なく見てみると一目でわかるいつもの

風景が次々に展開していくので秩父がゾンビタウンになっていくという今後の展開が

気になることになりました。

 

とはいえこんな内容で8回もやるんだという呆れる内容で、さらに昔少しはやった

お笑いタレントやよく見るわき役とか一曲だけヒットした歌手とか出てくる人は

そんなB級で内容はC級路線だし、なんで秩父で撮ったのという疑問がまず浮かびます。

 

とはいえテレビ画面にいつもの日常が舞台になっているという現実は何かクイズを

出されているかのようで、すべては秩父で撮っているのではないだろうにこれは

どこだと常に探してよーく画面を見つめることになってしまいます。

 

スナックボヘミアンは秩父じゃないだろうとかそれにしても下手な芝居だなとか

こんなコントのようなドラマを流す意味はというのをどうしても考えてしまい

ます。

 

曲がりなりにもNHKという公共放送であり、流せばそれなりに社会にインパクトが

加わり、時代を切り取り作る立場の放送媒体が何でゾンビドラマをそれもアクション

系でなく、こういうネットで書き散らかされているようなものをわざわざ取り上げたのか

不思議でなりません。

 

白熱教室とか欲望の資本主義とか世界的視野の番組がある反面、強制徴収の税金的な

受信料で作られているとは思えないようなものもあります。

 

無料だからいいかと思えば、民放のニュース番組でさえ公平中立なのかというものも

最近多いようで、出てくるコメンテーターの発言も根拠が薄弱な自身の政治思考や

誘導がでているようなものが目立ちます。

 

最近は新聞や雑誌をわざわざ定期購読するひとは減り、言論の質が問われる場も

少なくなっているのでしょう。

 

秩父のような田舎町だとどこに出かけるのも車ということになり、町は人通りが

なく、夜になればすぐ真っ暗になり、人気もないという過疎化という地方の現状そのもの

なのですが、少しでもお互いの関心を喚起すればまた違った展開というのがあり

そうです。

 

それには毎日立ち寄るスポットだったり、意味もなく人が集まりやすい習慣だったり

します。

 

行政に期待したり、補助金がらみの事業に頼ったりでなく、地域の活性は住んでいる人と

その相互理解から始まるのです。

 

取り分け行きつけのカフェとそこで出会ういつもの人や季節の珈琲があれば人生の

活力になるのではと。

 

車で走り抜けるだけではわかりませんが、私のように毎日市内を走りまわると変化と

季節の移り変わりを肌で感じることができます。

 

例えばハクセキレイの冬の謎の集会。

 

ハクセキレイは人懐こい逃げない鳥とネットなどで紹介されています。

 

普段雀以上に頻繁に見かけます。縄張り意識が強く、個体でこうどうし群れない

鳥となっていますが、この冬の時期なぜか特定の場所に集まるのを見かけます。

それが交差点の電線なのです。交差点も年々場所が変わり、今年は警察署の交差点で

そこに沢山止まっています。それも皆身動きせず置物のようにずっと止まっているだけです。

 

車で通る人はなかなか気が付かない現象でしょう。

 

そして、町の空気も季節の匂いも夜毎日走ると色々と気が付きます。

 

そんな日々の変化と空気に合う味を季節ごとにブレンドし毎月季節のブレンドと

しています。

 

昨日来店の外国からのお客様に今月の季節のブレンドを入れたところ

大変気に入られ最初に発した言葉が印象的でした。

 

満足そうに甘いとおっしゃいました。

 

感想はそれぞれですが、飲んでひとこと発するその表情がみなおなじなのは

面白い発見です。

 

お互い何かを発見して確認しあうようなそんな試飲タイムです。

 

 

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三日目の草津

2019年01月17日 23時53分16秒 | スキー

二日目が新雪で、三日目はよく晴れた晴天です。風が強いのがいつもの

一月の草津です。風か強く青葉山のリフトもいつもより遅い運行のように感じました。

本白根も山頂駅もくっきり見えます。青葉山のリフトの山頂監視所には富士山が見える

リフトと写真が出ています。何年も来ていますが、この位置から富士山を確認したことがなく、

本当なのかと思っていました。今年改めて今日なら見えるだろうとよく見てみるとあれのことかと

得心が行きました。ほんの僅か出ている富士山はよく知るあの山の稜線の形でなくほんのあたま

の事だったのです。渋峠の山頂の見晴らし台からははっきりと富士山と解る山容がみられますが、

ここからはこのていどなんだとみえてもあの美しい姿は見られないのです。今回よく見たことで

浅間山も見れることや新たな発見もありました。

他の人もあれだとか言い合っている姿がありました。

普段一月は雪の事が多いので見られるのは非常にまれでしょう。今日は青葉も端を残して圧雪され

奇麗に縦筋ができていました。風が強く、山から白い煙が立ち上る独特の風景にいつもの白と青の世界が

高まり、またあの失われた斜面の事を思わずにはいられませんでした。

体が冷えてお茶休みを入れるようになり、ロープウェイ山頂駅の居心地の良さなどを思いつつ

青葉山レストランで休んでいたら酸辣湯面ののぼりが妙にそそり、昼はそれを食べました。

1100円と麺の中で一番高いのですが、カツカレーなども1300円とみんなここは高めです。

今年はここまでもうバスが来ていませんから物資の運送やら暖房やら考えたら仕方ない

ことでしょう。昨日も雪上車でガスを運んでいる様を眺めていて大きなボンベを何本も

クレーンで吊り下げておろしていたのを見て食事もここでお金を落さねばと思ったからでしょうか。

 

あまりの風の冷たさに下の天狗のリフトへ移動してそのリフトを繰り返していたら

ついにスノーチュービングにお客が現れました。ただ、なかなかスタートせず、係員が

フックをティーバーにうまく掛けられないようで何個か逃したのちやっとスタートしたと

思ったら、ものすごい絶叫がします。そんなに恐ろしいのかと振り返ってみるとゆったりと

大柄な女の人を乗せた浮き輪がゆっくりと斜面を登っているのが見えます。さらに絶叫がして

浮き輪が止まったらしく、次の挑戦者が前の搭乗者と無事の再会を喜ぶように抱き合っていました。

いいお客さんだねとつくづく思ってしまいました。

 

レストハウスでも半分以上が中華民であり、昔のように大きな声で中国語の会話をするでもなく

黙っていると中華民とも区別のつかない人も多くなっています。ホテルでは意外と日本人が多く、

スキーでなく温泉だけに来た若い団体も沢山いたようでした。

 

前の記録を読むと五時まで滑ったと書いたものが多くありますが、コースが減少した今、五時まで

滑るのも体力的に三日滑るのも無理な感じがしました。体力の低下で堅い雪にはじかれたように

転倒したり、かつてはアイスバーンでも転倒などしなかったところで転倒して膝の上の筋肉が伸びる

ような感じがして筋肉損傷を感じました。

 

これは体力低下か技術の低下か気になりますが、怪我しないうちに早めに上がることにしました。

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新雪の草津

2019年01月16日 23時54分23秒 | スキー

二日目は夜降った雪により新雪が楽しめました。

といっても10センチ程度でふかふかの雪を楽しめたわけではありません。

青葉山は圧雪されず降った雪が自然に風にパックされたようないつもの

状態です。このいつも雪が降り続く一月の雪の中のスキーは独特でこの

青葉山のリフトに乗っていると一人の時間にひたり自分のテーマに沿って

好きなだけ練習できます。

 

この日はただ、一応新雪なので、この新雪を全部踏んだら直ぐにしたの

天狗の壁の新雪も踏みに行きます。ただ、こちらはくりかえし半分くらいまで圧雪車が

入っていて急なところには雪が乗らず、風に研がれてカリカリがさらに

堅くなり、くりかえし私が滑ったところはアイスバーンのようになり

とてもなまじな板では歯が立たないというよくここにいつもコブラインができるものだ

と感心するような斜面でした。

 

一応新雪がなくなると気になることをひとつ果たすことにしました。それは

たまたまニュース番組で見たソフトクリームです。売っているところが限られた

プレミアムなソフトクリームという事で、海外でも人気でわざわざ外国人が

食べる人気の商品としてニュースで取り上げていました。池袋にあるところは

駅から歩くので時間がある時に食べてみようと思いましたが、天狗メインレストランに

もあったので食べてみました。昨日の途中の道の駅八ッ場ダムでも看板はでていた

のですが、店はしまっていました。

 

そんなこともあり、ここでもあるのならと食べたのですが、上り旗やポスターに出ている

写真とは残念ほどの小ささでなんだよという感じでした味もわざわざ食べるまでもない

というものでした。あれほど名物だとか旅番組で取り上げるものを食べる愚は犯すまい

と心に誓っていたのに、相変わらずなのでした。とはいえこれが旅なのです。

 

旅で出会うものなどたいしたことはないのです。

 

宿の食事も100種のバイキングなどといいますが、とても全種類食べるのは無理であり、

欲をかいて全種類になどと手を出しますが、するとどれも似たような食材で人気のものは

とりちらかされて本来の姿や食材のバランスが崩れてがっかりな感じになってしまい

これはとにかく最初に入らないと印象も違うと思いました。初日は稀勢の里の取り組みを見て

から行ったので満席の会場を開くのを待っている状態ですごい人に食材の減りもはやく、

食い散らかされた印象がどうしてもありました。二日目は人が減ったのと時間を稀勢の里が

引退してしまいもう見たい力士もいなくて食事時間とともに行ったので待ち時間もなくまだ手付かずの

出されたばかりの料理の群れに接したらまた印象が違いました。

 

ゲレンデはいつもこの時期出会う団体がいていつも見かける人がいてと相変わらずの様子です。

昨日は少ない感じでしたが、今日は時にはリフト待ちの行列もできる人の群れでした。ただ、2時も

過ぎると人がいなくなります。今季初めて見た風景としては中華民の団体は依然多いのですが、レッスンする

風景も中国人のコーチの団体がいてこれは初めて見る光景かなというものでした。

 

ソフトクリームだけでよそうとしたのですが、午後になり御成ロッジでコーヒーとあんこクロワッサンを

食べました。ほとんどのレストランの大概のメニューを食べているのでこういうものはまだ未経験と手を出して

しまいました。客はおらずコーヒーはぬるいという残念さがでる休憩でした。

 

天狗の壁を繰り返して滑っているといつもならジャンプ台とかミニポールのコースの所が閉鎖され

今期はスノーチュービングになっていました。昨日はこれを一生懸命整備していたようで今日から

営業となったらしく看板ができていました。ただ、入り口の林のところはアトラクションの入口には

見えず一人もお客はいませんでした。一回400円となっていました。昨年くらいから雪を見にくる

スキーの格好じゃない人たちが団体でいてそんな人を狙ったのでしょう。ただあまりに工夫が足りないと

いうか安易な変更に見られ、リフトまで遠回りさせられる不便さと最後のミニポールを奪われインバウンドに

走った割に成果の出ない所作に不満が高まるのでした。

 

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結局始めは草津

2019年01月15日 23時54分16秒 | スキー

やっと休みを合わせて温泉とスキーの旅は例年よりひと月も遅く今となり、

場所もどうしようとさんざん悩んで一番回数が多く、もう一番滑りたい斜面も

無くなったにもかかわらずまた草津にしました。

 

昨年噴火してリフト料金は3000円でしたが、今期は4000円と高くなりました。

宿も高い感じで私が利用する10000以下何てどれだけオンライン検索しても滅多にありません。

 

探しに探して宿のホームページに安いのを見つけて予約して二泊しました。

二泊の休みをとり今まで滑ったことのないゲレンデと温泉を目指すというのが当初の

計画でしたが、なんでまた草津なんだという事ですが、これはそれだけ温泉の魅力と

近くてゆったりと過ごしたいという意識が様子を知っているところに予約させたのだと

思います。

 

結果から言うと私が予想した草津に二泊は意外と寛げないというか癒されのんびりと過ごす

というよりスキーで三日過ごすというには苦しいかなという感じです。

 

あれだけ三日ぐらいかけてのんびりしたいと願いつつ思い描いたスキー旅行もやっと目にした

一年ぶりの草津は雪が少なく、今までの中でもびっくりするくらい道も空いていてゲレンデも

人がいないのでした。なのにホテルは劇混みで食事会場には入場制限などあり、相変わらず

人気があると思うのでした。

 

昨年も泊まったホテルで食事の内容も昨年のことも思い出しました。このホテルでの不満を晴らすべく

ヴィレッジに宿泊したこともそのヴィレッジでは綿の湯の露天風呂に入りたくて今回の桜井にしたことも

思い出しました。

 

そんなこんなで今年は今までにない体験をしようと決意したのに結局またぞろ昨年と同じことを

していることと同じだから得られることも感じられる旅でした。

 

昨年と違い新コースもできていました。これは今までは火山ロープウェイの駅までシャトルバスを

町で動かしていてそこから先が冬季通行止めでした。それが今シーズンはロープウェイ廃止に伴い

バスもスキー場までになり、この国道をコースにしてしまったのです。で滑ってみると今までのコースより

短くて御成山につながっているので、青葉山から天狗山と短く出られ以前の下山コースでただの移動

のコースが効率よく移動できるようになりました。ただ上のリフトが止まって下に行こうとした時には

すでに閉鎖されていました。

 

一日目のゲレンデは雪が少なく、ところどころブッシュが出ていたり笹が出ていたりと注意が必要な

斜面で堅くカリカリの雪面でした。これは非圧雪のゲレンデでも堅くてでこぼこにされたまま硬くなり

とてもコブコブの深いところは入る気になれません。いつもの天狗のコブラインは出来ておらず不規則な

コブがあちこちにある感じで堅いもののこのあたりのコブなら普通に入れました。

 

ただ不整地にできた深いところはもう見ただけで入る気になれませんでした。

 

今までの記録をみてみると一年ぶりで訪れた時には初日はあっという間にリフト終了時間となったと

あるのですが、今回は夢中なり過ぎないように自制したこともあり12時からの四時間がたっぷり

一日分に感じました。以前は午後券でしたが、今年から四時間券というのができていました。

 

そして、宿に入り直ぐに温泉に向かうとやはり前回の有馬や他の温泉とは違う浴感があり、ここ

だけこの感じはまさに日本一の湯という感じがします。他の温泉だと宿に着いて入り食事して入り、

寝る前に入り、朝入ると何度も入るのですが、草津でスキーだと一日一回で十分で食事したら直ぐに

寝てしまうというここならでわの過ごし方になります。

 

 

 

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眠りの時間と珈琲の時間

2019年01月13日 13時06分24秒 | 珈琲

昨日テレビで群馬吾妻線沿線をひたすら歩くという何の意味があるのか

というような番組があり、何度もこの道を通っている私はわざわざ録画して

見てしまいました。

 

このテレビ局は芸能人駅伝とか道の駅駅伝とかバス旅とか鉄道乗り継ぎとか

行った旅番組と独自の番組群があり、特にルイルイと蛭子のバス旅は好きで

よくみていました。

 

この番組から他の局によく似た旅番組や路線バスや鉄道の旅番組が多数できるなど

影響も大きかったと思います。

 

吾妻線沿線というのは私が何度も草津にスキーに通った道であり、どんな店や名物がでて

来るかと思ったのですが、私が知る以上のものはなく、ただ正しい宿泊場所の名称や

寄った店の名前をしりたくて放送中も流れた局のHPに行くと番組中詳しい情報はHPへ

と言っていたにもかかわらずそれらの情報も詳しい内容説明もありません。

 

他の番組のHPも内容的には似たようなもので全然テレビの補完的情報収集や資料的役割なと

しようという意思すら見えません。

 

昔あったネット掲示板では実況板というものがあり、全国の人が同時に感想やらつっこみを

入れて楽しめたものでした。画面以上の情報が溢れたり、ファンサイトやら交流サイトが

できてより番組が楽しめたものでした。

 

twitterでかつての交流ができるかというと微妙に違うように思います。

 

今回びっくりしたのは、あの町立岩櫃城温泉が閉館していたという事です。

 

ここはあの豪華な建物に惹かれて寄ったことがあります。

 

この沿線には今しか見られない風景の温泉とかリゾートホテルの温泉とか

いくつもあり、草津というラスボス的な存在が山奥に控えているとしても

そのまま通り過ぎるには惜しい地であると常々感じていてどんな魅力が

紹介されるかと期待してみた番組ですが、そんな期待も賺されたような

まだ見ぬものがあるようなそんな不完全燃焼な感じを持ってしまいました。

 

ここを二泊三日で歩く意味を考えると歩いたから泊まるという事になるわけで

その必要性も目的地を定めてしまえばなくなるわけです。この一晩空くという

ことは人間にとって重要で、最近の研究では寝ることにより得た知識が整理吸収され

新しいスキルとなるとはっきりと実証されています。

 

つまり、試験前の徹夜の詰め込みなんて何の役にも立たないのです。

珈琲の時間もただ珈琲を飲むだけでなく、誰とどんな時間を持ったか

そんな珈琲時間というものが存在し、ただ良い豆を得て飲めばよいという

ものでなくどんな珈琲時間を経てどんな経験を積み重ねたかが重要と

思います。

 

これは昨日バスケット練習をする自分から珈琲を焼くときに出る香りが立ち上っているのに

気付き思いました。

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雪の予報

2019年01月11日 20時49分16秒 | 珈琲

明日湾岸低気圧の通過で関東地方に雪の予報が出ました。

と言っても積もらないくらいの雪だそうです。

もうすっかり日常モードでいつもの様子になった当店も未だに

お正月風の丁寧なあいさつをされる方がいて恐縮してしまいます。

 

当店は年末年始もずっと開いていたので、今更おめでとうとか本年もよろしくと

いったあいさつはしておらず、それなのに今年最初にあったからとやたらと丁寧に

何度も頭を下げてずっと挨拶してくる人もいます。

 

もうそういうの良いんですとことあるごとに言って正月らしいことは避けているのに

相変わらずというのは気持ちがいいのでしょうか。

 

今日も近くの郵便局に荷物を持って行くと局長がわざわざあいさつに出てきました。

 

もう七草も過ぎているんだからそんなめんどくさいことしなくてもいいのにご丁寧に

すみませんでした。

 

とかく人と人のつながりも心の伴わない言葉だけなんてことが多い世の中で、気持ちが

繋がってるなと解る時は本当にうれしく貴重です。

 

当店でも人にあげるんだという注文をされる人は何やらとてもうれしそうにしています。

 

何かをお願いするとか何かを期待するのでもなく、ただ自分と同じ気持ちになって

繋がりたいということなのでしょうか。

 

または珈琲だけは自分で淹れるから持たせてやるとか珈琲ならではのこともあるようで

珈琲好きはどこかでつながりどこかで理解しあえるんだなといつもうれしくなります。

 

今頃あの人もこの味を楽しんでいるかなと。

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いまさらに寒さ増し

2019年01月10日 09時34分19秒 | 珈琲

昨日の出来事は久々に不愉快な出来事で声を荒げて怒ってしまいそうに

なるような出来事でした。

しかし、さらっとじゃあもういいですと次に切り替えて大人の対応をしたつもりが

なんかぶすぶすと自分の中で燻り続けて精神的によくありません。

これは昨年のもう一ケ月以上前の出来事から始まり、人の信用とか人と人の出会いと人間関係で

築いた事で私も長年営業職を経験したこともあり、営業の苦労とかつらい面なども知っているので

営業の人の力になることを今でも考えます。

 

それなのにこちらの気遣いもそっちのけにされ、気持ちを汲むという事もないのかと寂しい思いを

したので、私が大事にしている人と人のつながりだとか目に見えないものこそ大事にするという日頃の

信念をも傷つけられた感じがしました。

 

事件の内容はざっとこんな感じです。車の車検の予約を昨年にして、一ケ月以上前に郵便で車検の案内と

早割という制度の説明がありました。電話で担当からいつにするか問い合わせがあり、昨日取りに来るように

いってありました。車検には一泊二日車を預からしてほしいとのことで当方は仕方ないからいろいろ手配して

車を使わないようにして代車もいらないから車を自宅まで取りに来て、終わったらまた元に戻すようにと

お願いしました。すると公定費用の数万円を当日預からしてほしいという事でそれも了承しました。

 

そうするとそれだけで今年に入り明日何時に取りに行くという電話もないまま、当日も全く取りに来る気配も

ありません。以前12カ月点検の時にも予約して何の前触れもなく来て車をとっていったのでそうなのだと思って

いたら今回は全く忘れたようです。昼頃しびれを切らして担当に電話すると今出先なので確認してみますと呑気に

答えました。ここで普通なら怒りが爆発して怒鳴り飛ばすところですが、逆に寂しく残念な気持ちになり、もう

他所に出すから結構だとだけ言い電話を切りました。

 

なぜ、まず申し明けありませんと先に謝らないのでしょうか。自分が担当で受けた日にちであり、ひと月以上

前に受けるほど重要な予約であるならなぜ前日の確認もしてこないのでしょうか。それに今までトヨタの整備

なら車検に一泊二日ということもないし、持ち込んで一時間もして乗って帰るというのが相場でした。

早割でひと月前から予約する時も事前査定などで費用見積もりして予約と費用説明と割引き内容の説明も徹底していました。

 

それが電話一本で受けて当日の段取りも電話で一度話しただけで大丈夫なのかなと訝る状況で案の定

当日誰も来ないという結果です。それで連絡してもそれじゃあ確認してみますと悪びれずもせずという

態度にこれはダメだという寂しい気持ちの方が強くなったのです。なぜまず謝れないかと。

 

SUBARUは長年トヨタに乗り継ぎ乗りたい車種もなくなり、雪道に強いという事で初めて乗り

その独特の乗り味やハンドルの切れに感動し、人にもその感動を伝え車に乗る楽しさなどを訴えたりした

ところ、あの検査の違反やら燃費のごまかしなどが出てひと段落したら大規模のリコールとメーカーとしての

信頼が揺らいでいる時期にディーラーでは依然こんな客対応なのかという感じです。

 

落胆して他の車検専門業者に問い合わせると今週一杯予約が入っているという事で、費用とか時間を聞くと

明確でじつにテキパキとはっきりと数字で帰ってきて時間も持ち込んだ後一時間ほどで帰れるといいます。

来週の予約をしてから気になり車検票を車に取りに行ってみるとなんと13日で切れるので、慌ててもう一度

電話して13日に予約を入れ直します。この電話も明確で手際よく対応してもらいました。

 

あまりの違いに気分もほぐれ最初からこっちにすべきだったんだという気持ちが強くなりました。

 

今までディーラーへの過度の信頼があり、オイル交換から整備まで全ての車のあれこれを任せて

きましたが、これは近所の整備工場よりブランドに対する信頼や命を乗せて走るものであり、

安心して任せるには長い付き合いというものが必要という全て委ねる気持ちがあったのですが、

費用やら対応やら考えたらその考えも変えざるを得ません。

 

今まで高い費用を甘受してオイル交換したり検査もすべて任せたのもそれにこたえるサービスが

ない以上続ける意味がありません。

 

値段だけではない信頼という目に見えないものでつながっていたという幻想も成り立たないとなれば

実に惨めな思いだけが残るのみです。

 

結果安く便利に車検を受けられ、オイル交換も安くなります。教訓としてはブランドなどに過度の

信頼を置かぬことと実際に評価を曇らせない確かな判断を常に続けることです。

 

そんな経験をする中、いつものお客さんたちが試飲に現れ、お正月モードから日常モードに戻ったかの

ような今週は寒さも本格的なものとなり、豆の深まりも際立つこの頃となりました。

 

やはり一月にはこの寒さと身がそがれるようなこの冷たい風にさらされることが必要なんだと

思えるのでした。雨降って地固まるではないですが、この季節の移ろいもただ無駄に寒さが増したと

感じるのでなく何か自身に問うものであるかのような珈琲の味をまた深くする日々の移ろいなのでした。

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