King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

最近のテレビ番組は

2012年02月13日 10時26分19秒 | 日々のこと
新聞の来ない朝、ぼんやり眺めるテレビ番組を
みて、溢れる情報にふつふつといくつかの疑問を
抱くのでした。

世界の情報が手にとるようにわかるのは便利な
ことです。

でもみんな中途半端であり、結論とか結末は
抜け落ちてるように見えます。

物事を立体的に見通す個々の力が試されている
のではないかと感じます。

まぶしい朝日に溢れた午前中ですが、夜には
雪になるといいます。

毎日国会でたどたどしい答弁を続ける田中大臣を
面白おかしくまとめた映像が何度も週末流され
ましたが、ジブチの自衛隊の人たちはしっかりと
任務をこなして日本人の財産と自由を守っている
のです。

この自衛隊も色々と批判を受けたり憲法違反とか
武器を使ってはいけないとか法的根拠とか問題を
はらんでの活動の中、いつ砲弾が自分たちに向かって
来るかもしれないところで日々働いています。

憲法を改正できなかった今までの政権や議論を後回し
にして経済発展ばかりに費やしてきた行動など、その
つけが現れて来ているのだとは思いますが、人を
バカにすることで本質がぼかされてしまっています。

そんなことはほんの一例で、もっと議論されるべき
喫緊の課題が山積みされているのにやはり目をそら
させる行動ばかりがテレビからは感じられます。

先日発売の『文藝春秋』にはパンとサーカスの
話題が載っていました。

原発が次々に停まり、燃料輸入がかさみ貿易赤字に
なったという新聞報道などもその危機的状況が一時
的なものなのか政治行政の怠慢なのか、行き先が
見えてきません。

電気が発電できないので、火力燃料を緊急輸入して
しのいだのは解りますが、他に手はないのでしょうか。

例えば秩父にあるバイオ発電プラントですが、当初
現市長は公約どおり、赤字のその施設を閉鎖の意向
でした。

それが補助金などの絡みで続行を決めたといいますが、
原発事故から管直人首相の再生エネルギー法案の成立
で、自治体としてチャンスだと思わなかったのでしょうか。

確かに、現施設は赤字ですが、それは今の規模ならと
いうことだと思います。

せっかく合併債などを使える環境にあるなら、この施設を
さらに活かす道を考えるべきです。

もっと増設して雇用と産業を起こすことも可能です。

東京都は、原発の事故後すぐに湾岸地域にガス発電プラント
の建設を決めました。

そして、水道事業の海外受注なども行っています。

秩父でも似たようなことは出来るはずです。

国がやってくれること、現在のパンとサーカスに
何も期待できないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする