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スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

ハトや なに思う

2018年11月06日 | 雑感
毎年、北大のイチョウ並木を散策していたが、なぜか今年は中島公園にフラッと行ってみた。

気温も17度の雲ひとつない長閑な秋晴れ。   紅・黄・褐葉が真っ盛り、今が見頃でした。

 


 


 

写真のハトやなに思う。  あと幾度こんな景色が見られる?  ゆったりとした時が流れていました。

せっかくできた シワ なのに

2018年10月30日 | 雑感
ふるさと・函館のとあるホテルで高校時代の同窓会があった。 

クラスからも19人、思いがけず先生も東京から駆けつけていただき、久しぶりにあの頃が蘇った。  
私はこれでほんの3度目、すべて長年の仕事を退職してからの ここ数年での参加だ。

二次会から三次会へ、参加者は皆元気だ。 当時を語る人、今を語る人、夢を語る人・・ん?

懸命に生きてきたんだなぁ、と懐かしく語りあいながら それぞれの若き日を想う。

先日他界した女優・樹木希林さんがテレビでこんな話をしていた。
< 老いるとみな シワ をのばしたがる、せっかくできた シワ なのにねぇ >

確かにそうだよね。  老いもまたよし。  生きていることに感謝だ。

        女 あ り
       二 人 行 く
       若 き は う る わ し
       老 い た る は なお う る わ し

                    ホイットマン 「 草の葉 」より

 
         晩年は深紅に染まるか雲霧に霞むか さてさて ・・・。 
                      (実家のある七飯町横津岳麓から臨む夕陽)

イチネン イチネン

2018年10月15日 | 雑感
札幌、秋も深まり紅葉を愛でる季節になってきた。 

本日(15日)で今季のわが軟式野球クラブチームの春からの練習がすべて終了した。
秋晴れの今日、思う存分白球を追いかけたのでもうフラフラだが、気分は爽快だ。  

仲間に、還暦半ばを過ぎてから軟式野球を始めるなんぞ無茶、と言われながらもこれで2年目を通過。 
私はなんとか無事だったが、今季は足、腰を痛めた人の他、指の骨折者が2名もいた。 

イメージだけは若かりし時のまま、これが なんともやっかい なのである。

最近歳のせいか、老いや死を、思うようになってきた。 
これも人間である限り自然の流れなのかも知れないが、こんなふうな結論に達した。
  
< 生きているってことは 死んでないってことなのだ。 死ぬってことは 生きていないって
  ことだから  生きている限り 死なない ってことなのだ。 >
 ・・・ と。 ??
ハハハ、そう 単純明快でいいのです。

オフに鍛えてもうイチネン 野球 やろうと思っている。   神さまが見ていてくれる を信じて!

              

破 天

2018年09月20日 | 雑感
雲の流れも空気も、札幌はもう秋です。    めっきり肌寒くなりました。 

今朝のジョギング、朝陽があまりにも美しく、撮影に夢中になり、1キロしか走れ(り)ませんでした(笑)。


 

         

最近読んだ本を一冊紹介します。
山際素男著 (インド文化研究家・ノンフィクション作家)『 破 天 』  副タイトル <インド仏教徒の頂点に立つ日本人>

インドに渡って40年、不可触民というカースト制度の外側にあって、ヒンドゥー教社会において差別されてきた
最貧民層の人々の為に生涯を捧げる人物(佐々井秀嶺 <Wikipedia>を描いた作品です。

      
   文庫本だが600ページにもわたる。      若き日の健さん、いや佐々井秀嶺さん。
   丁度半分ほど読んだ頃、偶然にもBSテレビ番組で彼を取りあげ放映されておりました。

インドでは不可触民解放の父、と言われるアンベードカル氏の後継者として、仏教思想の伝道者として、
波乱万丈の生涯を綴る。  最近ようやく本でも読もうかなと、秋の夜長の良書一冊でした。 


アンベードカル氏<Wikipedia>はあのマハトマ・ガンジーとも反駁しあった反骨の人。 

秋のつぎは冬かぁ!   北国は あっという間に雪だ。  音も無く降ってくる。    


平成最後の高校球児

2018年08月18日 | 雑感
早朝、前ブログでの春夫さんがいつもしていると言う < 8キロ のジョギング > にトライしてみた。

どうせならと、赤いタオルならぬ赤いバンダナを巻いて・・・人生後半になると単純が一番なのです(笑)。

私のいつもは3~4キロ、結構大変でしたがほぼ1時間の汗を流した。

その後今日は一日テレビで野球観戦、100年の歴史がある甲子園での高校野球が佳境に入っている。 

いつ見てもドラマ ドラマの連続、高校野球は なんとも面白い。 
今日も第四試合の最終回、2ランスクイズでの逆転サヨナラ試合、スリル万点 とにかく凄い試合の連続だ。


     

度胸・物おじしない精神力、ホームランの連発、抜群の守備力、とにかく身体がでかいのに驚く。 

私も一応高校球児でした。 地方で予選負けのレベルではあったが、この時期にはいつも思い出す。

練習中はノックバットで尻を叩かれ ” ありがとうございます ” と返事をし、
” バテルから練習中も試合中も水分とるな ” とも教えられたものだ。 ・・・ 時代ですかね。

私が生きた昭和と平成では なにもかもが雲泥の差だ。 次の年号での球児はどんな野球をするのだろうか。

私ごと、昨日はお盆休みもあり10日ぶりでの草野球の練習日、勇んで行ったが シート打撃でも4-0と
全く打てず、< あのコースの球をどうして > こんな日はバッティングのシュミレーションで夜も寝られず ・・・。

悔しさから、翌朝赤いバンダナで奮闘してみても、8キロはいつもは無理かなと一度で感じる始末。

78歳の最強ボランティア・春夫さん曰く、 ” 人それぞれ 自分は自分 ” に都合よく納得する自分がいる。

まぁしかし 人並みに老いを感じる今日この頃だが、 身も心も、悔しさを原動力にして生きてみるのも ・・・。




時の人

2018年08月17日 | 雑感
行方不明になった2歳児が3日ぶりに保護され、発見した尾畠春夫さん(78)が時の人となっている。  

       

久しぶりに明るいニュースだ。   多くは語るまい  それにしても愉快な人だ。   以上。

勧誘 パート Ⅱ

2018年08月02日 | 雑感
今般2泊でしたが、七飯町の実家を訪ねた時に持参し、暑くて寝苦しさのなかで読んだ本がある。

著者は 林 郁夫 ( オウム事件で無期懲役 )  刊行されてからすでに20年の歳月が流れた。 

生い立ちから医師、阿含宗との10数年の出会い、オウム真理教入信、そしてあの地下鉄サリン事件、逃亡・逮捕
・自供に至るまでを獄中で克明に記した500ページほどにもなる告白本だ。


当時読んだ時にも衝撃的、罪は罪として裁かれなきゃとは思いつつも、もしこの人が次の世に自分の前に
現れたなら、心酔してついていくだろうな、などとそんな思いを抱いたものです。

今回再び読み直してもその思いは変わらなかった。  

          

江川紹子(ジャーナリスト)さんがいうように、いい歳をした、しかも医師としての実績もある林郁夫が
麻原ごときに、オウムにからめとられていった心の軌跡とその呪縛・葛藤。


宗教って恐ろしい、だけではかたずけられない深層心理が克明に描かれている。   

いまだに全国でオウム関連(3団体)の勧誘が、毎年100人ずつ(1650人内外)増え続けているとの事。 
札幌にも<アレフ>の拠点あり。  生きにくい世の中になってきている現れ、なのかも知れませんね。

≪ 仏教に限らず、人間の意志の健全であることが、いかに大切なものであることかを
  麻原の心の分析と 結果の悲しみを見たいま、痛切に感じている。≫  
そう記していた。

先日 麻原をはじめとするオウムの死刑囚13人の刑執行がされた。

地下鉄サリン実行犯で二人の命を奪い、余罪もある林郁夫だけがなぜ無期懲役なのだろうか、
先進国でアメリカと日本だけが死刑制度があるという。 その論議も深まらない日本という国。

それにしても 人間の罪って不思議なものですね。

学者が書いた宗教哲学本とはレベルが違い、まさに鬼気迫る凄い一冊であった。  


勧誘 パート Ⅰ

2018年07月31日 | 雑感
猛暑が続く日本列島、北海道も連日真夏日が続き、とにかく暑い。 

仲間のひとりから ” 大通り公園でビールジョッキーでもどうだい ? ” と誘いの電話が鳴る。
その時すでに札幌から実家のある七飯町に向かう途中の車の中。
    

施設入所の母を訪ねた。  廊下の談話スペースで入所者とくつろいでいる姿を見て ひと安心。

最近母の住んでいた家の近隣の人が偶然にも入所したとのこと、しかも二人もだ。
実家近隣には小中学校があり、教諭らも結構住んでいるが、ひとり暮らしの方も多く皆高齢者だ。

しかもひとり女性が多い。 二人が施設入所となるとまた空き家が増えた事になる。
実家も普段は誰も住んでいない空き家だ。   日本の田舎の縮図ともいえるのだろうか。


必ず声をかけるようにしている人がいる。 実家の真向かいに住むおばぁちゃんだ。
もう90歳近く、ここもひとり暮らし。  偉い としか言いようがない。 

母が施設入所するするまではよく遊びに来ていて、その節は大変お世話になった方だ。

最近足腰が弱くなり、ごみ出しが大変で数回溜め、まとめて出すんだと言っていた。
買い物はすべて車での巡回販売(週一回ほど)に頼っているという。

居間でお茶ごちそうになりながら、施設のパンフレットまで渡し勧誘しているのですが ・・・。 
母もそうでしたが、結構長く生きてきた人の意識を変えることって大変なことなのです(笑)。


しばらく来ないと 実家は雑草でぼうぼう!  日中暑いので、早朝5時からの雑草狩りに精をだす。  
それでも毎年咲く花々は、向かいのおばぁちゃんに負けまいと 凛と咲いておりました。



  

秋の夜長

2018年07月12日 | 雑感
秋の夜長、ニーチェを読んでいる。  あらっ、まだ 夏か!

とにかく小難しいことを言っているようだ。  数冊読んだ解釈本も輪をかけて小難しい。 

どうもいけない、老いのせい ?

             

日々恩恵を受けている燦々と輝く太陽も、いずれ燃え尽き消える運命だ。
消える寸前に膨張して地球は太陽に吞みこまれ、暗黒の絶滅と化すという。 


ニーチェでなくとも、創造と破壊を永遠に繰り返す銀河宇宙に すべての無意味を ふと思う。    

ニヒリズムとは、自らにその真理を 素直に受け入れよ、ということなのか。  

著書にこんな力強いことばを見つけた。

    いまや私はひとりで行く。 私の弟子たちよ !
    きみたちもまた、いまや立ち去って、ひとりで行け ! 
    それが私の欲するところだ。
    まことに、私はきみたちに勧める。
    私から去り、ツァラトゥストラに反抗せよ !

                  ニーチェ著 <ツァラトゥストラ> より 

そう  老いもしかり、孤独に負けちゃいけないのだ。  
               お天道様に感謝し 覚悟して今日もしっかり生きる事にした。

若者は いま

2018年06月07日 | 雑感
いつも通っている体育館ジムに、私の為か、新しいマシーンが10台も設置された。
ちとやり過ぎて左腰の筋肉が痛い。  たまには読書でも、と思い数冊読んでいる。
   
その一冊 龍 應台(りゅうおうたい)という台湾随一のベストセラー女流作家が書いた本がある。

1949年といえば蒋介石国民党政府が台湾へ撤退した年で、戦争・内戦という苛烈な社会情勢
のなか、悲惨極まりない戦場の極限状態、当時の人々の生きざまを描いた歴史ノンフィクションものだ。

拷問による処刑、その数多すぎての裏表占いでの処刑やら、戦場での飛び散る肉片の数々、
我々人間は置かれた環境では鬼にもなる、内に潜むその業に読んでいて苦しくなったほどだ。
 

胃カメラで鎮痛剤を使うような軟弱な戦後生まれには是非一読していただきたい本であった。
                                         ( 私のことか! )

      

そういえば、日大アメフト問題も中途半端に一段落のようだが。 

この風景、ここにも戦争同様、置かれた環境でいかようにも作られる人間がダブる、
人間の宿業に、空恐ろしささえ感じたのは私だけではないのでは ・・・。


醜い大人たちの嘘だらけの中、若者たちの清々しさがせめてもの救いだが、
これまた ちとおとなし過ぎやしないか、もっと怒れよ、もっと騒げよ、などと思ってしまう。

封鎖しバリケードくらい築けよ! なんて昔を懐かしんでも ふんっ! っと一笑されるが オチ。

その分父母会やら代理人弁護士やらがしゃしゃり出る。 世も変わったものだ。
おとなし過ぎる若者、そして嘘と泥だらけの環境にドップリ染まった大人に脱皮させられる。

高齢者の運転免許を論ずる前に、25歳越えたら選挙権返上なども論ずる時代に入ったようだ。

2018  ふじの花

2018年06月03日 | 雑感
札幌百合が原公園内に咲く今年 ( 2018年 ) のふじの花です。  

毎年のように撮っているのですが、ここ数年づーっと咲きがいまいちなのです。
気候のせいなのか 手入れのせいなのか 私のせいなのか ?、よくわかりません。  不思議です。

それでもがんばって美しく、凛と咲いておりましたよ。 香りも最高でした。 











右下の写真は 2011年(7年前)の左と同じ藤棚のものです。 ここ数年ずーっと咲きがいまいちです。  

    

昨日は偶然、モデルさんの撮影中に出くわしました。  ふじの咲きの悪い分、美女で花を添えることに。


2018 見頃 チューリップ

2018年05月26日 | 雑感
  近くの公園に今年もチューリップが凛と咲いていました。  (札幌東区百合が原公園内)

    


  


  


  

百合はまだ先だが、もうすぐ藤の花が満開近しというところ。 来週あたりが見頃のようでした。

        満開になればこんなになります。 (下の写真は何年か前のものです)

    

日大アメフト問題に思う

2018年05月25日 | 雑感
加害者である20歳の若者の会見、その後の日大アメフト部元監督・コーチの会見が放映されていた。

心象で判断する、せざるを得ないことが多いのが世の常ならば、無論この若者に心が動く。

被害者の父(大阪市議の奥野さん)は、「 前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君が、可哀想
でなりません。 酷すぎます 」
と指摘。

「 前内田監督が見ているシーン、顔の向きがわかるシーンなんでも結構です。そのデータを頂きたい 」
と情報提供を呼びかけているそうだ。  売名行為を嫌い、次の選挙には不出馬の意向だともいわれる。

この事件 ? 意外に心象を、世を映す鏡 ? なのかも知れません。
≪ 宮川選手が戻るまで練習せずに待つ ≫ 選手たちだけで決めたという。    若いって いいねぇ!

「 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや 」    この意味だれか教えて !

            
                これ阿弥陀仏ではありません

5月 春ですね

2018年05月12日 | 雑感
冬が過ぎれば 春かぁ ・・・ 不思議ですね。  神奈川から弟が訪ねてくるというので車で七飯町・実家へ。


               青空に映える 羊蹄山 (えぞ富士) はやはり美しい。  

 

 
  遥か彼方にはニセコ連邦も  木々の新緑が折り重なる <春もみじ> これも実に美しかった。


弟と二泊三日、親孝行の真似ごとを。  母には交互に訪ねているのですが、会うのは一年ぶり。
数時間でしたが、昨年9月に入所した施設から93歳になる母を実家に迎え、親子昔話に花が咲いた。 

兄弟互いに孫を持つ身、母が幾度となく こう言う。 歳をとると同じ事を幾度も繰り返すのは世の常か。

子と孫がダブっているのだろうか、
母  「 父さんはあななたちを一度も手を出し叩いたことはなかったよ。 子って心に残るもんだ。
    決してそんなことはしちゃ だめだよ。」


そう言い、穏やかだった他界した父を持ちあげる。 
話をしている間 同じことを5度ほど いやもっと多く (笑) 聞かされた。

私たち 「 その分 母さん、あなたにはかなり ・・・ 」 とは思いましたが、笑いながら口には出さなかった。 

夜は久しぶりに弟とワインで語りあった。 
3年前に剣道を数十年ぶりに再開し3段取得、今度は4段を狙うとのこと、元気な姿勢は刺激になりました。

 
   実家(道南・七飯町)そばのさくらは残念ながら葉桜となっていた。  一週間ほど遅かったかな?

 
   昭和34年に中学生徒が植えたもので、幹もけっこう太く満開になるとここはサクランネルと呼ばれていた。
   生命力も凄いものがあるが、最近家も増え、根こそぎ切られる運命で減少、これも時の流れか。


      弟と早朝散歩、野に水仙が咲いていた。   一句と思ったが 浮かばなかった。

     
      施設からいただいた 我が母 からの絵はがきだ。  これ かしわ餅だそうです。 

             はい 私も弟も 頑張って生きておりますよ。  


       

とりあえず 秋まで

2018年05月06日 | 雑感
              

さあ 札幌ももう5月 桜も満開。  ようやく 青空・天国・浄土? でのスノーマンの軟式野球のはじまりです。 

  
 よく整備されたグラウンドで野外練習スタートです    自宅近くのランニングエリア  丘珠難民村(通称)
 隣接するBグラウンドにはナイター照明まである。     ここでイチロー見習って ? 孤高のトレーニング。

何を思ってか、昨年突然始めた還暦野球。 おかげで今のところ体調も良好、もう少し生きられそうだ。

練習は結構厳しく、最後はキャッチボールで終えるのですが、その前のベースランニングがヤマなのです。

全員で順番に ファーストまで走り抜き、即盗塁、今度はホームまで全力で駆け抜ける。 
これをほんの二回やるだけで息絶え絶え、 ” もうダメっ ” 老いを感じる一瞬です。

昨年は還暦・古希共に全国大会に出場した ( 前年の成績なので今年はダメ ) チームでもあり、
結構レベルも意識も高い。  まぁけがも怖いしね、一応まじめに取り組んでいるのです。  

最高齢83歳でグラウンドを懸け抜けている姿に感動さえ覚えますが、昨年活躍していた人が
今年姿が見られなかったり、聞けば病気で入院余儀なく、などの話にもことかかない。


残り どう懸け抜けたらいいのでしょうねぇ ! 
そんなことを感じながら とにかく今年一年  白球を追うことに決めた。  とりあえず 秋まで。