無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

自分の事(生活・未来)を考えていないあなた(日本人)

2016年06月01日 | Weblog
昨日(2016年5月31日)の大新聞は一面で、

■「政府 消費税10%増税は2年半先送り 断行」

■(噂されていた)「政府 衆参同日選挙はしない と断言・決断」


といった見出しが躍り「なんて政府寄りの報道ばかりなのだ」と思っていたら、東京新聞の下の様な一面見出しが目に付いたので思わず買ってしまったのだが、手にとってその薄さで夕刊だったことに気がついた。
その薄さにも拘わらず、内容の豊富さに驚いた。



先に余談を話して置くと、この夕刊の一面の左下の「紙つぶて」の部分は「拝啓 漱石様」で夏目漱石に宛てた316通の絵はがきが今秋展示されると数枚の絵葉書写真を掲載。「紙つぶて」はその下に位置する。その右は新聞一面のお定まりの天気図入り天気予報。
その下には「笑点③」として、林家木久蔵(木久扇)の笑点昔話(真面目な話)。と私の興味を唆る一面記事構成だったのだ。


少し、この一面の記事に私のコメントを付けておく。

①若者の自殺 深刻化 ━━━━70歳以上も比率増加

※2007年から統計をとっているが、2014年には15歳~39歳の死亡原因のトップが「自殺」となった。特に20歳~29歳は「自殺」が死因の50%を占めた。他の世代階層では「ガン」が死亡原因の1位。



※白書に盛り込んだ警視庁の統計では、2015年の自殺者数は前年より1,402人少ない24,025人で、6年連続の減少。

2万5千人を下回ったのは1997年以来18年ぶりだった。


さて、ここであなたに質問です。

あなたはこの自殺者数の減少をどう説明しますか?

下の様な官庁・民間団体の「生命の電話」等の効果だと思いますか?

この解答は長くなるので後の機会に!

※自殺対策白書は「身近な地域で実情に応じたきめ細やかな対応を講じることが重要」とし、民間団体との連携強化も求めている。

これもあとから出てくる「発表ジャーナリズム」の一例と言える。

あなたは「違うんじゃないの」と思わないのだろうか。

②賃金伸びず冷え込む家計

※消費支出0・4%減━━━━4月、2ヶ月連続マイナス




(無風注)2ヶ月連続のマイナスと書いているが、2月の前年同月比プラスは、今年がうるう年で前年より1日長かったことによるもので、実質はマイナス。

そのことに言及しないのも、あとから出てくる「発表ジャーナリズム」の一例と言える。


③「社会的擁護」児童、4万6千人



※保護者がいなかったり、虐待を受けたりしたため施設などで暮らす「社会的擁護」を受けている子供が、昨年約4万6千人に上った。(政府発表2016年版子ども白書)


これも、「発表ジャーナリズム」に属する。発表のみでジャーナリズムとしてのツッコミや解説に乏しい。

さて、最初に載せようと思っていて、最後になってしまったが、東京新聞夕刊の一面左下の「紙つぶて」というコラム欄が一番私が書きたかった事なのだ。

④大本営発表



私に言わせると多少言い足りないところもあるのですが、そのまま読んで下さい。

たった一日の地方紙(東京新聞)の薄っぺらな夕刊ですが、今のあなたが暮らしている日本の問題点が多数挙げられていると思い載せてみました。

本当に他紙(大手新聞)の「発表ジャーナリズム」で洗脳されてしまっているあなた、早くテレビ・大新聞の垂れ流す麻薬(感覚の麻痺)から自分を取り戻してください。

サミットとオバマ大統領の広島訪問のテレビ・大新聞の報道で安倍内閣支持率が上がっているそうですが、選挙までにこれらマスコミのマインドコントロールから覚醒して欲しいと思います。

今日はここまで、またね。




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