無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

ショートコメント…その5

2009年11月04日 | Weblog
一般的な話しは今日も未だ出来なかった。

日本国を支配している悪の巨大組織“悪徳ペンタゴン”は、自民党という一角が崩れかかっているとはいえ、いまだ強大な力を持っており、それに立ち向かうハトポッポ・メンバーはまだまだひ弱である。
国民に巨大組織“ともだち”を信じさせ、ハトポッポ・メンバーを“悪”と思わせてしまえば安泰なのだ。

誰かどこかに全国民にアンケートをとってくれる機関を知らないか?
新聞・テレビ・ラジオ等の“悪徳ペンタゴン”一味ではない組織を?

質問は「鳩山総理の所信表明演説を全部見た人(聞いた人、読んだ人)」である。
何で(何=テレビ・インターネット等の媒体のこと)見ましたか(聞きましたか、読みましたか)もその質問内容につけてもらいたい。
そして、全てを見た(聞いた・読んだ)人だけに感想を聞いてもらいたい。

テレビ・新聞等マスメディアは“悪徳ペンタゴン”側なのでそれらの世論調査の数字は当てにならないからだ。

その例は前にも書いたがもう一度書いてみる。

あなたは朝日新聞社から電話で次の様に質問されました。その気持になって答えて見て下さい。

♪リンリンリリン♪と電話の音(←古いね!)

朝日「朝日新聞社です。アンケートにご協力下さい」

あなた「いいですよ」

朝日「次の質問に答えてください」

あなた「はい」

朝日「あなたは今度の選挙で民主党が大勝したのは、有権者が自民党からの政権交代を望んだことが、もっとも大きな理由だと思いますか。そうは思いませんか。」

あなた「はい、思います」

朝日「有難う御座いました。次の質問です。
(M:念のため、これは電話でのやりとりです)

あなたは今度の選挙で民主党が大勝したのは、有権者が民主党が掲げた政策を支持したことが、もっとも大きな理由だと思いますか。そうは思いませんか。」

あなた「???」(政策も支持したけれど“政権交代”と答えてしまっているし、そう思います、と答えるのは間違いだから…)「いいえ(思いません)」

朝日「次の質問です。
民主党は、子どものいる家庭に1人あたり月2万6千円の手当を支給することを公約しました。代わりに、所得税の配偶者控除などを廃止して財源にする考えです。つまり、お子さんのいない家庭は増税になるわけですが、この政策に賛成ですか。反対ですか。」

あなた(なんだ、所得税の配偶者控除を無くして子供手当てに当てるのか…じゃあ)「反対です」

朝日「次の質問です。
民主党は、高速道路の料金を段階的に無料にすることを公約しました。この有料の高速料金は『造った高速道路の借金返済』に充てられていましたが、民主党はこの高速料金を取らずに過去につくった高速道路の借金は、税金から返済する考えです。この政策に賛成ですか。反対ですか。」

あなた(なんだ!『税金から』だって! 今までドライバーから徴収していた金を庶民の血税から徴収することになるだけか。自分は車を持っていないし運転しないから…じゃあ)「反対です」


電話で相手から以上のように口頭質問されたら『あなた』のように答える人が多いのではないか。

結果は、

①民主党大勝理由  有権者が政権交代を望んだ=81%        そうは思わない=12%

②民主党大勝理由  有権者が民主党が掲げた政策を支持した=38%  そうは思わない=52%

③子供手当      賛成=31%   反対=49%

④高速料金無料化  賛成=20%   反対=65%


電話で上記のように質問されたら、結果はこうなるのは当たり前である。

無風注:朝日世論調査の「もっとも」等、緑色で書いた部分は、私がニュアンス(新聞社=マスメディアの意図)を強調するために書き足したもの。

何故、選挙後2日位の世論調査を今頃、再度掲載したのか、と言うと、先の予算委員会の質疑応答で野党・自民党がこの朝日新聞社の世論調査を元に鳩山内閣(自民党政権)を攻撃していたからである。

「(民主党は)マニフェスト、マニフェストと言い、マニフェスト原理主義を貫こうとしているが、国民は民主党の公約に賛成して投票したのではない。(朝日世論調査の『子供手当』反対多い、『高速料金無料化』反対多数)
国民は民主党を支持したのではない、我々、自民党がだらしなかったからだ。(麻生氏等の対応・戦略の誤り)
朝日新聞調査では、民主党の政策を支持しないが52%もある。国民の声を聞いてもっと柔軟に対応(君子豹変)すべきだ」といった類の攻撃となった。

本当にどのテレビ局(NHK含む)も、どの大新聞も、どのラジオ局も、こぞって“悪の大組織”の国民洗脳に加担している。困窮している国民の為の、国民の側からの報道を一切していない。

まさに「三人言いて虎をなす」の諺を実践している。勿論「マスメディア」がこの『三人』に当る。

諺は、意訳すれば、あなた(国民)は尋ねて来た友人に「あそこの森林公園に虎が出たんだよ」と言われて、『あんなところに虎がいるはずは無い』と思う(最初は否定)。ところが隣人からも「あそこの公園に虎がいるみたいだね」と言われると『本当だろうか?』と少々否定する自分に自信が持てなくなる。(二人目で懐疑心が起こる)そこで通りがかりのお役人(三人目)に聞いてみたら「ああ虎が出たんだってね」と言われ、あなた(国民)は「その公園に虎がいる」のは本当なんだと思ってしまう。(確信する)

要は、嘘でも皆(全てのマスメディア)が言えばあなた(国民)は本当に思ってしまう、という例えである。

今日はもう時間切れ、またそのまま次回に続きます。それじゃ、またね。