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ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

立待月

2013-09-23 22:01:22 | 日々のこと
立待月(たちまちつき)

十五夜の翌日の月は十六夜(いざよい)
満月から2日後は立待月と呼ぶそうです
居待月・寝待月・・・と続きます
本当に日本語って、美しい。

立待月の21日、奈良国立博物館・仏教美術資料研究センターで開催の、
「言霊(ことだま)と音霊(おとだま)の夜会」に出かけました
昨年も開催され、とても印象に残ったコンサートです

夕暮れ前、興福寺南円堂のシルエット・・
「西方浄土」という言葉が浮かぶほど荘厳



会場の仏教美術センター
ライトアップされ、灯りがともると、本当に美しい





夜会が終わったあと、飛火野に出てみると・・・
三笠山から登る月!
これが「三笠の山にいでし月」ですね!
阿倍仲麻呂もこんな月を見たくて遠く唐の国で奈良に想いを馳せて
居たのです・・・
私のデジカメではこんな程度ですが・・・
安倍仲麻呂に見せてあげたくなるほどの月!



帰路、国立博物館と月



興福寺五重の塔と月



あまりにも素晴らしい夜。
すぐ家に帰るのは勿体無くて・・・
奈良町の行きつけのお店に立ち寄り・・・盛り上がり・・・
気がつけば、日付が変わってました!

朝から春日大社の旬祭に参列
午後・転害門
薬師寺・水煙
夜は仏教美術センターでの夜会
そして、見事な立待月

偶然の出会いや、心に響くお話、音楽・・・
春日の神様、薬師寺の仏様、素晴らしい一日を有難うございます


春日大社・旬祭

2013-09-23 21:55:23 | 春日大社
9月の旬祭に参列いたしました

神職さんのお話は「春日の磐座(いわくら)」
磐座は神が天から降臨された場所と覚えていましたが
他にも沢山の意味や謂れを持っている事を教わりました

中秋の名月は別名「芋名月」と呼ばれることから
9月のお粥は小芋が入っています
枝豆の緑色も鮮やかです



旬祭は毎月1日・11日・21日に執り行われますが
21日は一般の私達も参列させていただけます
朝、9時半頃に感謝・共生の館に集合
直会(なおらい)としてお粥をいただきますので、代金として
千円を納めます。

今まで遠い存在だった春日の神様が
少し身近に感じられるようになりました。