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ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

金継ぎ・染付

2014-10-26 22:00:06 | 金継ぎ
普段使いの染付の器が、見事に真っ二つに割れてしまいました(涙・・)
周囲から、絵にかいたような割れ方ね!と言われて・・・

ただ、半分に割れただけでは無くて、釉薬剥がれも多くて、一つ一つそれを埋めていくのに
手間取り、半年掛かって修理致しました。

5寸浅鉢
銀粉で加飾しましたが、乾いてから青の色漆を薄めてその上に塗り重ねます
薄める事で、銀色が見え隠れ・・・素敵になりました



銀のままとの対比



7寸皿
こちらは、銀粉仕上げ





どちらも、量産品ですが、愛着ある器です。
日々の使えるようになったのが何より嬉しい!

次は同じく染付の長皿を修理中

欠けた場所が小さいので、こちらは金で仕上げようと考えてます

ドングリ

2014-10-24 18:04:40 | 日々のこと
近くの公園で、どんぐり拾い♪

どんぐりの王様・クヌギ



こちらは、アベマキ
クヌギより大きいので、皇帝?



コナラ



こんな風に枝付の実を見つけると嬉しいです
大切に持ち帰り、スケッチします~



公園では落ち葉をかき集めて焼却されていました。
ドングリも同じくゴミ扱い・・・
ほどほどにしてほしいです。

落ち葉を利用する昆虫や野鳥たちのためにも・・・



どんぐりコロコロ・・・

2014-10-14 21:09:31 | ポーセリン・ペインティング
季節が移り変わると、木の実を描きたくなります。

先週、台風の翌日、折れていた枝を拾ってきてスケッチしました

A4サイズの陶板に描いています





このドングリはアラカシ(ブナ科・コナラ属)

一般に「カシの木」と呼ばれていて、近畿地方で「カシ」はこの「アラカシ」の事だといわれる程、多く見られます。

他にもシラカシ・アカガシ・ウバメガシなどがあります
全て常緑ですが、葉のギザギザの形状や殻斗(かくと)・・・ドングリが入っているお皿の事
の模様で見分ける事が出来ます。

本当はコナラのどんぐりを描きたかったのですが、落葉樹なので葉の色が変わってきてます
絵のイメージとして、緑の葉が描きたかったので。。

この後、ラスター・オンゴールド・オンプラチナなどのモダンテクニックを使う予定・・・
仕上がりが想像できなくて、ドキドキです。


生徒さんの作品

2014-10-09 13:37:43 | ポーセリン・ペインティング
中級クラス・自由作品です


IMARI・伊万里

2014-10-04 10:22:33 | 美術館・博物館
中之島の大阪東洋陶磁美術館で開催中の
IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器展 に行きました

有田焼きの磁器を伊万里港から積み出したことから一般に「伊万里焼」と呼ばれています

17世紀頃、ヨーロッパでは、中国の景徳鎮が大人気でしたが、明から清への政権交代の混乱によって
輸出できなくなり、その代りに有田磁器がヨーロッパに広まったのです

この時、中国で政権交代が無かったら・・・きっと伊万里焼はこんなにもヨーロッパの王侯貴族を
魅了する機会がなかったかもしれませんね。
ドラマチックな歴史の一幕です。



シャルロッテンブルク宮殿・磁器の間
圧巻~です
地震に無い国だから、この飾り方ができるのでしょう。
どんな方法で取り付けてあるのか?それが知りたいです



電気もガスも無く性能の良い温度計もなかったはず。
炎の色で温度を正確に感じ取る事ができたそうです。
この時代の職人さんの高度な技術、何度見ても敬服いたします。



会場2階のロビーではビデオ上映があります
45分ありますので、時間に余裕を持ってお出かけください。
…私は夫が一緒でしたので、10分しか見せて貰えなかったです・・残念・・・

テンプル・ジャー続き(2回目)

2014-10-03 09:59:13 | ポーセリン・ペインティング
バランスを見ながら、葉、蕾、枝などを描き足していきます
凹凸のある壺はトレースが難しいので、フリーハンドで頑張ります





蓋は一重のバラ
黄色の蝶は転写紙を使いました。



前回と比べると、段々形になってきたので嬉しいです。


岸田周子先生のHP

2014-10-01 21:30:08 | ポーセリン・ペインティング
岸田周子先生のホームページが完成しました。

Porcelain-Art-Shuko

レース技法で有名な周子先生ですが、丁寧に描かれたお花や果物、
ラスターなどのモダンテクニックがギャラリーに掲載されています。

是非、ご覧下さい。

パールとレースとリボン

2014-09-30 15:45:19 | ポーセリン・ペインティング

バージョンアップした Shuko lace が完成しました。
立体的なフリルのレースです

サイズは、11x9㎝ 高さ3㎝






蓋物は、いつもの事ですが、蓋より身(箱の方)に描くのが大変。

フリルとプリーツの違い・・・ 言葉では解っていても、描くとなると、難しいです。。

岸田先生の様々なレース技法を練習してきて、ようやく納得できる作品が描けるようになってきました。

単発のレッスンもお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせください
問い合わせ・・・
ホームページの「問い合わせ」からお入りください


ブラックグリーン・レース

2014-09-28 16:03:56 | ポーセリン・ペインティング
岸田周子先生のレース技法は代表的なもので

shuko lace (前回、扇の蓋物のレース)
ブラックレース
の他にブラックグリーンレースがあります

今描き始めているポートレートに、このレースを使おうと思い、
まず、練習から。
(未完成)





ブラックレースです



他にもレース技法はありますが、根気よく練習です!

扇の蓋物・完成

2014-09-25 10:02:16 | ポーセリン・ペインティング
扇の蓋物が完成しました
(岸田先生のShuko lace 技法)

サイズ 20㎝(最も幅の広い所)X 12㎝ 高さ 3.5㎝

扇子を広げて、骨の構造を見ながら描いて行きます
何気なく使っていた扇子ですが、改めて使い勝手の良さ、コンパクトに
折りたためる工夫に関心しました。



岸田周子先生のアドバイスで中にもバラ!



一番描きにくかったのはこの部分
ぐるりと、描いていますから、持つ場所が無くなります・・・(涙)



描きながら、疑問に思ったこと。
扇と扇子の違いって?

•扇は手に持って風を送るものの総称。うちわも扇の仲間
•扇子は、紙で繋げられた数本の骨組みを要で固定した折りたたみ式の扇のこと

だそうです。
西洋では扇、東洋では扇子と呼ばれていると思ってました。