ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

金継ぎ・染付

2014-10-26 22:00:06 | 金継ぎ
普段使いの染付の器が、見事に真っ二つに割れてしまいました(涙・・)
周囲から、絵にかいたような割れ方ね!と言われて・・・

ただ、半分に割れただけでは無くて、釉薬剥がれも多くて、一つ一つそれを埋めていくのに
手間取り、半年掛かって修理致しました。

5寸浅鉢
銀粉で加飾しましたが、乾いてから青の色漆を薄めてその上に塗り重ねます
薄める事で、銀色が見え隠れ・・・素敵になりました



銀のままとの対比



7寸皿
こちらは、銀粉仕上げ





どちらも、量産品ですが、愛着ある器です。
日々の使えるようになったのが何より嬉しい!

次は同じく染付の長皿を修理中

欠けた場所が小さいので、こちらは金で仕上げようと考えてます

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2 コメント

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洗えますか? (boss)
2014-10-27 07:16:27
見事にパックリ
金継で継いでも使用に耐えるのですか?
欠けや小口の割れには対応できても、水で洗っても大丈夫?
そうだとすると素晴らしい技術ですねぇ
漆アレルギーは克服されましたか?
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bossさま (ぴゅい)
2014-10-27 08:15:34
洗えますよ~
食洗器や電子レンジはダメだけど。。
修理したことで、陶磁器だけど漆塗りのお椀と同じ扱い方をしなければならないのです。
ただ、ポットの把手は、経験不足だと取れる事も多いとか。
お皿や湯飲みなどは全く問題が無いのです。
金や銀は使う度、薄くなっていくのは、絵付けの金と同じですね!

漆には相変わらず被れてます
皮膚に付かないよう、知恵もついてきました
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