唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

アルプスの少女ハイジ

2019年12月02日 | アニメ
高畑勲展をきっかけに、アルプスの少女ハイジを見ました。50話すべて。何日もかけて。普通、昔のアニメをみると、こんなだったのか…とガッカリすることが多いのですが、この作品はすごい!
色あせない。
物語がしっかりしていて、子どもが見ても面白いというだけでなく、むしろ、大人がみたほうが面白い作品です。
ハイジは元気でかわいいなとか、おじいちゃんいい人じゃん!と思ったり、クララが立った!と喜ぶだけでなく、デーテおばさんがおじいさんにハイジを押し付ける辛い気持ち、くやしい気持ちがわかったり、ロッテンマイヤーさんも育ちとか立場的にそうなるのも仕方ないなとか、思えたりするのです。

後半のハイジはおまけで、クララの物語になっている気がしました。そしてクララに優しいおじいさんになんか、(ずるいなあ…)と思ってしましました。クララはいい子だよ。

というわけで、まとまりない話で申し訳ありませんが、もう、見たら最後、先を観たいけど、今が面白くてしょうがない、でも早くこの先が知りたい!という、毎日がハイジ地獄になります。





ターミネーター ニューフェイト(ネタばれありです)

2019年12月02日 | 映画 た行


3を無きものにするという、スカイネットの正体はこの映画の製作者だと思います。3結構好きなのに。
でも、正当な続編とかなんとか言われたらそりゃ観ないわけにはいかないでしょうということでさっそく観ました。
そしたら、ジョンコナーを無きものにしてしまうとは!!
1も無きものにしてしまうとは恐れ入りました。
ここで導き出されるのは、一人の英雄が歴史をつくるわけではなく、どんな状況でも圧政に対して立ち上がる人々がいるということでしょうか。ヒーローや救世主を消したところで、新たな人物が出てくる必然があるのです。
なんてことを語っている映画ではありませんが、それなりに楽しめたと思います。
ただ、アクションは目がついていかない。何をやっているのか、特に空のシーンはわけわかりません。
もう一つ、サラコナーさんがせっかく「 I'll be back」とかっこよく言い放った決め台詞を、簡単に無視した現代的(未来的)若者の無慈悲さ。
最後まで残念なのは、サラコナーさんがそんなに強くないことです。
まあ、ただの人ですからね。