高畑勲展をきっかけに、アルプスの少女ハイジを見ました。50話すべて。何日もかけて。普通、昔のアニメをみると、こんなだったのか…とガッカリすることが多いのですが、この作品はすごい!
色あせない。
物語がしっかりしていて、子どもが見ても面白いというだけでなく、むしろ、大人がみたほうが面白い作品です。
ハイジは元気でかわいいなとか、おじいちゃんいい人じゃん!と思ったり、クララが立った!と喜ぶだけでなく、デーテおばさんがおじいさんにハイジを押し付ける辛い気持ち、くやしい気持ちがわかったり、ロッテンマイヤーさんも育ちとか立場的にそうなるのも仕方ないなとか、思えたりするのです。
後半のハイジはおまけで、クララの物語になっている気がしました。そしてクララに優しいおじいさんになんか、(ずるいなあ…)と思ってしましました。クララはいい子だよ。
というわけで、まとまりない話で申し訳ありませんが、もう、見たら最後、先を観たいけど、今が面白くてしょうがない、でも早くこの先が知りたい!という、毎日がハイジ地獄になります。