三国志 1巻 無料版 | |
吉川英治 | |
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キンドルで読んでます。
黄巾党の乱から始まるものがたり。
結局、国家のゆきづまりが黄巾党を生み、黄巾党が壊滅しても、国家そのものの改革がなされないと、ゆがんだ支配体制が続くわけで、
「天下の乱は、天下の草根からおこるものでない。むしろその禍根は、民度の低きよりも、廟堂の高きにあった。川下よりも川上にあった」政を奉ずる者より、政を司る者にあった。地方よりも中央にあった。けれど腐れるものほど自己の腐臭には気づかない。また、時流の動きは目に見えない。」
まさにここのところなんでしょうね。
というわけで、今度は董卓が牛耳ってしまいました。まだまだ天下の乱は始まったばかりです。