唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

機動戦士ガンダム 劇場版

2011年11月02日 | アニメ
機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル


たまたま新型戦艦をジャブローに運ばなければならなくなった若造たちがいろんな困難を乗り越えていきます。

ブライトが若く感じないのは絶対にセリフのせいですね。 おっさんみたいな生意気な口の利きようがすごいです。強がって当り散らしたりもするけれど、案外素直なんですよね。すなおというより、わかりやすい性格なのでしょうか。わかりやすいくせに不器用で。
捕虜に南極条約にのっとって・・・みたいに言われたら、「南極条約は読みましたよ」って。新兵ならではの初々しい強がりですよね。

親父にもぶたれたことがないアムロは、実家でぼこぼこにされましたが、そのときは親父のことは口に出しませんでした。虫も殺せなかった少年は、柔道が得意なハヤトにも襲いかかります。上官にもぶたれます。
ぶたれたりぼこぼこにされたり、取っ組み合いのけんかをしたりして、一人前の戦士へと成長していきます。
面白いのは、人間を直接殺すのは動揺するけれど、MSは平気でやっつけられるところです。アムロ自身、人間じゃなくてモビルスーツなら平気みたいなセリフが出てきます。まあ、そうやって自分に言い聞かせないと、戦争なってやってられないということなのかもしれませんが。

セイラさんはすごく背伸びした女の子だったんですね。軟弱者!の有名なセリフもそうですが、甘えて母性本能をくすぐろうとするブライトに「弱気は禁物でしょう」とピシャリ!誰にも頼らず生きてきた女の姿ですね。

ミライさんはでしゃばりで自信家なところがありますね。
WBの操縦だって、ちょっと経験があるからって戦艦の操縦をやるとは言いませんよ。普通。それを自分から申し出ちゃうところはさすがです。そして、間に合わないかもしれないとか、なんとか、なんとなくの自分の感覚で確信を持って話すことができるのは、やっぱりそれだけの経験をつんだ地震もあるからなのだろうと思います。

シャアの性格のゆがみはやっぱりガルマへの復讐のときに出ますね。友達でも、自分の考えの邪魔になれば排除してしまう。そういう暗闇を心に持った若者です。若いうちから、いろいろもてはやされてきたのも増長を招いたのかもしれませんが。シャアも自信家なんでしょうね。

最初はシャアがV作戦をキャッチしたことからジオン軍の追撃が始まるわけですが、ジオン軍が案外ホワイトベースとガンダムを重要視していることがわかって、連邦もそれならばと、ホワイトベースをおとりに使うわけですね。そんな流れもありながら、ホワイトベースは実践の中で、さらに大きな存在になっていきます。
シャアを退け、ガルマをやっつけ、ランバラルや黒い三連星もうちやぶってしまったらもう、誰も止められません。

そして、舞台は宇宙へ。

めぐりあい宇宙・・・
ララアとアムロの出会い…ララアにとってこの出会いは遅すぎて…アムロにとっては突然過ぎたわけですね。シャアは心のつながった2人を引き離すべく「戯言はやめろ!」と割って入る。さらにセイラさんまで割り込んできて・・・ララアは、セイラもシャアも救って…でも、アムロは、シャアのひるんだすきをついてシャアを殺そうとし、それもできずに取り返しのつかないことをしてしまいます。
まったく。ジオンの兄妹が割り込んでこなければこんなことには…もっと言えば、アムロがもっとニュータイプの力をちゃんと働かせれば・・・
なんて後から考えても仕方がないですね。もう、テレビ放送されてから30年以上前の話だし。
ララアとアムロの急速なわかり合いを結構うまくあらわしてますね。あんな短時間の出番でララアはとても大きな存在感を示しています。

今回はかなりララアが気になりました。

安彦さんは何かのインタビューで、「1年戦争」なんて当時のメンバーの中で言ったことがないとか言ってました。
この劇場版では、Ⅰでだったか、膠着状態が8カ月ほど続いたと言っていて、そのあとの話がサイド7の話になってます。
その前は、ジオンのコロニー落としとかいろいろやっていたから、たしかに1年以上の長い戦争だったのでしょう。
ガンダムの登場から終戦まではどれぐらいなのでしょうか。宇宙世紀0080年に終戦といっても、何月とかは言ってないから、始まりが0079年の1月から0080年の12月だったら、約2年間たたかっているともいえるけれども、この3部作を見る限りでは、そんなに時間はたってないようにも見えます。でも、それは劇場版だからで、サイド7からルナⅡ、大気圏突入、地球一周して再び宇宙へ。という軌跡からすると、やっぱり2~3か月ってことはないだろうしな。どうなんでしょうか。
年表とかあるんでしょうか。と思って、ネットで調べたら、こんなことになってました。

0079.01.03 1年戦争勃発。ジオン公国、地球連邦政府に対し独立を宣言・・・
0079.09.18 公国軍特務部隊サイド7強襲。コロニー内部で史上初のMS同士の戦闘。WB破壊を免れたMSを収容し南米のジャブロー基地にむけ出航
0079.10.04 ニューヨーク市において地球攻撃司令官ガルマ・ザビ戦死
0079.10.06 ギレン・ザビ、全地球規模の大演説を展ズム・シティにてガルマ・ザビの国葬が行われる
0079.11.07 連邦軍、オデッサ作戦始動、三日間の戦いの末、連邦軍の勝利に終わる。
0079.11.30 公国軍、連邦軍総司令部ジャブロー攻撃失敗
0079.12.14 連邦軍、星一号作戦発動
0079.12.24 ソロモン攻略作戦開始。公国軍敗退。宇宙攻撃軍司令官ドズル・ザビ中将戦死
0079.12.25 デギン公王、ソーラ・レイ・システムにより死亡。連邦軍、レビル艦隊を喪失
0079.12.31 ア・バオア・クー攻防戦。要塞内において、ギレンとキシリアともに戦死。
ア・バオア・クー陥落。連邦軍の勝利に終わる
0080.01.01 一年戦争終結。月のグラナダで地球連邦軍とジオン共和国による終戦協定締結。〔一年戦争(ジオン独立戦争)〕終結

ホントに一年になってるじゃん!
ガンダムはたったの4カ月!

LULU

2011年11月02日 | 音楽
Lulu
クリエーター情報なし
ユニバーサル インターナショナル


ルーリード&メタリカ!
何でこの組み合わせなのか・・・よくわかりませんが、なんかすごいです。
メタリカの延長線で聴こうとするとちょっと期待したものと違っちゃうかもしれませんが、ずっとこういうバンドだったと思っちゃうような安定した感じはさすがです。

1枚目の方がメタリカっぽさはあるかな?

2枚目はぜんぜんメタリカって感じはしないです。へヴィメタルというのともちがうかも。
でも、たぶん、これができるのはメタリカだからかもしれないですけど。
そういう意味では、違う面をみせてくれて、芸術的に高いんじゃないでしょうか。

メタリカって、ちょっと間抜けっぽいわざとらしいメロディがあると思うんですけど、それがヴォーカルが違うことで消されています。それがかなりいい感じになっています。

後は繰り返しの美学みたいなものも感じます。単純な音を繰り返すことで重みがだんだん積み重なっていくような感じでしょうか。

2枚目の3曲目、4曲目はかなりいい感じです。
なんだろう・・・ニールヤングのブロークンアローを聴いたときのようなゆったりしていて、静かでいて重くて激しい感じがします。

もしかしたら、1枚目がメタリカのパートで、2枚目がルーリードのパートみたいに分けたのかな?

メガデス!メガデス!メガデス!

2011年11月02日 | 音楽
Killing Is My Business (Rmx)
クリエーター情報なし
Relativity


Peace Sells But Who's Buying
クリエーター情報なし
Capitol


So Far So Good So What
クリエーター情報なし
Capitol


Rust in Peace
クリエーター情報なし
Capitol


リマスター版らしいです。
聞いてそれまでとの違いがわかるほど聞き込んでないですけど、そういうことらしいです。
評判もいいですね。他の人のレビューを見ると。

大きい音でじゃかじゃか聴きたいアルバムたちです。
ギターの音で、さわやかな気分になりました。
Killing My Businessは、まだ到着していませんが。