唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

その土曜日、7時58分

2009年10月18日 | 映画 さ行
その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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この映画の一番怖かったところは、人生のつまずきがあったときに、安易な道を選ぼうとして、犯罪に走っちゃうこともあるというところですね。いわゆる、間がさすということなんだろうけど、普段善良な人たちも、ちょっとしたきっかけで犯罪に走ることもあるし、その結果、さらに悲劇を起こしてしまうということです。

人間社会の中での幸せは、人間社会のルールの中で生活していくことでしか訪れないわけです。

今の状況をそういう、社会に反することで打開しようとすると、今の生活自体も破壊してしまうということなのでしょう。

むなしいですね。

父親が一番むなしいでしょうね。
実の息子が母親を殺した中心人物だったことを知ったときの動揺は相当きついと思います。
そして、息子への怒りは、きっと、自分への怒りになってくるのでしょう。
このさき、その気持ちを背負って生きていくというのは・・・重過ぎます。


マンマ・ミーア!

2009年10月18日 | 映画 ま・や・ら・わ行
マンマ・ミーア! [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル

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いきなり最初のバカっぽいはしゃぎぶりでかなり引いてみてました。
それで、最初の方、いきなり歌いだされて「え!?何で歌うの!?」って思いました。でも、そうですよね。そりゃ歌いますよね。ミュージカルだもの。

話の流れも子どもだましっぽいと思ったんですが、よく考えたら、もともと舞台なんですもんね。舞台ならありかもしれません。

だから、最初にそういうもんだという頭で見れば、そこは違和感はなかったんでしょうね。

いきなりのバカっぽさはどうしようもないけれど…

でも途中から、なんか、そういう雰囲気に慣れてきたのか、楽しめるようになってきました。たぶん、ABBAの音楽に引き込まれていったんでしょうね。

それで、メリルさんの熱いあきらめの曲でなんか感動しちゃいましたね。その前の親子の心の通い合いがまたよかったですけど。
メリルさんはそのあとのうっとり顔がきれいでしたね。結構な歳だと思いますが、そういう表情で見る側を引き込んじゃうんだからすごい人ですね。

最後はみんなハッピーみたいな終わり方で。まあ、良かったじゃないですか。

でも、映画としてのストーリーと考えると、やっぱり・・・ねえ・・・
だから、ミュージカルというのは見方を変えなきゃいけないんでしょうね。

娘さん役の人はどこかで見たことあると思ったら、美しい人に出てませんでした?おれ良く知らないんですけど…

いま、ABBAを聞きながらこれ書いてます。
やっぱりこの映画をみると、当然、ABBAを聞きたくなります。
それで、きれいなメロディにあらためて、大したもんだと…

子どもの頃、よくわからずにABBAは好きだったんですよね。何の曲を覚えているということではないんですけど、何ででしょうか。でも、覚えてますよ。「スッパッパースッパッパー」(たぶん、トゥルパッパー)って歌ってなんか喜んでましたもん。それだけ覚えてます。

なぜか、スッパッパーは大好きでした。

ダンシングクイーンなんて、全然記憶になかったですもんね。それ以外もですけど。

いや、聴けば、この曲知ってる!というのもあるんですけど、ABBAの作品としてきちんとインプットされていたのはスッパッパだけなんですよね。数年前まで。

こうやって聴いていると、あらためてまた映画も見たくなってきますね。