唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

家族

2009年09月08日 | 男はつらいよ・山田洋次
家族

松竹

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時は万博でにぎわう1970年、長崎から開拓地の北海道へ行くまでの数日間を描いた物語
私が生まれた年でありますが・・・なんか、自分が子どもの頃を感じることができます。
母親の服装とか、子どもの帽子とか、レストランでの風景とか、弟の家とか、まるで自分のアルバムを見ているような・・・インディアンのまねとか、やりましたもんね。

経済の急成長の時代でもあり、電車の窓からの風景は、工場であったり、団地であったり、景色が急速に変わるさまを見せてくれます。その象徴が万博なのでしょうね

旅の途中で赤ちゃんを死なせてしまい、北海道に着いたら、おじいちゃんが亡くなってしまいます。マジかよと思うような悲惨さです。
北海道に移り住んだのは間違いだったのか、問いかけますが、最後に夏が来て、新たな生活の中で生きる希望をみつけていきます。
実際に正しいかどうかなんてわかりませんし、誤りだったかもしれません。でも、それでも、生きていくことに喜びを見出している最後のシーンは、とてもすばらしいです。

子役がすばらしい。演じてない。そのままの子どもでした。子役と言っても、私より年上か?

2004/05/18

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久しぶりに見ましたが、やっぱりいい映画ですね。
赤ちゃんが死んだあと、連絡船の中で赤ちゃんの泣き声を聞いてぱっと民子が起きるところがとても悲しいですね。
あと、今回良かったのが、おじいちゃんが駅で見送る息子(弟)に最後の別れを言うシーンが良かったです。
北海道についてから、洋服を民子に渡すシーンも良かったし・・・
いいシーンがいっぱいあります。

何でいいシーンかというと、やっぱり、1970年という時代の大きな流れの中で、1つの家族の人生の一部分をリアルに映し出しているので、あの家族とすれ違ってるかもしれない・・・あの時代にちょうどいたんだよなあ・・・と思わせてくれる、映像の中に自分がいるような、そんな気がしてしまうからだと思います。





上島ジェーン

2009年09月08日 | 映画 あ行
上島ジェーン [DVD]

ポニーキャニオン

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選挙のがおもしろかったのでかりちゃいました。
笑えるおもしろさという点では、いまいちなところもありましたが、興味がそそられるという点でとてもおもしろいです。サーファーって、まじめなんですね。そして自分の思いから、環境問題にまで意識が向かっていくんですね。

そういう、本物のドキュメント的なところの映し方がとても上手で、本当にドキュメントを見てる・・・いや、ドキュメントだよなあ・・実際どうなの?・・・どっちにしてもすごくリアルです。

そのリアルなドキュメントの中に、上島と有吉を入れるとどうなるか・・・って感じで、有吉のテレビでは見られないいい人ぶりも、演技とは思えないくらいうまくやっていて、これがこの人の素なんじゃないかと錯覚してしまいます。

そして、上島のだめっぷりも、これが本当の上島かもと思わされちゃう妙な説得力があって・・・
そこが演技と感じさせないところが上手です。

そんな中で、上島の恋模様のところだけ、妙にコントっぽくて、あれはわざとなのかもしれませんが、そう見せといて、最後に後にたたずむ3人の女性の映像のところとか、いつのまにか、それっぽい映画になっていて・・・

なんか、笑いそうで笑えなくて、ちょっとジーンときそうでジーンとできなくて、どんな表情をして見ていたらいいのかわからないまま最後まで見てしまいました。

サーフィンをやっている人、立派ですね。

ほんと、ほんととウソの境界線がわからないです。