ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

抜き書き(多文化共生地域福祉への展望)

2018年02月06日 20時12分07秒 | 

-----
…①長時間労働と低い基本給:時間外労働によって生活資金を稼ぐことが常態化し、時間外労働の平均も112時k難から134時間と推計されている。②リスクが高く安全でない労働環境:大変劣悪・危険な労働環境であり、異常な高温(室内約38℃ー42℃で「まるで地獄だ」)異臭を伴う有害な化学物質の使用、③厳しい管理方法と処罰システム:58種類の処罰規定がある、④労働者の意見が反映されない:苦情の申し立てもできず、労働組合もない、などの実態が浮かび上がった。
-----
「労働力やない、人間やで。」って言葉を思い出した。思い出したって言っても、先週の話やけど。同じようなことやった。

-----
…「あり方報告書」による地域社会の再生としての福祉とは、「住民が地域の生活課題に対する問題意識を共有し、解決のための共同することは、地域での人々のつながりの強化、地域の活性化につながることが期待され、その意味で、地域福祉は、地域社会を再生する軸となりうる」と示されている。ここでは、住民は「問題発見者」であり、「問題解決」の主体として位置づけられている。しかし、そこには問題をなぜ抱えさせられているのかという視点、さらにそのような問題を生み出す現在の地域社会をどのように変革するのか、という視点が不十分である。
-----


「多文化共生社会 地域福祉への展望」朝倉美江 高菅出版
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 40歳をこえて | トップ | 抜き書き(「語られないもの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事