ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

「難民としての経験から見えてきた課題」

2018年01月19日 01時43分26秒 | 人の移動
抜き書きです。

ハティ タンガさんの文章から
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1961年にベトナム南部のベン・チェー省で生まれた私は1981年4月に自由を求め、ボートビープルとなった。

私と兄が乗った笛は、3日目に大きな台風に遭遇したものの、幸い沈没せず、日本に向かう貨物船に救助され、長崎県の赤十字キャンプに収容された。

33年前に神戸にやって来た時、市内には10数人のベトナム人が暮らしていた。

1995年1月に阪神・淡路大震災が起こる前は、日本人から差別を受けても問題にしなかった。入居差別をされても、仕方がないと思う人が多かった。外国人支援窓口などはほとんどない時代だったので、相談や訴えることはできなかった。

就職を斡旋して「定住」させてしまえば終わり、といったように感じた。
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Migrants Network 188
コメント
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