ガソリン生活

●ガソリン生活●　伊坂幸太郎
朝日新聞出版　　２０１３．３

緑のデミオの持ち主・望月家は、母兄姉弟の四人家族（ただし一番大人なのは十歳の弟）。
兄・良夫（二十歳）が元女優をデミオに乗せた日から物語は始まる。
不倫の噂、芸能記者、脅迫といじめ…大小の謎に望月家は巻き込まれ・・・


排気ガスの届く距離で会話している車目線のお話で、面白かったです。
散りばめられた伏線が回収されていく様が、伊坂ワールドともいえるべき作品になっていると思います。
なんとなく、しばらくは車目線で見ちゃいそうな気がします（笑）
自分の車を大事にしようと思いました。

申し込み

Ｐｌａｓｔｉｃ Ｔｒｅｅの秋ツアーのＦＣ先行抽選予約、申し込んでおきました。
昨日の昼から明後日の間までが申し込み期間。
忘れないでよかった（笑）
結果は30（木）の夕方と、すぐに出るのはありがたいんだけれど、当選したときの引き取りは８月31日からだってさ…
３ヶ月先だよ…（苦笑）
いや、きっとすぐにその日は来るんだろうけどさ…
…いや、うん…いいんだけどね…

我慢できずに

週末まで我慢できずに、杉本善徳さんのＤＶＤ「Good bye for now.」のDISC１を見ちゃいました。
続けて見たい～！　と思ったけれど、ＤＶＤならディスクを入れ替えるタイミングがあるので、かろうじて思いとどまりまして（笑）
残りは週末にじっくりと…なんだったら、DISC１からまた見ればいいしー。

ということで、やっぱり１曲目の『オフホワイト』から『LIFE』『浸色』は、グッときますな。
とはいえ…やっぱりライブの方がもっとグッとくるから、「こんなもんじゃない」って思ってしまうんだよなぁ。
カメラワーク的には、最前で左右に動くカメラが非常に気になります（笑）
あのカメラは、ずっと左右に動いていたんだろうか？　そこそこのスピードで動いているよね？
あとは、ファンの手とか顔とか、ちょこちょこ入ってますよね。
ラスト付近がどのような映像になっているかも楽しみだな～。

歩数計で

最近、密かに楽しみにしていることが、携帯電話のウィジェットで、歩数計を利用して疑似日本一周が出来るというもの。
観光地が目的地になっていて“次は○○”“あと△△ｍ”とか表示されるので、それを見るのが楽しみで頻繁に携帯を覗いてしまいます。
総歩行距離が「ん？そんな距離になるんだっけ？」とか、観光地間の距離とか、どの程度正確なのかはわかりませんが、まぁ、何もないよりは面白いかな、と。
パソコンでは、好きな場所から日本一周をはじめられるっていうサイトがあるみたいだけど、いちいち打ち込んだりするのは面倒だから、携帯電話で連動してくれるのはありがたい。
鎌倉駅が出発で東京方面に行ったから、西日本はずっとずっと先のことになるのかな？
でも、そこまで頑張ろうという気になるし、東北地方とか行ったことないので、それはそれで楽しみ。
飽きなければ、ですけどね（笑）

図書館戦争

●図書館戦争●　有川浩
メディアワークス　　２００６．３

「図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。」
公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が施行されて30年になる現代。
超法規的検閲に対抗するため、図書館も防衛力を追求し警備隊を持っていた…


なんだか小難しそうだなぁと思って避けていたんですが、漫画で読んだらラブコメっぽい要素もあるし、アニメ化・映画化されたということで、読んでみようかな、と。
一昔前にあった、少年の猟奇的事件の背景には残虐な映画やアニメの影響が…みたいなところにも言及されていたり、メディアの報道のあり方みたいな、ちょっと考えさせられるものがあったり。
“メディアワークス”という、ライトノベル？を読む世代に、面白く話を読ませながら、さらりと問題提起出来ているんじゃないかなぁと思いました。
連作短編っぽいので、設定の説明部分で突っかからなかったら（笑）サラサラ読めます。