●最悪● 奥田英朗
講談社 1999.2
小さな鉄工所を経営する川谷信次郎。
都市銀行に勤める藤崎みどり。
パチンコやカツアゲでその日を生きている野村和也。
それぞれの「最悪」…
それにしても読んでいて気が滅入ってしかたがなかった。
タイトルが『最悪』なんだからそれを覚悟して読むべきだったんだけど…
読み終えるまでの二日間は鬱々と沈んだ気持ちを引きずってしまった。
一番感情移入していた川谷のラストに切なくなって
私的にはなんとなく読後感がスッキリとはいかなかった。
違う本を読んで気分を切り替えないとツライ(苦笑)
人間は幸せになれる金額がそれぞれ違ってて、
お金はあるに越したことはないけどたくさんあればいいってものでもなくて
その人に合った金額っていうのがあって、それはいまの給料の2割増ぐらい
もう少し広い部屋に住めるとか月に1回旅行に行けるとか
幸せってそういう小さな願いが叶うこと…
和也が知り合った水商売の女性が言っていた言葉。私もそう思っている。
(その割に宝くじ当たれ~なんて思ってもいる)
講談社 1999.2
小さな鉄工所を経営する川谷信次郎。
都市銀行に勤める藤崎みどり。
パチンコやカツアゲでその日を生きている野村和也。
それぞれの「最悪」…
それにしても読んでいて気が滅入ってしかたがなかった。
タイトルが『最悪』なんだからそれを覚悟して読むべきだったんだけど…
読み終えるまでの二日間は鬱々と沈んだ気持ちを引きずってしまった。
一番感情移入していた川谷のラストに切なくなって
私的にはなんとなく読後感がスッキリとはいかなかった。
違う本を読んで気分を切り替えないとツライ(苦笑)
人間は幸せになれる金額がそれぞれ違ってて、
お金はあるに越したことはないけどたくさんあればいいってものでもなくて
その人に合った金額っていうのがあって、それはいまの給料の2割増ぐらい
もう少し広い部屋に住めるとか月に1回旅行に行けるとか
幸せってそういう小さな願いが叶うこと…
和也が知り合った水商売の女性が言っていた言葉。私もそう思っている。
(その割に宝くじ当たれ~なんて思ってもいる)
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