幻視時代
2011-01-06 | 本
●幻視時代● 西澤保彦
中央公論新社 2010.10
文芸評論家の矢渡利悠人と、彼の高校の後輩にして小説家のオークラこと生浦蔵之介は、ある一枚の写真パネルの前で固まっていた。
18年前の大地震の直後に撮られた写真に、悠人の同級生の少女が写っていた。彼女の名は風祭飛鳥。
しかし飛鳥は、大地震の4年前に起きた「女子高校生作家怪死事件」の被害者で、写真を撮ったときにはすでに死んでいたはず…
心霊写真? これは一体どういうことなのか…
ホラーかと思ったら違いましたね。
それぞれがどう思っているのか、どうしてそういう行動になっているのか…謎がなかなか解決しないなーと、ぐいぐい読めました。
中央公論新社 2010.10
文芸評論家の矢渡利悠人と、彼の高校の後輩にして小説家のオークラこと生浦蔵之介は、ある一枚の写真パネルの前で固まっていた。
18年前の大地震の直後に撮られた写真に、悠人の同級生の少女が写っていた。彼女の名は風祭飛鳥。
しかし飛鳥は、大地震の4年前に起きた「女子高校生作家怪死事件」の被害者で、写真を撮ったときにはすでに死んでいたはず…
心霊写真? これは一体どういうことなのか…
ホラーかと思ったら違いましたね。
それぞれがどう思っているのか、どうしてそういう行動になっているのか…謎がなかなか解決しないなーと、ぐいぐい読めました。
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