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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

夏のくじら

2010-12-07 | 
●夏のくじら●  大崎梢
文藝春秋  2008.8

東京に住んでいた篤史は、祖父母のいる高知の大学に進学する。
篤史は、同じ年の従兄弟・多郎に強引に誘われ、6年ぶりに復活する「鯨井町商店街」のよさこいチームのスタッフにさせられる。
しぶしぶ参加しつつも、4年前の祭りで出会った女性を探す篤史だったが・・・


よさこい祭り、見たことはありませんが、きらきらとした光も熱も色も見えるようでした。
読んでいる途中、青春小説として篤史の人探しエピソードがなくてもいいんじゃないかなーとは思いましたが、まぁ、それ込みで甘酸っぱいカンジでよいかもしれませんね。
ただ、篤史の考え方とか行動にイマイチ?な部分もあったんですけどね(苦笑)
「みんなで何かを成す」って素敵なことだなぁと思わせてくれる作品でした。
夏に向けて読んで、よさこい祭りを見ると二重に楽しめそうですね。
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