イ・ジェハに送った詩集、ペクソクの鹿と言う詩集を本屋で探すヨンファ、本屋の主人が1冊あった詩集をあの方が買ったと指さしたところに、なんとチョンファの弟で、行方知れずになっているチョン・ジュンギがいたのです。必死に後を追うヨンファ。そのヨンファの腕をつかんだのは夫テソンでした。なんで走っていたとの夫の質問には答えず適当にごまかすヨンファ。ヨンファはその日友人と会うために出かけ留守をします。
その直後の両親の留守に小包が送られてきます。ウンソルが中を開けると、鹿と言う題名の詩集でした。中から何か紙切れが出てきますが、気づかずその詩集を見るウンソル。ただその詩集の裏表紙に1958年5月28日と書いてあったのを覚えていたのです。
帰宅した夫テソンは机の上のメモを見てそれが何であるか悟ったのです。
ウンソルはその本を例の庵に置きます。テソンはすぐその本を持ってくるようウンソルに言い、その中になん書いてあったかを聞きますが、ウンソルは1958年5月28日と書いてあったと言います。それこそがたぶんジェハが殺された日だったのでしょう。大変なことになると思ったテソン、彼の秘書を付けてウンソルをその詩集を取りに、夜の闇の中を庵へと行きます。ウンソルは何かおかしいと本能的に感じ、その本を秘書に渡さず自分のバッグのなかに入れました。待っていたテソンがその詩集をよこせと迫ってきて、本能的に危険を感じたウンソルは逃げだします。秘書と二人で逃げるウンソルを追いかけます。そして追われたウンソルは誤って川の中に落ちますが、秘書が言ったあの子は君の子ではない。あの子が生きてる限りテソンの過去の行為が暴露されることになると言う秘書。ジェハの子だと言った言葉にテソンは勢いよく流れる川に、もがきながらパパ助けてと呼ぶウンソルを流れに飛び込んで助けなかったのです。ウンソルは急流に流されていきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます