父を助けられるのはあなただけ!私を助けられるのはあなただけ!あなたの望みは?とミジン、ジョンフンに。会社が欲しいわけではないとジョンフン。
ミジン家 母は気が狂ったように家具に張られた赤紙を剥す。それを見たサンピル、ダメだ!そんなことをすると違反になる!
ジョンフンは必死で会社を守ろうとしていますが、銀行や取引先から金の催促です。どうにもならないようです。ジョンフンは会社をあの道路工事の時の下請けに売り、社員は全員その会社に雇ってもらいます。そしてその金で、ミジンの家、ブティック、そしてサンピルの芸能会社、キャバレーを買い取ります。
その間、サンピルは自分の芸能会社を必死に守ろうとしていたのですが、不可能だったのです。
ジョンフンは警察に収監されているハンに面会に行きます。初めはジョンフンがテグクを奪おうとしていると思っていたハン氏も、実はジョンフンが、テグクを売ったお金で、ミジンの自宅、ブティック、サンピルの芸能会社、キャバレーを買い取っていたことを知り、今までの自分の悪行を反省したのでした。初めてジョンフンにすまなかったと謝ったのです。
スニョンはオクブンの店に行き、すべて解決してよかったこと、自分はミンスと遠くに行って静かに暮らすと別れのあいさつに来ます。引き留めるオクブンの言葉にも耳を貸さないスニョン。ミジンを助けてあげて下さい、お元気でと言って去って行きます。
キャバレー ジョンテが社長になり、ヨンチョルが管理部長になっていました。ギター弾きたちは、悪党のドンチョルもいないし、楽しくなりそうだと嬉しそうに話し合っています。
ボクシルは新しい芸能会社に就職し、新しいレコードを出し始めていました。弟のジョンウは作曲を担当し、二人とも売れ始めていました。近々ジョンウの足の手術もすることになっていました。勿論ヘリンは父オ議員が不正で検挙され、すべては駄目になってしまいます。
ミジンはジョンフンに会い、家とブティックをありがとう。そしてふとジョンフンの指に結婚指輪がないのを見て、どうしたのか聞きます。ポケットから指輪を二つ取り出したジョンフン、ミジンに渡します。私たち一緒になるべきではなかった、と言ってそのリングを公園の池に投げ捨てました。それが二人の最後の別れでした。
ミジンはその足でスニョンに会い、私は最初から彼と一緒になるべきではなかった。子供を攫った事ごめんなさい。ジョンフンとは終わったの。私は彼を愛せなかった。彼を幸せにしてあげて!そう言ってミジンは去って行きました。
スニョンが、ミンスとこの街を去ろうと支度しているとジョンフンが来て、君と行くところがある。ジョンフンはスニョンとミジンを自宅に連れてきます。オクブン出てきて、行かないで!一緒に暮らしましょう!明日はジョンテの結婚式、人生は海のようなもの。波が押し寄せ、過ぎると何ともないのに、その時は苦しむ、一つ越えたら又同じことの繰り返し、でも義母さんがいたから乗り超えられた!戦争がなければ離れ離れにならなかった。絶え間なく押し寄せる波!でも生きられたのはお前たちがいたから!しみじみと思い出す母、オクブン。
さて翌日はジョンテの結婚式です。すっかり綺麗なドレスに身を包んだチュンジャ。嬉しそうな父ハン主事。そしてあの反対していたギョンホの母も,ボクシルとの結婚を許したのでした。そしてジョンフンは司法試験の合格を認められ、司法官への道を歩み始めます。
長いこと拙い私の文章を読んでくださった皆様、ありがとうございました。
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