生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

愛はビュティフル!  人生はワンダフル!  95~

2020-06-21 15:07:12 | あの空に太陽を 68

ジュンウイとチョンア喫茶店で待ち合わせ。入って来たジュンウイ、チョンアに指輪を渡す。各指につけてくれと言って10本の指輪を。それをはめるチョンア。そしてジュンウイはダイヤの指輪をさらに出して、結婚してくれとプロポーズします。うなずくチョンア。その時電話が鳴ります。助けを求めるあのソンイからのものでした。学校に屋上にいると言って。すぐ行かなくては。昔の私のようにいじめられている子なの。助けに行くチョンア。飛び降りたくなったら、いつでも電話して。そう言って口から血を流しているソンイを抱きしめるチョンア。そして自分が昔同じような目に合って死のうと思った時があったと話したのでした。そして裸足のソンイに気付くと自分の靴を脱いで履かせたのです。悪いと言うソンイに、大切な市民を守るのが警察官よと言って。

街のごく普通の食堂に呼ばれたユラ。シオル、どかどかと音を立てて店に入ってきて、大声でしゃべるシオル。他の客たちが驚いて振り返ります。俺の顔が見られないか??怖いけど見なきゃとユラ。俺が先に話そうか?私が事実を全部話す。じゃあ話せ。謝罪する最後の機会だ。死んだ息子が事故を起こした。それを私が隠して。あの吸殻は私が拾って倒れているパクの傍に置いた。そしてあなたに罪を擦り付けた。長男に外国へ行けと言ったの。息子が発ったら話すつもりだった。再審で私が証言して濡れ衣を晴らそうと。その時まであんたと仲良くしたかった。美味しいものも食べさせて。服も買ってあげて。勉強もさせたかった。ごめんなさい。悪いことをしたわ。何の罪のない長男迄。どんな形でも良いから罪を償いたかった。俺だけ知らなかったのか?大声で怒鳴るシオル。店の客たちが一斉に振り返って二人の方を見ます。目を伏せるユラ。だから高級レストランで皆が俺に気を使ったのか?ジュンウイもチョンアも真実を明かせと言ったの。私が話すのを待ってくれた。笑わせるな!テーブルを拳でドンと大きくたたいて出て行くシオル。

車で送って行くジュンウイ。チョンアと外で話しています。その時オートバイでスペードをだしてやって来たシオル、ジュンウイに当たりそうになりながら、オートバイごと倒れ意識を失います。病院へ運ぶ二人。オペ室の前で待つ二人。医者が出てきます。担架に乗せられて病室へと行くシオル。簡単なオペでした。大丈夫です。病室へ行くジュンウイとチョンア。全て知ってしまったのでしょう?とチョンア。こんな形で知られたくなかった。ショックだったし、裏切られたと思ったはずだ。とジュンウイ。どうして?何の罪もないあなたを?裏切られたと思ったはずだ。母が最も守りたがっているのが僕だから。

ユラ、ジュンウイに何度も電話するが出ないので心配している。

シオル眠っている。看護師が来て、点滴をし、頭にくぎが1本入っていた。かなり古いものだが、きちんととったから心配ない。目が覚めたら知らせてくれと言って出て行きます。昔から気が付いてくれる人がいなかったと言う事だ。とぽつりと言うジュンウイ。再審してこの人の罪を晴らしても、この人の受けた傷はもとに戻らない。とジュンウイ。でもシオルは最初から良い人だった。私を励ますため歌を歌ってくれたの。すごく上手だった。シオルが自分に言ってくれたことを思い出しているチョンア。(俺が味方になってやる。大丈夫だと言ってやる。全部うまく行くはずだ。お前は輝くはずだ。お前は俺にとって大切な人だ。すべてが終わりそうな日には俺のことを思い出して大丈夫。全部うまく行く。俺にとってお前は一番大切な人だ。)小声で歌を口ずさむチョンア。歌が下手だなあ。とシオル。気が付いた?私が誰かわかる?とことん運が悪い。なぜ俺は記憶喪失にならない!忘れたいのに。お前を見るのも辛い。みじめだ。俺の前から消えてくれ!わかった。見たくないと言っただろう。消えてくれ!出て行くチョンア。(シオルはチョンアが好きだったのですが、もうすでにチョンアにはジョンウイがいたのでした)

母に電話をするジョンウイ。話したのか?うん。お前は大丈夫?うん。大変なのは彼なのに、俺達は最後まで自分勝手だ。シオルの状態は?頭部裂傷で数針縫った。特に異常はないようだ。良かった。誰にも会いたくないと。来ない方が良い。チョンアかなり驚いたでしょう。もう切らないと。帰ってから話す。チョンアが病室の外にいるのを見て、追い出されたのか?うん、泣いていた。看護師が着替えを持ってきて、着替えさせてくれと言う。ジュンウイが持って病室に入って行く。

義父(隊長)ムン・ジュ二クはシオルが帰ってこないので心配している。電話にも出ない。立派な兄妹だな。全く人のことを考えない。DNAの力だな。もう一度電話してみると言うテラン。電話に出るシオル。事情を聞いて驚く家族。皆で見舞いに行きます。弁当を作って。心の中で喜びを感じるシオル。家族の暖かさを始めて知ったのでした。次男パラン、頭にくぎが刺さっていたんだって!すげえ!テレビに出られるぞ!苦笑いするシオル。おなら出た?そこまで干渉するのか?だって出ないと食い物食えないぞ。粥を作って持って来た、とテラン。家族の一員だからなとテラン。家族皆で食事をしている姿を、事故を聞いてかけつけたヘラン、病室の入口の隙間から見てそのまま帰って行きます。

チョンアの家。三女ヨナ、父さん、事故の事聞いた?なぜ突っ込んできた?と父。怪しい三角関係?その時チョンア帰宅。それでどうした?と父。数針縫ったよう。3日位入院だと。今回の事故、もしかしてその男、姉さんの事好きなの?ヨナを殴るチョンア。

チョンアの父はレストランのオーナーから、この店を売りたいが君が買わないか?と相談を持ち掛けられます。嬉しそうな父。早速ジヌに電話して相談に乗ってもらいたいことがあると。出向くジヌ。話を聞いたジヌ、店の経理状況や立地条件等細かく分析して、経営して大丈夫だろうとの結論を出したのでした。家族会議です。家族一同資金を貯金をはたいて出すと言ってくれます。嬉しそうな父。いよいよ店のオーナーになるのです。

ジヌは未だソラを愛していました。ある日ソラを呼び出し、俺は会社を辞めて南の島に行って、会社を作って独立する。成功して戻って会長を狙う。元気でな!親を大切にして、良い男に会え!握手しよう。最後に抱きしめたい!抱きしめて、ソラ、幸せになれよ!それじゃ。歩いて離れていきます。心の中でソラよ呼び止めろ!と叫びながら。当分帰らないと。驚くソラ。どうしても行くの?行くしかないの?そんなことない!君が行くなと言えば。それなら行かないで!君の傍にいてもよいか?うん、うなずくソラ。抱きしめるジヌ。

病院に行くユラ。病室でパランとゲームをしていたシオル、パランに出て行ってくれと言い、ユラが入って来ます。何しに来た?俺が死んだか確認に来たのか?俺は生きている。跪くユラ。首を絞めてやりたいが、人殺しになるからやめる。有難う。息子を傷つけないで。世に知らせるわ。約束する。もう2度と騙したりしない。

ジュンウイ、チョンアに結婚のダイアの指輪を受け取ってくれと渡そうとする。今は受け取れない。10年前の私みたいな子がいる。その子を見てあげないと。だから一緒にイギリスへは行けない。ごめんなさい。警官も辞められない。君が楽になるなら、その子を救え!と言ってくれるジュンウイ。

病院へ見舞いに行くチョンア。俺はお前が好きだった。何度も言おうと思った。だがお前には好きな男がいた。私も本気であなたの気持ちを考えていた。とチョンア。あいつは外国へ?お前は?私は行かない。俺のせいで二人は?それはない。病室から出て帰ろうと行くと、ヘランが兄の見舞いに来ている所にばったり出会う。あんたはお母さんがいるのに、私の母は死にかけていた。あんたのお母さんはいつもチキンを届けに元気に自転車で飛び回っていた。あんたの体からはいつもチキンの匂いがした。それが嫌だった。それが理由?それで私を2年半もの間いじめていたの?その時突然病室からシオルが飛び出して来ます。キムをいじめたのはお前か?とヘランに。俺の妹がお前をいじめていたのか?