ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

立て直し

2011年10月07日 03時55分53秒 | 教育・指導法
水曜日にうまくいかなかった中学生への指導を反省して(といってもあまり深く考えませんが…)、今日に臨みました。


結果、めっちゃうまくいきました。


長坂が立て直すのと同じく、中学生たちも自分自身のことをそれぞれ省みて、立て直してきていたように思いました。


流石だなあと手前味噌な感慨。


7時~9時は少年部。


9時~10時は残って一般。今日は、中学生女子四人と高校生男子が一人。


「今日な、学校の体育で跳び箱やってん。めっちゃ楽しかった!」


すかさず、それに乗る長坂。


「じゃあ、まず跳び箱やろう!」


嬉々として用意する中学生女子。


まずは自由にやらせる。


跳べない子が一名。
向山式跳び箱指導を施す。

二分後には軽々と八段まで跳べるようになっていた。


当然だ。


向山式跳び箱指導をやって跳ばせられなかった子は一人もいません。


長坂がすごいのではない、向山式がすごいのです。


小学生のときに「ドリーム」に来ていた子たちは、
「抱え込み跳び」「頭跳ね跳び」「台上ハンドスプリング」などをこなしていました。


最後にシンクロ跳びをやって跳び箱(準備体操代わり)は終わり。


そのあと、二段技の稽古。

「あ~、今日も楽しかった!」


「今日来て良かったわ~跳び箱跳べたし!」


と言って帰路についた。


「はぐくむの体育教室になわとび教えにおいでや。見本やってくれるだけでええから。」


「来ていいん?」


「いいよ。」


「やった~!!」


今日のポイントは、うまく彼女たちの流れ(跳び箱)に乗ってみたことだな。


指導者の思いだけで突っ走るとうまく噛み合わないことが多いと思います。


かと言って、妥協ばかりしていたら指導にはなりません。


バランス。


ニーズだけでは人は動かなず、やる気にならないでしょう。


必要なのは「ウォンツ」。

指導はマジックではありません。


日々のたたかいです。


今日は勝てました。


彼女たちに?


いえいえ、私自身が自分自身に勝てたのです。


さっきまで、「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聴いていました。

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