ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

赤信号でも渡っていいか

2017年10月04日 03時44分58秒 | 教育・指導法

2017.10.2
橋本西スポーツ少年団
学科

発問

【赤信号でも渡っていいか。】

次の3つのうち、自分の考えに 一番近いのはどれですか?
一つに手を挙げなさい。」

1.犬の鎖が外れ、犬が逃げ出したときは渡ってよい。

2.車も人もいないとき、お父さんが一緒に渡ろうと言ったから渡ってよい。

3.信号はみんなの命を守るためにある。だから、絶対に渡ってはいけない。


子供はまさに、善の塊です。

次のようになりました。

1.5人

2.0人

3.29人

指示
「理由をノートに書きなさい。」

指示
「かけた人は立って発表しなさい。」


「ぼくの考えは1です。理由は、犬も大切な家族だから、犬の命も大切だからです。」


「私の考えは3です。なぜならば、自分たちの命を守るためのルールだから守らないといけないと思います。」

このあと、長坂がゆさぶります。

このあと、長坂がゆさぶります。

「お父さんがいいって言うなら、安全なんやから、渡っていいんじゃない?」

「あかん!!」

「じゃあ、そのお父さんは悪いお父さんなんやね?」

とか、

「犬の命なんかどうでもいいって人が多いんやね?!
犬ぐらい死んでもいいよな。」

「うーん、そんなこと言われた悩むな~。」

そして、

「犬のためなら、世の中のルールなんか破ってもいいんやね?
みんなで、決めたことより、自分の犬の方が大切なんやね?」

「そう言う意味ではないんやけど・・」

「もう、長坂先生がいろいろ言うから、頭の中がごちゃごちゃしてきた! 悩むわー」

長坂発問
「じゃあ、もう一度、手を挙げてもらいます。さっきと意見が変わってもいいよ。」

そして、次のようになった。

1.5人 → 10人
2.0人 → 0人
3.29人 → 24人

この続きは、木曜日にやります。
討論をします。


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