椎名さんが日常のスケッチを綴っていく最新刊。いったいこの手の本を彼は何十冊(100冊を軽く超えている気がするが)出版してきたことであろうか。少なくとも僕は50冊以上読んでいる。(ちょっと調べたら椎名さん、350冊も本を出してるよ! そのほとんどを読んでいた。というのは、嘘だが、かなり読んでいる。350冊というのは文庫、再発売とかも含むみたいなので、厳密には200冊くらいだろうか。大体チェックする気にもならないくらいに膨大な量だ。ということは、もちろんこの手の本は50冊ではきかないということなのだ。たぶん。)
さて、今回の本だが、これはついに『人生の晩年』に入ってきた永遠の冒険野郎シーナマコトの日々の食生活が重点的に綴られている。平成16年6月から18年9月までの記録だ。
いろんなところでおいしいものを食べ、いつもの人たちと(新しく出会った人もいるが)宴会をして、酒をたらふく飲んで、シアワセを感じる。いくつになっても変わることないシーナさんの生活の断片。これを読んでいると、なんだかこちらまでシアワセな気分になる。
ナイターを見ながらビールを飲み、自分で作った酒の肴をつまんだり、北極圏のツンドラの中で、蚊と戦ったり、禁酒地域で酒を求めたり、まぁ、十年一日のような毎日である。でも、そんな人生を彼はしみじみ楽しんでいる。そして、そんな姿を見ていると、やっぱりシーナさんは凄いやぁ、と思う。何十年もずっと椎名さんを読み続けてきてよかったとしみじみ思う。
さて、今回の本だが、これはついに『人生の晩年』に入ってきた永遠の冒険野郎シーナマコトの日々の食生活が重点的に綴られている。平成16年6月から18年9月までの記録だ。
いろんなところでおいしいものを食べ、いつもの人たちと(新しく出会った人もいるが)宴会をして、酒をたらふく飲んで、シアワセを感じる。いくつになっても変わることないシーナさんの生活の断片。これを読んでいると、なんだかこちらまでシアワセな気分になる。
ナイターを見ながらビールを飲み、自分で作った酒の肴をつまんだり、北極圏のツンドラの中で、蚊と戦ったり、禁酒地域で酒を求めたり、まぁ、十年一日のような毎日である。でも、そんな人生を彼はしみじみ楽しんでいる。そして、そんな姿を見ていると、やっぱりシーナさんは凄いやぁ、と思う。何十年もずっと椎名さんを読み続けてきてよかったとしみじみ思う。