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映画・演劇のレビュー

2006年映画ワーストテン

2006-12-30 12:01:51 | 映画
 つまらない映画は見る前から分かっているから、見ない主義(というか、そんなのは当たり前だが)。それでも、つい映画というだけで、タダ券貰ったり、あまりにバカバカしそうだったりしたら、怖いもの見たさで、劇場に行くってしまうことがある。ホクテンザのバカ映画なんて最近でこそ辞めたが、以前はよく行って、呆れたり、情けない思いをしたりしてた。幾分マゾである。ということで、とんでもないアホ映画10本をご紹介。

 1 大奥(よくぞここまで無内容)
 2 アキハバラ@deep(荒川良々主演オタク映画)
 3 トリック2(阿部ちゃんは好きだが、このくだらなさは)
 4 スケバン刑事 コードネーム麻宮サキ(昔なつかしB級えいが)
 5 ドゥーム(これが噂のホクテンザ映画)
 6 轟轟戦隊ボウケンジャー(倉田さんがインディー・ジョーンズしてる)
 7 短歌(勘違い映画)
 8 風のファィター(マス大山の空手バカ一代がこんなことに)
 9 Xメン ファイナルデシジョン(もうCGはいいよ)
10 サウンド・オブ・サンダー(笑えるB級映画、安っぽい)

 他にも酷いものはあるけど、期待した自分に腹がたったものや、バカ過ぎてほめてやりたいものまで、色々取り寄せました。堤幸彦は『明日の記憶』からこの『トリック2』まで、なんちゅう幅の広さか。この死ぬほどくだらない映画を平気で撮れるすごさ。ワーストテンに5本も入れる東映映画も凄い。このレベルの低さは並大抵ではない。ぶっちぎり1位『大奥』は『北京原人』以来の快挙。ここまでつまらなく映画を撮れるのはなぜ?

 それにしてもピーター・ハイアムズがあんなにしょーもない映画を作るのには驚いた。『アウトランド』や『カプリコン1』を撮ったあの人である。こういう安い映画を上手く楽しめる作品に仕立てる職人だったのに。それにしてもハリウッドのCGコミックは飽きた。またスパイダーマンとかあるが、見たくないなぁ(といいつつ必ず見るのだが)

 今年の最悪主演女優賞は仲間由紀恵しかいない。ワースト3のうち2本で主演するなんて、ただものではない。

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