とてもいいタイトルだと思う。僕たちは日々、何を拠り所にして生きているのだろうか。よく分からない。何かを頼りに、頼りない毎日を生き続けていく。その日々のコンパスはどこにあるのか。そんなことを考えさせてくれる芝居でもある。
たよりない新米の役者たちがこの小さな芝居を演じていく。頼りとなるはずの台本は、どこを拠り所にしたらいいのか、よくわからないものだ。今の自分たちのように日々の不安を綴ったような台本である。
人と人との関係の頼りなさを描いた3本の短編を、自分たちを信じて演じていくしかない。DIVEのワークショップの発表公演として企画されたこの作品は、受講生である彼らの不安と緊張が程よく漲った舞台になっている。(何人か経験豊富な人も混じっているが彼らとて例外ではない)
彼らの演技は決して上手くはない。しかも2日目の最終ステージで疲れきっている。へんなところに力が入りバランスを崩している。だけどそんなことはあまり気にならない。
彼らは深津篤史演出のもと、自分の力を信じて舞台に立つ。それだけでいい。それが何よりも大切だと思う。深津さんは彼らに自由に演技をさせる。手取り足取りで型に嵌めようとはしない。しかし、彼らにとっては、それがとても困難を強いられることになる。だが、そこから、芝居は始まるのだ。結果、出来上がった作品はとても気持ちのいいものとなった。
たよりない新米の役者たちがこの小さな芝居を演じていく。頼りとなるはずの台本は、どこを拠り所にしたらいいのか、よくわからないものだ。今の自分たちのように日々の不安を綴ったような台本である。
人と人との関係の頼りなさを描いた3本の短編を、自分たちを信じて演じていくしかない。DIVEのワークショップの発表公演として企画されたこの作品は、受講生である彼らの不安と緊張が程よく漲った舞台になっている。(何人か経験豊富な人も混じっているが彼らとて例外ではない)
彼らの演技は決して上手くはない。しかも2日目の最終ステージで疲れきっている。へんなところに力が入りバランスを崩している。だけどそんなことはあまり気にならない。
彼らは深津篤史演出のもと、自分の力を信じて舞台に立つ。それだけでいい。それが何よりも大切だと思う。深津さんは彼らに自由に演技をさせる。手取り足取りで型に嵌めようとはしない。しかし、彼らにとっては、それがとても困難を強いられることになる。だが、そこから、芝居は始まるのだ。結果、出来上がった作品はとても気持ちのいいものとなった。
後日改めてご案内させて頂きますが、12/27(水)にDIVEの忘年会をウイングフィールド行いますので、お時間のご都合がよければ是非、遊びにいらして下さい。