今回の寺地はるなにはあまり乗れない。読んでいてなんだかいつまでももどかしさが続く。カタルシスがない。それは主人公である茉子も同じ想いだろう。彼女が再就職したのは古い体質の残る小さな製菓会社。そこでは従来通りがまかり通る。なんとかして変えたいと思うけど、ままならない。
出てくる人たちがみんなもどかしい。自分の本音を言わないで、生きている。そんな中で茉子ははっきりと言う。だけど、みん . . . 本文を読む
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