なんだか可愛いタイトルなのだが、これは50代の冴えないおじさん(大学で非常勤講師をしている小松)が主人公で、彼が、年下の友人宇佐美(だから、うさちゃん)と、飲みながら話す。それだけ。
小松とうさちゃん。それに小松が好きになる同じ年(だから52歳)の女性みどりさん。(彼女にはちょっした秘密がある)この3人のお話で、短いエピソードとすら言えないほどのお話がどんどん綴ら . . . 本文を読む
「劇団浮狼舎番外公演」とクレジットされているけど、本公演としての上演は今は不可能という状態であることが、神原さんからの案内や、当日パンフの「口上」の文から十分伝わってくる。「旗揚げから28年」。解散ではなく、メンバーがいなくなる、という状態でそれでも浮狼舎として芝居を打つ。そんな神原さんの心意気に胸が熱くなる。もちろん、「本公演」をしないのではない。メンバーさえ集まればいつでもスタンバイOKである . . . 本文を読む