先週はたくさんのDVDを見た。それぞれ書きたいことがたくさんあるが、時間もないので、簡単にここに列記したい。
まず、ガルシア・マルケスの映画化である『コレラの時代の愛』。これはちょっとがっかりだった。2時間17分に及ぶ大作だが、この題材では仕方あるまい。これでもまだ短いくらいだ。きちんとディテールを描かなくては面白くはならない。ストーリーを描くだけでいっぱいいっぱいになっている。表層的なスト . . . 本文を読む
前回この作品を見たときは、もっとシンプルなセットだったような印象がある。今回はきちんと作り込んだのか、なんて思ったのだが、終演後アイホールの館長である山口さんと話していたら、そうでもないよ、前回もこんな感じ、って言われ、そうだったんだぁ、と思った。
作品の印象がシンプルだから美術もそうだと思いこんでいただけなのかも知れない。まぁ別にそんなことはどうでもいいような事なのだが、青年団のリアルな . . . 本文を読む