とんでもないものを上映してくれている。加藤泰監督の傑作の誉れも高い『瞼の母』がニュープリントでロードショー公開中である。1年間続く「東映時代劇まつり」の1本として、今、梅田ブルク7で見れる。偶然時間が合い(こんな貴重なものを劇場で見れる機会はまたとないから、と)喜んで見に行く。だが、失敗だった。期待したほどではなかった。と、いうかなんだか乗れなかったのだ。それって一体なんだろうか?
これが今 . . . 本文を読む
この映画には何の可能性も感じない。なぜフジテレビは開局50周年記念大作にこの映画を選んだのだろうか。このお話で映画としてヒットさせることはできない。TVならこういう海外ロケのサスペンスでも観客の食指をそそるだろうが、劇場にまで足を運ばせ、お金を出させるだなんてことは無理だ。当然ガラガラの劇場で見ることになるのだろうと思った。なのに、なんと平日のお昼なのに客席は8割くらいの入りである。信じられなか . . . 本文を読む
1200枚に及ぶ大作である。500ページ以上のボリュームなのでかなり重いから読むのが大変だった。鞄に入れて持ち歩くのでこの1週間鞄が重くて困った。だが、さすが漫画誌(モーニング)に連載されていただけはある。おもしろい。漫画並みに話も急展開し、目が話せない。
摑みの部分が上手い。何だ?これは、と思わせる。部屋に押し入ってきた男にいきなり「勇気があるか?」と問われて拷問される。妻が . . . 本文を読む
18日からスタートしたHPFだが、今年は5本しか見れなかった。本当ならあと3本は見る予定だったのだが、仕事の都合でどうしようもなく残念でならない。何より悔しいのはこれで2年連続金蘭会高校の作品を見逃すことになったことだ。彼女たちのパワフルな芝居は僕に元気をくれる。山本篤先生がどう彼女たちを指導し、どんな形で『今』という時代を斬りとるのか、興味津々だった。仕事を抜けてでも精華に行きたかったのだが、 . . . 本文を読む